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【中山金杯2022予想】2022年の初笑いはどの馬に?波乱を仕留める注目データ・ヒント多数



中山金杯2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

競馬の世界では「1年の計は金杯にあり」と言いますね。確かに最初の重賞はキッチリ的中して競馬会よりお年玉をもらいたいものです。ハンデのGⅢは波乱度も高く、的中へのハードルは高いですが、的中に近づけるためジックリ検証していきましょう。

2022年の競馬もWORLD情報をご活用いただき、皆様の馬券にお役立て頂けたらと思っております。新年もどうぞよろしくお願い致します。




中山金杯2022予想
出走馬/枠順確定
<1/4(火)更新>


中山金杯(GⅢ)
1/5(水) 中山芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1オウケンムーン牡756菅原明良
2タガノディアマンテ牡656津村明秀
3コスモカレンドゥラ牡654柴田大知
4ヒートオンビート牡556横山武史
5アドマイヤアルバセ753吉田豊
6ヴィクティファルス牡456池添謙一
7トーセンスーリヤ牡757.5横山和生
8レッドガラン牡756斎藤新
9ロザムール牝653北村宏司
10ブレステイキング牡754丸山元気
11シャムロックヒル牝552団野大成
12サトノクロニクル牡856内田博幸
13アトミックフォース牡655戸崎圭太
14ジェットモーションセ654田辺裕信
15アールスター牡756長岡禎仁
16ウインイクシード牡856松岡正海
17スカーフェイス牡654石橋脩





中山金杯2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12/28(火)更新>


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北野シズカ

まず最初に、中山金杯2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:中日新聞杯7着

ヒンドゥタイムズ


斎藤崇厩舎(栗東)
Mデムーロ騎手予定
戦績:5-2-3-5

暮れも有馬記念のクロノジェネシス、ホープフルSのキラーアビリティで名前を売った斉藤崇厩舎。2021年は全国リーディング6位に躍進し、すっかり上位常連の雰囲気を醸し出している。今後はノーザンFの預託馬の質もアップすることが予想され、西を代表する厩舎になるだろう。

ヒンドゥタイムズはまだ重賞タイトルはないものの、重賞では4・3着の好走実績もあってOP特別勝ちもある。もうワンランクの上積みがあれば重賞にも手が届くところまで来ている。「前走56.5キロの中日新聞杯は7着だったけど、半年ぶりの実戦を考えればよく走っているほうじゃないかな。12月22日の追い切りではクロノジェネシスと併入し、一叩きして確実に上向いている。ここ2戦は馬券になってないけど、大敗の鳴尾記念は暑さに負けたのが敗因。3走前までは全て馬券圏内と堅実な馬なので、調子が上がってきた今回は走り頃じゃないか」と厩舎もトーンが高い。

【WORLD分析班チェック】
タイプ的には中山2000mはピッタリの印象あり

中山の2000mはデビュー2戦目の京成杯で7番人気ながら3着と好走している。それ以外にも阪神や中京の2000mでも多数の実績があり、坂コースで適度に上がりの掛かるコース形態が向いているという印象だ。デビューから馬体が増え続けているように、目に見えて成長力も感じられ、2022年は飛躍の年になりそうな予感もある。




前走:天皇賞・秋15着

トーセンスーリヤ


小野厩舎(美浦)
横山和騎手予定
戦績:6-8-4-18

天皇賞秋では15着に敗れるも、先行力を生かしての残り目を警戒されて8番人気(←穴人気の部類)の高い支持を受けた。その前の2戦はハンデ戦とはいえ、1・2着に好走。特に新潟記念は57.5キロのハンデだから価値が高い。しかも2走とも違う戦法で上位に好走しているように自在性を身に付けてきてるのも好感が持てる。

また鞍上は2021年にブレイクした一人である横山和騎手。そのきっかけとなったのがこの馬だけに今年もスタートダッシュにかける思いは強いだろう。「どちらかと言えば時計の掛かる馬場が合うので冬場の馬場はいいはず。展開と乗り方ひとつでチャンスあります」と本人も好発進を狙っている。

【WORLD分析班チェック】
上がり馬よりも実績馬が強いレースだけにハンデは重くても問題ナシ

公開時点でまだハンデは未決定だが、おそらく実績からトップハンデ級に背負わされることは確実。それでもこの馬は重い斤量で結果を出していることから仮にトップハンデでも嫌う必要はなさそうだ。先行力を生かしたいタイプだけに真ん中より内枠が欲しい。




前走:菊花賞10着

ヴィクティファルス


池添学厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:2-1-0-4

クラシック3冠すべてに参戦して9、14、10着。成績は振るわなかったが、共同通信杯ではエフフォーリアに次ぐ2着で、後のダービー馬シャフリヤールや3冠上位のステラヴェローチェにも先着。潜在能力は高いものがある。その後の不振はやはり距離的なものが大きいようで、守備範囲の芝1800~2000mに戻れば大きく巻き返しが期待できる。

「年末の追い切りでは末の伸びが抜群で調子は上がってきている。中山の中距離はスプリングSを勝っており、ここは条件的にもプラスしかない。狙ってる重賞なので力が入ります」と厩舎サイド。戦績的に人気が落ちそうだがこれは軽視禁物。

【WORLD分析班チェック】
クラブ的にも飛躍が期待されている1頭

G1レーシングの現役の稼ぎ頭と言えばペルシアンナイトだが、明け3歳になるセリフォスがマイル路線で大きく飛躍するのは間違いない。3番手になるのがヴィクティファルス。「ペルシアンナイトももう現役は長くないだろうから、今後はセリフォスとヴィクティファルスで引っ張って行ってもらいたい。特に中距離はヴィクティファルスが頑張らないと」とクラブ的にも今年は“結果を求める存在”と考えている。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、穴ムード漂う伏兵も多数!ハンデや展開一つでチャンスがありそうな馬も多く、波乱必至のメンバー構成になりそうです。明日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




中山金杯2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<12/29(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

2022年最初の重賞は、競馬ファンならお馴染みのフレーズですが「金杯で乾杯!」を目指して頑張っていきましょう。今年の金杯はおそらく上位5~6頭で人気が割れる大混戦が予想され、的中すれば確実に万馬券となるでしょう。

傾向分析については、引き続き「誰でも分かるような枠順や斤量、種牡馬や人気のデータ」などを紹介するのではなく、「よりレースの本質に迫る情報やマニアックな傾向」を玄人目線からお伝えしていくつもりです。他とは違う情報は、WORLDで入手して下さい!


中山金杯2021データ
最初に押さえておきたい2つのポイント!

  • ①過去10年で『上がり最速馬』が勝ったのはたった1度だけ

  • ②とても貴重な重賞!?社台クラブ馬の活躍がほとんどないレース

  • ③厳寒期の年末年始を挟んだ変則日程だけに馬の仕上げが非常に難しい

①過去10年で『上がり最速馬』が勝ったのはたった1度だけ



一般的に『上がり最速馬』というのはどのレースでも勝利に一番近い存在と言われる。特に直線の長い東京や阪神、新潟などでは上がり最速馬はほとんど馬券に絡む。しかし、この中山金杯においては全くそれが当てはまらない。

過去10年で見ても上がり最速で勝ち切ったのは2017年のツクバアズマオーのみ。それどころか成績は【1.1.1.9】(上がり最速タイも含めて)となっている。

それだけ末脚の優位性がないということだが、裏を返せば先行馬が雪崩れ込めるということを意味している。この時季の中山の馬場は使い込まれてだいぶタフで力の要る馬場状態になりやすく、上がり差が付きにくくなっていることも挙げられる。

中山金杯は「先行有利」ゆえにポジショニングを最優先に考える必要があるだろう。



②とても貴重な重賞!?社台クラブ馬の活躍がほとんどないレース



暮れのGⅠなどではサンデーR、キャロットF、シルクRが大暴れするのが毎年恒例。有馬もホープフルもキャロット勢(エフフォーリア、キラーアビリティ)が勝ったのが記憶に新しい。

そんな重賞常連のクラブ馬だが、この中山金杯にはなぜかほとんど縁がない。近10年でキャロットは【0.1.1.6】、サンデーRは【0.0.0.6】、シルクRは【1.0.0.7】と壊滅的なのだ。

ノーザン関係者は「暮れにはGⅠだけじゃなくてGⅡもGⅢもいっぱいあるからね。だいたいそこに使って放牧に出すケースが多いから馬が残ってないのが大きいかな」と説明する。確かに言う通りなのかもしれない。よって狙いやすいのは、非社台でここを狙っていた馬だったりするが、今年はどうなるだろうか。



③厳寒期の年末年始を挟んだ変則日程だけに馬の仕上げが非常に難しい



過去10年で見れば勝ち馬の人気は①②③①①③④⑤②②人気と比較的平穏。馬連配当は万馬券決着がなく、3連単配当もそこまで目立つ大荒れはない。ハンデ戦の割には堅く収まっているほうと言えるだろう。

それは早くから「金杯を目指す」という馬が多くなってきて、12月の仕上げをうまくクリアしている厩舎が多いため。ステップレースとしては、1か月前の中日新聞杯チャレンジカップなどが多いが、もっと間隔をあけて臨む馬も多くなってきた。

いずれにしても早い段階から金杯に備えて準備をしている馬は凡走しにくくなっている。各馬の中間の調整過程をよくチェックして、少なくとも1ヶ月くらいは厩舎でジックリ乗り込めている馬は信頼度が高いと思っていいだろう。一番狙いづらいのは前走からの間隔が少なくて、乗り込み本数が少ない馬なので注意したい。



中山金杯2022予想
『調教マル特ホース』
<1/4(火)更新>



●年末年始を挟む日程 一貫性のなさは重賞の中でも屈指

金杯といえば、年末年始の変則スケジュールを挟む調整日程。過去10年でいえば、2015年だけが1月4日に行われたが、ここ10年はほぼ1月5日の開催で固定されている。5日以降のスケジュールが年により変わることを思えば、まだ調整メニューに法則性がありそうなものだが、過去の好走馬の調教をみると、厩舎により様々過ぎてとにかく一貫性がないことは言える。

年末に追って年明けに微調整を加えるパターン。年末に最終調整を終えてしまうパターン。または軽度の調整だけで整えるパターンなど様々である。よって過去の好走馬の調教メニューから好調教馬をピックアップする当欄としては通常より、過去の傾向を参照し辛いことは事実だ。

その中でも過去10年の3着以内30頭をみると、おぼろげながら見える傾向といえば、一つは併せ馬が少ないこと。最終追い切りが併せ馬だったケースは10頭だけである。調整のさじ加減が難しい変則日程。あまり負荷をかけない方がいいということか。

また大晦日が実質的な最終追い切りだった馬は12頭で、その後に軽い追い切りを含めなかったパターンは5頭。年明けの3日か2日が最終追いだったパターンは11頭で。31日以前に実質的な最終追いを行うパターンは傾向としてはやや分が悪いようだ。


調教マル特ホース①

トーセンスーリヤ

小野厩舎(美浦)
横山和生騎手
戦績:5-7-4-17

・31日の追い切りでは力強い動き

調整スタイルとしては31日にウッドコースで本追い切り、3日にもウッドで軽めの調整を加える形。31日以前は22日まで追い切りが抜けているのだが、その間も乗り込みは続けられており、意図したもので調整不足ということはなさそうだ。

実際、31日の追い切りもパワフルな動き。馬場の内目を回ったこともあるのだろうが、ラスト1Fは11.3秒でまとめている。過去の追い切りの方が動いているようにも見えるものの、実績上位なりのレベルでデキはキープできていそうだ。



調教マル特ホース②

ヴィクティファルス

池添学厩舎(栗東)
池添騎手
戦績:2-1-0-4

・坂路でこの馬らしい小気味いい動き

坂路とCWコース追いを交互に行い、31日の坂路で実質的な最終追い切り。その後、3日のCWで3Fほど時計を出して、微調整を加えている。最終追いの坂路は馬場開門直後で走り易い時間帯とはいえ、ピッチ走法のこの馬らしく軽快に坂路を駆け上がっている。良い状態で臨めそうだ。




中山金杯2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<1/4(火)更新>


分析班
水谷

有馬記念にも出走したステラヴェローチェの登録があって、多くの方が「え、出走するの!?」と思ったかもしれません。ただ、ステラヴェローチェは最初から出走の意思はなく、今回はいわゆる「ハンデ確認」だけ。同じハンデ戦の日経新春杯から始動予定だが、その前に斤量を確認したかったよう。

この正月番組は他のOPも組まれているため、ほかにもダブル登録の馬は多くみられます。そんな馬は「どこに出走したかったか」を読み解くことが大事ですが、意図とは別に思わぬ形で好結果が出る場合もあります。今回の中山金杯ではそんな馬を穴候補にとりあげます。


下馬評低めの盲点注目馬

レッドガラン

安田隆厩舎(栗東)
斉藤新騎手
戦績:5-1-5-9

【前走成績】
リゲルS(3着/2番人気)

○マイル路線中心に使うも実は中距離適性があるかも?

年末年始に好調教をこなしているレッドガラン。

1600m戦の京都金杯やニューイヤーSにも登録しているように、入るならマイルのどちらかに使いたかったという陣営の本音が透けて見えるが、その本音とは裏腹に「2000mを使って結果オーライ」となる可能性もある。というのも、過去に2000mは③⑥⑤着と善戦しており、重賞でも1番人気に支持されたこともある。1800mに限れば全5勝のうち4勝を挙げており、そこまでマイルにこだわらなくてもいいのかもしれない。

「年齢を重ねた今ならばズブさもあるし、折り合いやスタミナ面も強化されていることから、2000mくらいでちょうどハマる可能性がある。坂も問題ないタイプだからこの舞台で案外良さが出るかもしれない」と陣営も色気を持っている。全20戦のキャリアのうち、15度が掲示板以内に走っているようにもともとが相手なりに走れるタイプ。新味を求めるならこういうタイプが面白そうだ。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは1/4(火)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『中山金杯(GⅢ)』
『京都金杯(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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