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【新潟記念2022予想】夏を締め括る波乱必至のハンデ戦の傾向・注目データ&大西直宏が乗ってみたい馬は?



新潟記念2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・新潟記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

サマー2000シリーズの最終戦に指定されている新潟記念。最終週に行われるということで、内目の馬場を避けてゴール前は馬場いっぱい横広に広がって激戦になるレースです。基本的に荒れ傾向で、3連複の平均配当3万円超、3連単の平均配当22万円超をみてもそれが分かりますね。




新潟記念2022予想
出走馬/枠順確定
<9/2(金)更新>


新潟記念(GⅢ)
9/4(日) 新潟芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1イクスプロージョン牡456三浦皇成
2プレシャスブルー牡855Mデムーロ
3レッドジェネシス牡456.5内田博幸
4サンレイポケット牡757.5鮫島克駿
5ヒートオンビート牡557池添謙一
6カラテ牡657.5菅原明良
7ゴールドスミスセ853吉田豊
8ディアマンミノル牡555荻野極
9エヒト牡557田中勝春
10ココロノトウダイ牡555戸崎圭太
11プリマヴィスタ牡553松岡正海
12フォワードアゲンセ553江田照男
13カナリキケン牝449木幡初也
14コトブキテティス牝551武藤雅
15スカーフェイス牡655岩田康誠
16カイザーバローズ牡455津村明秀
17ユーキャンスマイル牡757石橋脩
18フェーングロッテン牡353松若風馬





新潟記念2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<8/28(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、新潟記念2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:函館記念3着

スカーフェイス


橋田厩舎(栗東)
岩田康誠騎手予定
戦績:4-3-1-14

今はとにかく具合がいい。今週追い切りに乗った岩田も「これは具合がホンマにエエよ。良い頃の動きやったわ」と絶好の動きにご満悦。左回りは久々になるが、それについて「コーナー2つ、直線の長い新潟やったら持ち味は出せる。テキにいいプレゼントをしてあげたいんや」と気合が入っていた。なお、この馬は調教師の息子が担当しており、その当人も「具合がいいねぇ」と太鼓判を押していた。状態の良さならこの馬を真っ先に挙げられる。

【WORLD分析班チェック】
橋田調教師は来年2月で定年引退

全場重賞制覇が懸かった前走の函館記念は惜しくも3着。偉業達成はならなかったが、次の目標は引退までひとつでも重賞を勝つことだろう。そのチャンスがあるのは現状はスカーフェイスのみ。馬自身にとっても重賞初勝利が懸かっている。




前走:函館記念5着

サンレイポケット


高橋忠厩舎(栗東)
鮫島駿騎手予定
戦績:5-4-5-13

新潟外回り2000mの適性は証明済で、20年の同レース3着、21年新潟大賞典1着の実績を残す。いずれも時計が掛かる馬場での勝利だけに、最終週の馬場もこの馬に向きそうだ。前走の函館記念は洋芝の極端な道悪で動ききれなかったが、野芝の時計の掛かる馬場は滅法得意。直線の長い外回りならば枠順などにも悩まされる心配もなく、上位争いは確実と言えるだろう。

【WORLD分析班チェック】
札幌記念は回避で名より実

函館記念のあとは札幌記念も視野に入れていたが、強敵が揃うGⅡに挑戦するのではなく、実績ある新潟外回りのGⅢを選択。これは名より実を取りに来たという陣営の判断によるもの。それだけ厩舎の本気度も窺える。




前走:七夕賞2着

ヒートオンビート


友道厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:4-8-3-5

サマー2000シリーズのV可能性があるのは、エヒトヒートオンビートだが、ここはヒートオンビート陣営がかなり狙っている。シリーズ優勝の条件はエヒトが5着以下に沈むこととヒートオンビートの優勝が条件になるが、その可能性は決して低くはないだろう。なかなか重賞を勝てずにいるが、その安定感の走りはここでもピカイチ。初の新潟コースで末脚を爆発させるか。なお、シリーズ優勝ならば褒賞金として馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が交付される。

【WORLD分析班チェック】
このレースは友道厩舎に逆らうな!?

友道厩舎はこのレースを近8年で4勝の好相性で、今年はレッドジェネシス、ユーキャンスマイルと3頭出しの予定。現状の勢いを考えたら、3頭の中ではもっともヒートオンビートがVに近い存在だ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも一変の可能性を秘めた伏兵も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






新潟記念2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<8/28(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①新潟記念にも潜むキツネの影?

①新潟記念にも潜むキツネの影?



新潟では各競馬場開催地とは異なる点がある。それは、記念レースの存在だ。殆ど競馬場の開催地につき1つ記念レースが存在している。例えば、「札幌記念」、「福島記念」、「小倉記念」など。しかし、新潟だけ「関屋記念」と「新潟記念」2つ存在する。それは関屋記念のときも少し触れたが昔、新潟競馬場が関屋にあったことから関屋記念が存在すると…。

この特別な点は今に始まったことではないが今年は若干サイン馬券も流されている感じがしてならない…。話は逸れるが開催日の9月4日、とあるテレビ番組が放送開始する。それは、『仮面ライダーギース』。昭和に始まった仮面ライダーも平成、令和と続いている。今回は令和ライダー4代目。単純に④という数字は使わないだろう。内容をチェックすると何でも今回のライダーは「白キツネ」がモチーフらしい。白キツネというとお稲荷さんや九尾の狐を思い出すが、主人公が京都出身というだけに頷ける。

さて、話を競馬に戻すと今回も何やらキツネの香りがプンプンする。今年、令和4年は 長く続いた吉岡里帆のどん兵衛のCM終焉から始まり、「キツネダンス」ブーム、野生のキツネが民家の周辺に出没とキツネの話題は耐えない。本当に偶然ではあるが新潟もキツネに縁のある土地でもある。皆様もご存知の『狐の嫁入り』。本州、四国、九州に古くから伝わる怪異。天気のいい日にパラパラと雨が降ってくることをそう呼ぶ人もいる。

新潟の阿賀町では毎年、狐の嫁入り行列という祭りが行われている。近年はコロナの影響で中止になっているが、その中止の憂さ晴らしにキツネの念が現れても不思議ではない。白いキツネは白狐(びゃっこ)とも言われ、北極に生息するホッキョクキツネを指すらしいが昔から、「霊狐」、「妖狐」とも言われ妖怪の類として度々登場している。 「仮面ライダーギーツ」が始まるのも偶然とも思えないだけに、今年の新潟記念はキツネを探してみたい。

一つ大きな手掛りは『白い狐』。先日、白毛対決で話題を集めた札幌記念。「⑦ハヤヤッコ」と「⑩ソダシ」は馬券に絡むことはなかった。ならばキツネだけにこの⑦と⑩番が新潟で化けて出ても驚けないかもしれない。

【以上から今年の気になる候補】
・白狐だけに白枠(1枠)には要注意!
・「⑦ハヤヤッコ」と「⑩ソダシ」。札幌記念の白毛の馬番には注意。



新潟記念2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/31(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

夏競馬の締め括りはサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念ですね。台風の影響で週末の天気や馬場状態も気になるところで、荒れムードはかなり高まっています。


新潟記念2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①ノーザンFの3歳馬が始動戦に選択

  • ②近5年の後半5Fは58秒台の持続力比べ

  • ③友道厩舎が近8年で4勝の荒稼ぎ

  • ④サマー2000の最終戦、V対象馬に注意

①ノーザンFの3歳馬が始動戦に選択



4年前のこのレースで初めて3歳馬ブラストワンピースが優勝。秋のトライアルには同じノーザンFの素質馬が殺到しやすいため、別の始動戦として選択肢が広がったのはノーザンFにとっても大きかった。20年もワーケア、21年もラーゴムがダービーの後にここから始動している。

今年はサンデーRのフェーングロッテンがエントリーしてきた。「ハンデ53キロは想定通り」とのことで、ノーザン勢としては菊花賞を狙う他のメンバーとのローテを計算しての使い分けだろう。



②近5年の後半5Fは58秒台の持続力比べ



新潟外回りはマイル戦だと上がり33秒台が当たり前という舞台だが、外回り2000mは上がり3Fよりは5Fに注目したい。新潟記念はだいたいラスト4F(4コーナー部分)から11秒台ラップとなって、ラスト2Fが10秒台に突入して最もスピードが出やすくなる。とにかく直線入り口からゴールまで、目一杯の末脚の持続力比べという舞台だ。

勘違いしてはいけないのは、瞬発力に優れている馬が有利、ということではないこと。「瞬発力」ではなく「持続力」が必要不可欠。昨年のマイネルファンロンをはじめ、歴代の勝ち馬の名前を見ても一瞬の脚に優れたというタイプではないのが分かるだろう。



③友道厩舎が近8年で4勝の荒稼ぎ



14年マーティンボロ
15年パッションダンス
19年ユーキャンスマイル
20年ブラヴァス


友道厩舎が過去8年で8頭を送り込んで2度の連覇を含む4勝。すべて違う馬であるように、このレースに向く馬の適性を見極めて送り込んできている。今年もヒートオンビート、ユーキャンスマイル、レッドジェネシスの3頭出し。いずれもタイプ的にはジワジワと脚を使うタイプでこのレースに向いている印象だ。ここで5勝目があっても驚けない。



④サマー2000の最終戦、V対象馬に注意



シリーズチャンピオンの可能性があるのは以下の3頭。

エヒト      10p
ヒートオンビート 5p
スカーフェイス  4p


シリーズ優勝には13点以上が必要であるため、エヒトは4着(3点)以上が、ヒートオンビートとスカーフェイスは勝利が必要となる。シリーズ優勝馬には馬主へ3000万円、厩舎へ800万円の報奨金が支払われるが、その権利がある陣営にとっては当然勝負懸かりの理由になるだろう。



新潟記念2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<9/1(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

カラテ

辻野厩舎(栗東)
菅原明騎手予定
戦績:6-2-1-22

【前走】安田記念16着

・絶対広いコース向き
前走時の情報・・・「今回が転厩2戦目。だいぶ馬も栗東トレセン環境の変化には慣れてきたようで、物見も減って今回の方が気持ちがピリっとしている。調教でもハミの取り方が強くなっているし、そのあたりに前走からの変化を感じる。追い切り後の息の戻りも良く、状態そのものは良さそう。跳びが大きくて絶対に広いコースが向いている」

★今回の見所ポイント
→広いコース向きゆえ新潟外回りへ
→距離はかなり久々も今の充実度なら



前走情報チェック馬②

ヒートオンビート

友道厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:4-8-3-5

【前走】七夕賞2着

・サマー2000を視野に
前走時の情報・・・「前走の天皇賞春はGⅠ初挑戦ながら4着。いい脚で追い込んできたように、GⅠでも勝負できるぐらい力をつけたなと感じた。だから宝塚記念除外は痛かったが、GⅢなら力は一枚上。気の勝っている馬なので、暑さにへこたれるような感じもない。池添とのコンビも手が合っていて、彼が乗ると最後まで走ってくれている。この夏はサマー2000シリーズを狙うつもり」

★今回の見所ポイント
→このレース得意の友道厩舎3頭出し
→ハナからサマー2000シリーズ目標



前走情報チェック馬③

エヒト

森厩舎(栗東)
田中勝騎手予定
戦績:5-2-2-12

【前走】七夕賞1着

・痛いところがなくなった
前走時の情報・・・「前はソエとかどこかしらに痛いところがあったが、今はそれが解消しているのが大きい。放牧からふっくらとした体で戻ってきたので思い通りの調整ができている。かなり具合が良さそう。大外枠は乗り方が難しいが、うまくどこかでインに潜り込めれば可能性はなくはない」

★今回の見所ポイント
→前走の走りはホンモノと見るべき
→サマーシリーズ優勝に最短の存在




新潟記念2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<9/2(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

カラテ

辻野厩舎(栗東)
菅原明騎手
戦績:6-2-1-22

追って追って反応できる馬


僕は新潟記念は3着(01年ミヤギロドリゴ)が最高でしたが、5月に行わる同じハンデ重賞の新潟大賞典ではマイネルアムンゼンで勝利したことがあります。両レースともに馬場の悪い開催後半に行われるので、ゴール前は馬場横広に広がっての追い比べになりやすいですね。ハンデ戦なのでゴール前はだいたい大混戦になります。

マイネルアムンゼンで勝った時は外ラチを通って伸びましたが、去年のこのレースのマイネルファンロンも馬場大外から一気に伸びて突き抜けました。やっぱりこのレースは外から長く脚を使えることが上位争いの条件になるのではないかと考えています。

この舞台で乗ってみたいと思うのが、今のカラテです。昨年年明けにジュウショウウィナーとなってからは本当に堅実な末脚を披露。大敗したのは2度の安田記念だけで、GⅡ~GⅢでは上位の存在です。

3歳時は500キロ前後の体重で走っていた馬が、馬は540キロまで体を増やして成長力を見せています。高橋祥泰厩舎の解散にて2走前から栗東・辻野厩舎に転厩になり、2戦は結果が出ていませんが、稽古の動きなどからまだまだ馬が良くなる余地を感じます。

ずっとマイル路線を歩んでいた馬がこのタイミングで2000mを使うのは「ややズブくなっている」ことと「長い距離のほうが末脚が爆発しやすいのでは?」という考えが陣営にあるからで、そこは僕も同じ意見を持っています。追って追ってトップスピードに到達するまで時間が掛かる馬だけに外回り2000mは一番いい条件のような気もします。この舞台でこの馬に乗ってみたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは9/2(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『新潟記念(GⅢ)』
『小倉2歳S(GⅢ)』
『札幌2歳S(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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