WORLD競馬web

メイン画像

【大阪杯】主役候補は片手では収まらず馬券的にも間違いなく面白い!《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬は?



大阪杯2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・大阪杯の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

毎年のことながら、ドバイにも多くの有力馬が遠征するため中距離の戦力は分散。それらが一堂に会さないのは競馬ファンとしては少し残念ですが、遠征しなかった馬はここが勝負所になります。月末には天皇賞春や香港にもGⅠがあり、それぞれの陣営にとってどのレースが勝負なのかというところもチェックしておきたいですね。




大阪杯2023予想
出走馬/枠順確定
<3/31(金)更新>


大阪杯(GⅠ)
4/2(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ジェラルディーナ牝556岩田望来
2マリアエレーナ牝556浜中俊
3モズベッロ牡758西村淳也
4ノースブリッジ牡558岩田康誠
5ワンダフルタウン牡558和田竜二
6ヴェルトライゼンデ牡658川田将雅
7マテンロウレオ牡458横山典弘
8ラーグルフ牡458戸崎圭太
9ジャックドール牡558武豊
10ポタジェ牡658坂井瑠星
11スターズオンアース牝456ルメール
12キラーアビリティ牡458団野大成
13ダノンザキッド牡558横山和生
14ヒシイグアス牡758松山弘平
15ヒンドゥタイムズセ758池添謙一
16ノースザワールド牡558北村友一





大阪杯2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3/26(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、大阪杯2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:日経新春杯1着

ヴェルトライゼンデ


池江厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:4-4-2-3

不治の病とされた屈腱炎から立ち直り、今年も年明けに重賞2勝目をゲット。ジャパンCで3着に入ったのは本物であることを証明した。この中間もやたらイイ動きが目立っており、今まさに競走馬としてのピークを迎えている様子。池江厩舎としても「今年はこの馬がどこまで高みを目指せるか」と大きな期待を寄せている。

この馬は関西馬ながら阪神コースが初めてなのはとても意外だが、似たコースの中山で実績を出していることから特に不安はない。1週前は雨の中で競馬が行われたことで、適度に時計が掛かるようになってきているのもこの馬には追い風だろう。ドリームジャーニー産駒に悲願のGⅠ制覇をもたらすことができるか。

【WORLD分析班チェック】
鞍上川田J起用は強力すぎる援軍に!

今回は川田とのコンビ。川田はドバイワールドカップでも勝負強さを見せ、『世界のKAWADA』となったばかり。これまでの同騎手の成績を見ても分かるように、4回に3回は馬券圏内という驚異的な勝負強さを誇る。この馬のVイメージは容易に湧く。




前走:香港カップ7着

ジャックドール


藤岡健厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:7-2-0-4

快速馬サイレンススズカを彷彿させる逃げっぷりで破竹の5連勝後に臨んだ昨年のこのレースは5着。前半3F34秒6と速めのペースで逃げたことや、右後脚を落鉄していたこともあって最後は失速。もう少しテンの入りが遅かったら違っていたかもしれないが、それでもGⅠでも通用することは証明した。

その後も札幌記念では洋芝の道悪をこなしてタフ馬場への適性を示しし、天皇賞秋では控える競馬で戦えたように走る毎に進化も見せている。キャリアを考えてもまだまだ成長余地はあるはずで、1年の経験を経た今年はリベンジのシーンも十分ある。逃げ馬が不在の組み合わせを考えたら、ここは主導権をとってマイペースで運ぶのが望ましい。

【WORLD分析班チェック】
今年も同型のパンサラッサがドバイ遠征で不在

札幌記念と天皇賞秋、香港カップで一緒に走った同型のパンサラッサがドバイに遠征したため、ここは競馬がしやすくなる。武豊も今回が2度目の騎乗。前走の香港カップは逃げれず不完全燃焼に終わったこともあり、今回は気風のいい逃げを打ってもらいたいところ。レンジェンドの腕前に期待が懸かる。




前走:中山記念1着

ヒシイグアス


堀厩舎(美浦)
松山騎手予定
戦績:7-5-0-4

一昨年からGⅠに挑戦するようになり、すべて掲示板確保。2着も2度あって、もうすぐそこまでGⅠに手が届くところまで来ている。今年は宝塚記念後の熱中症の影響もあって復帰が長引いたが、中山記念を快勝して能力に陰りがないことを証明した。

この馬の特徴として、レース後も楽させると体が緩んでしまうので、強い負荷をかけないといけないという調整の難しさがある。とは言え、暑い時期は宝塚記念の後みたいに熱中症になってしまった過去もあるので、その加減が難しい。そのあたりは厩舎がノウハウを掴んでいるので状態面は信頼して良さそうだ。1週前の追い切りでも好タイムをマークし、トモの左右差もずっとあるものの手前替えを見る限りはスムーズだった。このひと追いで態勢は整ったとみていい。

【WORLD分析班チェック】
国内GⅠの中では大阪杯がベスト条件

小回りの中距離がベストというタイプだけに、国内GⅠの中ではこのレースがベストの条件と言える。ハイペースで持続力が求められる展開に強いため、ジャックドールのペースにはこの馬はピッタリ。松山はこの馬の重賞3勝すべての手綱を取っており、引き続きこのコンビのまま臨めるのもイイ。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




大阪杯2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<3/30(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 大阪杯には名前に意味がありそう!?

(3月30日)
先週の高松宮記念でも使わせてもらったが大河ドラマ「どうする家康」。今週は「大阪杯」、大阪と言えばシンボルは『大阪城』とは言えないか?ならば今週も家康様に力を借りたい。先週同様に、「松平」の名前繋がりから「松山弘平」が騎乗する『ヒシイグアス』をサイン馬に指名する。レース当日は自身と両隣の馬にも警戒したい。今回も偶然だが「松山弘平」騎手をピックアップすることになったが、もしかすると春のGIシリーズのキーパーソンの可能性もあるだけに引き続き注意したいジョッキーである。

(3月26日)

話を戻して今年で67回目となる「大阪杯」。過去に幾度か名称は替わっているが産経の冠がとれてGIに昇格して7年目となる。ここをステップに名馬になって行った馬も数多く居るがGI昇格後もキタサンブラックを筆頭に活躍馬が多いGIでもある。近7年を振り返るとひとつ面白い傾向を見つけた。

GⅡの頃は割りと個人馬主が結果を残していたがGI昇格後の優勝馬主は全て『(有)、(株)』が付く会社絡みの馬主が馬券に絡んでいる点。大阪は元々「商人の街」とも言われるだけに何となく頷ける。ならば当レースでは『(有)、(株)』が馬主名に付く馬から馬券を検討したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・大阪は元々「商人の街」とも言われるだけに何となく頷ける。ならば当レースでは『(有)、(株)』が馬主名に付く馬から馬券を検討したい。
・名前繋がりから「松山弘平」が騎乗する『ヒシイグアス』をサイン馬に指名する。レース当日は自身と両隣の馬にも警戒したい。





大阪杯2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3/29(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

先週はドバイでの日本馬の活躍があったばかりですが、日本のサラブレッドは既に世界レベルであることを証明済み。日本馬はもう出入り禁止になってしまわないかを心配するほどの席巻ぶりでした。今週の大阪杯は古馬中距離王者を決める一戦です。いずれは世界を狙う馬を決める一戦と言ってもいいかもしれませんね。


大阪杯2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①社台軍団のドバイ遠征組との使い分けを考える

  • ②Aコース最終日でも『イン前有利』は変わらない?

  • ③関東馬には鬼門?大阪杯は圧倒的関西馬有利のレース

①社台軍団のドバイ遠征組との使い分けを考える



従来なら大阪杯や天皇賞春に向かうはずの有力馬が軒並みサウジからドバイへ遠征する流れが出来ている。中東は賞金が高くてレースレベルもそこまで高くないので、こうなるのも必然の流れか。今後もトレンドは続くだろう。



さて、先日のドバイ遠征をした社台軍団の馬は以下の通り。

■ドバイターフ
ヴァンドギャルド(社台RH)
セリフォス(GⅠレーシング)

■シーマクラシック
イクイノックス(シルクR)
シャフリヤール(サンデーR)

■ドバイWC
ヴェラアズール(キャロット)
ジオグリフ(サンデーR)


大阪杯にエントリーしたクラブ馬はキラーアビリティ、ジェラルディーナ、スターズオンアース、ヒンドゥタイムズ、プログノーシス、ヴェルトライゼンデがいる。イクイノックスら超A級馬がドバイへ遠征してもまだこれだけの有力馬が残っているのだから、軍団の層は厚い。



②Aコース最終日でも『イン前有利』は変わらない?



これまでの大阪杯はこの週から『A→Bコース替わり』となって、内枠馬&インを通る馬が断然有利だった。多くの騎手から「外を回していたら間に合わない」というコメントが聞かれていたレースでもある。しかし、そういう単調なレースになることを嫌ってか、一昨年からは大阪杯週までは『Aコースのまま』開催するように設定を変更してきた。

変更された初年度(一昨年)は、雨の中で行われてインがどうとかのレベルを超えた馬場悪化になってしまったため参考外だが、昨年は道中「後方→コーナーで外を回して押し上げた馬」は伸びを欠いた。

エフフォーリアがまさにそれに該当しており、結局ほぼ内目をうまく立ち回った馬ばかりが上位に走っている。阪神芝2000mは、コースがAでもBでもやはり最短コースが有利であるのは覚えておいていいだろう。



③関東馬には鬼門?大阪杯は圧倒的関西馬有利のレース



GⅠに格上げされてからの6年、関東馬と関西馬の成績を比べてみると

美浦→【0-0-1-21】
栗東→【6-6-5-46】


と連対圏は全て関西馬となっている。

3番人気以内に支持された関東馬で、人気以上に走った馬は1頭もいない。

  • エフフォーリア(1人気→9着)

  • ダノンキングリー(1人気→3着)

  • ブラストワンピース(1人気→6着)

  • グランアレグリア(2人気→4着)

  • サリオス(3人気→5着)

  • サトノクラウン(3人気→6着)

  • ブラストワンピース(3人気→7着)

同様に騎手の分類を見てもほとんどデータは同じ。

美浦所属→【0-0-1-19】
栗東所属→【6-6-5-46】


昨年勝った吉田隼は厳密には関東所属も、今はもう何年も拠点を関西に移していることから関西所属とカウントしてよく、このデータからも“関西馬と関西騎手によるレース”というのが過去5年の大阪杯の傾向になっている。

今年は関東からスターズオンアース、ヒシイグアス、ノースブリッジ、ラーグルフらが参戦するが、これらがデータを覆して奮闘を見せるだろうか。



大阪杯2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<3/30(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ダノンザキッド

安田隆厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:3-2-4-5

【前走】 中山記念11着

【GⅡを叩いてGⅠへ】
前走時の情報・・・ 「香港時は決して100%のデキではなかったかもしれないが、馬の底力とジョッキーの好騎乗でよく2着に来てくれた。若い頃は気性的に幼くエキサイトしていたが、今はそのあたりの心配がない。香港遠征後は疲れが出ていたので中山記念を使えるか不安はあったが、牧場がシッカリとケアをしてくれて、想像していた以上に張りのある体つきで戻ってきた。ひと叩きして大阪杯、ドバイ、香港というプラン。小回り1800mが最適かは分からないが、精神面の成長と鞍上との相性の良さなどでクリアしてほしい」

★今回の見所ポイント
→中山記念は2年連続大敗
→内回りコースは課題アリ



前走情報チェック馬②

ヴェルトライゼンデ
池江寿厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:4-4-2-3

【前走】 日経新春杯1着

【抜群の安定感誇る】
前走時の情報・・・ 「ジャパンCで3着してGⅠにもメドを立てていたが、有馬記念はパスして手薄なGⅡを勝ちに行く。ジャパンCはこれまでで一番の状態に仕上がっていたし、実際にレースでも行きっぷりが良かった。ポジション取りや仕掛けてからの反応も速くて満足いくレースができたね。長い休養を余儀なくされたが、やはり能力が高いと再確認。この中間も変わりなくきているし、6歳でもまだまだ馬が元気で若い」

★今回の見所ポイント
→斤量59キロも克服済
→馬場渋化にも対応できる



前走情報チェック馬③

マテンロウレオ
昆貢厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:3-2-05

【前走】 京都記念2着

【横山典とのコンビがベスト】
前走時の情報・・・ 「金杯はマテンロウのお手馬が被ったためノリ(横山典)が乗れなかったが、やはりこの馬はノリとのコンビがいい。秋以降の3戦は全て上位争い。中山金杯も5着だけど、勝ち馬からコンマ1秒差だからね。1週前にコースで速い時計を出したように、仕上がりは間違いなく前走以上。阪神は2戦2勝と適性も合う」

★今回の見所ポイント
→阪神は3戦3連対の相性
→阪神2000mは2戦2勝






大阪杯2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<3/31(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ジャックドール

藤岡健厩舎(栗東)
武豊騎手
戦績:7-2-0-4

パンサラッサ不在ならマイペースが叶う


今年の大阪杯は逃げ馬が不在です。馬柱で通過順「1」が付いている馬を探してもなかなか見当たりません。このメンバーならば武豊=ジャックドールが楽にハナに行けるのではないでしょうか。

ここ3戦は“目の上のたん瘤”だったパンサラッサとレースが被り、向こうにハナを譲るケースが続きましたが、控えた3戦の競馬を見る限り、ジャックドールは追い比べに持ち込んで味があるとは思いません。この馬はやはり逃げた時が一番持ち味が生きます。

2~3番手で控える競馬にも慣れてきましたが、同型不在のここは主導権を取ってくるでしょう。武豊と初めてコンビを組んだ香港カップでは周りが速くて行けませんでしたが、鞍上も「取りたいポジションが取れなかった」と悔やんでいたので、あの競馬は不完全燃焼だったのは間違いありません。

昨年の大阪杯もこの馬らしい速めの平均ペースに持ち込んで自分の競馬は出来ました。当時はまだGⅠの経験もなくて馬自身が発展途上でしたが、1年経った今年は地力が更に強化されてGⅠを狙えるだけの立場にあると思います。昨年のような競馬をすればもっと粘りが増すでしょう。

勝ちタイムが「1分58秒0」だと想定したら、前後半が59秒0でほぼフラットの展開で回ってくるのが理想です。ペースが速過ぎてもダメで、前半スローに落としすぎても切れ味のある馬にやられてしまうため、前後のバランスはあまり極端でないほうがいいでしょう。注文が多いタイプではありますが、そこは逃げの天才の手綱捌きに期待です。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3/31(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『大阪杯(GⅠ)』
『ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP