【根岸ステークス2023予想】ダート界に新星誕生!?ダービージョッキー大西直宏の注目馬は?
根岸ステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・根岸ステークスの過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
東京開幕の最初の重賞はフェブラリーSの前哨戦にあたるGⅢ根岸Sです。今の古馬ダート路線は主役不在でかなり混戦模様になっており、ここから新星候補が誕生するかどうかに注目しましょう!
【根岸ステークス2023予想】
最新更新1/27(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【1/22更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(1/26最新更新)
【1/25更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
根岸ステークス過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
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その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【1/27更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
根岸ステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<1/27(金)更新>
根岸ステークス(GⅢ)
1/22(日) 東京ダ1400m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | オーロラテソーロ | 牡6 | 57 | 原優介 |
2 | ヘリオス | セ7 | 57 | 武豊 |
3 | ホウオウアマゾン | 牡5 | 57 | 坂井瑠星 |
4 | セキフウ | 牡4 | 56 | Mデムーロ |
5 | アドマイヤルプス | セ6 | 57 | 内田博幸 |
6 | ギルデッドミラー | 牝6 | 55 | 三浦皇成 |
7 | レディバグ | 牝5 | 55 | 酒井学 |
8 | テイエムサウスダン | 牡6 | 57 | ルメール |
9 | ベルダーイメル | 牡6 | 57 | 柴田善臣 |
10 | タガノビューティー | 牡6 | 57 | 石橋脩 |
11 | ジャスパープリンス | 牡8 | 57 | 田中勝春 |
12 | デンコウリジエール | 牡6 | 57 | 秋山真一郎 |
13 | レモンポップ | 牡5 | 57 | 戸崎圭太 |
14 | バトルクライ | 牡4 | 56 | 川田将雅 |
15 | エアアルマス | 牡8 | 57 | 横山武史 |
16 | ケンシンコウ | 牡6 | 57 | 田辺裕信 |
根岸ステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1/22(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、根岸ステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:武蔵野S1着
ギルデッドミラー

三浦騎手予定
戦績:4-4-3-10
昨年のダート中距離は芝から砂替わりで快進撃を続けるのがトレンドで、ジュンライトボルト然り、ウシュバテソーロ然り。マイル路線ではこの馬に要注意。2走前に重馬場の東京マイルで1分33秒6で駆け、重賞挑戦の武蔵野Sでも真っ向勝負でレモンポップをねじ伏せて重賞制覇。ダートで底を見せておらず、一気にGⅠまで手が届きそうな勢いを感じさせる。ここを叩いて次のフェブラリーSがメイチ勝負になるだろう。
【WORLD分析班チェック】
引退間近の社台クラブの6歳牝馬
規定により6歳春に引退が決まっている社台クラブ馬。現役の期間がもう残り限られているだけに、一戦一戦が勝負。同馬はここを叩いて次のフェブラリーSがラストランになる公算が高く、本番も要注意だ。
前走:武蔵野S2着
レモンポップ

戸崎騎手予定
戦績:6-3-0-0
キャリア9戦のうち7度が単勝1倍台の支持を集めてきた素質馬。2歳時の新馬→特別の連勝の時計が“オバケ級”であり、この時点で「重賞級」と言われていた。その後は骨折により出世は遅れたが、立ち直ればここまでの快進撃は当然。久々のマイルとなった前走は最後の最後に捕まったが、先に抜け出したこの馬が後続の目標になっただけでレースの内容はVに等しいもの。ベストの1400mに戻れば今度は負けられない。
【WORLD分析班チェック】
厩舎にとっても初重賞制覇が懸かる
正月初日の競馬で3勝を挙げてロケットスタートを決めたタナパク厩舎。開業5年目の昨年はキャリアハイの35勝を挙げ、美浦では「今年はこの厩舎がブレイクするだろう」と言われている。そんなタナパク厩舎はまだJRA重賞は未勝利。この馬が念願の重賞初勝利をもたらすか注目だ。
前走:すばるS1着
バトルクライ

川田騎手予定
戦績:5-1-2-5
この馬もダートに路線を変えてから安定度抜群の走りを披露。馬券圏外に入れなかったのは端午Sの一度きり(スロー展開を馬群の中で動くに動けず)で、それ以外の8戦はすべて3着以内に駆けている。しかもクラスが上がれば上がるほどパフォーマンスを上げているのは魅力で、まだどれだけの能力があるのか底が知れない。また、前走の競馬を見る限り、初コンビだった川田騎手との手が合っており、重賞でも一気に突き抜ける可能性は十分。
【WORLD分析班チェック】
高木登厩舎と言えばダート専門厩舎
高木登厩舎の活躍馬と言えば、サウンドトゥルー、ホワイトフーガ、アナザートゥルース、スノードラゴンらがいて、現役では東京大賞典を勝った砂の新星ウシュバテソーロがいる。とにかくダートに強い厩舎でその育成方法には定評がある。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
根岸S2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<1/26(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 日本近代競馬の地である『根岸』の地名を残す重賞に隠されたヒントは?
(1月26日)
ところで原点回帰、今一度『根岸』の地名に注目した。根岸の地名は全国に点在しているが横浜の根岸には先に伝えたように「根岸競馬場」があった。今では跡地に「根岸森林公園」が造られ地元民の憩いの場となっている。森林公園と言えば「旧一等馬見所」がシンボルともなっており、古き時代にあった根岸競馬場の名残が感じられる。そして、今年の「根岸S」の出走馬の中にピンとくる馬が1頭存在する。
それは『レディバグ』。和訳が「てんとう虫」、実際の森林公園でも見られる昆虫ではあるが根岸の場に相応しい存在だろう。故にまずは『レディバグ』を表のサイン馬に指名したいが実はこれは伏線ではないかとも思っている。この馬を起点に裏サイン馬として『セキフウ』を本星と見ている。「てんとう虫」と聴いて分かった方はかなりのツウと見る。
『セキフウ』の鞍上にはミルコ・デムーロが騎乗予定。実はてんとう虫はミルコのトレードマークになっており、自身でグッズも作っている。偶然の巡り合わせであるが今回は表のサイン馬に『レディバグ』、本星である裏のサイン馬に『セキフウ』を指名しレース当日は、馬自身と両隣にも警戒したい。
(1月22日)
それでは簡単にAJCCのサイン回顧をお話しよう。勝ったの4番人気岩田康騎乗の「④ノースブリッジ」。2着が5番人気田中勝騎乗「⑨エヒト」。3着が3番人気Mデムーロ騎乗の「⑥ユーバーレーベン」だった。結果的には、サイン馬2頭は3、4着だったが共に馬場傾向を読み、いつも以上に積極的なレースをしてくれたと思う。特に最初に指名した「ユーバーレーベン」は万馬券の片棒を担いでくれだけに健闘を称えたい。
さて、話を戻して今年で37回目を迎える「根岸S」。ダート重賞の中でも歴史は長い方だが現在はフェブラリーSの前哨戦の位置づけにある。競走名の「根岸」は江戸時代末期に日本初の近代競馬場である「根岸競馬場(横浜競馬場)」が設置され、当時の大レースを含め、1942年まで競馬が行われていた地名に由来。地名がついているレースのサイン読みはGIレースとは明らかに異なりサイン色は薄いように思える。
レースの傾向から読み解けば、サイン的には勝ち馬の馬名に注目する。過去10年、あくまでも偶然だろうが馬名に音引き(ー)を持たない馬が8回勝利している。残り2回も偶然だろうが1~3着馬全てが音引き有りの馬名同士で決着している面白い傾向がある。さらに深掘りすれば過去4回、1~3着馬全て音引き無しでの決着もある。
そして、近年ダート界の中心は関西勢が中心であるのは事実だが関東馬も徐々に巻き返している部分はあるものの過去10年の勝ち馬の内、9回関西馬が制しており、無視できない。そこで注目したいのは関西馬であり、馬名に音引きを持たない馬には人気に関係なく注意が必要だろう。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・注目したいのは関西馬であり、馬名に音引きを持たない馬には人気に関係なく注意が必要だろう。
・今回は表のサイン馬に『レディバグ』、本星である裏のサイン馬に『セキフウ』を指名しレース当日は、馬自身と両隣にも警戒したい。