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【根岸ステークス2022予想】G1に向けて勝ち名乗りを上げるのは?注目データ・ヒント多数



根岸ステークス2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

東京開催といえば、当社が最も得意としている開催で、多くの高回収馬券をお届けしている『超ドル箱開催』です。開催替わりの開幕週からさっそく情報筋から【馬券に直結するヤリ情報】を多数仕入れております。今年もこの冬場の東京開催は楽しみですね!

さて、東京開幕の最初の重賞はフェブラリーSの前哨戦にあたる根岸Sです。今の古馬ダート路線はかなり手薄な状況になっており、ここから新星候補が誕生するかどうかに注目しましょう!




根岸ステークス2022予想
出走馬/枠順確定
<1/28(金)更新>


根岸ステークス(GⅢ)
1/30(日) 東京ダ1400m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1オーロラテソーロ牡556秋山真一郎
2レピアーウィット牡757大野拓弥
3モジアナフレイバー牡756真島大輔
4スリーグランド牡556岩田望来
5オメガレインボー牡656横山和生
6ジャスティン牡657坂井瑠星
7ヘリオスセ656武豊
8タガノビューティー牡556津村明秀
9ソリストサンダー牡757戸崎圭太
10リアンヴェリテ牡856国分恭介
11テイエムサウスダン牡557岩田康誠
12タイムフライヤー牡756Mデムーロ
13サクセスエナジー牡858石川裕紀
14トップウイナー牡656横山琉人
15ジャスパープリンス牡756川田将雅
16エアアルマス牡757ルメール





根岸ステークス2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1/23(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、根岸ステークス2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:武蔵野S1着

ソリストサンダー


高柳大輔厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:6-5-4-12

高柳大輔厩舎と言えば、ダート界の新チャンピオンとなったテーオーケインズが在籍する。昨年から『中距離はテーオーケインズで、マイル路線はソリストサンダーで』と2枚看板の使い分けを決めたことが奏功した。

ソリストサンダーが武蔵野Sを勝ちながら、その後はどのレースにも参戦せずにここまで充電したのはそういった厩舎の使い分けがあったから。これがソリストサンダーのみであれば、まずチャンピオンズCに出走していたことだろう。そして休養をそこそこにフェブラリーS路線に突入することになったはず。そうなるとメリハリも利かず、馬の最大パフォーマンスを発揮できずになってしまう。

やはり厩舎の戦力が整っていると使い方にも余裕が生まれるもので、それが非常に大きいのが分かる。そういう使い方ができるようになると馬も厩舎も好循環に繋がりやすい。(芝で成功している友道厩舎などがいい例)

「秋は充電して年明けは根岸S→フェブラリーSへ全力投球」と話していたからには、勿論ここへ向けての準備は抜かりなし。マイル&中距離のダート界ダブル制覇へ、今年も高柳厩舎から目が離せなそうだ。

【WORLD分析班チェック】
左回りのワンターンはとにかく安定して走れる

「ベストは左回りの1400~1600m」と陣営が言うように、この条件であればとにかく走りが安定している。馬場も良馬場から不良馬場まで問わずに走れるのが強み。3走前のエルムSでは「夏負けしてた」ということから、今は冬場のほうがこの馬に合っている。今回はすべての条件がこの馬向きなのだから言い訳はできないだろう。




前走:シャングリラS1着

クロパラントゥ


藤沢和厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:6-0-0-3

なかなか顔触れが変わらない今のダート路線にあって、唯一“新星候補”と呼べるのがこの馬。鹿戸厩舎からデビューして芝で⑨⑫着。その後は去勢してダートを使うも体を減らして大敗。どこにでもいる未勝利を勝てずに抹消されるレベルの馬だったが、地方(門別)に転厩してから一気に素質が開花。あっという間に3連勝して中央に再転入してきたと思ったら、条件クラスもポンポンと3連勝してOP入り。

当時は「なんで鹿戸厩舎の馬が藤沢和厩舎に戻ってきたの?」という話が出ていたが、それだけ素質があるからこそ藤沢厩舎に入ったようで、その時から「かなり走るぞこれは!」と盛り上がっていた。去勢してホルモンバランスが成功に戻ったことや、ブリンカー効果で先行できるようになったことなど、色んな事が噛み合ってここまで一変することが出来た。この勢いはホンモノと見るべきだろう。中央入り4連勝で重賞Vなら一気にフェブラリーSの主役に戻り出る。
(※賞金不足のため除外になりました)

【WORLD分析班チェック】
2月末に定年を控える藤沢和厩舎はこれが最後の開催!

近代競馬(昭和~平成~令和)を代表する名伯楽にしてJRAの大功労者である藤沢和調教師もいよいよ定年解散が近付いてきた。師がこれまで送り出してきた名馬の数は挙げたらキリがないほど。

ちょうど1年前はヒヤシンスSを勝ったラペルーズが「来年のフェブラリーSで主役になるかも」という話で盛り上がったが、残念ながら同馬は気の悪さが災いして素質開花せず。ただ、それでも同じ4歳世代からクロパラントゥという期待馬が出てきたのは厩舎の勝負運の強さか。この馬がここで勝ってフェブラリーSの優先出走権を獲得し、師のラストGⅠ出走が叶えば最高のドラマになるが果たして…。




前走:カペラS3着

オメガレインボー


安田翔厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:5-5-3-11

安田翔伍厩舎と言えば、年明けに話題になったのがオメガレインボーの『引退撤回→現役続行』のニュース。東京大賞典4連覇の偉業とともに種牡馬入りするプランを撤回した裏には、「今の手薄なダート路線なら7歳になっても5連覇は可能」という判断をされたようだ。これこそがまさに今のダート界を物語っていると言えるだろう。

そしてオメガレンボーと同じ馬主(原禮子氏)の持ち馬オメガレインボーは、短距離~マイル路線で今年の活躍を見込んでいる。「千二は少し忙しかったが、あの競馬を使った後なら千四がジャストフィットしそう。東京コースなら脚を余すこともない」という見立てで、ここで待望の重賞初タイトルを狙っている。

【WORLD分析班チェック】
1200~1800mまでどんな距離にも対応できるオールラウンダー

これまではコーナー4つのコースを先行することで結果を残してきたが、昨年3月のポラリスSで控える競馬を試みたところ、最後方から上がり最速の脚を披露。これが転機になって追い込み脚質へ転向。それによって成績が大幅アップすることに繋がった。脚の回転の速さは東京コースでこそ最大の威力を発揮するはずで、意外にも初条件となる東京ダ1400mで適性が一気に開花する可能性が高い。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。これ以外にも、交流重賞6勝のサクセスエナジー、G2勝ちのあるエアアルマス、東京1400mで連勝中のヘリオスなど、実力伯仲で楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




根岸ステークス2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<1/26(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

年明けは結局一度も重賞1番人気馬が勝利することなく終了しました。根岸Sは実力馬が結果を出しやすいレースでもありますが、今年は本命不在の大混戦と言われます。またしても波乱となるのか、それとも今度こそ人気で決まるのか、判断が悩ましいところ。まずはこのレースの傾向をインプットしておきましょう。


根岸ステークス2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①末脚の絶対量が勝負!『上がり最速馬』が大活躍する条件

  • ②前後の番組構成から陣営の勝負気配を読み解く

  • ③1200と1600の中間距離は激戦になりやすく距離短縮組が有利

①末脚の絶対量が勝負!『上がり最速馬』が大活躍する条件



根岸Sと言えば、今でも語り継がれるブロードアピールの後方一気を思い出す方が多いだろう。「届くか、届くか、届くか、届いた!」の伝説の追い込みは、今でもJRAのベストレースに取り上げる人も多数いる。

ブロードアピールが勝った時は11月に1200mで行われたが、2月の東京開幕週に移ってからも毎年のように差し追い込みが上位を独占している。過去20年で逃げ馬が勝ったのはたったの1度だけで、それ以外の年は上がり1~3位の馬が19回で優勝。

ここまで極端な傾向があるレースも珍しく、その傾向に従えば「根岸S=末脚の絶対量」と決め打って間違いない。よって、馬場状態、展開問わずに上がり最速馬を狙うのが最短アプローチになりそうだ。

【近3走で全て上がり1~3位の末脚を記録した馬】
オメガレインボー
サンライズラポール
スマッシングハーツ

【上がり35秒台を3度以上録した馬】
タガノビューティー(6度)
オメガレインボー(4度)
スマッシングハーツ(3度)
タイムフライヤー(3度)
ソリストサンダー(3度)
※過去1年半以内で集計



②前後の番組構成から陣営の勝負気配を読み解く



今のこの時期のダート路線は選択肢が多数ある。まずは年末からダートの中距離戦の番組を整理しておこう。

12/5 チャンピオンズC(ダ1800m)
12/22 兵庫ゴールドT (ダ1400m)
12/23 名古屋グランプリ(ダ2500m)
12/29 東京大賞典   (ダ2000m)
1/23 東海S     (ダ1800m)
1/26 TCK女王盃  (ダ1800m)
1/30 根岸S     (ダ1400m)←★
2/2 川崎記念    (ダ2100m)
2/8 佐賀記念    (ダ2000m)
2/20 フェブラリーS (ダ1600m)



暮れから2月のフェブラリーSの間にこれだけダート重賞(地方交流含む)が組まれている。毎年のことだが、厩舎は『フェブラリーSへ向けてどこで賞金加算するか』、あるいは『どのレースをメイチ勝負を懸けるか』で厩舎戦略が問われる。賞金を稼ぎすぎたり、G1勝ちの馬は賞金的に使うレースが限られるが、そうでない馬は基本的にレースを選び放題だ(賞金面に不安のない馬)。

各陣営がどういう意図でそのレースを出走することにしたのか、この『厩舎の本当の出走理由』を事前に把握できればより攻略はしやすくなるのは言うまでもない。WORLDでもまずは「どうしてここを選択したのか」を重点的にヒアリングを進めている。

もっとも勝負気配が高いのは、本番を意識する馬(叩き台の位置付け)よりもこのレースで賞金を加算したい馬になるのは間違いない。



③1200と1600の中間距離は激戦になりやすく距離短縮組が有利



『ダート1400m』で行われるJRAの重賞は根岸SとプロキオンSの2つしかない。1400mのレースというと、1200mと1600mのちょうど中間なので、スプリンターとマイラーの両方が顔を揃えるため激戦になりやすいのが特徴的。

根岸Sの傾向として「差し追い込みが炸裂しやすい」のも、快速馬が道中緩みのないラップを刻むことが多いからという理由が大きい。今年のメンバーを見渡しても短距離でスピードを生かして結果を残してきた馬が何頭かいて、1400mでもスプリント戦並みに逃げるリアンヴェリテも加わるとなると序盤からハイペースは必至。

よって激戦になればなるほど有利になるのは、マイラータイプ(ここでいうと距離短縮組)になる。そして①でも触れたように、マイルでも強靭な末脚で追い込めるような馬に最もチャンスが巡ってきそうだ。



根岸ステークス2022予想
『調教マル特ホース』
<1/27(木)更新>



●この時期は普段からの運動量が直結しやすい

先週で東西の1回開催が終了した。調教師のランキングを見てみると、中内田、池江、安田隆、大久保龍、藤原英、友道という関西厩舎が上位を独占しているが、共通しているのは『運動量が豊富な厩舎』であること。冬場の仕上げについては、「いかに運動量を多くして馬を仕上げるか」がキーワードであり、それが結果に直結している。本追い切り以外の時計にならない部分の調整にも注目したいところだ。

さて、根岸Sの出数メンバーの調整過程をザっと振り返ると、「末脚勝負になりやすい」というレース傾向からすれば、やはり調教でもラスト1Fで鋭い脚を見せている馬が狙いやすい。2週続けてコースで11秒台マークの2頭を強調馬とした。


調教マル特ホース①

オメガレインボー

安田翔厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:5-5-3-11

・1週前金曜が本追い、当週は軽めがこの馬のパターン

近2走は1週前の金曜日に一杯に追って時計を出し、当週はさらっと終いだけ流すスタイルで結果を出してきた。今回も全く同じパターンを採用してこの馬のルーチンを消化できている。前走は主戦の横山和騎手が乗れなかったため代打騎乗の岩田騎手が稽古をつけたが、今回は横山和騎手が3週続けて付きっ切りで稽古に跨ったのは好感が持てる。終いを存分に発揮できるレースだけに、ラスト1Fを11秒1(先週)、11秒6(今週)と鋭い伸び脚を見せれたのは準備としては文句ナシだろう。指揮官も「納得のいく調教ができました」とキッパリ。



調教マル特ホース②

タガノビューティー

西園厩舎(栗東)
津村騎手予定
戦績:6-4-3-5

・稽古駆けしない馬だが、高い負荷与えて本気度は伝わる

CWコース追いで一杯に追うのがこの馬のいつものパターン。この中間もレースに向けて3週続けてCWコースで追っている。先週は全体時計で6F81秒5、今週はラスト1Fで11秒9と負荷は十分に与えており、厩舎も「勝つパターンの調教を踏まえているから自分の力を発揮できると思う。この馬にしてみれば万全だよ」と納得の仕上げ。この馬は暮れのチャンピオンズCも賞金不足で除外の憂き目にあったが、GⅠとなると常に賞金面の問題が付いて回る。よって前哨戦のここで「何としても賞金加算をしたい」という思いが強そうだ。




根岸ステークス2022予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<1/28(金)更新>


分析班
水谷

今年に入って重賞で1番人気が連敗中。1番人気馬は、血統や出身のブランドで過剰に売れたり、上位騎手や厩舎で期待先行することが多いですが、馬券的な観点からすれば「割に合わない」馬が多いのも事実。高配当を取るためには実力以上に人気のない馬(=盲点)を狙うのが鉄則です。根岸Sでも是非「ヒモ穴」に加えたい実力馬を1頭紹介します。


下馬評低めの盲点注目馬

タイムフライヤー

橋口厩舎(栗東)
Mデムーロ騎手
戦績:5-3-1-19

【前走成績】
霜月S(9着/6番人気)

○前走は前が壁で不完全燃焼、近走出し切れないレース続き

昨年は松田国厩舎に在籍し、「定年解散前に最後のGⅠになるかもしれない」と期待されたのがこの馬。前哨戦の根岸Sでは3着に好走するも、その後本番へ向けて調整する段階で一頓挫があってフェブラリーSを使えず、その後は橋口厩舎に転籍して再出発することになった。

橋口厩舎に移ってからは⑨⑫⑧⑭⑨着と成績だけみればまるでイイトコなし。さすがにこの成績では人気は急降下するだろう。ただ、いずれもチグハグな競馬だったのも確か。復帰戦は調整に失敗して体を減らし、その後の北海道の2戦も本調子に戻らず、そして2走前は適性外の短距離芝を使って、前走は直線ドン詰まりの不運…。一戦だけの不発ならまだしも、5戦も続けて掲示板を外してしまえば「アノ馬はもう終わった」と取られても仕方ない。

ただ、今回はいろんな面で条件が好転する。鞍上はMデムーロにスイッチ(昨年末、外厩にいる段階からMデムーロを確保する本気の入れよう)し、斤量も前走の58キロから56キロになり、そして本来は得意の東京コースが舞台(不利のあった前走以外はすべて重賞で②⑤⑤③着)。じっくり立て直しを図ってきた今回はガラリ一変に要注意。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは1/28(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『根岸ステークス(GⅢ)』
『シルクロードS(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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