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【大阪杯】タスティエーラ・ソールオリエンスは関西馬有利のデータを覆せるか!?過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬



大阪杯2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・大阪杯の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

毎年のことながら、ドバイにも多くの有力馬が遠征するため中距離の戦力は分散。それらが一堂に会さないのは競馬ファンとしては少し残念ですが、遠征しなかった馬はここが勝負所になります。月末には天皇賞春や香港にもGⅠがあり、それぞれの陣営にとってどのレースが勝負なのかというところもチェックしておきたいですね。




大阪杯2023予想
出走馬/枠順確定
<3/29(金)更新>


大阪杯 (GⅠ)
3/31(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ミッキーゴージャス牝456Mデムーロ
2ローシャムパーク牡558戸崎圭太
3タスティエーラ牡458松山弘平
4ハヤヤッコ牡858幸英明
5スタニングローズ牝556西村淳也
6ジオグリフ牡558北村宏司
7ハーパー牝456岩田望来
8プラダリア牡558池添謙一
9ステラヴェローチェ牡658酒井学
10ソールオリエンス牡458横山武史
11ベラジオオペラ牡458横山和生
12キラーアビリティ牡558北村友一
13ルージュエヴァイユ牝556菅原明良
14エピファニー牡558杉原誠人
15リカンカブール牡558津村明秀
16カテドラル牡858藤岡康太





大阪杯2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3/24(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、大阪杯2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:有馬記念6着

タスティエーラ


堀厩舎(美浦)
松山騎手予定
戦績:3-2-0-2

3歳世代の代表として臨んだ有馬記念は6着に敗れ、同期のライバルであるソールオリエンスとともに古馬の厚い壁に跳ね返される結果。これを受けて、「3歳牡馬のレベルは低い」と証明されてしまった。ただ、この馬は勝負所の3~4コーナーで動いて行けず、本来の好位で立ち回る競馬ができなかったのも事実。直線でも残り1F付近で前が狭くなって急ブレーキもあり、やや不完全燃焼だった。あれがスムーズなら3着くらいはあったかもしれない。強敵が出払ってメンバーが手薄のここは、改めて4歳代表として真価を問う一戦。

【WORLD分析班チェック】
1週前の動きは師はやや不満!?

師は「まだ集中力が完全でない」「フットワークに重さがある」と辛口のコメントを出しているが、これは額面通りに受け止める必要はなさそうだ。理想が高いからこその注文であり、課題を見つけて修正するのが堀厩舎流。当週の最終追いに注目したい。




前走:香港C8着

ローシャムパーク


田中博厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:6-2-1-2

体調に問題があった香港カップは大きく崩れてしまったが、それまでの重賞連勝を含む3連勝の内容からも、ここでは能力最上位の存在。その後は天栄に放牧に出して立て直しを図り、状態を戻してきた。徹底して中距離にこだわって使ってきたことを考えたら、大阪杯はもっとも勝負所のGⅠと言える。阪神コースは初めてになるが、似たコースの中山で多くの実績を出していることからも不安はない。

【WORLD分析班チェック】
ルメール不在で戸崎にスイッチ

この馬で重賞2勝を挙げたルメールはドバイ参戦のため不在。田中博厩舎でもっとも勝ち星を挙げていて「主戦」とも言える戸崎に手綱が回ってきた。阪神2000mでは秋華賞をアカイトリノムスメで勝利している。




前走:京都記念2着

ベラジオオペラ


上村厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:4-1-0-2

年明け初戦の京都記念では1番人気で2着。道中は勝ち馬プラダリアをマークするレース運びで、立ち回りは悪くなかった。それだけに一旦は並びかけてそこから勝ち切れなかったのは不満が残るが、距離への目処が立ったことは評価できる。今回は強い競馬を見せたチャレンジCと同じ舞台だけに、ここなら主役級に扱ってもいい。キャリアはまだ7戦しかなく、使う毎の上積みも大きそうだ。

【WORLD分析班チェック】
馬券率最上位の上村厩舎

今年6年目の上村厩舎が好調。昨年は40勝を挙げて全国リーディング7位にランクインしたが、今年も10位以内をキープ。馬券内率では唯一5割を超え、もっとも多く馬券に貢献している。若い厩舎ながら、厩舎力の高さは随一と言っていい。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




大阪杯2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<3/28(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 大阪杯の当日は、あの人が来場!

(3月28日)
今週はどうしても長澤まさみさんの来場に注目してしまうが今年は例年と異なり今週末にはドバイワールドカップデーが行われる。昨年のイクイノックス級の馬が見当たらないだけにどうか…。

近年、大阪杯はスンナリ決まることは少なく伏兵が台頭している。今年は特にドバイワールドカップと重なったために有力騎手が不在となるだけに余計に波乱の可能性が高まりそう。穴馬に限らないが今年も牝馬が配当妙味のカギを握るのでは…。

数頭牝馬が登録しているが、やはりGIレースだけに能力の高さと格は大事かもしれない。ところで施行日の3月31日は「オーケストラの日」だとか。おそらくココにサインが潜んでいる気がしている。1頭牝馬で怪しい馬がいる。それは『ハーパー』だ。

馬名の意味は「ハープを弾く人」。「オーケストラの日」にはドンピシャだろう。現状の実績を思えば過剰に人気になることはないはず。ならば当レースでのもう1頭のサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(3月24日)
それでは簡単に高松宮記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは6番人気坂井瑠騎乗の「②マッドクール」。2着は2番人気浜中騎乗の「③ナムラクレア」。3着は5番人気リヨン騎乗の「⑩ビクターザウィナー」。近年、大荒れが続いていたが人気割れではあったが中波乱止まりに…。

さて、サイン的には、『2枠』に要注意とし、ズバリ2枠③番ナムラクレアがアタマ差の2着に飛び込んだ。そして、3着にはサイン馬⑪メイケイエールの隣に位置した香港馬⑩ビクターザウィナー。残念ながら勝馬は導けなかったが次回の大阪杯は波乱の予感がするだけに大物を釣り上げたいものだ。

話を戻して今年で68回目を迎える「大阪杯」。イクイノックス無き今、覇権争いは当面続きそうである。そのレース当日には昨年末の「有馬記念」以来のプレゼンターを務める長澤まさみさんが来場予定になっている。

レースが行われる当週には彼女の最新映画『4月になれば彼女は』が公開される。川村元気著のベストセラー恋愛小説の映画化作品で主人公の婚約者坂本弥生役を演じる。名前が「弥生」で「4月になれば…」だけにココがキーワードになりそうである。

今年の「大阪杯」に出走する馬の中に弥生賞馬がいる。それは『タスティエーラ』だ。ならば当レースでのサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。次回はな馬を導くのでお楽しみに!(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・施行日の3月31日は「オーケストラの日」だとか。おそらくココにサインが潜んでいる気がしている。1頭牝馬で怪しい馬がいる。それは『ハーパー』だ。コチラをもう1頭のサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・今年の「大阪杯」に出走する馬の中に弥生賞馬がいる。それは『タスティエーラ』だ。ならば当レースでのサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。





大阪杯2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3/27(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今週の大阪杯は古馬中距離王者を決める一戦です。とはいえ、一線級が軒並みドバイへ遠征しており、メンバーレベルはお世辞にもGⅠ級とは言えません。絶対的存在がいないからこそ、予想は困難を極めますね。だからこそしっかりと傾向を掴みましょう。


大阪杯2024データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①社台軍団のドバイ遠征組との使い分けを考える

  • ②Bコース替わり週で『イン前有利』は明白

  • ③関東馬には鬼門?大阪杯は圧倒的関西馬有利のレース

  • ④世代争いにも注目!過去7年は5歳馬5勝と優勢

①社台軍団のドバイ遠征組との使い分けを考える



従来なら大阪杯や天皇賞春に向かうはずの有力馬が、軒並みサウジからドバイへ遠征する流れが出来ている。中東は賞金が高くてレースレベルもそこまで高くないので、こうなるのも必然の流れ。今後もトレンドは続くだろう。



さて、今年ドバイ遠征をする社台クラブ馬は以下の通り。

■ドバイターフ
ナミュール(キャロット)

■シーマクラシック
シャフリヤール(サンデーR)
スターズオンアース(社台RH)
リバティアイランド(サンデーR)



大阪杯にエントリーしたクラブ馬はエピファニー、カテドラル、キラーアビリティ、ジオグリフ、スタニングローズ、ソールオリエンス、タスティエーラ、ローシャムパークの8頭。出走中、半数がクラブ馬であり、生産馬も含めれば出走メンバーのほとんどを独占することになる。まさにノーザンFの運動会だろう。

リバティアイランドら超A級馬がドバイへ遠征してもまだこれだけの有力馬が残っているのだから、社台クラブ勢の層はとても厚い。



②Bコース替わり週で『イン前有利』は明白



これまでの大阪杯は、この週から『A→Bコース替わり』となって、内枠馬&インを通る馬が断然有利だった。近3年は「この週までAコース」だったが、今年は以前のパターン(今週からBコース)に戻ることになる。

もともとこのレースは、多くの騎手から「外を回していたら間に合わない」というコメントが聞かれていただけに、Aコース最終週で開催されることを歓迎していたが、また今年は元に戻してしまうらしい。こうなると、従来の考えに戻って、よりイン前を意識した組み立てをすべきだろう。

特に今年は逃げ馬不在の組み合わせで、まずハイペースになることは考えにくい。どの馬が好位ポジションをとるかがとても大事で、【逃げ】【インポケット】【外2番手】に収まる3頭は無条件に評価を高めたい。



③関東馬には鬼門?大阪杯は圧倒的関西馬有利のレース



GⅠに格上げされてからの7年、関東馬と関西馬の成績を比べてみると


美浦→【0-1-1-24】
栗東→【7-6-6-56】



と連対圏は圧倒的に関西馬が中心(昨年のスターズオンアースが初めて連対)。3番人気以上に支持された関東馬は、その人気以上に走れた馬は皆無と言っていい。


スターズオンアース(1人気→2着)
エフフォーリア(1人気→9着)
ダノンキングリー(1人気→3着)
ブラストワンピース(1人気→6着)
グランアレグリア(2人気→4着)
サリオス(3人気→5着)
サトノクラウン(3人気→6着)
ブラストワンピース(3人気→7着)



同様に騎手の分類を見てもほとんどデータは同じ。

美浦所属→【0-0-2-21】
栗東所属→【7-7-5-57】



一昨年勝った吉田隼は厳密には関東所属も、今はもう何年も拠点を関西に移していることから関西所属とカウントしてよく、このデータからも“関西馬と関西騎手によるレース”というのが過去7年の大阪杯の傾向になっている。

今年は関東からタスティエーラ、ソールオリエンス、ローシャムパーク、ジオグリフらが参戦するが、これらがデータを覆して勝ち負けを演じれるだろうか。



④世代争いにも注目!過去7年は5歳馬5勝と優勢



大阪杯のテーマのひとつとして、毎年『世代対決』が挙げられる。GⅠ昇格後は5歳馬が5勝、4歳馬が2勝となっていて古馬が優勢だ。

今年の4歳馬は、皐月賞馬にダービー馬が出走し、牝馬でも№2的な存在の馬が出走。この強力ラインナップで古馬の牙城を崩せるかに注目が集まる。

データで見ると、現4歳世代の元気のなさが気になるところ。競走馬の成長曲線を考えると、年明け直後はたいてい4歳馬が猛威を奮っているのが通常だが、今年は牝馬限定戦とダート、短距離戦を除くと、重賞で4歳馬が勝ったのは1鞍もない。

先に行われたGⅠ・2戦でも、4歳馬は上位人気するものの、ともに掲示板にすら入線できなかった(フェブラリーSはオメガギネスが1人気→14着、高松宮記念はルガルが1人気→10着)

それだけに、この世代を代表するクラシックホース2頭の走りは要注目。なんといっても、これらの走り次第では4週後に控える天皇賞春に出走予定のドゥレッツァの扱いにもかかわってくる。



大阪杯2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<3/28(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ジオグリフ

木村厩舎(美浦)
北村宏騎手予定
戦績:3-1-1-9

【前走】 中山記念3着

【芝なら違う】
前走時の情報・・・ 「ビュイックには“Noダート”と言われたように、結果としてダートが合わなかった。昨年は宝塚記念以外はダートしか走っておらず、この成績になっても仕方ない。それだけに、久々にちゃんとした舞台のGⅡならある程度のメドを立てないと。帰厩した感じでは健康状態とかは良いし、順調にも乗り込めた。中山はGⅠを勝ってるコースだし、パンパンの良馬場じゃない方が良いので馬場状態も理想的。今回は条件が揃ってるので、久々にいいところを見せて欲しい。てか、この条件で見せ場もないようだとお先が真っ暗だね」

★今回の見所ポイント
→皐月賞馬が本領発揮
→小回りコースは歓迎



前走情報チェック馬②

ソールオリエンス
手塚厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:3-2-1-2

【前走】 中山記念4着

【ここ目標に始動】
前走時の情報・・・ 「本質的には1800~2000mが合っているし、前走からの大幅な距離短縮はプラスに働くでしょ。タケシの代打となる田辺が2週続けて稽古に乗って、『まだ良くなる』って言ってくれてる。実は田辺はデビュー前のこの馬の調教に乗っていて、それとの比較を語ってくれた。仕上がりはまあまあかな。迫力という点で休み明けの分もあるけど、調教量は足りてる」

★今回の見所ポイント
→大阪杯を見据えて始動
→皐月賞馬と相性ヨシ



前走情報チェック馬③

プラダリア
池添学厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:4-2-2-7

【前走】 京都記念1着

【重賞Vで上げ潮ムード】
前走時の情報・・・ 「有馬記念は14番枠という不利な条件。それでも積極的に位置をとって進めたが、粘りを欠いて失速してしまった。競馬場についてから飼い葉を食べてくれず、パドックでもチャカついてしまったね。本調子で臨めなかったのは確か。今回は1Fの違いこそあるが、2走前に重賞を制した京都に戻る。もともと調教と実戦が直結しやすいタイプでもあり、今回は前走のようなことはないよ」

★今回の見所ポイント
→本質的に中距離がベスト
→阪神内回りは高パフォ見せ






高松宮記念2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<3/22(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

プラダリア

池添学厩舎(栗東)
池添騎手
戦績:4-2-2-7

4歳世代に疑問あり、穴候補は進化を遂げた古馬


大阪杯のテーマのひとつとして、毎年『世代対決』が挙げられます。GⅠ昇格後は5歳馬が5勝、4歳馬が2勝となっているようですね。世代レベルについては、僕も何度か話していますが、現4歳世代の元気のなさが気になっています。競走馬の成長曲線を考えると、年明け直後はたいてい4歳馬が猛威を奮っているのが通常ですが、今年は牝馬限定戦とダート、短距離戦を除くと、重賞で4歳馬が勝ったのは1鞍もありません。これはなかなか珍しいですよね。

先に行われたGⅠ・2戦でも、4歳馬は上位人気するものの、ともに掲示板にすら入線できませんでした。それだけに、この世代を代表するクラシックホース2頭(皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラ)の走りは要注目です。なんといっても、これらの走り次第では4週後に控える天皇賞春に出走予定のドゥレッツァの扱いにもかかわってきますからね…。

今年の古馬勢は、超A級クラスは軒並みドバイ国際競走(3月30日)に出走するため、比較的メンバーは手薄と言われます。確かにドウデュースやシャフリヤール、スターズオンアースといった面々がいないので、今年の古馬勢は少々小粒に感じるのは否めません。

ただ、それでも芝2000mのGⅠ馬が3頭(キラーアビルティ、ジオグリフ、スタニングローズ)やGⅠ連対経験馬が2頭いて、それらが上り調子で臨むわけですから、4歳馬にとって決して与し易い相手とは思いません。3歳時と違って、4歳馬は古馬と同斤量(牡馬なら58キロ)になりますし、楽な戦いにはならないでしょう。

そんな古馬勢で僕が注目しているのはプラダリア(牡5歳)です。3歳時にGⅡ青葉賞を勝って以降、その後は鳴かず飛ばずで、ディープインパクト産駒にありがちな早熟タイプと思っていましたが、古馬になってから重賞を2勝を挙げました。

使う毎に馬体も増やし、近走は前で運べているように脚質の幅も広がってきました。僕が思っていた印象以上に成長力も秘めていそうです。距離は違えど、阪神内回りの中距離では宝塚記念(=6着)、京都記念(=3着)の内容が悪くなく、この舞台への適性も感じられます。

これまでの戦績から、「GⅠだとワンパンチ不足でGⅡでは上位争いする」というイメージでしたが、今年の大阪杯では超A級クラスが不在で“GⅡに近いGⅠ”と考えれば、ここでも十分上位争いが見込めます。

また、以前から僕はこの馬のワンパンチ不足の原因を、「もしかしたら距離が長いのではないか?」という考えも持っていたので、2000mの距離になるのもプラスに働くと考えています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3/29(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『大阪杯GⅠ』
『ダービー卿チャレンジトロフィーGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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