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【オークス】二冠制覇か?それとも逆転か?《最終更新》ダービーJ大西直宏が逆転を見込むのは!?



オークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・オークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今週は牝馬2冠目オークスですね!下馬評では桜花賞に続いてリバティアイランドの1強状態ですが、そのリバティアイランドは無事に二冠達成となるか、あるいはこの距離で逆転できる馬がいるでしょうか?鞍上の乗り替わりなども注意したいですね。




オークス2023予想
出走馬/枠順確定
<5/19(金)更新>


オークス(GⅠ)
5/21(日) 東京芝2400m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ラヴェル牝355坂井瑠星
2ライトクオンタム牝355田辺裕信
3キタウイング牝355杉原誠人
4キミノナハマリア牝355三浦皇成
5リバティアイランド牝355川田将雅
6ゴールデンハインド牝355菅原明良
7ヒップホップソウル牝355津村明秀
8レミージュ牝355荻野極
9コナコースト牝355レーン
10ソーダズリング牝355武豊
11ミッキーゴージャス牝355戸崎圭太
12ハーパー牝355ルメール
13ドゥーラ牝355斎藤新
14ペリファーニア牝355横山武史
15エミュー牝355Mデムーロ
16ドゥアイズ牝355吉田隼人
17シンリョクカ牝355吉田豊
18イングランドアイズ牝355横山和生





オークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<5/14(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、オークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:桜花賞1着

リバティアイランド


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-1-0-0

桜花賞は単勝160円の断然人気に応えて1冠奪取。馬が行く気にならず、ほぼ最後方追走になったのは驚いたが、東京2400mになればあそこまで極端な競馬になることは考えにくい。そもそも位置取りがそこまで気にならない東京の広いコースならば何の心配もなさそうだ。

そういった気性も含め、まだいろいろと課題もあるが、今後もっと完成度がアップしていったら手が付けられないレベルの怪物になる可能性は十分。ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、グランアレグリア、クロノジェネシスらの年度代表馬級に肩を並べられるほどの逸材。

【WORLD分析班チェック】
スタミナは阪神JFで証明済み

桜花賞から一気に800m伸びることでスタミナを心配する声も多いが、この馬に限ってはそれは既に証明済。というのも阪神JFは「45.2-47.9」という前傾ラップで、スタミナと底力の検定戦となったが、そのペースを楽々と1頭次元が違う脚で突き抜け。2400mはドンと来いだろう。




前走:桜花賞2着

コナコースト


清水久厩舎(栗東)
レーン騎手予定
戦績:1-3-0-0

チューリップ賞組はスローを逃げ切った勝ち馬より2~3着馬に本番の可能性があると見られていたが、その通りの好走。このレースでは鮫島克駿騎手の完璧な騎乗も大きな好走要因となった。

具体的に言えば、前が有利な馬場を意識してすぐにポジションを取りに行ったことがファインプレー。ゲート出てすぐに手を動かして主張したのは彼だけだった。逃げ馬の番手を取って折り合いがついていた時には「これは勝てるんじゃないか?」と思ったほど。あの競馬で差されたなら、もう相手を褒めるしかない。キタサンブラック産駒だけに距離伸びて、勝ち馬との差が詰まる可能性は十分ある。

【WORLD分析班チェック】
ノーザンFの希望で鞍上はレーンに強化

桜花賞で見せ場を作った立役者の鮫島駿を交代させるのはあまりにも非情采配だが、それだけノーザンFとしてもこの馬に期待している証拠。同じサンデーRではあるが、リバティアイランドを逆転するシーンも?




前走:桜花賞4着

ハーパー


友道厩舎(栗東)
ルメール騎手予定
戦績:2-1-0-1

桜花賞はルメールに手替わりして4着。内枠からスムーズに好位で運び、騎乗としては100点満点の優等生の競馬。それで4着なら評価は下がらない。前が有利だったことを考えれば“もう1列前”で運んでいればこの馬が2~3着だったかもしれない。もともと「もっと距離があった方がいい」と言われていたので、どちらかと言えばマイルよりは中距離向き。距離延長で良さが出るのは間違いなくこの馬だろう。引き続きルメールの騎乗で更に前進を見込む。

【WORLD分析班チェック】
芝2400mと言えば友道厩舎のオハコ

とにかく長距離に強いのが友道厩舎。芝2400m以上の実績では断然で、長距離重賞で多頭数出しはお手の物。ハーパーは桜花賞前も特にマイル仕様にせずに調整しており、あくまでもこの馬のペースを崩さずにやってきた。この条件なら少なくとも桜花賞の差は詰まるはず。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




オークス2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<5/18(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 果たして無事に2冠馬は誕生するのか?

(5月18日)
果たして2冠馬は誕生するのか?大方の答えは「YES」だろう。これまでのレースぶりを考えれば当然だし逆転するような逸材も見当たらない。要するに自身との闘いと言えそうである。サイン的にもJRAのCMでは2冠馬「ブエナビスタ」の回を使用し、今回電車の中吊り広告も登場して同着だった「アパパネ(後3冠馬)」、「サンテミリオン」のゼッケン写真を京王線では使用している。過去、阪神3歳牝馬Sを除き、阪神JF勝ちから桜花賞を勝ち、オークスを制したのは先述した「ブエナビスタ」と「アパパネ」のみ。もしリバティがオークスを勝てば史上3頭目となる。

JRAサイドがココまで2冠馬誕生をイメージさせるのは逆に怖いぐらいだが一般論からすれば当然か…。近年、2冠馬が誕生したときの2着候補を調べると前走の勝馬か桜花賞2着馬を素直に対象と見なす。今年の該当馬は「クインズカムイ」、「コナコースト」、「ゴールデンハインド」、「ミッキーゴージャス」の4頭のみ。その中でもオークスという格式を考えれば相応しい馬が1頭だけ居る。それが『ミッキーゴージャス』だ。母はオークスを制したミッキークイーン。その仔ならばオークスで好走したとしても驚けない。まして2戦2勝の無敗馬で戦歴の浅さから消しの1頭にも思えるが逆手を取って未知の魅力に賭けてみたい。最終的なサイン馬には『ミッキーゴージャス』を指名しレース当日は両隣にも注意したい。

(5月14日)
それでは簡単にヴィクトリアマイルのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気戸崎騎乗の「⑥ソングライン」。2着は3番人気レーン騎乗の「⑯ソダシ」。3着は1番人気ルメール騎乗の「②スターズオンアース」だった。終わってみれば有力ジョッキーのワンツースリーとも言える結果だった。

サイン的には今週もハマった。勝ち馬ソングラインはサイン馬⑤番スタニングローズの隣で同枠馬。加えて一週遅れの『林』厩舎。そして、ポスターの3枠も見事に再現してくれた。そして、3着に『寸』の文字を持つ高柳瑞樹厩舎。ラスト、本当に熱かったのはブービー人気のサイン馬⑬番ディヴィーナが4着と大健闘したこと。直線、途中で外国人騎手のワンツースリーも見えていただけに正直、驚いた。ただGIサイン傾向は続いているだけに次週のオークスもお楽しみに…。

話は今年で84回目を迎える「優駿牝馬オークス」に切り替える。一冠目の桜花賞は絶対女王リバティアイランドの圧勝にて決着。レース後、二冠目は相手探しが濃厚だろうとは世間の下馬評。普通に考えれば仕方ないが一部に隙きが生まれれば他馬にも勝機が見えてくるかもしれない。

サイン的に考えるのは川田将雅の存在か。現在もルメールが猛追しているがリーディング単独トップを走っている。その中心人物の影に居るのは『横山兄弟』だと思っている。武史はエフフォーリアで、和生はタイトルホルダーで全国区に挙がったとも言えよう。現在ではGIレースでも常連となっており、名前を見ない日はないほど。

特に横山家は今年のGIレース(障害除き)で名前が途切れたことがない。 そして、奇妙なことに兄弟が居る枠や隣枠の多くが馬券に絡んでいる点に注目している。そして、横山兄弟自身が馬券にも絡んで貢献しているのだ。父典弘も昔はよくサインとして使われ彼の横には要注意と言われた時代があった。どうも、そのサイン的な傾向は子供にも引き継がれているのかしれない。ならばオークスも彼らの居る枠と隣枠には注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・オークスという格式を考えれば相応しい馬が1頭だけ居る。それが『ミッキーゴージャス』だ。母はオークスを制したミッキークイーン。その仔ならばオークスで好走しても驚けない。
・オークスも『横山兄弟』の居る枠と隣枠には注意が必要だろう。
・【GI限定サイン】JRAのCMとポスター絡みで、CMは最後に出て来るレースシーンの勝ち馬の馬番(今回⑦番)。ポスターの方は前年の勝ち馬が居た枠(今回8枠)が馬券に絡んでいる点だ。そして、明確な理由は不明だが芝のGIレースに置いて馬券に絡んでいるのが騎手、調教師の名前に『寸』の文字を持つ陣営が対象に入っている点に注目。以上の3点には引き続き注意したい。





オークス2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<5/24(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

水曜は過去の傾向からオークスのイメージを固めていきましょう。だいたい次の4つのポイントを押さえておけば最近のオークスの傾向が掴めるはずです。


オークス2023データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①位置取り問わず上がり最速馬が馬券になる!

  • ②社台グループ生産馬が圧倒的に強い

  • ③展開は序盤35秒、真ん中緩んで、後半34秒が主流

  • ④外国人騎手の上位入線がかなり目立つ

①位置取り問わず上がり最速馬が馬券になる!



2000年までの22年間、オークスで上がり最速(トップタイ含む)を使った馬は30頭いてそれらの成績は以下の通り。


【15.5.5.5】
勝 率 50.0%(単回収率330%)
連対率 66.7%
複勝率 83.3%(複回収率230%)


位置取り問わずに直線最速の脚を使える馬が高確率で馬券になっている。近10年に限れば馬券にならなかったのはディアドラ(4着)と一昨年のタガノパッション(4着)の2頭のみ。「5回に4回」は馬券圏内という確率だ。

これらのほとんどは直線で10番手以降からでも届いている点に注目。オークスというのはどの馬も距離が初めてのため、ジョッキーも序盤~中盤にかけて慎重な騎乗になりがち。そして残り3F過ぎからの追い比べ(=いわゆる正味3ハロンの競馬)になる。だからこそ『上がり最速馬が馬券になりやすい』ということに繋がる。

今回のオークスでどの馬が上がり最速を使えるか…となると、真っ先に名前が挙がるのが桜花賞を圧巻の末脚で制したリバティアイランドだろう。「異次元」と形容されるその末脚はこの舞台でこそ更に輝きが増すもので、この馬が馬券圏内に消えることはデータからも想像がしにくい状況だ。



②社台グループ生産馬が圧倒的に強い



オークスは【社台グループ生産馬が強い】のは以前から言われていること。昨年も社台RHのスターズオンアースが制し、2~3着もサンデーRの2頭が入線して上位を独占。オークスは過去11年でもグループ生産馬で9勝の実績を上げている。

これは生産を生業とする社台グループにとって牝馬はその根幹であり、オークスにどれだけ本気度を見せているのかがハッキリと読み取れるデータ。今年も出走予定馬はグループ生産馬が半数を占めており、上位独占となる可能性も十分ある。

そして桜花賞を使った馬はたいてい外厩にリフレッシュ放牧に出ているので、それぞれの放牧先をご確認頂きたい。



【今年のノーザン外厩利用馬】
・コナコースト(しがらき)
・リバティアイランド(しがらき)
・ラヴェル(しがらき)
・ペリファーニア(天栄)
・ドゥアイズ(しがらき)
・ハーパー(しがらき)



③展開は序盤35秒、真ん中緩んで、後半34秒が主流



オークスのレースラップを並べてみると分かるが、だいたいどの年もほぼ同じようなラップ構成になっている。スタートしてからの入りは3F【35秒台】でゆったりと入り、その後向こう正面に入ってからは【12秒台】ラップでゆったりと息が入る。(近走は馬場がかなり速いため13秒台ラップまで落ちることは稀)

ペースアップは4コーナー出口の残り3F地点前後。そこから一気にギアが上がって11秒台前半の加速が始まり、最後の直線でどの馬が最後まで持続した脚を使えるかというレースになる。(後半の上がり3Fは【34秒台】)後半3Fはビッシリと11秒台のラップになるため、あまり速く動くと坂を上がってからが鈍ってしまい、先行馬よりも追い込み馬が台頭しやすい。

①で挙げたポイントとも重なるが、やはり最後の3F勝負で他をねじ伏せるだけの豪脚を使える馬がVに最も近いということになる。



④外国人騎手の上位入線がかなり目立つ



22年1着ルメール、2博レーン
21年1着デムーロ、2着ルメール
19年1着デムーロ
18年1着ルメール
17年1着ルメール、3着デムーロ


ここまで連続して傾向が続くGⅠというのも珍しい。やはりこれも①③の項目に関連した「追う技術の高さが反映されている」とも言い換えられる。今年もルメール、デムーロ、レーンの3騎手が参戦するので馬券圏内に警戒したい。



それぞれの騎乗馬は次の通り。

ルメール → ハーパー
レーン  → コナコースト
デムーロ → エミュー



オークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<5/18(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ソーダズリング

音無厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:1-2-0-0

【前走】 フローラS2着

【権利は想定内】
前走時の情報・・・ 「ユタカが京都での先約(エアロロノア)があるため戸崎へと乗り替わるが、ユタカも“乗りたかった”と言ってくれた。普通に走れば権利は獲れると思うし、本音では勝ってもらわないと困るくらいの気持ち。これまでの2戦ともに上がり最速の末脚を使っているように、抜け出す脚が非常に速いのがこの馬の武器。東京コースもドンピシャじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→乗り慣れた武豊が騎乗
→距離は少し長いかも?



前走情報チェック馬②

エミュー
和田正一厩舎(美浦)
Mデムーロ騎手予定
戦績:3-0-0-4

【前走】 桜花賞10着

【オークス向きタイプ】
前走時の情報・・・ 「当初はオークス予定だったけど、色んな理由があって桜花賞へ参戦することになった。フラワーC組が桜花賞で相性が悪いのは分かっているけど、初の関西輸送も含めていい経験にもなるはず。その輸送だけど、少しでも負担を減らすために早めに栗東入りさせるつもり。道悪のフラワーCを勝っただけに、当日が雨が降るようなら面白くなるんだけどね…」

★今回の見所ポイント
→馬場悪化は大歓迎
→血統配合的に距離延長はプラス



前走情報チェック馬③

ミッキーゴージャス
安田隆厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:2-0-0-0

【前走】 1勝クラス1着

【母はオークス馬】
前走時の情報・・・ 「初戦は期待通りの走りで楽勝。やっぱり素質は高いね。忘れな草賞にも登録したけど、確実に賞金加算するために平場へ。道悪は歓迎だし、ここなら普通に回ってくれば勝てるはず。オークスにも出したいくらいの厩舎の期待馬だし、今後も順調にいけば大きなところを狙える馬になると思う」

★今回の見所ポイント
→血統的に要注目
→鞍上も惚れ込む素質秘め



オークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<5/19(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ハーパー

友道厩舎(栗東)
ルメール騎手
戦績:2-1-0-1

早め先頭からスタミナ生かす騎乗で逆転を狙いたい


今週は春の牝馬2冠目のオークスですね。今年の3歳牝馬戦線には絶対的な存在がいますが、それを打ち負かすべく他の騎手がどんな騎乗を仕掛けてくるのか、乗り役目線からも楽しみな一戦ですね。

まずは大本命リバティアイランドから見ていきましょう。僕はこの馬が一番強い競馬が出来るのがオークスの舞台だと思っていました。というのも、2歳GⅠ阪神JFでは前後半「45秒2-47秒9」の前傾ペースで1頭だけ次元の違う末脚で完勝。“底力検定戦”とも言うべき消耗戦で、あれだけ強い勝ち方を見せたのだから、スタミナ面の不安は全くありません。

続く桜花賞では内、前が有利な馬場バイアスがあるなか、スタートから出脚が付かずに後方からの競馬。4コーナー大外ブン回しとなった時には「万事休す」と思いましたが、ここでも1頭次元の違う末脚で先行馬をまとめてゴボウ抜き。あの一戦で改めてこの馬の底知れぬポテンシャルを感じました。桁違いの強さとはまさにこのことですね。距離が2400mに伸びるこの舞台でも川田騎手は自信を持って横綱相撲を取ってくるのではないでしょうか。

この馬の負かすのは容易ではないですが、桜花賞組からもっとも可能性を感じるのはハーパーです。新馬戦を2000mからデビューしたように、陣営も長い距離向きと考えているのが分かりますね。ルメール騎手もそれを認めており、この距離で逆転するための騎乗を練ってくるでしょう。

僕も桜花賞回顧では「ハーパーがもっとも次の舞台では肉薄できそう」と記したように、この馬がこの舞台でどういった走りを見せるのかが楽しみです。やはりルメール騎手としてはリバティアイランドより前々でスタミナを生かす騎乗をしてくると思います。あの馬の末脚勝負に付き合って凌ぎ切るのは至難の業ですからね。2~3番手先行から4コーナー早め先頭から押し切る競馬で大本命馬を慌てさせたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは5/19(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『オークス(GⅠ)』
『平安ステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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