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【NHKマイルカップ】過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJ大西直宏の『僕ならこう乗る!』



NHKマイルカップ2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・NHKマイルカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

さあ、今週から待望の東京の春のGⅠシリーズが開幕します!東京でのGⅠは『1600m』が3戦に『2400m』が2戦と、走るコースが固定されているので馬場傾向などはそのまま使えます。特にマイル戦は来週もヴィクトリアマイルが続くので、シッカリと傾向はチェックしておきたいですね。




NHKマイルカップ2023予想
出走馬/枠順確定
<5/5(金)更新>


NHKマイルカップ(GⅠ)
5/7(日) 東京芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1フロムダスク牡357横山和生
2モリアーナ牝355横山典弘
3ウンブライル牝355横山武史
4ショーモン牡357鮫島克駿
5シングザットソング牝355吉田隼人
6エエヤン牡357戸崎圭太
7オールパルフェ牡357大野拓弥
8セッション牡357団野大成
9ナヴォーナ牡357田辺裕信
10オオバンブルマイ牡357武豊
11シャンパンカラー牡357内田博幸
12クルゼイロドスル牡357Mデムーロ
13ドルチェモア牡357三浦皇成
14ユリーシャ牝355松山弘平
15カルロヴェローチェ牡357レーン
16タマモブラックタイ牡357幸英明
17ミシシッピテソーロ牝355柴田大知
18ダノンタッチダウン牡357川田将雅





NHKマイルカップ2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/30(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、NHKマイルカップ2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:NZT7着

ドルチェモア


須貝厩舎(栗東)
三浦騎手予定
戦績:3-0-0-1

2歳王者がまさかの敗戦。NZTでは1.7倍の指示を集めながら圏外に消えてしまった。「一体何があった?」と困惑したファンも多かっただろう。横山和の話では「休み明けのせいなのか、ゲート裏の雰囲気や気持ちの面でちょっとおかしいなと感じる部分があった」と話している。馬体は成長が見られ、稽古でもいい動きを連発していたことから、メンタルの問題だったと思われるが、ひと叩きでその点が改善しているのかどうか。

【WORLD分析班チェック】
鞍上は一転二転して三浦へ…

これだけ結果を出している馬なのに鞍上が固定されないのも問題。コロコロ変わるのはオーナーサイドの希望によるものだが、この中間も岩田望で騎乗が決まっていたところ、デリケートな問題が発生したため急遽、三浦へスイッチすることに…。GⅠの臨戦としてこういう動きはあまり歓迎すべきではない。




前走:桜花賞7着

シングザットソング


高野厩舎(栗東)
吉田隼騎手予定
戦績:2-0-1-2

NHKマイルCはクラシックを経由して参戦する馬は多くの実績アリ。桜花賞から参戦するのがこの馬。桜花賞7着と言っても、今年の桜花賞は歴代の中でも屈指のハイレベルであり、当7着でもここへ回れば上位候補に扱える。GⅠ舞台を経験した強みもあるし、なによりここ2戦スタートが改善しているのが大きい。GⅠを使った疲労は癒え、ここへ向けて仕上がりもかなり順調。

【WORLD分析班チェック】
メンバー中、唯一の1分32秒台ホルダー

この時期のNHKマイルCは雨が降らなければ時計はかなり速くなる傾向。その意味で、すでに1分32秒台で走破している同馬には状況が向きそうだ。下馬評はそんなでもないが、人気以上に好走する可能性は高い。




前走:皐月賞18着

ダノンタッチダウン


安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:1-2-0-1

この馬もクラシック組。皐月賞ではシンガリ負けを喫したが、初の2000m、初の道悪、前崩れの展開と、ぶっつけ参戦のこの馬にとってはかなり苦しい一戦になった。ただ2歳のレースを考えたらあの一戦だけで評価を下げるのは早計だろう。来年春に定年の安田隆師にとって、「最後のクラシックだから皐月賞を使った」という理由もある。あの一戦は度外視したい。「大敗はショックではあるけど、厳しい経験をしたことが今後の糧になるはず。イイ叩き台になったと前向きに解釈したい」と厩舎は2戦目でのガラリ一変に前を向く。

【WORLD分析班チェック】
昨年のダノンスコーピオンの再現へ

昨年もダノンスコーピオンが朝日杯FSのあと、共同通信杯でデキ落ちで7着大敗。しかし、その後アーリントンCで復活し、その勢いのままNHKマイルCを制覇。やはり厩舎は「叩いて変わる」というノウハウを持っている。このレースの連覇へ向けてシッカリ修正してくるはず。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




NHKマイルカップ2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<5/4(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 今年のNHKマイルカップは超難解!?

(5月4日)
既にGI限定サインを掲げているが新たに「ウマ娘」のCMにも動きがあった。何故かウマ娘のギャルCM。ちょっとコレまでと路線が異なるだけに判断に迷うところがある。次週のヴィクトリアマイルの可能性も残しつつ、今回関連するのは藤田普オーナーが所有する『フロムダスク』を第三のサイン馬に指名し当日は両隣にも注意したい。

(4月30日)
それでは簡単に天皇賞(春)のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気ルメール騎乗の「①ジャスティンパレス」。2着は5番人気和田竜騎乗の「⑦ディープボンド」。3着は6番人気レーン騎乗の「⑯シルヴァーソニック」で決着。圧倒的な人気を集めたタイトルホルダーは最終コーナー前に手応えが怪しくなり競走中止に…。

サイン的にはJRA様々の結果となった。勝ったのはJRAとウマ娘の関連から①番が勝利し2着にはテイエムオペラオーのウマ娘CMから主戦和田竜二騎手。3着もJRAのポスターから8枠シルヴァーソニックを使った。加えて奇数番にはならないかったが3着の調教師は池江泰寿。『寿』に「寸』が入ってGI戦は継続中だ。次回もこの3点には要注意だ!

話を戻して今年で28回目を迎える「NHKマイルカップ」。春のGIシリーズも盛り上がりを見せているが今のところサイン系の傾向をおさらいしよう。まずはJRAのCMとポスター絡みで、CMは最後に出て来るレースシーンの勝ち馬の馬番。ポスターの方は前年の勝ち馬が居た枠が馬券に絡んでいる点だ。そして、明確な理由は不明だが芝のGIレースに置いて馬券に絡んでいるのが騎手、調教師の名前に『寸』の文字を持つ陣営が対象に入っている点に注目。以上の3点には引き続き注意したい。

毎年、NHK絡みと言うと「朝ドラ」と「大河ドラマ」をサインのヒントとして古くから使われているが今年は捻りが必要かもしれない。今、NHKの顔とも言える人物が一人思いつく。それは『大泉洋』。一見、全く関係ないように思えるが彼は昨年、大河『鎌倉殿の13人』で頼朝を演じたばかりだが、ご存知のように今では紅白の司会を務め、またNHKの番組「SONGS」の名MCでもある。最近では実の兄が函館市長に当選したばかり。そして、他局だがドラマ「ラストマン」も好発進したと聞く。

コレだけの活躍ぶりからNHKのキーパーソンとも言えるのでは?そして、肝心の大河だが現在、家康は甲斐の虎「武田信玄」とやりあっている最中。武田信玄と言えば『風林火山』だろう。ココにヒントを見出したい。これに関連する馬主が二人存在する。『林』を持つ「林正道」氏と「林瑛子」氏。二人が所有する馬は「セッション」と「ショーモン」の2頭だ。

何故に林かと言えばTBSとのコラボになるがドラマ「ラストマン」に一人ドラマ初出演のタレントがいる。それが『王林』。津軽弁のまま出演しちょっとした話題になっている。名前の由来はりんごの品種からだが、王の林とは実に面白い…。今回は林氏の2頭の馬をサイン馬に指名し、当日は両隣にも注意する。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・『ウマ娘』関連から藤田普オーナーが所有する『フロムダスク』を第三のサイン馬に指名し当日は両隣にも注意したい。
・『林』を持つ「林正道」氏と「林瑛子」氏。二人が所有する馬は「セッション」と「ショーモン」の2頭。林氏の2頭の馬をサイン馬に指名し、当日は両隣にも注意する。
・【GI限定サイン】JRAのCMとポスター絡みで、CMは最後に出て来るレースシーンの勝ち馬の馬番(今回⑨番)。ポスターの方は前年の勝ち馬が居た枠(今回8枠)が馬券に絡んでいる点だ。そして、明確な理由は不明だが芝のGIレースに置いて馬券に絡んでいるのが騎手、調教師の名前に『寸』の文字を持つ陣営が対象に入っている点に注目。以上の3点には引き続き注意したい。





NHKマイルカップ2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<5/3(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

クラシックは「繁殖や種牡馬としての価値」が求められるため、生産サイド(社台軍団の思惑)の影響が非常に大きく反映されますが、NHKマイルCはそこまでG1の重みがないため、現時点での純粋な能力比較が優先されます。

つまり、まだ引き出されていない未知なパフォーマンスを情報から見抜くのがクラシックだったのに対し、NHKマイルCは見えている能力(数字)を比較するG1ということ。シッカリと『場の状況』を把握し、各馬の『能力分析』を正確に行っていきましょう。


NHKマイルカップ2023データ
最初に押さえておきたい6つのポイント!

  • ①クラシック路線組が断然強い傾向アリ

  • ②多少の雨が降ってもビクともしない今の馬場状態

  • ③外国人ジョッキーが上位に食い込む傾向アリ

  • ④重要トライアルNZT組は着順を問わず好走は可能

  • ⑤昨年の朝日杯FS組から後に勝った馬が2頭のみ

  • ⑥初GⅠ勝利が懸かる三浦騎手がドルチェモアに騎乗

①クラシック路線組が断然強い傾向アリ



毎年言われてることだが、NHKマイルCは春の1冠を使ってきた馬、つまりクラシック組が本当に良く走るレースとして知られる。

クラシック経由の馬の実績を抜き出してみると一目瞭然。


21年 シュネルマイスター①着
(弥生賞2着)
21年 ソングライン   ②着
(桜花賞15着)
20年 レシステンシア  ②着
(桜花賞2着)
19年 アドマイヤマーズ ①着
(皐月賞4着)
17年 アエロリット   ①着
(桜花賞5着)
16年 メジャーエンブレム①着
(桜花賞4着)
16年 ロードクエスト  ②着
(皐月賞8着)
15年 クラリティスカイ ①着
(皐月賞5着)
14年 キングズオブザサン③着
(皐月賞15着)
12年 クラレント    ③着
(弥生賞12着)
10年 リルダヴァル   ③着
(皐月賞6着)
08年 ブラックシェル  ②着
(皐月賞6着)
07年 ピンクカメオ   ①着
(桜花賞14着)
07年 ローレルゲレイロ ②着
(皐月賞6着)
05年 ラインクラフト  ①着
(桜花賞1着)
05年 デアリングハート ②着
(桜花賞3着)
04年 コスモサンビーム ②着
(皐月賞4着)
04年 メイショウボーラー③着
(皐月賞3着)


これだけクラシック組が好走している理由は、皐月賞や桜花賞は例年とにかく高いレベルで総合力が求められ、そこを目標に戦ってきた馬たちは“経験値と底力が一枚上”だからに他ならない。昨年こそクラシック組は振るわなかったが、今年も2頭が出走するので要注意だろう。


■今年のクラシック1冠路線組
・ダノンタッチダウン(皐月賞18着)
・シングザットソング(桜花賞7着)



②多少の雨が降ってもビクともしない今の馬場状態



毎年この話題は伝えているが、この時期の東京競馬場の芝の馬場状態を象徴する出来事があったので振り返っておきたい。

何が起きたかと言うと、2019年のNHKマイルカップ週は、前日の土曜日に10Rが始まる前に急に大粒の雹(ひょう)が混じる豪雨が降り始め、視界が見えなくなるほどの土砂降りになった。そして数分後に「安全な競馬実施ができない」として、JRAが10R以降のレースの中止を発表。

プリンシパルSが翌週へスライドすることが話題になったし、長年競馬をやっていてゴールデンウィークに“ゲリラ豪雨で中止”なんてのは今までで初めてのことだった。

その大雨は夜まで続いたので総雨量はかなりのものになったが、翌日はなんと芝は朝の3Rの時点で『稍重』に回復。そして5Rの3歳1勝クラスでは、芝1400mで1分20秒5という速い時計がマークされ、9Rの古馬3勝クラスの芝1600mで1分32秒6が計測されたのだ。競馬が中止になるほどの記録的な土砂降りが降った翌日なのに、驚くべきこの高速馬場にはさすがに目を疑った。

結局、本番のNHKマイルCも【1分32秒4】という速いタイムで決着し、ハッキリ言って前日の大雨は当日の芝への影響は全くなかったと言ってイイ。

「このGW前後の東京の馬場は異常なほどに良好な馬場で、どんなに雨が降ろうが気温が上がって晴れ間が出れば驚くほどの急回復をする」というのが大きな教訓として刻まれている。

今年も例年通り、まだまだ絶好の高速馬場が続いている。今週は水曜時点で週末が崩れる予報となっているが、レース中に強い雨が降っている場合を除けば、そこまで極端に時計が掛かることはないという意識を持っておきたい。



③外国人ジョッキーが上位に食い込む傾向アリ



外国人ジョッキーの騎乗があるときは上位に好走しやすい傾向がある。近年でもデムーロ、ルメールの名前が多く目立つ。


21年 ルメール①着
20年 デムーロ①着、ルメール②着
19年 デムーロ①着、アヴドゥラ③着
18年 デムーロ②着
16年 ルメール①着


速い馬場でビッシリ追って時計を追求するようなレースでは、やはり外国人ジョッキーのほうが上手。今年はルメールがケンタッキーダービー騎乗のため不在だが、来日中のDレーンも参戦する。


■外国人騎手の騎乗馬
Dレーン(騎乗馬カルロヴェローチェ)
Mデムーロ(騎乗馬クルゼロドスル)



④重要トライアルNZT組は着順を問わず好走は可能



もっとも勝ち馬を輩出しているNZT組だが、必ずしもNZT優勝馬が強いワケではない。下記のデータを見ても分かる通り、着順を問わず本番で好走する傾向にある。

前走1着 1-1-0
前走2着 1-3-1
前走3着 3-0-1
前走4着 0-1-0
前走5着 0-0-1
掲示板外 2-1-3

このデータからも、NZTの着順はあまり気にしなくて良さそうだ。

ちなみに掲示板外からの好走馬は、マイネルホウオウ(7着→①着)、イーグルカフェ(7着→①着)、グラスエイコウオー(14着→②着)、ダノンゴーゴー(7着→③着)、ムラマサノヨートー(14着→③着)、リアルインパクト(11着→③着)がある。



⑤昨年の朝日杯FS組から後に勝った馬が2頭のみ



一昨年の朝日杯FSは、勝ち馬ドウデュースが翌年のダービー馬に輝き、他にもセリフォス、ダノンスコーピオン、ジオグリフが後にGⅠを制すハイレベルな組み合わせとなった。

しかし、昨年の朝日杯FSは、大いにそのレベルに疑問符が投げかけられている。というのも、現時点で朝日杯後のレースで勝った馬はオオバンブルマイとティニアのたった2頭だけだから。特に掲示板に乗った馬たちの成績が酷く、次走で見せ場すら作れていない。
そんな悪い流れを払拭すべく、勝ち馬ドルチェモアが満を持してNZTに出走するも、この馬も単勝1.7倍の断然人気を裏切ってまさかの惨敗。これが朝日杯FSのレベルの低さを決定的なものにした格好だ。

朝日杯FSで上位だったドルチェモア、ダノンタッチダウン、オールパルフェらが叩き2戦目でガラッと一変があるかどうかに注目したい。



⑥初GⅠ勝利が懸かる三浦騎手がドルチェモアに騎乗



NHKマイルCは、不思議なことにこのレースで初GⅠ勝ちとなる騎手が多い。古くは勝浦(テレグノシス)、内田博(ピンクカメオ)、秋山(カレンブラックヒル)、藤岡佑(ケイアイノーテック)、藤岡康(ジョーカプチーノ)、柴田知(マイネルホウオウ)などが挙げられる。

そんなGⅠだけに、今年は何といっても三浦皇成に大きな注目が集まるだろう。これまでGⅠで110回騎乗してまだ未勝利。秋山は55度目で、藤岡佑は86度目で栄冠を掴んだが、三浦は3桁のチャレンジでまだ一度も辿り着いていない。

今回は鞍上問題でゴタゴタがあった朝日杯FSの覇者ドルチェモアの手綱が巡ってきたのだ。三浦にとってみればこれ以上のチャンスはないだろう。

そんな三浦はJRA通算1000勝まであと6勝に迫っている。1000勝ジョッキーでGⅠ勝ちゼロというのはこれまで誰もいないだけに、何としてもここは結果を出したい。



NHKマイルカップ2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<5/4(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ウンブライル

木村厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:2-1-0-2

【前走】 NZT2着

【馬具効果が大きい】
前走時の情報・・・ 「気難しさがあってレースで力を発揮できない。追い切りではチーク着けて効果があった。競馬ではブリンカーを着ける予定。何とか集中力を高めるように調整してきたけど、これがいい方に行けば。まともに走れれば勝ち負けになってイイ馬」

★今回の見所ポイント
→馬具効果でようやく本領発揮
→ルメは乗れずも武史は騎乗アリ



前走情報チェック馬②

カルロヴェローチェ
須貝厩舎(栗東)
レーン騎手予定
戦績:2-1-0-1

【前走】 ファルコンS2着

【いずれ短距離馬に】
前走時の情報・・・ 「前進気勢が強い。1800と1600mで勝ってるけど、体が詰まってることも踏まえれば、いずれは短距離馬になるんじゃないか。距離1400mはベストかもしれないし、パワータイプなので道悪も問題ない。前で運ぶことになると思う」

★今回の見所ポイント
→インポケットでやや折り合い欠いた
→馬場が渋れば怖い1頭になる



前走情報チェック馬③

クルゼイロドスル
高橋忠厩舎(栗東)
Mデムーロ騎手予定
戦績:2-1-0-1

【前走】 ジュニアC1着

【ミルコが一番合う】
前走時の情報・・・ 「力む面があるから竜二は上手く乗れてなかった。この馬はミルコだと溜めが利くので、一番手が合うんだと思う。新馬ではリバティアイランドの2着したように重賞級の能力を持ってる馬。勝って賞金加算したい」

★今回の見所ポイント
→手の合う鞍上を確保
→新馬上がり32秒4が光る






NHKマイルカップ2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<5/5(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

エエヤン

伊藤大厩舎(美浦)
戸崎騎手
戦績:3-0-1-1

気性面を考えたらGⅠの速い流れがピッタリ


今年は重賞ウィナー6頭が揃いましたが、メンバー的にはやや小粒な印象を拭えません。本来なら2歳王者のドルチェモアが中心になるところですが、前哨戦でまさかの大敗を喫したことで混戦に拍車が掛かりました。また、前哨戦がすべて道悪だったことや、半数近くが東京コースが初めてであること、上位人気の馬も含めて騎手の乗り替わりが多いことも難解さを増す要因でしょうか。

僕が乗りたいのはNZトロフィーを制して勢い十分のエエヤンです。この馬は一戦ごとの進化が分かりやすく、2000mのデビューから徐々に距離を詰めてマイルで3連勝。走る毎に時計を詰めていることから、まだまだ奥を感じます。

中山では比較的折り合いがついていましたが、東京の未勝利では序盤から持っていかれる感じで暴走したことがあるように、元々やや行きたがる気性なので、GⅠの速いペースのほうが競馬がしやすいでしょう。馬の気に任せた追走で流れに乗ればラストもいい脚を使えそうな印象です。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは5/5(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『NHKマイルカップ(GⅠ)』
『京都新聞杯(GⅡ)』
『新潟大賞典(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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