【日本ダービー2023予想】牡馬も二冠?逆転は?それとも別路線組?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬
日本ダービー2023予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・日本ダービーの過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
いよいよ今年も競馬の祭典・日本ダービーがやってまいりました。この世代に生まれた7636頭の頂点を勝ち取るのは一体どの馬でしょうか。1週間ジックリと時間をかけて検討していきましょう!
【日本ダービー2023予想】
最新更新5/26(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【5/21更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(5/25最新更新)
【5/24更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
日本ダービー過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【5/25更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【5/26更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
日本ダービー2023予想
出走馬/枠順確定
<5/25(木)更新>
日本ダービー(GⅠ)
5/28(日) 東京芝2400m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ベラジオオペラ | 牡3 | 57 | 横山和生 |
2 | スキルヴィング | 牡3 | 57 | ルメール |
3 | ホウオウビスケッツ | 牡3 | 57 | 丸田恭介 |
4 | トップナイフ | 牡3 | 57 | 横山典弘 |
5 | ソールオリエンス | 牡3 | 57 | 横山武史 |
6 | ショウナンバシット | 牡3 | 57 | Mデムーロ |
7 | フリームファクシ | 牡3 | 57 | 吉田隼人 |
8 | メタルスピード | 牡3 | 57 | 津村明秀 |
9 | グリューネグリーン | 牡3 | 57 | 石川裕紀人 |
10 | シャザーン | 牡3 | 57 | 岩田望来 |
11 | ハーツコンチェルト | 牡3 | 57 | 松山弘平 |
12 | タスティエーラ | 牡3 | 57 | レーン |
13 | シーズンリッチ | 牡3 | 57 | 戸崎圭太 |
14 | ファントムシーフ | 牡3 | 57 | 武豊 |
15 | ノッキングポイント | 牡3 | 57 | 北村宏司 |
16 | パクスオトマニカ | 牡3 | 57 | 田辺裕信 |
17 | ドゥラエレーデ | 牡3 | 57 | 坂井瑠星 |
18 | サトノグランツ | 牡3 | 57 | 川田将雅 |
日本ダービー2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<5/21(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、日本ダービー2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:皐月賞1着
ソールオリエンス

横山武騎手予定
戦績:3-0-0-0
皐月賞を無敗で制して3戦全勝。内の傷みが目立つ馬場コンディションにおいて1枠1番は大きなビハインドで、ちょうど昨年のダノンベルーガが「内の馬場を通ったことで負けた」ということが話題になったが、それと同じ不安を感じていたファンも多かったはず。しかし、今年は前が飛ばすことで「後ろのポジションのほうがむしろ良い」という展開になり、一番馬場のいい外を通して一気差しがハマった。
確かに展開と乗り方がハマったのが一番の勝因ではあるものの、突き抜ける時の脚は見事のひとこと。他の馬と比べて1秒の上がり差が付けば、それはもうポテンシャルが抜けていると見てもいいかもしれない。粗削りだった馬が時間の経過とともに成長してレースも覚えてくれば、今後更にパフォーマンスを上げてきそうだ。
【WORLD分析班チェック】
鞍上は2年前の無念を晴らせるか
3戦3勝で皐月賞を制し、ダービーでは最有力候補という立場に。横山武は2年前のエフフォーリアの無念を晴らせるかどうか、ここが大きな山場になる。GⅠウィークの横山武の騎乗馬(特に芝)もチェックしておきたい。馬場読み準備が多くできているのが望ましい。
前走:青葉賞1着
スキルヴィング

ルメール騎手予定
戦績:3-1-0-0
皐月賞3着馬に乗らず、青葉賞優勝のこちらを優先。このことからもルメールが惚れ込んでいるのが分かる。11月の未勝利を勝った時からダービーを意識し、2月のゆりかもめ賞を制した時点でダービープランがハッキリと現実化。そして青葉賞は余力残しで勝ち切り、ここまで陣営の青写真通りに運んできた。東京2400mで2勝、いずれも速いタイムに対応して圧勝なのだからダービーを意識したくなるのも当然だろう。
青葉賞からダービーを勝った馬はいないが、京成杯から直行したソールオリエンスが皐月賞を勝った程度の皐月賞戦線(王道路線の馬がだらしない)であれば、もしかするとこの馬が「青葉賞の呪縛」を解くかもしれない。
【WORLD分析班チェック】
Teamイクイノックスで昨年のリベンジなるか
天栄・木村・ルメールと言えばイクイノックスと全く同じチーム。そのイクイノックスは秋に快進撃を続け年度代表馬に輝く活躍を見せたが、やはりダービーを勝てなかったことは陣営にとっても大きな後悔になっている。その鬱憤をこの馬にぶつけて栄冠奪取に挑む。
前走:皐月賞2着
タスティエーラ

レーン騎手予定
戦績:2-1-0-1
皐月賞は後方待機馬が上位台頭したが、先行していた中では唯一踏ん張ったのがこの馬。展開面を考えたらだいぶ強い競馬をしている。前の先行馬を見ながら中団前で追走し、勝負所も早めに動いて先頭。いわゆる横綱相撲を取っており、これで差されてしまったら仕方ないという内容だった。
松山の騎乗には100点満点を与えていいが、今回は更に可能性を求めてレーンにスイッチ。これがプラスと出るかは分からないが、厩舎としてもどうしても勝ちたいという意思の表れだろう。そのレーンとは中間コンタクトを取っており、「馬も人もハッピー」と好感触を得ている。DDSPの症状も見られず順調そのもので、いい状態で出走ができそうだ。
【WORLD分析班チェック】
東京よりも中山向きの評価はある
脚質的に切れ味よりも持続力が武器なだけに、以前から「東京より中山向き」と評されることが多かった。よって皐月賞を狙って弥生賞→皐月賞のローテを組んで勝ちに行ったのは事実。父サトノクラウンは3歳以降、東京コースで③⑰⑭②⑩⑨着と勝ち星がない。それどころか二桁大敗も多く、やはりコース適性はやや信頼度が低いかもしれない。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
日本ダービー2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<5/25(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 90回目の節目のダービーに相応しい馬とは?
(5月25日)
ダービーデーに向け様々なイベントも行われるがレース当日にはJRA年間キャラクターの「長澤まさみ」さんと「見上愛」さんが来場しダービーを盛り上げる。そして、今年の国歌斉唱の歌手には米米クラブの「石井竜也」氏が選ばれた。昔ならばサインとして飛びつきたい気もしているが引っ掛けの場合もあるだけに要注意だ。
何度も言うが今年のダービーは『90回目』の節目となる。過去には様々なドラマを生んできたワケだが今年も新たな1頁が付け加えられるだろう。過去、節目のダービーの結果を見てみると意外だが荒れてはいない。必ず1~3番人気の馬が馬券に絡み、1桁人気同士での決着が殆どなのだ。今年も上位人気馬に予想家たちの印が集まりそうである。出走馬の多くは皐月賞組が占めている点も上位人気馬に印が集まりそうな要因の一つだろう。
さて、既に1頭「ファントムシーフ」をサイン馬に指名したが、もう1頭取り上げたい。それは「ドゥラエレーデ」だ。今年、勢いがあるドゥラメンテ産駒。昨年の暮れにホープフルSを制しているが人気にはなっていない。GI制覇の後は、海外重賞「UAEダービー」を選択し2着に。GI勝ちはあくまでも人気薄でのものだけに軽く見られるのは仕方ない。ご存知の方も多いだろうが来年度から競馬の路線が変わる点は無視できない。2024年から3歳ダート3冠を新たに制定することが決まった。中央と地方の垣根を越えて統一GIの格付けが与えられるからだ。
そういう観点からすれば芝とダートを経験した馬をチェックすれば唯一「ドゥラエレーデ」のみ。やはり、何らかの意味を持つ馬としか思えない。ならばコチラを2頭目のサイン馬に指名し、レース当日は両隣にも注意が必要だろう。
(5月21日)
それでは簡単にオークスのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは圧倒的1番人気川田騎乗の「⑤リバティアイランド」。2着は2番人気ルメール騎乗の「⑫ハーパー」。3着は人気薄15番人気斎藤新騎乗の「⑬ドゥーラ」だった。当日は夏日となった東京競馬場。発汗も目立つ馬が多い中、堂々の2冠馬誕生。いつもとは異なる展開になったが彼女の能力の前には敵うものは居なかった。
サイン的には勝ち馬騎乗の川田騎手には『寸』の文字がしっかりと入っている。CM、ポスターについても今回は使用しなかったが『横山兄弟』の同枠と隣枠はキッチリと馬券になっただけに次のダービーでも要注意だろう。そして、2着馬ハーパーが居たのはサイン馬6枠⑪番ミッキーゴージャスの隣。オークスでは6枠死目と言われていたが見事、今回はジンクスを打ち破ってくれた。
話を戻して今年で『90回目』の節目を迎える「日本ダービー」。先を見れば100回目のメモリアルに向けてカウントダウンが始まったとも言える。ダービー的中に向け、サイン党も早くから動きを見せているが今年は2冠馬誕生となるか、また新たなヒーローが現れるのか楽しみは尽きない。
ただJRAのCMや『ウマ娘』絡みだとハッキリした傾向が掴める。それはレジェンド『武豊』の存在だろう。珍しくCMでは前年の勝者『ドウデュース』を使用。加えて『ウマ娘』は3強世代とも言われた『アドマイヤベガ』を出演させた。ご存知のように共に鞍上は『武豊』騎手である。
直前、今年のユタカのダービー騎乗馬は「ファントムシーフ」に決定。出来過ぎなので恐らく引っ掛けだと思うがまずは当コラムサイン馬には「ファントムシーフ」を指名しレース当日は両隣にも警戒したい。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・芝とダートを経験した馬をチェックすると唯一「ドゥラエレーデ」のみ。やはり、何らかの意味を持つ馬としか思えない。ならばコチラを2頭目のサイン馬に指名し、レース当日は両隣にも注意が必要だろう。
・当コラムサイン馬1頭目は「ファントムシーフ」を指名しレース当日は両隣にも警戒したい。
・【GI限定サイン】JRAのCMとポスター絡みで、CMは最後に出て来るレースシーンの勝ち馬の馬番(今回⑬番)。ポスターの方は前年の勝ち馬が居た枠(今回7枠)が馬券に絡んでいる点だ。そして、明確な理由は不明だが芝のGIレースに置いて馬券に絡んでいるのが騎手、調教師の名前に『寸』の文字を持つ陣営が対象に入っている点に注目。以上の3点には引き続き注意したい。
・ダービーも『横山兄弟』の居る枠と隣枠には注意が必要だろう。