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【NHKマイルC】2歳G1馬が対決の3歳マイル王決定戦!過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬は?



NHKマイルカップ2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・NHKマイルカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。今週は『NHKマイルカップ(GⅠ)』、『京都新聞杯(GⅡ)』、『新潟大賞典(GⅢ)』の重賞が行われますね。

さあ、今週から待望の東京の春のGⅠシリーズが開幕します!東京でのGⅠは『1600m』が3戦に『2400m』が2戦と、走るコースが固定されているので馬場傾向などはそのまま使えます。特にマイル戦は来週もヴィクトリアマイルが続くので、シッカリと傾向はチェックしておきたいですね。




NHKマイルC2023予想
出走馬/枠順確定
<5/3(金)更新>


NHKマイルC (GⅠ)
5/5(日) 東京芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ダノンマッキンリー牡357北村友一
2ノーブルロジャー牡357松山弘平
3ディスペランツァ牡357鮫島克駿
4イフェイオン牝355西村淳也
5ボンドガール牝355武豊
6ロジリオン牡357戸崎圭太
7チャンネルトンネル牡357岩田望来
8エンヤラヴフェイス牡357菱田裕二
9キャプテンシー牡357Mデムーロ
10ウォーターリヒト牡357菅原明良
11アレンジャー牡357横山和生
12ゴンバデカーブース牡357モレイラ
13シュトラウス牡357北村宏司
14アスコリピチェーノ牝355ルメール
15マスクオールウィン牝355岩田康誠
16ジャンタルマンタル牡357川田将雅
17ユキノロイヤル牡357石橋脩
18アルセナール牝355横山武史





NHKマイルカップ2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/28(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、NHKマイルカップ2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:桜花賞2着

アスコリピチェーノ


黒岩厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:3-1-0-0

4連勝を狙った桜花賞は僅か届かず2着。ジリジリ伸びる馬だから勝負所で勝ち馬に飛ばされた分が痛かった。あれで一旦ブレーキが掛ったような感じで少し置かれてしまい、その分の差。この馬は瞬間的なスピードというよりは、ジワジワ伸びてくるタイプなので、今回は勝ったモレイラ騎手にしてやられてしまったという感じ。

ただ、能力の高さは改めて証明しており、これで2度の1分32秒台をマーク。普通にこの世代のマイル路線では最上位レベルなのは明らかで、NHKマイルCへ出走する以上は勝ち負けは譲れないところ。今回も主役の扱い。

【WORLD分析班チェック】
鞍上はルメールの可能性も…?

1週前時点では「鞍上未定」となっており、北村宏の名前が明記されていないことから、ルメールが復帰してこの馬に騎乗するのではと噂されている。もしルメールが騎乗するなら期待値はさらにアップと考えてイイので、クラブからの発表を待ちたい。(※その後、ルメール騎手とのコンビが正式発表されています)




前走:皐月賞3着

ジャンタルマンタル


高野厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-1-1-0

こちらもクラシック好走から参戦。皐月賞は直線早め先頭で一旦は突き放す内容を見せ、負けはしたものの勝ちに等しい競馬。坂上で苦しくなったのは早めに動いた分もあるが、この馬にとっては少し距離が長かったのもあるだろう。

本質的には1600~1800mが適性距離だけに、NHKマイルCに矛先を向けたのは“名より実を獲りに来た”というジャッジと考えられる。マイルではGⅠ(朝日杯)含む重賞2戦2勝の実績からも、ここでは格上の存在。マイルの持ちタイムこそ劣るが、皐月賞をレコード決着でコンマ1秒差で走っているのだから、高速対応も全く問題ナシ。

【WORLD分析班チェック】
皐月賞上位好走は信頼度抜群

皐月賞で掲示板内からの参戦となると、近年ではアドマイヤマーズ(皐月賞4着→NHKマイルC1着)、クラリティスカイ(皐月賞5着→NHKマイルC1着)があり、かなり好走例は多い。




前走:NZT2着

ボンドガール


手塚厩舎(美浦)
武豊騎手予定
戦績:1-2-0-0

同馬のデビュー戦は上位8頭が勝ち上がり、のちに重賞で好走する馬を何頭も輩出するハイレベル戦。いわゆる“伝説の新馬”などと言われる。2歳時は順調度を欠いてしまったため出世が遅れたが、2戦目のサウジアラビアRCでは川田騎手に騎乗依頼をしたように、この世代の牝馬としては最上位の能力を持った馬であるのは間違いない。

桜花賞は賞金が足りずに抽選除外となったが、NZTで牡馬相手に即通用したようにポテンシャルはかなり高い。2歳時の評判を考えたら、2歳女王のアスコリピチェーノにもヒケをとらない能力の持ち主だ。

【WORLD分析班チェック】
武豊とのコンビは魅力

前哨戦のGⅡ・NZTでは牡馬相手に2着に好走し、見事に優先切符を獲得。その後は初めて在厩調整のまま本番へ向かうが、ガス抜きが出来た今回は更にパフォーマンスを上げてきそう。前走で騎乗した武豊騎手が引き続き手綱を取るのも心強い。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




NHKマイルC2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<5/2(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • やっぱり今年も大河ドラマは無視できないものの…。

(5月2日)
前回はNHKだけに「朝ドラ」ネタを紹介したが実はNHKマイルC当日に、新潟では年間イメージキャラの佐々木蔵之介氏が新潟競馬場に来場する。あえてGIが行われる東京ではなく裏開催の新潟なのが意味深ではないか…。

佐々木氏は、この4月新事務所「アンカー」に移籍したばかり。特に直結するような馬は見当たらないが、ココでNHKだけに「大河ドラマ」が発動する可能性も…。前回、不発に終わった大河での役名「藤原宣孝」に注目した。

今回、唯一の藤原絡みといえば藤原厩舎の『ダノンマッキンリー』のみ。ならば当馬をサイン馬に指名してレース当日は対角位置及び両隣にも注意したい。

(4月28日)
それでは簡単に天皇賞(春)のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気菱田騎乗の「⑭テーオーロイヤル」。2着は5番人気菅原明騎乗の「⑤ブローザホーン」。3着は6番人気幸騎乗の「⑥ディープボンド」で決着した。結果的に人気の4歳勢は不発に終わり、人気薄の4歳馬スマートファントムが4着に突っ込んできた。

サイン的に2枠は不発もサイン馬④ワープスピードの隣⑤ブローザホーンが2着に来て自身は5着に終わった。どうもドンピシャと行かないだけに次回こそ決めたい。

話を戻して今年で29回目を迎える「NHKマイルC」。やはり、国営放送の冠が付くだけに今年も大河ドラマは無視できないか…。特にJRAの年間イメージキャラを務める2人が出演しているだけに。しかし、もうひとつ侮れないのが「朝ドラ」だろう。2024年前期は110作目となる『虎に翼』だ。

日本で初めて弁護士、裁判官、裁判所長をそれぞれ務めた三淵嘉子を題材にしたフィクションである。「法の世界」が舞台であるが脚本が秀逸で最後まで目が離せない。大河ドラマ「光る君へ」は平安時代だが昭和の初期から女性蔑視の時代をたくましく生き抜いた女性たちの物語である。

法律といえば昨年は競馬法100周年を迎えたばかりだけにコチラに重きを置く。そして、施行日は「5月5日」端午の節句になる。なお「虎に翼」とは中国の思想家の言葉で日本で例えると「鬼に金棒」と同じく「強いものにさらに強さが加わる」ということ。直接、関係するものは見当たらないが端午の節句から5枠・⑤番と虎縞の勝負服「社台レースホース」の馬には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・今回、唯一の藤原絡みといえば藤原厩舎の『ダノンマッキンリー』のみ。ならば当馬をサイン馬に指名してレース当日は対角位置及び両隣にも注意したい。
・直接、関係するものは見当たらないが端午の節句から5枠・⑤番と虎縞の「社台レースホース」の馬には注意したい。





NHKマイルC2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<5/1(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

クラシックは「繁殖や種牡馬としての価値が求められるため、生産サイド(社台軍団の思惑)の影響が非常に大きく反映されますが、NHKマイルCはそこまでG1の重みがないため、現時点での純粋な能力比較が優先されます。

つまり、まだ引き出されていない未知なパフォーマンスを情報から見抜くのがクラシックだったのに対し、NHKマイルCは見えている能力(数字)を比較するG1ということ。シッカリと『場の状況』を把握し、各馬の『能力分析』を正確に行っていきましょう。


NHKマイルC2024データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①クラシック経験馬が断然強い傾向アリ

  • ②多少の雨が降ってもビクともしない東京の芝コース

  • ③外国人ジョッキーが上位に食い込む傾向アリ

  • ④重要トライアル『NZT組』は着順を問わず好走は可能

①クラシック経験馬が断然強い傾向アリ



毎年言われてることだが、NHKマイルCは春の1冠を使ってきた馬、つまりクラシック組が本当に良く走るレースとして知られる。

クラシック経由の馬の実績を抜き出してみると一目瞭然。

21年 シュネルマイスター①着(弥生賞2着)
21年 ソングライン   ②着(桜花賞15着)
20年 レシステンシア  ②着(桜花賞2着)
19年 アドマイヤマーズ ①着(皐月賞4着)
17年 アエロリット   ①着(桜花賞5着)
16年 メジャーエンブレム①着(桜花賞4着)
16年 ロードクエスト  ②着(皐月賞8着)
15年 クラリティスカイ ①着(皐月賞5着)
14年 キングズオブザサン③着(皐月賞15着)
12年 クラレント    ③着(弥生賞12着)
10年 リルダヴァル   ③着(皐月賞6着)
08年 ブラックシェル  ②着(皐月賞6着)
07年 ピンクカメオ   ①着(桜花賞14着)
07年 ローレルゲレイロ ②着(皐月賞6着)
05年 ラインクラフト  ①着(桜花賞1着)
05年 デアリングハート ②着(桜花賞3着)
04年 コスモサンビーム ②着(皐月賞4着)
04年 メイショウボーラー③着(皐月賞3着)



これだけクラシック組が好走している理由は、皐月賞や桜花賞は例年とにかく高いレベルで総合力が求められ、そこを目標に戦ってきた馬たちは“経験値と底力が一枚上”だからに他ならない。今年は例年以上に多くのクラシック経験馬が参戦し、全体的にハイレベルな戦いが予想される。



■クラシック1冠経由馬
・アスコリピチェーノ(桜花賞2着)
・ジャンタルマンタル(皐月賞3着)
・イフェイオン(桜花賞11着)
・ウォーターリヒト(皐月賞16着)
・マスクオールウィン(桜花賞14着)



②多少の雨が降ってもビクともしない東京の芝コース



毎年ゴールデンウィークの頃は気温がグングン上がるため、週中に雨が降ってもレース当日に雨が降らなければ基本的に馬場はかなりの高速状態と考えていい。

開幕週だった先週も土曜日の午前中は雨の影響が残ったが、時間の経過とともに馬場は乾いて2秒くらいの高速馬場へ戻っていた。

今年も週末の天気予報は晴れなので、おそらく1分32秒台前半を争うような決着が濃厚。展開次第では3年前のような1分31秒台に突入するシーンも十分ある。いずれにしても「速いタイムで走れる性能」が必要不可欠だろう。



【持ちタイム上位】
1分32秒3 アスコリピチェーノ
1分32秒5 キャプテンシー
1分32秒9 チャンネルトンネル
1分33秒1 アレンジャー
1分33秒2 アルセナール
1分33秒3 イフェイオン
1分33秒4 ゴンバデカーブース
1分33秒4 ディスペランツァ





③外国人ジョッキーが上位に食い込む傾向アリ



カタカナ騎手(=外国人ジョッキー)の騎乗があるときは、それらが上位に好走しやすい傾向がある。近年でもMデムーロ、ルメールの名前が多く目立つ。



21年 ルメール①着
20年 デムーロ①着
20年 ルメール②着
19年 デムーロ①着
19年 アヴドゥラ③着
18年 デムーロ②着
16年 ルメール①着



速い馬場でビッシリ追って時計を追求するようなレースでは、やはり外国人ジョッキーのほうが上手。Mデムーロは今年も騎乗、そして短期免許のモレイラも参戦する。

そして、何と言っても注目は、今週の日曜日から復帰するルメールだろう。ドバイでの危険な落馬負傷(鎖骨、肋骨骨折に、肺に穴が開いた怪我)からたった1ヵ月で復帰するのは驚くべき回復力だが、実戦勘はどこまで戻っているだろうか。サンデーRが有力馬のアスコリピチェーノの騎乗を託すからには「準備はOK」と判断していいのかもしれない。



④重要トライアル『NZT組』は着順を問わず好走は可能



NHKマイルCが創設以降、もっとも勝ち馬を輩出しているNZT組(10勝)だが、必ずしもNZT組は1着馬が強いワケではない(勝ち馬はなぜか過去10年で一度も馬券圏内に入っていない)。下記のデータを見ても分かる通り、着順を問わず本番で好走する傾向にある。

【NZTの着順】
1着  3-2-0-21
2着  1-5-2-16
3着  4-0-1-20
4着  0-1-0-12
5着  0-0-1-16
6着~ 2-1-4-66

ちなみに掲示板外からの好走馬は以下の例がある。高配当の使者を狙うならNZTでの大敗した馬をヒモに入れるのが馬券作戦としては面白い。



マイネルホウオウ(7着→①着)
イーグルカフェ(7着→①着)
グラスエイコウオー(14着→②着)
ダノンゴーゴー(7着→③着)
ムラマサノヨートー(14着→③着)
リアルインパクト(11着→③着)
ゼネラリスト(7着→③着)



NHKマイルC2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<5/2(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ノーブルロジャー

吉岡厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:2-1-0-0

【前走】 毎日杯2着

【安定感抜群】
前走時の情報・・・ 「放牧から戻ってきて熱発したため1本速いところ飛んでるが、川田にも乗ってもらって“問題ない”って言われた。パレスマリス産駒でもジャンタルマンタルほどカッとするところがなくて操縦性がいい馬。今回も馬場が向きそうなので大丈夫でしょう」

★今回の見所ポイント
→馬場不問、脚質不問
→マイルは2戦2勝



前走情報チェック馬②

ディスペランツァ
吉岡厩舎(栗東)
騎手予定
戦績:3-0-0-3

【前走】 アーリントンC1着

【短縮で覚醒の感】
前走時の情報・・・ 「もともとポテンシャルは高い馬だと思っていましたが、2000mからマイルに距離を短縮した前走はパフォーマンスがもう一段階上がりました。その強い勝ちっぷりからすれば、重賞でも期待は十分です。モレイラの腕にも期待ですね」

★今回の見所ポイント
→東京向きの末脚秘め
→マイルは2戦2勝



前走情報チェック馬③

イフェイオン
杉山佳厩舎(栗東)
西村淳騎手予定
戦績:2-0-1-1

【前走】 桜花賞11着

【マイルにこだわったローテ】
前走時の情報・・・ 「厩舎初のクラシック参戦。同じ社台RHのソールオリエンスが去年、京成杯を勝って皐月賞に直行したので、それを参考にローテを考えました。牧場からいい状態で帰ってきたし、その後は順調そのもの。悪いところはなく、不安はありません。先週の段階で体重は482キロで体形は少し大人っぽくなった感じ。カイバ食いは良過ぎるくらいでイイ状態です」

★今回の見所ポイント
→社台RHは2頭出し
→走る毎に持ちタイム短縮




NHKマイルC2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<5/3(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ジャンタルマンタル

高野厩舎(栗東)
川田騎手
戦績:3-1-1-0

皐月賞の走りができればV最有力候補に浮上


今週から東京競馬場にて春シーズン最大の見せ場となるGⅠ5連戦が始まります。第一弾は3歳マイル王決定戦のNHKマイルCですね。

今年はクラシックで上位に好走した馬が出走してきます。桜花賞2着のアスコリピチェーノ、皐月賞3着のジャンタルマンタルは、それぞれ最優秀2歳牝馬・牡馬に輝いた馬。このレベルの馬なら普通はオークス、ダービーに向かうところですが、色々と適性面なども考慮されてコチラへ回ってきました。マイルを使う以上は“結果を求めている”のは確かだと思います。

NHKマイルCで春の1冠を使ってきた馬の好走が多い理由としては、皐月賞や桜花賞はとにかく高いレベルで総合力が求められ、そこを目標に戦ってきた馬たちは“経験値と底力が一枚上”だからに他なりません。今年もやはりこれらを巡る争いになるのではないでしょうか。

僕が注目するのはそのクラシック組からジャンタルマンタル。

今年の皐月賞は1分57秒1のレースレコードが更新されました。馬場が速かったことや逃げ馬がハイペースで引っ張ったことなどが好タイムの要因ですが、そこで上位入線した馬は高い評価が与えられます。

ジャンタルマンタルは4コーナーで早めに動いて前を捕まえに動き、先に抜け出して勝ちに行く競馬をしました。坂上で脚色が鈍って最後は後続2頭に差されてしまいましたが、非常に中身の濃い競馬をしていたと思います。

もともと僕は「1600~1800mがベスト」と思っていたので、この馬は2400mのダービーを目指さずに1600mを狙ってきたのは正解だと思います。この距離なら川田騎手も前走同様に強気の騎乗で勝ちに行ってくれるでしょう。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは5/3(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『NHKマイルカップ・GⅠ』
『京都新聞杯・GⅡ』
『新潟大賞典・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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