WORLD競馬web

メイン画像

1/4(月)更新【中山金杯2021予想】馬券の初笑いは重賞で!波乱を仕留めるデータ公開



中山金杯2021
金杯でお年玉を獲得したい!

  • ・万馬券が恒例の金杯を獲るためのデータ分析
  • ・ハンデ戦は軽いほうがイイ?重いほうがイイ?

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。早くも2021年の競馬がやってきます!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

早くも新年の競馬が始まります。まずは万馬券決着が恒例の中山金杯(GⅢ)。波乱を起こす馬の傾向さえ掴めれば、的中=高配当はほぼ間違いなし。新年も競馬を思いっ切り楽しみましょう!


【中山金杯2021予想】
最新更新1/4(月)
データ&調教完全更新!枠順も確定

一年の計は元旦にあり、いや金杯にアリ!ということで、年を跨ぎますが当コンテンツも精力的に更新してまいります。1月5日までジックリと日はあります。英気を養いつつ、予習もしっかりとしていきましょう!

【NEW】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
中山金杯のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【NEW】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒



中山金杯2021予想
出走馬&枠順確定!
<1月4日(月)更新>


中山金杯(GⅢ)
1月5日(火) 中山芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 ロードクエスト 牡8 56 西村淳
2 テリトーリアル 牡7 56.5 石川裕
3 ココロノトウダイ 牡4 53 丸山
4 マイネルサーパス 牡5 56.5 丹内
5 ショウナンバルディ 牡5 54 津村
6 カデナ 牡7 58 三浦
7 マウントゴールド 牡8 56 内田博
8 リュヌルージュ 牝6 52 中井
9 ヒシイグアス 牡5 54 松山
10 アールスター 牡6 56 長岡
11 ディープボンド 牡4 56 和田竜
12 ロザムール 牝5 52 北村宏
13 シークレットラン 牡5 54 横山武
14 ヴァンケドミンゴ 牡5 56 藤岡康
15 ダーリントンホール 牡4 55 デムーロ
16 ウインイクシード 牡7 56 戸崎圭
17 バイオスパーク 牡6 57 池添

【1月4日(月)枠順確定】



過去10年の
中山金杯
【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠1-1-3-135.6%11.1%27.8%
2枠2-4-0-1211.1%33.3%33.3%
3枠3-0-2-1415.8%15.8%26.3%
4枠2-1-1-1610.0%15.0%20.0%
5枠0-1-1-180.0%5.0%10.0%
6枠2-2-3-1210.5%21.1%36.8%
7枠0-0-0-200.0%0.0%0.0%
8枠0-1-0-220.0%4.3%4.3%


WORLD
北野シズカ

真ん中より内の1~4枠で8勝ですから、かなり偏りの大きい枠順データですね。


分析班
水谷

年末までのAコース使用から、1月開催はCコースになります。その分で、傷んだ箇所がカバーされるのは大きいのでしょう。上位人気候補が7~8枠にそこそこ揃った今年は悩ましいレースになりますね。




中山金杯2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12月27日(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、中山金杯2021に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:3勝クラス戦1着

ココロノトウダイ


手塚厩舎(美浦)
丸山騎手予定
戦績:4-1-0-3

共同通信杯5着、スプリングS7着、セントライト記念6着と3歳馬同士の重賞ではあと一歩の結果が続いてクラシックへの出走は叶わなかったものの、自己条件のレースでは順調に勝利を重ねて秋の福島開催でオープン入り。

器用に好位で立ち回る競馬を武器にしており、ここまでは全4勝中3勝が福島コースで、福島同様に右回りで小回りの中山も本質的には合う舞台だろう。

【WORLD分析班チェック】
厩舎が大きな期待を寄せ続けてきた素質馬

3歳の春には手塚厩舎内で「ワーケアはダービーに直行するので、皐月賞はココロノトウダイで勝ちたい」という話もあったほどの期待馬です。オープン入りまでは想定通りでしょうね。明け4歳初戦、そろそろ重賞でも好走を見せたいところでしょう。




前走:菊花賞4着

ディープボンド


大久保龍厩舎(栗東)
和田竜騎手予定
戦績:2-1-1-5

コチラも明け4歳馬。昨年は牡馬クラシックに皆勤し、皐月賞10着、ダービー5着、菊花賞4着と成績は右肩上がり。皐月賞は抽選を通っての出走で単勝最低人気だったが、すっかり世代の実力馬として認識されるようになった。

春には皐月賞と日本ダービーの間に京都新聞杯にも出走し、そこで重賞勝利を獲得しているタフガイでもある。有馬記念を補欠2番手で除外されてのスライドだが、まだ2勝馬なのでGⅢから地道に実績を積んでいく方が良いだろう。

【WORLD分析班チェック】
クラシックではコントレイルと一緒に出走

コントレイルと同じノーズヒルズグループの馬で、ダービーや菊花賞ではコントレイルの前をエスコートするように走る姿も話題になりました。ある意味、今回からが己の戦いかもしれない……というのは大げさでしょうか?




前走:福島記念1着

バイオスパーク


浜田厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:5-8-3-9

4歳シーズンを迎えた2020年は躍進の一年となった。年明け初戦の飛鳥Sを勝ってオープン入りし、リステッド競走4着、2着の後、重賞初挑戦となった函館記念で3着、そして年内最後の出走となった福島記念で重賞初勝利。

福島記念の勝利は池添謙一騎手のJRA全10場重賞勝利達成のメモリアルにもなり、今回も池添騎手がこの馬のために中山に乗りに来る予定となっている。

【WORLD分析班チェック】
強運オーナーは今年も活躍なるか

オーナーの宮田直也氏は昨年暮れの時点で現役の所有馬は4頭。その中にこのバイオスパークと、有馬記念にも出走したバビットが居るという、なかなかの馬運を発揮されています。適性的には今回も文句はない舞台、さらにタイトルゲットとなるでしょうか。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。“3強”それぞれに、意外と小さくない懸念材料を秘めているようですね。

水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






中山金杯2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<1月4日(月)最終更新>


分析班
水谷

元日更新!中山金杯の過去10年データから好走馬を傾向を導く!
(オススメ軸馬・穴馬は1/4(月)に更新予定です)


中山金杯
攻略に向けたポイント

  • ・上がりの脚は速くなくてもOK

  • ・4コーナーで◯番手以内がベスポジ!

  • ・ハンデ戦でも“重い馬”重視

中山金杯2021
過去10年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1番人気3-1-3-330.0%40.0%70.0%
2番人気3-1-0-630.0%40.0%40.0%
3番人気2-0-0-820.0%20.0%20.0%
4番人気1-2-1-610.0%30.0%40.0%
5番人気1-1-3-510.0%20.0%50.0%
6~9人0-4-1-350.0%10.0%12.5%
10人気以下0-1-2-640.0%1.5%4.5%

過去10年中、3連単配当は2013年を除いた9回で万馬券決着の中山金杯。ただし1番人気馬に関しては極端に成績が悪いわけではなく、かつ10番人気以下からの大穴が食い込む馬券も少ない。実績馬を軸に、中穴どころを上手く相手に指名して良い配当を仕留めたいところ。



中山金杯2021
過去10年の年齢別成績


年齢 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
4歳3-2-2-1613.0%21.7%30.4%
5歳3-4-3-2010.0%23.3%33.3%
6歳3-4-3-327.1%16.7%23.8%
7歳1-0-2-332.8%2.8%8.3%
8歳0-0-0-180.0%0.0%0.0%

昨年は6歳馬の1~3着決着、一昨年は5歳・4歳・4歳で決着した。高齢馬は不振の傾向が強く、7歳になると好走率がガクッと下がる。



中山金杯2021
過去10年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ0-1-1-80.0%10.0%20.0%
先行6-6-2-2216.7%33.3%38.9%
中団4-2-6-526.3%9.4%18.8%
後方0-0-1-430.0%0.0%2.3%
マクリ0-1-0-20.0%33.3%33.3%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位1-0-1-99.1%9.1%18.2%
2位2-1-2-815.4%23.1%38.5%
3位2-1-1-915.4%23.1%30.8%
4~5位3-1-3-1017.6%23.5%41.2%
6位以下2-7-3-911.9%8.7%11.7%

冬の中山という時計がかかりやすいコンディション、かつ直線310mというコース形態。瞬発力タイプに合わないイメージを持っている方は多いだろう。実際のデータもその通りになっている。

大事なポイントとして【4角5番手以内】の馬が(7-8-3-41)と馬券圏内の半分以上、連対馬の大半を占めている。機動力を重視しよう。



中山金杯2021
過去10年の斤量別成績


斤量 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
51kg以下0-0-0-40.0%0.0%0.0%
51.5~53kg0-0-1-180.0%0.0%5.3%
53.5~55kg2-4-3-483.5%10.5%15.8%
55.5~57kg5-4-4-527.7%13.8%20.0%
57.5kg以上3-2-2-525.0%41.7%58.3%

ハンデ戦の中山金杯。『ハンデ戦=軽ハンデ馬に期待したい』という考えを持つ方も多いかもしれない。しかし実際は斤量が重い馬ほど活躍している。実績・格が大事なレースだ。



【その他のイチオシポイント】

前走3着以内の馬が(7-4-7-30)と高確率で好走。勢いも大事。

ステイゴールド産駒が(3-2-0-14)と複数好走しており、血統的にはやや突出している。今年はマイネルファンロンマウントゴールドが該当。また、直仔ではないもののオルフェーヴル産駒のバイオスパークも出走予定。

ノーザンファーム生産馬(2-1-3-24)に対し、社台ファーム生産馬(3-3-0-18)と、昨今の競馬界全体の流れに反し(?)、社台側が健闘している重賞である。もっとも、今年の社台F生産馬は8歳馬マウントゴールドのみ。




【オススメ軸候補】

ディープボンド

大久保龍厩舎(栗東)
和田竜騎手騎乗
戦績:2-1-1-5

【推し材料】好条件データ
◯データ面でも優勢の4歳馬&脚質
◯有馬記念除外については想定済み


京都新聞杯勝ち、ダービー5着、神戸新聞杯4着、菊花賞4着という戦績はGⅢに入れば明らかに上位。安定した先行力が武器の馬で、年明けからCコースに替わる中山の馬場、近年はスローペースになりがちな中山金杯のレース傾向ともマッチしている。

有馬記念を除外されてのスライドだが、特別登録が出た時点で補欠3番手という立場だったので半ば中山金杯が本線と考えながらの調整。陣営も「年末に追い切ったが、デキが下降している感じはない」とコメントしている。

やや長距離志向の馬だが、敢えて2000mの中山金杯を選んだのは「今年のレースの選択肢を増やすため」だそうだ。


なお、ディープボンドが出られなかった有馬記念ではバビットが13着、オーソリティが14着と3歳勢が揃って大敗してしまったため、再び「明け4歳世代のレベルはどうなのか」という議論が起きつつある。中山金杯のディープボンド、ダーリントンホール、ココロノトウダイ、京都金杯のタイセイビジョン、トリプルエースが世代の評価を取り戻す走りを見せられるかもポイントになる。




【穴で要注目】

テリトーリアル

西浦厩舎(栗東)
石川騎手騎乗
戦績:7-5-6-12

【推し材料】好条件データ
◯昨年3着も含め
 コーナー4回の2000mに実績十分
◯前走は上がり勝負が合わず

昨年の中山金杯は11番人気で3着に食い込み、3走前には8番人気でオクトーバーSを勝利、2走前の福島記念は5番人気で3着と、2020年は高配当の使者として1年を通して活躍。

今回も前走の中日新聞杯9着が煙幕になっているようで新聞の印は薄め。昨年ほどではないだろうが、今年の中山金杯も楽しみな穴候補となりそうだ。

前走はスローペースの2番手追走から後退していった形だが、最近乗り続けている石川裕紀人騎手がレース後に語った話では「動くに動けない位置に嵌ってしまい、早めに抜け出して持久力を活かすような形に持ち込めなかったのが痛かった」とのこと。

「レースの上がりが速くなるとこの馬には不利で、勝ち馬が33秒台の上がりを使うようなレースでは出番がなかった」という話もあり、昨年から時計の掛かっている中山に替わるのはプラスだろう。

昨年は1枠1番から内を上手く立ち回っての3着だったが、今年も1枠2番と絶好。ハンデも1年間活躍していた割に昨年から0.5キロしか増えておらず、昨年の中山金杯の再現、それ以上の好走まで期待できる。




中山金杯2021予想
『調教マル特ホース』
<1月4日(月)更新>


分析班
水谷

菊花賞では
2着アリストテレスを推奨!

エリザベス女王杯では
5番人気2着サラキアを推奨!

マイルCSでも
2着インディチャンプを推奨!>

ジャパンCでも
デアリングタクトを推奨!

チャンピオンズCでは
ゴールドドリーム&インティを推奨!


有馬記念では
クロノジェネシスを推奨!

レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●ポイント(1)
難しい年末年始の調整過程への対応


新年最初の重賞として知られる中山金杯。今回はその季節性を含め、2つのポイントを重視したい。

まずは【調教日】。金杯そのものはほぼ1月5日に施行日が固定されているとはいえ、年末年始の変則日程でもあり、追い切りからどれだけの間隔でレースに臨んでいたかはバラツキばらつきが見られる。

過去10年の3着以内馬30頭中12頭が追い切りから中1日で本番を迎えており、続いて多いのが中4日で8頭。他は3頭の中3日と7頭の中2日。

特に『中2日』が近年増えており、今年の場合でいえば大晦日(中4日)か1月2日(中2日)の追い切りがベターと見て考えたい。(今回は中1日組が少ない)


ちなみに、中4日なら強めまたは一杯という強度。中1日なら馬なりが多かったが、近年の中2日での追い切りは一般的にいえば強めに追われていることも目立っている。

水曜に追い切りをして土曜に使うのと同じ間隔と考えれば違和感はないが、厳寒期かつ年末年始で調教量が不足しがちな分、強めでも丁度いいのかもしれない。


●ポイント(2)
求められる調教スタイルは東西で分かれる


続いて【調教コース】。調べると東西でそれぞれ傾向が出ており、美浦でいえばウッド追い、栗東でいえば坂路追いが主流。

過去10年の3着以内馬30頭中11頭が最終追い切りは美浦ウッド追いで、同12頭が栗東坂路追いである。





調教マル特ホース①

ヒシイグアス

堀厩舎(美浦)
松山騎手騎乗
戦績:4-3-0-2

◯法則通り関東馬のコース追い
◯充実ムードを示す調教時計

正直なところ他の関東馬でしっかりコースで動けている馬自体が少ない中で、ヒシイグアスに関しては合格点が与えられる。

3日の坂路調教は4F57.7秒の時計ならあくまで微調整といった程度。12月30日に実質的な最終追い切りとなるウッドでの併せ馬を行っており、関東馬の好走パターンであるコース追いを消化できている上、時計も良好。以前と比較しても攻め時計そのものも詰めている点は成長している現れだろう。



調教マル特ホース②

アールスター

杉山厩舎(栗東)
長岡騎手騎乗
戦績:4-7-2-7

◯関西馬の坂路追い
◯水分を含んだ馬場でも素軽い動き

関西馬も坂路組で目立った動きの馬が少なかったのだが、こちらは好ムード。終い重点ながら雪が積もるほどの水分を含んだ馬場(不良)を物ともせず、楽な手応えで坂を駆け上がっていた。

やろうと思えば、攻めではいくらでも動ける馬のようだが、あくまで攻め込み過ぎないようにしているようでウッド、坂路を併用した調整過程。キッチリ仕上がってきたようだ。


なお、その他、東西問わず調教パターンから逸れている馬も含めて『動き自体が目についた』のはディープボンドやリュヌルージュ、ココロノトウダイなど。






週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは1月4日(月)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

次回は
『中山金杯(GⅢ)』
『京都金杯(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP