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【日経新春杯2025予想】メイショウタバルが始動!今年も主役は明け4歳馬?《最終更新》大西直宏が徹底解説!土曜の傾向と馬場情報

昨年のブローザホーンに続く新星現る?今年の日経新春杯の見どころポイント

ハルカ

進行を担当するハルカです。
伝統の古馬GⅡ・日経新春杯を見ていきましょう。このレースは天皇賞春を視野に入れる馬たちの始動戦になることが多いですね。昨年もブローザホーンがこのレースVから大きな飛躍を遂げました。

ダービーJ
大西直宏

大西直宏です。
明け4歳馬が強いのが特徴のひとつだね。4歳馬は古馬に比べてハンデが軽く設定されやすく、その点が有利に働くことが多いようだね。今年も明け4歳馬が人気の中心になりそうなので早速見ていこう!

ハルカ

また、今年の舞台となる中京の芝2200mは、大西さんによると『絶対的な法則』があるとの事。金曜更新のコース徹底解説ではその辺りを深掘りしていきますのでお見逃しなく!

この記事の目次

日経新春杯 GⅡ

1/19(日)中京芝2200

出馬表

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1マイネルエンペラー牡555幸英明
2バトルボーン牡657横山武史
3ヴェルトライゼンデ牡859.5ルメートル
4ケイアイサンデラ牡555藤懸貴志
5プラチナトレジャー牡754田口貫太
6メイショウタバル牡457.5浜中俊
7ホールネス牝555坂井瑠星
8ロードデルレイ牡557.5西村淳也
9サトノグランツ牡558.5松山弘平
10キングズパレス牡657.5Mデムーロ
11サンライズアース牡456池添謙一
12サリエラ牝655団野大成
13ヴェローチェエラ牡455川田将雅
14ショウナンラプンタ牡456鮫島克駿
15タッチウッド牡556武豊
16マイネルメモリー牡555菱田裕二


一歩先行く!有力馬予習

ハルカ

まず最初に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

ダービーJ
大西直宏

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!

ハルカ

情報競馬のプロフェッショナル、『匠』チームから注目ポイントをお伝えする【匠のウマいい話】も必見です!



直宏Eyeピックアップホース1
メイショウタバル
石橋守厩舎(栗東)
浜中騎手予定
前走:菊花賞16着

■前走の菊花賞は度外視可能

近年、パンサラッサの引退以降、正統派の逃げ馬が減少する中、メイショウタバルはその数少ない存在として注目されます。前走の菊花賞では控える競馬を試みた結果、ペースが不安定になり、リズムに乗れず大敗を喫しました。このレースに関しては、全くの度外視で良いでしょう。

パンサラッサの成功例からも、中途半端に折り合いを重視するより、思い切った「肉を切らせて骨を断つ」ような逃げ戦法を磨く方が、この馬には合っているのではないでしょうか。実際、メイショウタバルが力を発揮したのは、毎日杯や神戸新聞杯で、自身のリズムを守り、積極的に逃げた時でした。この舞台では、思い切りの良い競馬を期待したいところです。

また、毎日杯を制した際のタイムは非常に優秀であり、脚質とメンタルが安定してくれば、どこかでGⅠ制覇も視野に入るポテンシャルを秘めております。今年、この馬が「完成形」にどれだけ近づくか、注目して見守りたいところです。

メイショウタバルは再び「肉を切らせて骨を断つ」ような逃げ戦法を見せるか?

メイショウタバルは再び「肉を切らせて骨を断つ」ような逃げ戦法を見せるか?

元厩務員チーム
マムシ
匠のウマいい話

有馬記念を除外され、この一戦に照準を合わせる形になりましたが、陣営にとっては想定内の流れだったようで、調整面での狂いは一切ないようです。(個人的には、ドウデュースが回避するのなら、この馬の走りを見たかったというのが本音です)

また、浜中クンにとっても、ナムラクレアらのお手馬が他の騎手へ移ってしまっており、残ったメイショウタバルは今年の主戦パートナーとして非常に重要な存在です。気合十分でこの一戦に臨むことでしょうし、全力でその力を引き出してくれるものと思われます」



直宏Eyeピックアップホース1
ショウナンラプンタ
高野厩舎(栗東)
鮫島克騎手予定
前走:菊花賞4着

■GⅠだと善戦止まりもGⅡなら上位の存在

昨秋の神戸新聞杯で3着、続く菊花賞で4着と、その実力をしっかりと示しました。3歳春までは折り合いを欠いたり、左に張る面が見られるなど乗り難しい印象がありましたが、夏を越してからはそれらが徐々に改善されてきたようです。

菊花賞では、最後の直線で内から鋭く進路を取る瞬間、「もしや…」と思わせる場面もありました。抜け出しのタイミングはほぼ完璧で、一瞬は2着に上がるかと思わせるほどの脚を見せましたが、最後は他馬と脚色が同じになり、そのまま4着という結果に。このあたりが現時点での力の限界(=GⅠではあと一押し足りない)といえるかもしれません。

それでも、クラシックで4着という結果は立派な成績ですし、これまでの経験は今後の飛躍に向けた大きな財産となるでしょう。さらに、鮫島克駿騎手とのコンビは安定感があり、今年も引き続き注目したい組み合わせです。鮫島騎手は、いつGⅠを制覇してもおかしくないところまできており、今年はこの馬と共に大きな舞台を狙える存在です。

馬主特捜班
キングダム
匠のウマいい話

「WORLDも春の青葉賞から神戸新聞杯や菊花賞などで、この馬に高い評価を与えてきましたね。ショウナンラプンタは持ち味である持続力が生きる舞台で強さを発揮します。今回の中京芝2200mは、神戸新聞杯と同じ条件であり、この馬がその能力を最大限に引き出せる舞台です。この条件下では安定して上位争いが可能でしょう」



直宏Eyeピックアップホース1
ホールネス
藤原英厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
前走:エリザベス女王杯3着

■成長著しく、使うたびに地力強化中

キャリア7戦目でGⅠに初挑戦し、2番人気で3着と好走したホールネス。現在、最も成長力に溢れた古馬牝馬の1頭といえるでしょう。エリザベス女王杯では1枠1番から枠なりに好位のインにつけ、早めに勝負に出るという事前の作戦を忠実に遂行。結果的に敗れはしましたが、終始馬場の悪い部分を通りながらも、能力をしっかりと発揮しての価値ある3着だったと言えます。

藤原英厩舎らしく、じっくりと大事に育てられてきた点も、この馬の成長を後押ししている印象です。一戦ごとに上昇度が目に見える形で表れており、2勝クラスから一気に重賞3着、その後リステッド競走を制覇。そして今回のGⅠ3着という結果が、それを証明しています。

今回は初めて牡馬重賞級との対戦となりますが、経験を積むことでさらに強くなる可能性を感じさせる一頭です。このレースも、次なる飛躍に向けた重要なステップとなるでしょう。

馬券グループ
チーム舟木
匠のウマいい話

「現役ではこのホールネスが唯一のLope de Vega産駒です。産駒数が少ないため適性をイメージしづらい部分もありますが、この馬は中京の中距離コースで2戦2勝の実績を持ち、舞台適性は非常に高いと見ています。また、速い時計勝負にも、時計の掛かる馬場にも対応できるのは大きな強み。天候を問わないオールラウンドな適性を備えている点も、この馬の魅力と言えるでしょう」





ハルカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。

水曜日以降は『的中を引き寄せるマル特データ』や『匠』チームの注目情報チェック馬などを紹介しますのでさらに深くレースを分析していきましょう!

ダービーJ
大西直宏

金曜の枠順確定後にはコース徹底解説や、出走メンバーを踏まえた展開予想もお伝えしますよ!





大西直弘の絞りに絞った3頭

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知ってそうで知らなかったサイン馬券』

スタッフ
吉田

今回もサイン派のスタッフ吉田がデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!

今週の注目サイン

開催のイベントに登場する人物は要注目だが!?

(1月16日)
前回は「プラチナトレジャー」絡みで案内したが、やはり当日のイベント絡みも無視できないところ。前回伝えたがイベントゲストが俳優の市原隼人さん。直接、連想させる馬がいないと思っていたら、何と誕生日が同じ出走予定馬いる。

その該当馬は『サンライズアース』。共に誕生日は2月6日だ。ならば『サンライズアース』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(1月13日)
それでは簡単にフェアリーSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気戸崎騎乗の「⑫エリカエクスプレス」。2着は4番人気木幡巧騎乗の「⑬ティラトーレ」。3着は9番人気三浦騎乗の「⑪エストゥペンダあ」とやや波乱の決着に…。

サイン的には、サイン馬に指名した2頭は直線坂あたりまでは踏ん張ったが最後は飲み込まれた。ただ勝ち馬はサイン馬⑤ハードワーカーの対角位置であった。またハナ差4着に敗れた①マイスターヴェルグはサイン馬の隣だっただけに惜しい。

さて、話を戻して今年で72回目を迎える「日経新春杯」。例年は京都競馬場にて行われているが今年は阪神競馬場の改修都合も重なり、京都ではなく中京競馬場にて行われる。

そのレース当日に来場するのが俳優の市原隼人さん。念のため誕生日は2月6日。様々な映画、ドラマに出演しているが最近では映画化もされた「おいしい給食」でも知られているし今年の大河ドラマ「べらぼう」にも出演中だ。

しかし、本人を連想させる馬が見当たらず困った。ならば原点に帰って、レースの冠になっているのは日経新聞社。ご存知のように日本の経済面を中心に扱っている。要するに世の中の金の流れが紙面に載るワケだ。

今回の出走予定馬の中に、相応しいのが1頭いる。それが『プラチナトレジャー』だ。意味は「白金の宝の山」。ならば『プラチナトレジャー』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)

結論
今年の気になるサイン候補

  • ならば『プラチナトレジャー』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。
  • 『サンライズアース』をサイン馬に指名してレース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。

的中テクニック3(スリー)


ハルカ

今年になってからWORLDは重賞4戦4勝とすべて的中をお届けしています!年明けから絶好調が続いていますよね。

ダービーJ
大西直宏

中山金杯はアルナシーム(4人気)、京都金杯はサクラトゥジュール(6人気)、フェアリーS(4人気)、シンザン記念(3人気)とすべて1番人気ではない馬に◎を打って的中させているのが素晴らしいね。

ハルカ

この勢いで今週のハンデ重賞もシッカリと攻略をしていきましょう!

的中テクニック1

中京芝2200mは名うての末脚持続力条件

大西直宏

「時計も掛かっており、よりタフ馬場への適性が必須」

今年の日経新春杯は、阪神競馬場の改修工事の影響で中京競馬場での開催となります。この舞台は2021~2023年にも使用され、過去の傾向が明確に見られる条件です。

中京芝2200mの最大の特徴は、1コーナーまでの距離が長いため序盤からペースが落ちづらく、淀みない流れになりやすい点です。さらに、3コーナー過ぎからロングスパートを求められる展開が多く、長く脚を使える持久力型の馬が好走しやすい傾向があります。

過去3年間の中京開催では、上がり最速馬やそれに次ぐ馬が馬券圏内に好走するケースが多く見られました。今年も逃げ候補のメイショウタバル(牡4歳)をはじめ、先行争いが激しくなることが予想され、序盤からペースアップが避けられないでしょう。このため、タフな馬場に適応できるスタミナ型の馬を積極的に狙うべきです。



馬券グループ
チーム舟木

「先週の中京開催では良馬場でありながら時計が掛かるレースが続き、馬場のタフさが際立っています。

例えば、同じ3歳馬同士の年明けマイル重賞を比較すると、中京のシンザン記念(芝1600m)は1分34秒6(全頭平均は1分36秒1)で決着しましたが、中山のフェアリーS(芝1600m)は1分32秒8(全頭平均は1分34秒5)。この2秒近い差が、両競馬場の馬場状態の違いを如実に物語っています。」



的中テクニック2

年齢は若ければ若いほど好走しやすい!

大西直宏

「年明けの4歳馬が台頭しやすいレースだね」

■2000年以降の年齢別データ
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳 11- 9- 10- 49/ 79 13.9% 25.3% 38.0%
5歳 8- 10- 9- 56/ 83 9.6% 21.7% 32.5%
6歳 4- 5- 6- 68/ 83 4.8% 10.8% 18.1%
7歳 2- 1- 0- 56/ 59 3.4% 5.1% 5.1%

このデータが示すように、日経新春杯では明け4歳馬の活躍が目立ちます。勝率や連対率、複勝率のいずれにおいても、4歳馬が他の世代を圧倒している点が特徴です。

この背景には、ハンデ戦という条件が大きく影響しています。斤量の恩恵を受けやすいことに加え、成長著しい4歳馬はこの時期に急激な伸びを見せることが多く、実績馬がここで結果を出すケースが目立ちます。今年もその傾向が続く可能性は高いでしょう。

<今年の明け4歳馬>
・サンライズアース
・ショウナンラプンタ
・メイショウタバル
・ヴェローチェエラ



関西情報部
チームMK

「特に有馬記念を除外になった2頭、メイショウタバルとショウナンラプンタは年末からGⅠ仕上げで準備を進めてきただけに、他と比べても本気度が一枚上の可能性が高いで。どちらも目標としていたビッグレースで除外を食らった以上、ここで賞金加算への意欲はかなりのものがあるんとちゃうかな」



的中テクニック3

格上挑戦馬(昇級馬)が結果を出せるハンデ重賞

大西直宏

「前走条件レース出走馬でも侮れない!」

日経新春杯は、ハンデ戦特有のバランスが問われるレースです。重い斤量を背負う実績馬が順当に勝利することもある一方で、長距離ハンデ戦の特性から、昇級馬が結果を出しやすい傾向も見られます。

実際、2000年以降では昇級馬が25頭も馬券圏内に好走しており、特に軽ハンデを活かした馬たちの台頭が目立ちます。

以下は近年の昇級馬の勝利例です。
2021年:ショウリュウイクゾ(1着)
2020年:モズベッロ(1着)
2018年:パフォーマプロミス(1着)

特にショウリュウイクゾとモズベッロは、3勝クラス在籍の身で勝利を収めました。これらの結果は、軽ハンデと馬場適性を最大限に生かせば、条件馬であっても十分にチャンスがあることを示しています。

■今年の注目昇級馬
サンライズアース(賞金1600万円)
ヴェローチェエラ(3勝クラス勝利)
タッチウッド(3勝クラス勝利)



チーム飯塚
関東情報部

「今年のメンバーを見ると、昇級馬にも十分チャンスがありそう。サンライズアースは3勝クラス所属ですが、ダービー4着の実績があるため、格負けするような馬ではありません。一方、ヴェローチェエラとタッチウッドも3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬ながら、どらも重賞で馬券圏内の経験を持っています。軽ハンデを味方にどこまで食い込めるか注目です」



『匠』注目の情報チェック馬


ハルカ

木曜は『匠』チームから、前走時に注目すべき情報が入っていた馬を取り上げてもらいます。

ダービーJ
大西直宏

前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことは非常に大事ですね。

前走時の情報の中に、ここを使ってきた本当の意味や狙いが隠れている場合もありますよ。

匠の注目馬1

サトノグランツ
京都大賞典5着
友道厩舎(栗東)
騎手予定
戦績:4-1-2-5

前走について

関東情報部
チーム飯塚

目黒記念の時が70点とすれば、京都大賞典の時は90点というジャッジやった。目黒記念の時は走りのバランスを欠いており、ハンデ58.5キロということもあって、そこまでトーンが上がらず。夏場はシッカリ充電して臨んだ前走は、3週連続でユウガ(川田)が調教にも跨ったように、だいぶ態勢は整っていたはず。「昨秋より充実してる」って話。

今回の見どころポイント

大西直宏

前走は陣営のトーンも大いに上向いており、上位人気の一角として期待されました。しかし結果は意外にも5着止まりでしたね。レースの形自体は悪くなく、4コーナーでは勝つのはこの馬かと思わせる手応えがありました。それだけに直線の追い比べで、もう一押しが足りなかった点は物足りなさが残ります。

敗因については明確な要因を特定しづらいところもありますが、この馬はもともと鋭い切れ味を武器にするタイプではないため、スローペースよりも上がりの掛かる流れの方が向いている可能性があります。中京コースは今回が初めての舞台となりますが、展開面や今の馬場状態を考えると言い訳ができない一戦となりそうです。



匠の注目馬2

サリエラ
エリザベス女王杯7着
国枝厩舎(美浦)
騎手予定
戦績:3-2-1-5

前走について

元厩務員チーム
マムシ

オールカマーでは12着と大敗を喫するも、陣営はGⅠでの巻き返しに強い意欲を見せていました。国枝厩舎の特徴として、ステレンボッシュやハヤヤッコのように調教で目立たない馬が多く、サリエラについても判断が難しい一頭でしたね。名手ムーア騎手を起用した点からも陣営の大きな期待が伺えました。ただし、若干「ムーアならうまく乗ってくれるだろう」という鞍上頼みの姿勢が垣間見えたのも事実です。

今回の見どころポイント

大西直宏

エリザベス女王杯には2年連続で挑戦し、結果は6着と7着。後方からの追走で展開が向かなかった中でもラストの伸びは目を引きましたが、2年続けて同じような競馬で掲示板には届きませんでした。

序盤の追走力がもう少し上がり、柔軟な競馬ができるようになれば、また違った結果が見られる可能性も感じられます。しかし、6歳牝馬のクラブ馬であることから、今回か次走がラストランになる可能性が高いでしょう。最後まで力を出し切り、有終の美を飾って欲しいところです。



匠の注目馬3

ロードデルレイ
中日新聞杯2着
中内田厩舎(栗東)
騎手予定
戦績:5-2-0-1

前走について

馬券グループ
チーム舟木

前走(アンドロメダS)は夏負けの影響が尾を引いていたとのこと。レース後、ジョッキーからも「本来の姿ではない」と厳しい評価が出ており、今回は度外視できる内容と言えそうです。

久々のレースを一度使ったことで劇的な変化は見られなかったものの、使われたことで確実に上積みが見込める状況。調教でも動きが良化しており、陣営からは「この馬本来の能力を発揮できる」との期待が高まっています。

今回の見どころポイント

大西直宏

この馬は2000m以下では7戦して5勝、2着2回という安定した成績を誇ります。どちらかというと中距離向きのタイプだけに、今回の日経新春杯が本来の2400mではなく2200mで行われることは、この馬にとって間違いなくプラス材料と言えるでしょう。

これまではリステッド競走で結果を出してきましたが、重賞ではややパンチ不足な面が見られたのも事実です。5歳を迎えた今年、重賞戦線で壁を破れるかどうかが、この馬にとって大きな課題となりそうです。

大西直宏が乗りたい穴馬『僕ならこう乗る!』



ハルカ

金曜は大西さんが「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップします。元乗り役ならではの着眼点はさすがと思わされます。

ダービーJ
大西直宏

注目を集める人気馬を相手に、僕だったらどう乗って一発を狙うか?その考えや戦略をお伝えしたいと思います。


レースの見解

今年の日経新春杯は、再び中京芝2200mでの開催となります。持続力が求められるコース設定、上下で7.5キロものハンデ差、そして時計の掛かる馬場状態と、検討材料が多く、混戦模様が予想される一戦です。

今年はメイショウタバルをはじめとする逃げ馬が多く揃ったため、もし僕がこのレースに騎乗するなら、逃げ先行タイプよりも後方でじっくり脚を溜めて差し脚を繰り出せる馬を選びたいですね。その方がチャンスが広がるように感じます。



大西直宏が乗りたい穴馬

キングズパレス

関東馬のキングズパレスには大きな穴気配を感じます。左回りを得意とするこの馬にとって、中京開催へのコース替わりは大きなプラス材料です。また、次週のAJCCではなく日経新春杯を選んだ陣営の判断も、この馬の適性を考えた理にかなった選択と言えるでしょう。

昨年から重賞路線を着実に歩み、GⅢで安定した成績を収めていることは、充実期に入っている証拠。これまでパンパンの良馬場では決め手に欠ける場面もありましたが、現在の中京のタフな馬場状態は、この馬の持ち味であるスタミナと持続力を最大限に発揮できる絶好の舞台となります。

中京新聞杯ではロードデルレイに先着を許しましたが、今回は距離延長がこの馬にとって追い風となるはずです。さらに、この馬の特性を理解している鞍上ミルコ・デムーロ騎手が2度目の手綱を取ることは、大きなプラス材料です。これらの条件が揃った今回は、さらなる前進が期待できる一戦となるでしょう。



大西直宏のコース徹底攻略[重賞版]



ハルカ

このコンテンツでは今回の舞台となるコースを騎手目線で大西さんに解説して頂きます。

ダービーJ
大西直宏

土曜の競馬終了後には、その週の傾向と最新の馬場状態分析をお届けします。お楽しみに!



日経新春杯GⅡ

中京芝2200m

レースコース解説

中京芝2200mは特徴のはっきりしているコースです。スタート直後から1コーナーまでの距離が長く、序盤のペースが落ちづらいのがポイント。また、3コーナー過ぎからのロングスパートが求められるため、持続力とスタミナが問われます。

過去3年間、中京開催で行われた日経新春杯の結果を見ても、上がり最速馬やそれに次ぐ馬が馬券圏内に入るケースが多く見られました。今年も逃げ候補が複数いるため、平均以上の流れが予想され、最後は持続力勝負の展開になるでしょう。


持続力とスタミナが問われる中京芝2200m

持続力とスタミナが問われる中京芝2200m



■展開と馬場状態
正月開催の雨の影響が色濃く残る中京競馬場。先週の開催でも「良馬場」とされながらも時計のかかるタフなコンディションが続いています。

例えば、中京競馬場で行われたシンザン記念では、勝ち時計が1分34秒6(全頭の平均タイムは1分36秒1)。一方、中山競馬場のフェアリーSでは勝ち時計が1分32秒8(全頭平均タイム1分34秒5)でした。同じ年明けの3歳限定マイル重賞ながら、このタイム差は馬場状態の違いを明確に示しています。

現在の中京の馬場は、「時計がかかる=消耗戦」という特徴が際立っています。この馬場条件にコース特性を掛け合わせると、「時計がかかる馬場」×「平均以上のハイラップ」×「持久力を要するコース設計」という構図が浮かび上がります。結果として、「後方待機からロングスパートを仕掛ける持久力型」が有利となる展開が予想されます。

■有利なポジション
日経新春杯の「勝ちポジ」は、中団よりやや後方で待機する差し馬が有力。持続力が求められるレースの特性上、直線で末脚を発揮できる馬が台頭しやすい舞台です。

先行勢が粘る展開もゼロではありませんが、それが成立するのは、ペースが緩み予想外に消耗が抑えられた場合に限られます。しかし、今回のメンバー構成を考えると、速いペースになる可能性が高く、先行勢には厳しい展開が予想されます。

結論として、差し脚を武器にした馬や後方からロングスパートを仕掛ける馬がもっとも上位争いを演じやすいと考えられます。



今年はこの辺りに位置取る馬が有利になりそう

勝負所の4コーナーで有利なポジションにいるのは?





土曜の傾向と馬場情報

大西直宏

■スタミナだけでなく瞬発力や器用さも重要に

先週まで時計の掛かる馬場状態だった中京芝コースですが、今週からBコースに替わったことで、だいぶスピード馬場に戻った印象です。土曜日に行われた芝の4鞍はいずれも展開が流れたこともあり、速めの決着が続きました。

これまでコンテンツ内で強調してきた「タフなスタミナ消耗戦」というイメージから、少し修正が必要かもしれません。極端にタフな馬場というより、比較的軽い馬場でのスピード勝負に近い状況といえそうです。そのため、スタミナだけでなく、瞬発力やタイトなコース取りが勝負の鍵を握る展開が予想されます。

また、脚質に関しては、あくまで展開次第で有利不利が大きく変わりそうな雰囲気。ペースや隊列によっては前残りも後方一気も十分あり得るため、「どの脚質が有利」と断言するのは難しい状況です。隊列やペースをしっかりとイメージした上で、狙い馬を絞ることが重要ですね。






ハルカ

こうやって見ると魅力的な馬が多くて迷ってしまいますね。


ダービーJ
大西直宏

多くのファンの方はそうだろうね。でも、実は今回はすでに狙いは大体決まってるんだ。それもほぼ3頭に絞り込んでいるよ。


ハルカ

本当ですか?それはぜひ教えていただきたいです!


ダービーJ
大西直宏

OK。今回は特別だよ!
ただ、あまり公にしてしまうと馬券の妙味が薄れてしまうという可能性があるので、その3頭はサイト内で限定公開にしようか。

入手している情報もしっかりとお伝えしますよ!


ハルカ

さすが大西さん!
もちろん無料ですので、まだWORLDの情報をご覧になった事がない方はぜひこの機会をお見逃しなく!

大西直弘の絞りに絞った3頭

厳選に厳選を重ねた3頭で獲りましょう!
今回、初めてご利用の方に限り!レース当日には、ダービージョッキー大西直宏が騎手目線で見抜いた【絞りに絞った厳選3頭】を特別無料でご覧いただけます!

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