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【新潟記念】サマー2000シリーズ最終戦!過去の傾向・注目データ&サイン馬券をチェック《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬



新潟記念2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・新潟記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

サマー2000シリーズの最終戦に指定されている新潟記念。最終週に行われるということで、例年であれば内目の馬場を避けてゴール前は馬場いっぱい横広に広がって激戦になるレースですが、今年は開催通じて新潟は雨が降らず、依然として時計の速い馬場状態が続いています。持ちタイムが問われるレースになりそうです。




新潟記念2023予想
出走馬/枠順確定
<9/1(金)更新>


新潟記念 (GⅢ)
9/3(日) 新潟芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1サリエラ牝455.5ルメール
2グランオフィシエ牡557菱田裕二
3ノッキングポイント牡354北村宏司
4サトノルークス牡755永野猛蔵
5イクスプロージョン牡557戸崎圭太
6ブラヴァス牡757内田博幸
7フラーズダルム牝553松岡正海
8インプレス牡456菅原明良
9ユーキャンスマイル牡858石橋脩
10ファユエン牝553木幡巧也
11バラジ牡456三浦皇成
12イーサンパンサー牡752小林美駒
13プラダリア牡457池添謙一
14マイネルウィルトス牡757Mデムーロ





新潟記念2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/27(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、新潟記念2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:目黒記念3着

サリエラ


国枝厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:3-1-1-0

古馬の牡馬相手の重賞で3着に好走。1番人気だったことを考えると3着でも不満に思われるが、勝ち馬ヒートオンビートの外につけて最後は外に持ち出す形になり、勝ち馬とは通ったコースの差もあった。一旦は前に出られた4着馬ゼッフィーロをもう一度差し返す勝負根性を見せていて、内容的には悪くなかった。まだキャリア5戦、今後の伸びしろは大きい。

【WORLD分析班チェック】
古馬になって力を付ける一族

姉サラキア、兄サリオスらの活躍を見ても分かる通り、この一族は古馬になってからもグングン力を付けていく。同馬はデビューから420キロ台と体が小さく、3歳時は長距離輸送で馬体減りを避けるために無理した使い方はしなかった(秋華賞もパス)。とにかく馬体増が今後の課題になる。




前走:日本ダービー5着

ノッキングポイント


木村厩舎(美浦)
北村宏騎手予定
戦績:2-1-0-3

最高峰のダービーで5着に好走。木村厩舎はスキルヴィングと2頭出しで、厩舎としてこちらの評価は低かったが、「マイルだと忙しい。距離延長で鋭く伸びてきただけに、2000mくらいがいいのかもしれない。2400mはさすがに未知だけど、うまく脚を溜めれれば好戦できるのではないか」の見立てで、長い距離へメドが立てば御の字だったが、まさかの掲示板確保には嬉しい誤算だった。2400mであれだけ走れれば、当然2000mは守備範囲。今回は古馬が相手になるが、ここで走ればホンモノとみていいだろう。

【WORLD分析班チェック】
ルメール以降の鞍上が固定!?

2歳~3歳前半はルメールが主戦だったが、厩舎の扱いが低くなるにつれて乗り替わりが増え、ダービーでも当週の木曜になっても鞍上が決まらなかった(←なかなか異例のこと)。北村宏は調教で騎乗していることから騎乗機会を得ることができ、そしてダービーであの好走に繋げた。このまま主戦の座を固めるためにも、ここが試金石になるだろう。




前走:函館記念4着

マイネルウィルトス


宮厩舎(栗東)
デムーロ騎手予定
戦績:5-10-6-14

函館記念は1年ぶりで24キロ増。さすがに叩き台ムードだったのは否めず、鞍上のデムーロも最初は様子を見ながら後方から乗っていた。おそらく勝ち負けしようという意識は持っていなかったはず。それが思いのほか勝負所の手応えが良く、直線も想定外に鋭い脚を使ってあわやの4着に好走。おそらく鞍上が一番驚いたことだろう。まだまだ馬の衰えはなく、このまま無事に2戦目を迎えられれば、馬体も絞れて上積みも大きく、ここでも穴候補に浮上してきそうだ。

【WORLD分析班チェック】
この中間は反動に注意が必要

前走後は栗東トレセンに戻って坂路を中心に乗り込まれている。反動に注意しながら馬なり調整を続けているが、当週にCWコースでビッシリ追うことができるかどうかはよく見ておきたい。脚元を恐れずビッシリ追って攻めた追い切りができれば、上積みは大きいだろう。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




新潟記念2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/31(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 新潟競馬場に『見上愛』が来場!

(8月31日)
今週、夏競馬もラスト。新潟競馬場に『見上愛』さん来場の話をしたが季節の夏もフィナーレに向けて各地でイベントも盛んである。少々マイナーかもしれないが9月3日新潟記念の日に新潟県の小仙谷闘牛場にて 神事「牛の角突き」が行われる。日本各地では今でも闘牛が見られるところはあるが国指定重要無形文化財にもなっている。

闘牛は北は岩手から南は沖縄まで現在も行われているが中でも新潟の「牛の角突き」は、江戸時代後期に滝沢馬琴が書いた『南総里見八犬伝』にも記述があるほど。神事だけに他の闘牛とは異なり、原則引き分けで終了させる。さて、サインとしては『南総里見八犬伝』から『里見』を強調して里見オーナー所有の『サトノルークス』を第2のサイン馬に指名し特にレース当日は両隣を警戒したい。

(8月27日)
それでは簡単にキーンランドCのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気は浜中騎乗の「⑭ナムラクレア」。2着は8番人気松岡騎乗の「⑧シナモンスティック」。3着は2番人気鮫島駿騎乗の「⑫トウシンマカオ」だった。午後になって札幌は豪雨のため一時中断したほど。レース前には雨は止んだが影響は大きかったはず。

サイン的にはサイン馬に指名した「トウシンマカオ」が3着に滑り込んで馬券内を確保したのがやっと。直前の雨も影響した感じ。このレースは牝馬が優勢のデータに加えて、道悪が得意なナムラクレアには味方した感じだ。やや不完全燃焼だった気もするが次週に期待してほしい。

話を戻して今年で59回目を迎える「新潟記念」。今週末にはプレゼンターとしてJRA年間キャラクターの『見上愛』さんが来場予定だ。これまでも、年間キャラクターの『長澤まさみ』、『佐々木蔵之介』も所々でサインを出してくれた。『見上愛』さんも昨年は「アイ&ラヴ」の馬名を持つ馬などからヒントを貰って高配当へ導くことができた。

難しいところは毎回、必ずサインを発信するとは限らない点だろう。ただ今回は、2023年に競馬場に来場した際に結果的にレースで共通する点を見出すことができた。それは、馬名9文字馬だ。恐らくだが『愛』をアルファベットの『I』に変換すると9番目にあたる。そこから9文字が浮かび上がるのでは…。またレースによっては複数の9文字馬名馬が存在するがキーになるのは中でも上位人気の馬という点だ。今年来場した「日本ダービー」、「宝塚記念」、「小倉記念」では該当馬が馬券に絡んでいた。ならば今回は出走すればまずは『ノッキングポイント』をサイン馬に指名したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・里見オーナー所有の『サトノルークス』を第2のサイン馬に指名し特にレース当日は両隣を警戒したい。
・今回は『ノッキングポイント』をサイン馬に指名したい。





新潟記念2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/30(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

夏競馬の締め括りはサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念ですね。この1ヶ月は全く雨の降らない新潟競馬場、最後まで馬場状態が良好で行われそうです。芝は例年以上に時計の出やすい状況なので、その部分は大きなポイントになりそうですね。


新潟記念2023データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①ノーザンFの3歳馬が始動戦に選択

  • ②近6年の後半5Fは58秒台の持続力比べ

  • ③友道厩舎が近9年で4勝の荒稼ぎ

  • ④サマー2000の最終戦、V対象馬はアノ馬だけ

①ノーザンFの3歳馬が始動戦に選択



5年前のこのレースで初めて3歳馬ブラストワンピースが優勝。秋のトライアルには同じノーザンFの素質馬が殺到しやすいため、別の始動戦として選択肢が広がったのはノーザンFにとっても大きかった。20年もワーケア、21年もラーゴムがダービーの後にここから始動している。昨年もサンデーRのフェーングロッテンがエントリーして3着に好走したのが記憶に新しい。

今年もサンデーRの3歳馬ノッキングポイント(木村厩舎)がエントリー。重賞勝ちがないのに54キロは少し見込まれた印象もあるが、これはダービー5着が高く評価されたようだ。陣営は「ハンデ54キロは想定通り」とのことで、ノーザン勢としては菊花賞を狙う他のメンバーとのローテを計算しての使い分けだろう。



②近6年の後半5Fは58秒台の持続力比べ



新潟外回りはマイル戦だと上がり33秒台が当たり前という舞台だが、外回り2000mは上がり3Fよりは5Fに注目したい。新潟記念はだいたいラスト4F(4コーナー部分)から11秒台ラップとなって、ラスト2Fが10秒台に突入して最もスピードが出やすくなる。とにかく直線入り口からゴールまで、目一杯の末脚の持続力比べという舞台だ。

勘違いしてはいけないのは、瞬発力に優れている馬が有利、ということではないこと。「瞬発力」ではなく「持続力」が必要不可欠。一昨年のマイネルファンロンや昨年のカラテをはじめ、歴代の勝ち馬の名前を見ても一瞬の脚に優れたというタイプではないのが分かるだろう。



③友道厩舎が近9年で4勝の荒稼ぎ



【新潟記念で勝利した友道厩舎の管理馬】
14年マーティンボロ
15年パッションダンス
19年ユーキャンスマイル
20年ブラヴァス



友道厩舎が過去9年で11頭を送り込んで2度の連覇を含む4勝。すべて違う馬であるように、このレースに向く馬の適性を見極めて送り込んできている。昨年もヒートオンビート、ユーキャンスマイル、レッドジェネシスの3頭出し。5勝目とはならなかったが、2着に9番人気ながらユーキャンスマイルが食い込んで波乱を演出した。

今年も昨年に続いてユーキャンスマイルとブラヴァスの2頭を送り込んでおり、どちらもこのレースに実績がある馬だけに注意が必要だ。



④サマー2000の最終戦、V対象馬はアノ馬だけ



サマー2000シリーズの現在の順位は以下の通り。

プログノーシス  12p
エヒト      11p
セイウンハーデス 10p
ローシャムパーク 10p



サマー2000シリーズは「1勝以上」かつ「13ポイント以上」を挙げた馬のうち、ポイント最上位が優勝となる。これまで行われた4戦の勝ち馬はいずれも13ポイントに達しておらず、新潟記念に登録もないため優勝条件は満たせない。

今年のメンバーで優勝の可能性があるのは、現在3ポイント獲得のマイネルウィルトスのみで、この馬が勝った場合10ポイントを獲得して優勝となる。陣営は当然それは意識しており、ここは勝負懸かりの一戦だろう。

優勝すれば馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円の褒賞金が交付される。



新潟記念2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/31(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

プラダリア

池添学厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:5-4-1-14

【前走】 宝塚記念6着

【GⅠ出走を見込んでいた】
前走時の情報・・・ 「ウインマイティー、ブローザホーンが回避を表明したことで、補欠2番手だったウチの馬が繰り上がって出走が決まった。鞍上がしばらく未定のままだったのは、出れるか分からなかったから。ただ、出ることを見込んで調整していたのでダービーや京都記念の頃に戻ってきている。少なくとも準備不足ということはない。GⅠではワンパンチ足らないけど、高速決着の舞台は合ってるよ」

★今回の見所ポイント
→血統的にも速い馬場は歓迎
→距離も2000mくらいがベスト



前走情報チェック馬②

ユーキャンスマイル
友道厩舎(栗東)
石橋脩騎手予定
戦績:6-5-1-20

【前走】 目黒記念7着

【下降線は隠し切れず】
前走時の情報・・・ 「年齢的にも稽古の動きがもっさりしてきた。左回りに替わるのは良さそうだが、58キロのハンデで好走できるかは微妙。今はGⅠではもう厳しい感じ。ぶっちゃけGⅡでもどうかなって感じはある」

★今回の見所ポイント
→GⅢならまだ見限れない
→昨年の2着馬で適性は証明済み



前走情報チェック馬③

バラジ
鹿戸厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:4-3-3-6

【前走】 目黒記念6着

【経験積んでる段階】
前走時の情報・・・ 「前走が案外だったが、不利を受けなくても勝ち負けまでは微妙だったか。距離はギリギリだと思うが、相変わらず調教は抜群。緩い流れならなんとかなっていい。重賞でも通用のメド立てたい」

★今回の見所ポイント
→新潟コースは①②②①着の成績
→距離は2000mがもっともベスト






新潟記念2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<9/1(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ノッキングポイント

木村厩舎(美浦)
北村宏騎手
戦績:2-1-0-3

有利な斤量&ベストの距離で躍進可能


新潟の外回り2000mはとにかく速い上がりが求められるコースです。上がり3Fだけではなくコーナーリングからの「上がり4Fでどれだけ速い脚を使えるか」が問われますね。

この条件の重賞は春はGⅢ新潟大賞典、夏はGⅢ新潟記念が行われます。僕の印象では、春は雨の降りやすい中で行われやすく、夏は開催最終週ということで、どちらも「タフな馬場での外伸び比べ」というイメージが強いんですが、今年は大きく状況が異なりますね。

というのも、新潟は8月に降雨が全くないため馬場の傷みが少なく、開催を通じて速い時計が出やすくなっています。さすがに内外で言えば、先週あたりから外の方が伸びやすいかなと感じますが、例年ほど内外の大きな差は感じません。

メンバー的にも逃げ馬がなく、道中は団子状態で進んで、後半は飛び切り速い上がりの勝負になるでしょう。おそらく上がり3Fは32秒台前半が求められるような競馬になると思います。

そういう競馬だと、有利になりやすいのは斤量が軽くて柔軟性の高い若い馬です。ということで、今年は唯一の3歳馬ノッキングポイント(牡3・木村)が上位に食い込める可能性が高いと見ています。

デビューから4戦マイルを走った馬ですが、ダービーでは2400mでも終いの上がり比べに対応できました。あの競馬から、この馬はマイルよりは少し長めの距離の方が適性が高いように感じます。おそらく2000mくらいがベストの適性かと感じますし、速い上がりの勝負には向く馬です。2018年のブラストワンピース以来の3歳馬Vが見られるかもしれません。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは9/1(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『新潟記念GⅢ』
『小倉2歳ステークスGⅢ』
『札幌2歳ステークスGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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