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4/2(金)最新更新【大阪杯2021予想】グランアレグリア、コントレイル激突でどうなる?必見データ公開



大阪杯2021予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは。春のGIシーズン本番、盛り上がっていきましょう!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

いよいよ始まった2021年のGIシーズン本番。今週末はもちろん大阪杯(GⅠ)に注目。

昨年のスプリント女王に、三冠馬に、世代No.2の牡馬、デビューから無敗の4歳牝馬という豪華な顔ぶれが芝2000mという条件で激突。さあ果たしてどうなるのか……今回もまずは1週間を通してレースを予習していきましょう!


【大阪杯2021予想】
最新更新4/2(金)
枠順確定情報&最後に足したい穴馬候補を更新

昨年はスプリント路線で中心を担ったグランアレグリアが、今年は中距離路線へ。そして迎え撃つのは昨年の牡馬クラシックで最上位を沸かせてきた2頭。これはもう、非常に楽しみな組み合わせですね!

【3/31更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
大阪杯のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【4/1更新】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【4/2更新】先々週は7人気2着アサマノイタズラを推奨!
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



大阪杯2021予想
出走予定馬/枠順確定
<4月2日(金)更新>


大阪杯(GⅠ)
4月4日(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 モズベッロ 牡5 57 池添
2 サリオス 牡4 57 松山
3 アーデントリー 牡5 57 和田竜
4 ブラヴァス 牡5 57 三浦
5 ペルシアンナイト 牡7 57 大野
6 ワグネリアン 牡6 57 吉田隼
7 コントレイル 牡4 57 福永
8 レイパパレ 牝4 55 川田
9 クレッシェンドラヴ 牡7 57 内田博
10 カデナ 牡7 57 鮫島駿
11 ハッピーグリン 牡6 57 団野
12 グランアレグリア 牝5 55 ルメール
13 アドマイヤビルゴ 牡4 57 岩田望


大阪杯2021データ
過去10年の【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠0-0-0-110.0%0.0%0.0%
2枠0-0-2-100.0%0.0%16.7%
3枠2-4-1-912.5%37.5%43.8%
4枠2-1-2-1112.5%18.8%31.3%
5枠2-2-1-1311.1%22.2%27.8%
6枠0-1-1-170.0%5.3%10.5%
7枠2-1-1-1510.5%15.8%21.1%
8枠2-1-2-1410.5%15.8%26.3%


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北野シズカ

今回は『GⅡ時代も含めた直近10年分』のデータを取りました。直線の短い内回りコースながら、不思議と最内枠の成績が良くないんですね。


分析班
水谷

とはいえ、先週の毎日杯では芝1800mで【1分43秒9】の超速レコードタイムが出ています。当日の天気次第ではありますが、時計勝負になると能力の差が明確に出そうな状況ですね。




大阪杯2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3月28日(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、大阪杯2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ジャパンカップ2着

コントレイル


矢作厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:7-1-0-0

デビュー戦から菊花賞まで無敗の7連勝で牡馬クラシック三冠を達成。2歳時にはホープフルSも勝っており、GⅠは全部で4勝を挙げている。

ジャパンカップではアーモンドアイに敗れて初めての敗戦を喫したものの、古馬になってからも日本の競馬界を引っ張っていくだろうという期待を持たせる2着だった。まずは今年初戦、同世代のライバルや、年長馬を相手にどのようなパフォーマンスを披露するか?

【WORLD分析班チェック】
今年の予定はGI全5戦!

矢作芳人調教師が以前語っていた今年の予定は、大阪杯→宝塚記念→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念というもの。もちろん、一戦必勝で臨んでくることでしょう。

仮に全勝となれば、全て違うレースでGⅠ・9勝という快挙を4歳のうちに達成することになります。さらなる金字塔に向けたシーズンが始まります!




前走:マイルCS1着

グランアレグリア


藤沢和厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:7-1-1-1

昨年は高松宮記念2着→安田記念1着→スプリンターズS1着→マイルチャンピオンシップ1着というローテで4戦3勝。日本競馬の短距離路線をほぼ完全に支配し、最優秀短距離馬に選出されている。

しかし、今年は一度極めた短距離路線にもう未練はないとばかりに、2000mの大阪杯から始動。今年も高松宮記念を使うという線もあったようだが、ルメール騎手の「2000mの方がポジションが取れて競馬がしやすい」という進言が決め手になったそうだ。

【WORLD分析班チェック】
中距離路線への参戦は前々からのプラン

WORLD競馬WEBでも以前から紹介した裏話ですが、実は藤沢和調教師の中では、昨年秋の時点で天皇賞(秋)を使うプランもあったとの裏話。

諸々の兼ね合いもあり実現しませんでしたが、中距離路線への参戦は前々から温められていたアイデアのようです。2022年で定年を迎える名伯楽の、ラストシーズンのチャレンジに要注目!




前走:チャレンジカップ1着

レイパパレ


高野厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:5-0-0-0

デビューから5戦5勝、未だ負け知らずの4歳牝馬。母は牝馬クラシックに皆勤したシェルズレイで兄にシャイニングレイ、近親にブラックシェルらがいる、活躍馬多数の血筋の持ち主だ。

新馬戦から自己条件を着実に勝ち上がり、前走のチャレンジCではブラヴァス、ヒンドゥタイムズを相手にせず初重賞勝利。今回はさらに強力な相手との戦いになるが、やはり無敗というのは魅力だ。

【WORLD分析班チェック】
『幻の秋華賞馬』とまで言われた走りは通用するか?

昨年秋には当時3戦3勝秋華賞に登録したものの、残念ながら抽選で除外。しかし、代わりに出走した自己条件の大原Sを圧勝し「秋華賞に出ていたらデアリングタクトの三冠は無かったかもしれない」と論争になったこともありました。未だ底を見せていないポテンシャルを、初の大舞台でも発揮となるか?


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、サリオス、ワグネリアンといったGI馬も出走を予定しており、多彩なメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!







大阪杯2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3月31日(水)更新>


分析班
水谷

まずは過去に学べ。大阪杯の過去10年データから好走馬を傾向を導く!


大阪杯2021データ
これだけ覚えれば獲れる!

  • ①好走期待馬は【4歳・5歳】に絞り込め

  • ②前走勝った馬より『敗れた馬』に注目

  • ③距離は“延長組”なら“短縮組”の方を

※サンプル数を考慮して、『GⅡ時代も含めた2011年~2020年の過去10年』を参考にしている。



大阪杯2021データ
過去10年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気4-2-2-240.0%60.0%80.0%
2人気3-2-2-330.0%50.0%70.0%
3人気0-0-1-90.0%0.0%10.0%
4人気1-1-3-510.0%20.0%50.0%
5人気0-1-1-80.0%10.0%20.0%
6~9人気2-4-1-325.1%15.4%17.9%
10人気~0-0-0-410.0%0.0%0.0%

過去10年というくくりでは1番人気・2番人気馬の好走率は高いものの、2019年ブラストワンピース(6着)、2020年ダノンキングリー(3着)と、ただいま2年連続で敗戦中。

また、上位人気馬に次いで支持される存在の成績もイマイチで、特に3番人気馬の成績が悪い。『上位人気馬+伏兵』というセットで考えるのも吉か。



大阪杯2021データ
過去10年の年齢別成績


年齢 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
4歳5-4-5-2413.2%23.7%36.8%
5歳5-4-2-2812.8%23.1%28.2%
6歳0-1-3-240.0%3.6%14.3%
7歳0-1-0-130.0%7.1%7.1%
8歳0-0-0-90.0%0.0%0.0%

時期的に充実期に入っている馬の出走が多いということもあるが、好走馬の大半が見事に4~5歳に偏っている。グランアレグリア、コントレイル、サリオスにとって、年齢的な傾向は一切不足がない。



大阪杯2021データ
過去10年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ0-1-2-70.0%10.0%30.0%
先行3-5-3-238.8%23.5%32.4%
中団3-2-5-415.9%9.8%19.6%
後方3-2-0-279.4%15.6%15.6%
マクリ1-0-0-233.3%33.3%33.3%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位3-2-1-527.3%45.5%54.5%
2位3-2-3-327.3%45.5%72.7%
3位0-2-3-80.0%15.4%38.5%
4~5位3-3-2-1115.8%31.6%42.1%
6位以下1-1-1-731.3%2.6%3.9%

内回り2000mというコース形態から差しが届きづらいイメージはあるかもしれないが、4角5番手以内の馬の好走率は(5-6-7-21)であり、そう極端に偏っているワケではない。差し馬についても過度な形式は禁物。



大阪杯2021データ
過去10年の前走別成績


前走レース名 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
有馬記念2-2-3-813.3%26.7%46.7%
中山記念2-2-1-1510.0%20.0%25.0%
金鯱賞2-1-1-1311.8%17.6%23.5%
京都記念1-3-1-116.3%25.0%31.3%
ジャパンC1-0-1-320.0%20.0%40.0%

基本的には前走GI組、GⅡ組が好走の大半を占めている。また、レース別で、中山記念組を除くと見ると『2000m以上のレースからの転戦組』の好走率が高い。




■その他、気にしておくと役立つデータ

★前走レースの項目でも少し触れたように、『2000m以上のレースからの転戦組』が優勢。大阪杯が前走からの距離延長となる馬(3-2-1-36)に対し、大阪杯が距離短縮となる馬(5-5-8-37)と好走率にも差が出ている。

★不思議なことに、前走1着馬(1-3-5-1)に対し、前走2着馬(5-0-1-15)と勝率が高い。競合相手に惜敗した馬、叩き台として上手く仕上げてきた馬が大阪杯で走ると言えるかもしれない。

★GIでは無視できないノーザンF生産馬は過去10年で(4-2-4-32)。しかし、GI昇格後の2017年~2020年に絞ると(3-2-2-19)であり、賞金が上がったことで『使ってくる馬の傾向が変わってきた』可能性がある。




【オススメ軸候補】

コントレイル

矢作厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績(7-0-0-1)

【推し材料】好条件データ
○データ面からは最も信頼が置ける存在か


3000mの菊花賞ではアリストテレスに際どいところまで迫られ、相手がアーモンドアイだったとはいえ2400mのジャパンカップで初めての敗戦を喫したコントレイル。

今年の春は大阪杯から宝塚記念という2戦を予定している点からも、陣営はコントレイルのベストを2000m前後と見ているのだろう。今や懐かしい話だが、東スポ杯からホープフルSに進む時は卓越したスピードゆえに『距離延長での折り合い』や『スタミナ』を心配されていたこともあった。

休み明けは苦にしないタイプで、1週前にはウッド、今日は坂路で万全の動きを披露。2000mならばグランアレグリア、サリオスを堂々と迎え撃つ立場となる。今年の競馬界を背負って立つために、復帰戦からファンをガッカリさせるような走りは出来ない。




【穴で要注目】

ブラヴァス

友道厩舎(栗東)
三浦騎手予定
戦績:5-4-1-4

【推し材料】好条件データ
○5歳世代から人気薄の存在をピックアップ
○前哨戦で敗退→本番巻き返しが近年のトレンド

GⅠ昇格後の大阪杯は4年間で単勝15倍以上の馬が3頭連対しているが、2019年1着アルアインは前走が金鯱賞5着、2018年2着ペルシアンナイトは前走が中山記念5着、2017年2着ステファノスは前走が金鯱賞6着。いずれも2000mの重賞で十分な実績がありながら、前哨戦のGⅡで馬券圏外に負けたことでちょうど人気を落としていたというパターンだった。

今年は金鯱賞10着からの巻き返しを図るブラヴァスがこのパターンでの注目馬になり得る。金鯱賞は道悪を苦にして全く力を出せず、参考外の敗戦。同じ重馬場でも外枠から馬場の良いところを選んで走った七夕賞では2着に好走したが、金鯱賞ではずっと最内に閉じ込められて荒れた馬場を通らされたのがダメだったようだ。

昨年のサマー2000シリーズを優勝した2000m戦のスペシャリストで、2走前のチャレンジCでも直線で右にモタれる面を見せながらレイパパレと0秒2差、上がりは最速をマークしての2着だった。上位陣は手強いが、ベストの距離でしっかり自身の能力を出し切ればチャンスは巡ってくるはず。




大阪杯2021予想
『調教マル特ホース』
<4月1日(木)更新>


分析班
水谷

高松宮記念では
2着レシステンシアを推奨


弥生賞では
2着シュネルマイスターを推奨


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●関西馬の中でもCWコース追いが主流

GⅠに昇格して4年。ドバイワールドカップデーとの兼ね合いもあり、古馬が一堂に会するというレースとは言い難く、GⅡ時代も含めると『当時は叩き台として使う陣営も少なくなかった』という観点から、通常の当欄よりも調教パターンは参考にし辛いところか。とはいえ、ひとまず近10年の大阪杯を参考に傾向をまとめたい。

施行条件もあるだろうが、好走馬の大半が関西馬というレースで、過去10年の3着以内馬30頭中27頭が該当する。そして、うち18頭がCWコースで最終追い切りを行っていた。

より細分化すると、その中から14頭が中間に坂路を併用していたことも注目。内回りコースのコーナー4つの競馬であるため、実戦に即した調教が合うのだろう。(だからといって坂路追いが悪いわけではないが)

関西馬の好走が多いこともあってか、レース直前に乗り込みを重ねることも目立つ。特に顕著だったのが2011年3月のエイシンフラッシュで、金曜に坂路で15-15で乗って、レース前日の土曜にはウッドでも長めに乗っていた。輸送が短いこともあり、そうした「味付け」もできるのだろうが、それにしてもハードに負荷を掛けていた感を受ける。




調教マル特ホース①

グランアレグリア

藤沢和厩舎(美浦)
ルメール騎手
戦績:7-1-1-1

○坂路とコースを織り交ぜ好仕上がり
○距離延長にも対応するため調教でも試行錯誤

「関西馬が優勢」と言いつつ、関東馬を挙げるのは間違っているかもしれないが、コース追いという点では共通しているため、調教から選ぶ有力候補としてはこの馬を取り上げたい。補足すると、過去10年で好走した関東馬3頭はすべて直前ウッド追いだった。要は東西問わずコース追いがそれだけ良いのだろう。

この馬について記すと、3月月始めからトレセンでの乗り込みを開始。坂路で調教を重ねつつ、ウッド追いで心肺機能などを高めている様子。

1週前は単走、今週は併せ馬で6Fから追われた。藤沢和厩舎自体がビッシリ追うような追い切りをしないとはいえ、ジックリ乗ることで距離延長にも対応するような狙いもあるのだろう。鞍上のアクション以上に動きも良好だ。

ちなみに、先程単走とはいったものの、距離延長を意識しているのか、併走馬と離れた形で無理に併せていなかったもの。2週前も離れた前に他馬を置いて追走させたようだ。短距離を走っていたような激しさも感じられず、初距離にも対応できるとみた。



調教マル特ホース②

クレッシェンドラヴ

林厩舎(美浦)
内田博騎手
戦績:7-4-2-12

○コースで3頭併せ 一発が期待できるデキ

最終追い切りはウッドで3頭併せを馬場の大外を回って先着という内容。助手が騎乗して全体時計を求めているよりも終い重点に映ったが、併せた相手は桜花賞を予定しているソングラインということを加味すると優秀だ。

1週前は内田騎手が騎乗して3頭併せの内から馬なりで追走する形でも手応えに余裕残しながら楽に追いついている。中間は週中にウッド、週末にウッド追いというパターンを重ねてきており、デキについては良いといえる。これは決して、週末の雨予報を踏まえて取り上げたわけではなく、純粋に調教の良さが窺えた。

ちなみに他の伏兵またはTOP3の存在以外ではペルシアンナイト(CW)やレイパパレ(坂路)などの動きも目立った。

もちろん、コントレイル(坂路)も成長が感じられる。動きだけならメンバー中No.1だろう。




大阪杯2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<4月2日(金)更新>


分析班
水谷

先々週・スプリングSでは
7番人気2着アサマノイタズラを推奨!
穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“人気落ち”理由に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』『有力騎手が乗る馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬・プロフィールが地味な馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

だからこそ、買う価値がある場合も少なくない。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“地味な馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


下馬評低めの盲点注目馬

モズベッロ

森田厩舎(栗東)
池添騎手騎乗
戦績:4-3-1-9

【前走成績】
京都記念(8着/5番人気)

○天候悪化、馬場悪化の際に注意したい一頭

今週は近畿地方が日曜未明から本降りの雨になるという天気予報。3月はほとんどの注目重賞が雨による馬場悪化の影響を受けることになった流れを引き継ぐかのように、どうやら大阪杯も良馬場でやれる確率は低くなってきたようだ。

先週の高松宮記念のように道悪とハイペースで却って地力が問われ人気決着となることもあるが、金鯱賞は重馬場でギベオンが衝撃の逃げ切り。同じく重馬場だった阪神大賞典はディープボンドが5馬身差で突き抜けた一方、単勝1.3倍のアリストテレスが掲示板外に散ってしまった。雨が降るならまずは荒れる可能性の方を考えたい。

今年のメンバーならまず注目すべきはモズベッロ。直前の大雨によって道悪適性の差が大きく出た昨年の宝塚記念で12番人気3着と激走を果たしている。

前走の京都記念は良馬場の好時計決着で8着に終わったが、不良馬場だった2走前のAJCCでは0秒4差の5着。その前の有馬記念は体調の問題もあったが良馬場で15着に敗れていて、その前があの宝塚記念。このように、近走は道悪で健闘、良馬場で大敗という形を繰り返している。

2000mは守備範囲で、鞍上も相性の良い池添謙一騎手に戻る。上位の馬たちに地力勝負で太刀打ちできるとは言わないが、重馬場・不良馬場まで悪化して人気馬のどれかが力を出せずに沈むようなことになれば……代わって上位争いに顔を出してきても驚けない。





週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4月2日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ダービー卿チャレンジT(GⅢ)』
『大阪杯(GⅠ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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