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【中山記念】ソールオリエンス始動!過去の傾向・注目データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬



中山記念2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・中山記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

過去の勝ち馬には錚々たる顔触れが揃う伝統の一戦・中山記念。古くはサクラローレル、サイレンススズカ、キングヘイローがいて、2000年代になってもカンパニー、ヴィクオワールピサ、ジャスタウェイ、ドゥラメンテといった大物が勝ち名乗りを挙げています。

春のGⅠを睨む上では手頃な距離であることや、最近ではドバイへ向けての試走には時期的にちょうどイイという理由から参戦しやすくなっているようです。




中山記念2024予想
出走馬/枠順確定
<2/23(金)更新>


中山記念 (GⅡ)
2/25(日) 中山芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1レッドモンレーヴ牡558横山和生
2ソーヴァリアント牡657武豊
3ソールオリエンス牡458田辺裕信
4ジオグリフ牡558戸崎圭太
5ヒシイグアス牡858キング
6イルーシヴパンサー牡657岩田望来
7ドーブネ牡557吉田隼人
8マテンロウスカイセ557横山典弘
9エルトンバローズ牡457西村淳也
10ラーグルフ牡557三浦皇成
11タイムトゥヘヴン牡657大野拓弥
12ボーンディスウェイ牡557木幡巧也
13マイネルクリソーラ牡557津村明秀
14エエヤン牡457Mデムーロ
15テーオーシリウス牡657永野猛蔵
16ホウオウリアリティ牡657菅原明良





中山記念2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<2/18(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、中山記念2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:マイルCS4着

エルトンバローズ


杉山晴厩舎(栗東)
西村淳騎手予定
戦績:4-3-0-2

ラジオNIKKEI賞は平均的なペースから終始前を射程に入れて絶好の位置取り。道中捲ってくる馬もなくて先行馬にとっては恵まれた競馬。毎日王冠も同様にスローの流れでイン前有利になって器用に立ち回ったこの馬に流れた向き、出来過ぎなくらいの重賞連勝。

試金石となったマイルCSでは勢いを買われて4番人気に支持をされるも、古馬の一流マイラーを相手に堂々の競馬で4着に好走。この走りからその前の2走がフロックでなかったのを証明する形になった。飛躍が期待される今年は、更に実績を積み上げていけばGⅠ奪取も視野に入ってくるだろう。小回りの千八はもっとも得意の条件だけに、ここは結果を出したい一戦。

【WORLD分析班チェック】
厩舎の勢いはホンモノ

昨年の全国リーディングの勢いそのままに、杉山晴厩舎今年も定位置をキープ。重賞もルガルとエンペラーワケアで2勝を挙げており、厩舎として充実期に突入している。今年は古馬長距離はジャスティンパレス、中距離はエルトンバローズで頂点を狙っていく構え。




前走:有馬記念8着

ソールオリエンス


手塚厩舎(美浦)
田辺騎手予定
戦績:3-2-1-1

「現状はこれ以上やっても、本番で出し切れないところまでやったつもり」と師が言うほどのメイチ仕上げで臨んだ有馬記念では、古馬の熱い壁に阻まれて8着止まり。現状では古馬のトップ層と比べてやや見劣りするのが明白になったが、まだ年明けの4歳馬。これからドンドンと成長していくだろう。この馬にとってベストの距離は2000m前後で、得意の中山コースの適距離ならば巻き返しは必至。

【WORLD分析班チェック】
新パートナーはベテラン田辺

今回は主戦の横山武がサウジ遠征ということもあって田辺へ乗り替わり。実は同馬のデビュー前の調教にも乗っていて、年を重ねて乗りやすくなっているという感触を持ったよう。最終追い切りにも騎乗予定で、当週のジャッジにもご注目。




前走:香港C3着

ヒシイグアス


堀厩舎(美浦)
キング騎手予定
戦績:7-5-1-7

昨年に続いて年明けはこのレースから始動。21年1着、23年1着と2度の優勝があるようにこのレースは大の得意にしている。昨年の暮れの香港でもタイム差なしの3着したように、明け8歳になっても能力に衰えは見られない。この馬は常に「上に何かがいる」という惜敗を繰り返す馬だが、大きく崩れることもないタイプ。仕上がり次第では昨年に続く3勝目も十分。

【WORLD分析班チェック】
次走のGⅠへ向けての叩き台

このレースの結果次第で、次走はドバイか香港か大阪杯になるとのことだが、ここはそこへ向けてのステップレース。ただ、次へ向けて手応えを感じられる結果を求めているため、叩き台と言っても“捨てレース”という意味ではない。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




中山記念2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<2/22(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • この開催、唯一のファミリーイベントにヒントあり?

(2月22日)
今週行われる『中山記念』には単純だが7年連続しているサインが存在する。それは3着までに名前に『山』の文字を持つジョッキーが馬券に絡んでいること。今年は今のところ横山典騎乗予定の「マテンロウスカイ」と横山和騎乗予定の「レッドモンレーヴ」が怪しい。ゆえにこの2頭をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(2月18日)
それでは簡単にフェブラリーSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは14番人気藤岡佑騎乗の「⑨ペプチドナイル」。2着は5番人気長岡騎乗の「⑦ガイアフォース」。3着は12番人気武豊騎乗の「⑧セキフウ」だった。まさに大波乱の幕引きとなった。

サイン的にはサイン馬⑥カラテの隣、⑦ガイアフォースを連れてきたが…。今回はヒントを完全に読み違えていた。当日のJRAゲストは柔道の阿部兄妹。そこで「カラテ」と「スピーディキック」に注目も単純に『武道』を重視するべきだったのは悔やまれる。勝った厩舎が「武英厩舎」。3着は騎手「武豊」に「武幸厩舎」とまさに『武』づくしだった。何とか次週以降に巻き返したいものだ。

話を戻して今年で98回目を迎える「中山記念」。昨年はドラゴンボールの日ということでアニメ、漫画絡みに注目していた。今年はレース当日の記念日を調べると「夕刊紙の日」とあった。駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が日本初らしい。

当時のキャッチコピーは『オレンジ色のニクい奴』。ここに何らかのヒントが…。これを後押しするのがレース当日の競馬場イベント。内容は「ウルトラヒーローショー」で写真には『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の写真が掲載されている。

先程のオレンジ色を導く「セブン=7」の存在が気になるところ。レース当日は人気に関係なく『7枠』には注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・今年は今のところ横山典騎乗予定の「マテンロウスカイ」と横山和騎乗予定の「レッドモンレーヴ」が怪しい。ゆえにこの2頭をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・先程のオレンジ色を導く「セブン=7」の存在が気になるところ。レース当日は人気に関係なく『7枠』には注意が必要だろう。





中山記念2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<2/21(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

近年の中山記念は海外へのステップレースに位置付けられ、勝ち馬の多くはドバイや香港へ向かって好結果を出しています。各陣営のこのあとのレースプランにも注目しておきましょう。


中山記念2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①海外GⅠへのステップレースとして定着しつつある

  • ②過去10年で8勝が美浦所属!関東馬が断然強いレース

  • ③2年前に逃げ馬がV。15年間逃げ切りナシに終止符

①海外GⅠへのステップレースとして定着しつつある



近年は3月末に行われるドバイターフのステップレースとして中山記念が採用されることが多くなっている。

06年ハットトリック
14年トウケイヘイロー、ジャスタウェイ、ロゴタイプ
16年リアスティール
17年ヴィブロス
19年ディアドラ
22年パンサラッサ



上記の馬たちがこのローテを採用している。ドバイターフだけでなく2011年はヴィクトワールピサ(ドバイワールドカップ)、2016年ドゥラメンテ(ドバイシーマクラシック)もこのローテで参戦して結果を出した。

また、中山記念はドバイだけでなく香港のクイーンエリザベス2世カップへのステップにもなっており、ネオリアリズムやウインブライトがこのレースを勝って香港でも優勝を決めている。

このように、このレースは非常に海外の叩き台として重要な位置付けになっている。そういう馬にとって本番は次ではあるが、前哨戦を余裕残しでもクリアできないと次に期待が持てないため、厩舎としても手の抜く仕上げをすることはまずない。



②過去10年で8勝が美浦所属!関東馬が断然強いレース



美浦【8- 5- 6-57】
栗東【2- 5- 4-34】



確かに関東馬のほうが頭数が多いのは事実だが、決して関東馬が数の力で圧倒しているということでない。実際に平均人気で言えば関東馬7.5倍に対して、関西馬は6.4倍ということで、関西馬のほうが質はむしろ高いはず。それで結果が出ていないのだから、『地の利』や『厩舎ノウハウ』といったあたりに好走理由があるのは明らか。

特に堀厩舎は16年ドゥラメンテ①着、17年ネオリアリズム①着、21年ヒシイグアス①着、23年ヒシイグアス①着と好相性を誇る。(この厩舎からは3度目の優勝を狙うヒシイグアスが今年もスタンバイする)

今年のメンバーは関西馬が上位人気を集めることが予想されるだけに、傾向通りに従えば関東馬狙いが面白くなりそうだ。特に週末に公開される『重賞事前情報』は要注目。



③2年前に逃げ馬がV。15年間逃げ切りナシに終止符



中山記念は2007年にローエングリンが逃げ切ったのを最後に、その後逃げ切り勝ちが一度もなかった。しかし、2年前にようやくパンサラッサが逃げ切り勝ち。データだけみると「逃げ馬苦戦」ではあるが、基本的に開幕週で行われることや小回りコースであることから先行馬が圧倒的に強いレースでもある。



【過去10年の脚質データ】
逃げ 1- 0- 3- 6
先行 8- 5- 3- 19
-------------------
中団 1- 4- 4- 30
後方 0- 1- 0- 35



少なくとも直線入り口では2~3番手以内にいることが望ましく、道中の位置取りが後ろになればなるほどVチャンスは少ないと言っていい。ヒシイグアス、エルトンバローズ、ソーヴァリアント、ドーブネらの先行馬にとっては追い風になりそうだ。



中山記念2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<2/22(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ソーヴァリアント

大竹厩舎(美浦)
武豊騎手予定
戦績:5-2-3-6

【前走】 マイルCS12着

【昨年のリベンジなるか】
前走時の情報・・・ 「初めてのマイルだった富士Sでは中団後ろから外を回ってジリジリ脚を伸ばして3着。見せ場は作れたし、あの走りが出来るならマイルCSは面白いかも。中距離馬らしく切れるというより持続力があるタイプ。それだけにタフな馬場は合っていると思う。前回の経験も生かしてスッといい位置を取れれば」

★今回の見所ポイント
→マイル経験後の小回りは○
→新コンビの武豊の捌きに注目



前走情報チェック馬②

ラーグルフ
宗像厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:5-1-1-7

【前走】 AJCC8着

【馬場悪化はマイナス】
前走時の情報・・・ 「良馬場だったら文句ナシにイチオシできるデキにある。馬だけは本当にいいんだけど、天気がね…。以前もセントライト記念の負けを『馬場の影響が大きかった』って結論付けたし、札幌記念でも渋化馬場で大敗を喫した。やはり馬場が渋るとこの馬は本来の能力を発揮できなくなる。なので好走するには良馬場が条件になるかな」

★今回の見所ポイント
→直前の馬場は要チェック
→体調の良さは文句ナシ



前走情報チェック馬③

ドーブネ
武幸四郎厩舎(栗東)
吉田隼騎手予定
戦績:6-2-1-6

【前走】 京都金杯14着

【逃げか番手が理想】
前走時の情報・・・ 「リステッドを連勝したように本格化してきたし、まだまだ伸びしろもある。昨年夏までの成績を踏まえて、距離を詰めたことも功を奏したようだ。状態は高いレベルでキープしているし、このまま行ければ楽しみ。ただ、重賞勝ちがないのにこのハンデはちょっと不満かな」

★今回の見所ポイント
→小回りの千八は守備範囲
→逃げた時は①①②③①着






中山記念2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<2/23(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

テーオーシリウス

奥村豊厩舎(栗東)
永野騎手
戦績:4-1-2-18

開幕週こそ思い切った逃げなら面白い存在


海外遠征も視野に入れて始動することが多いのが近年の中山記念。それらは「次へ向けて反動なく今年の初戦をクリアしたい」という意識が強く、何が何でもこのレースを勝ちたいとと鼻息荒くして臨む陣営はそんなにいません。そこに人気薄が逆転する隙がありそうです。

昨年、僕は当コーナーで7番人気ドーブネを取り上げました。武豊騎手がイメージ通りの逃げを打ってくれてゴール前までギリギリ粘って僅差の3着でしたね。やはり開幕馬場で小回りの中山1800mでは楽に逃げれる馬には大きなメリットがあります。2年前のパンサラッサもハイペースで逃げて押し切りましたが、あの馬はその後のドバイターフも勝ってしまうのだから、充実期に入っていましたね。

今年も同じイメージで逃げる馬として、テーオーシリウス(牡6・奥村豊)が面白い存在だと思います。この馬は成績通り、小細工ナシの逃げ戦法を確立しています。逃げ馬らしく成績はムラですが、これは逃げ馬の特徴そのものですね。ハマるかハマらないかでピンかパーになるのは仕方ありません。

最近はスローペース症候群ばかりでポジションやら仕掛けのタイミングを測るようなレースばかり見られますが、このレースに限って言えば積極的な逃げがもっとも結果を残しやすい乗り方だと思います。

先週、小倉で行われた小倉大賞典で今村聖奈騎手のセルバーグがテンから飛ばして大逃げを打って3着に粘り通しましたが、ああいう気風のイイ逃げで後続を離すような大逃げを見せたら残り目があってもいいように思います。

有力馬が次走を見据えるレースでわざわざ相手に合わせる必要は全くありません。僕がこの馬に騎乗するならばガンガン逃げて押し切りを狙いますね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは2/24(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『中山記念GⅡ』
『阪急杯GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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