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【マーメイドS】ミッキーゴージャスが新コンビで参戦!過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》大西直宏の注目穴馬は?



マーメイドステークス2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・マーメイドステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今週のマーメイドステークスは軽ハンデ馬が活躍して波乱決着が当たり前という牝馬の中距離戦。このレースは宝塚記念の1週前ということで、芝の荒れ具合などもよく見ておきたいですね。




マーメイドステークス2024予想
出走馬/枠順確定
<6/14(金)更新>


マーメイドステークス (GⅢ)
6/16(日) 京都芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ベリーヴィーナス牝553藤懸貴志
2ジューンオレンジ牝454富田暁
3ピンハイ牝554北村友一
4ミッキーゴージャス牝456.5浜中俊
5ラヴェル牝454坂井瑠星
6ホールネス牝452西塚洸二
7マリネロ牝550松若風馬
8セントカメリア牝553西村淳也
9コスタボニータ牝556岩田望来
10ゴールドエクリプス牝553幸英明
11インザオベーション牝551荻野極
12タガノパッション牝653Mデムーロ
13アリスヴェリテ牝450永島まなみ
14エリカヴィータ牝554小沢大仁
15エーデルブルーメ牝554川田将雅
16ファユエン牝653菊沢一樹





マーメイドステークス2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/9(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、マーメイドステークス2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:大阪杯14着

ミッキーゴージャス


安田翔伍厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:5-0-0-3

年明けにGⅢ愛知杯を制し、安田隆厩舎所属として有終の美を飾り、息子の安田翔伍厩舎にバトンタッチ。その初戦となった大阪杯はさすがに一気のメンバー強化もあって14着に大敗してしまったが、これは度外視していいだろう。再出発の舞台は牝馬限定のGⅢで、ここなら主役を張れる。

自己ベストを更新する6ハロン79秒7(ラスト1ハロン11秒6)をマークして、クビ差先着した。安田調教師は「気分を尊重しながらとなりましたが、雰囲気はいいです。まだまだいろいろなことを覚えていかないといけないけど、馬自身はもっと良くなると思います」と語った。

【WORLD分析班チェック】
1週前はウッドで自己ベスト更新

CWコースで6F79秒7-11秒6をマークしてクビ差先着。仕上がりの良さをアピールするデモンストレーションで、GⅠを経験したことでだいぶ馬も逞しくなってきた。現状は坂コースよりも平坦向きだけに、京都開催になるのはこの馬には追い風。




前走:福島牝馬S1着

コスタボニータ


杉山佳厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:5-3-3-6

牝馬重賞戦線で常に安定した走りを見せて掲示板の常連だったが、前走でついに初タイトルをゲット。杉山佳厩舎に2つ目の重賞タイトルをもたらした。

その後はヴィクトリアマイルも視野にあったが、「GⅠになると良馬場では太刀打ちできない」ということで、目標を適性舞台のマーメイドSへ切り替えた。2000mの経験は1度しかないが、平坦の京都コースなら十分に守備範囲だろう。

【WORLD分析班チェック】
梅雨時だけに雨は歓迎

ヴィクトリアマイルを回避したのも良馬場の時計勝負は向かないと判断したもので、陣営は「雨が降って欲しい」と道悪を希望する。確かに雨の中での競馬では3連勝した実績があり、馬場次第では大きく浮上しそうだ。




前走:中山牝馬S2着

ラヴェル


矢作厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:2-0-0-7

2戦目にリバティアイランドを破り、オークスでも見せ場十分の4着。妹も明け4歳となった今年はもっと大きく飛躍しても良さそうで、まだまだ見限れない。(姉ナミュールは5歳でも活躍している)

年明け初戦の京都記念は、東京新聞杯&洛陽Sを除外されて仕方なく牡馬相手の強い相手のレースに使ったもので、不本意なレース選択ではなかった。そして中山牝馬Sは超スローの展開を大外枠を引かされてこの馬らしさはみられず度外視できる。今回は主戦の坂井瑠に手が戻って反撃必至。

【WORLD分析班チェック】
前走後はしがらきで2ヶ月充電

3月13日にしがらきに放牧に出て、帰厩したのは5月31日なので、まるまる2ヶ月以上も放牧先で過ごしていたことになる。坂路と周回コースで豊富な運動量を取り入れており、これならすぐに仕上がりそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




マーメイドS2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/13(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • マーメイドS週に裏でひっそり行われるイベントにヒントが!?

(6月13日)
前回は「エリカヴィータ」をサイン馬に指名。イベント絡みのキーワードの一つに「声優」を取り上げたがイベント写真の中に謎解きだけに探偵の扮装をする声優上坂すみれの姿が見て取れる。イベント絡みの声優は直接関係するものではないがアニメ・声優で探偵と言えば「名探偵コナン」だろう。「名探偵コナン」は原作がスタートして30年。テレビでアニメが放映されてから28年続き、映画劇場版も最新作「100万ドルの五稜星」が27作目と長期に渡って愛されている。

作品が広すぎて焦点を合わせ難いがあの名セリフは忘れられない。それが「真実はいつもひとつ」ではないか。今回の出走馬にもドンピシャな馬が1頭居る。それが「アリスヴェリテ」。馬名の意味は「高貴な、永遠の少女などの意味の人名+真実(仏)。永遠の真実」。ならば「アリスヴェリテ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

また後押しとしてサイン馬の2頭に人名が付くわけだが「エリカ」と「アリス」と言えば一斉を風靡した「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」を思い出す方も居るのではないか?やはり、コチラも声優は重要なポジションを占めていただけに余計に注目したい。加えて押したいサインが「2枠」。コナンでは作品に登場するのが「黒の組織」。そして、クイズRPGでは「黒猫」が登場する。偶然といえばそこまでだが今回は「2枠(黒)」も警戒したい。

(6月9日)
それでは簡単にエプソムカップのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気ルメール騎乗の「⑥レーベンスティール」。2着は9番人気田辺騎乗の「⑰ニシノスーベニア」。3着は7番人気吉田豊騎乗の「⑩シルトホルン」だった。

サイン的には穴馬2頭をドンピシャ!勝った⑥レーベンスティールは1番人気で勝って同然の馬。問題は2、3着にアリ!!まず2着がサイン馬に指名した9番人気⑰ニシノスーベニア。先行して直線でもしぶとく伸びて2着を確保。馬連でも4220円ついた。

そして、3着は番手に逃げた7番人気⑩シルトホルン。コチラは安田記念出走の⑩ソウルラッシュからのサイン読みで事前に重要視を促していた馬番。1番人気との組み合わせで3連複は13880円、3連単なら62310円の配当に…。GIでは空回りしたが、やはりサインは穴馬が台頭したときが美味しい。

さて、話を戻して今年で29回目を迎える「マーメイドS」。前週も言ったようにGIの谷間になるとJRAのイベントやサイン系も今ひとつ掴みどころがない。しかし、今週はそんな地味な週に裏の東京競馬場で「梶裕貴と上坂すみれの謎解き競馬」が行われる。当日、イベントに本人たちは参加しないが声優2名が関わっている。

声優という点はキーワードでも作品的な大きな絡みは無いと思われる。やはり、「マーメイドS」週だけに女性の絡みで調べると過去に上坂すみれさんは海上自衛隊の護衛艦やまゆきの一日艦長を務めた経験を持つ。また学生時代にロシア語を学んでおり、ロシア研究にも手を付けている。すみれさんから花のスミレを連想するが花言葉は「愛情」、「希望」、「乙女の死」など様々ある。

レース名の「マーメイド」はご存知のように「人魚」を意味している。やはり、「愛情」や「乙女の死」といえば忘れてならないのはアンデルセン童話の「人魚姫」だろう。人間の王子に憧れて人間に形を変える人魚姫。しかし悲運が重なり王子とは結ばれない運命に…。人魚に戻るには愛する王子の命を奪わなければならないが最後は自分の命と引き換えに王子の幸せを祈るという内容。

重要なポイントは『命』だろう。登録馬に該当する馬が1頭いる。それが「エリカヴィータ」。名前の意味は「冠名+命(伊)」。ならば「エリカヴィータ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・偶然といえばそこまでだが今回は「2枠(黒)」も警戒したい。
「アリスヴェルテ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
「エリカヴィータ」をサイン馬に指名しレース当日は対角位置、両隣にも注意したい。





マーメイドステークス2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/12(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今週は荒れる古馬牝馬のハンデ戦、マーメイドSです。今年は阪神ではなく京都開催となる点には注意ですが、それ以外の設定は例年通りです。まずはどんな傾向があるか早速見ていきましょう。


マーメイドステークス2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①3連単の過去10年のうち8度が二桁万券

  • ②軽ハンデ馬の一発が多く、格下馬に要注意

  • ③過去10年関東馬Vナシ、関西馬が断然有利

①3連単の過去10年のうち8度が二桁万券



【過去10年の平均配当】
単勝:1200円
馬連:8080円
3連複:2万5540円
3連単:16万9620円



この数字からも分かるように、かなりの荒れっぷり。100万馬券級の配当が平均値を押し上げたのではなく、コンスタントに二桁万券が飛び出しています。「荒れるのが通常」のレースと言えます。

また、勝ち馬の平均人気が6.3番人気であり、人気馬が全く信頼ならないレースとも言えます。



②軽ハンデ馬の一発が多く、格下馬に要注意



2018年から2021年まで勝った馬の斤量は51・51・50・50キロでした。この斤量は、つまり3勝クラス所属の条件馬であることを示しています。

その前の53キロ馬が3連勝した2014年から2016年も勝ったのは条件馬でした。このことから、このレースでは【格は全く不要】と言えます。

今年もハンデ51キロ以下の格下馬が9頭出走予定で、これらにも十分なVチャンスがあります。実績不足と言って軽視は禁物です。



インザオベーション 51キロ
エリオトローピオ  51キロ
キミノナハマリア  51キロ
アリスヴェリテ   50キロ
アレグロモデラート 50キロ
ヒヅルジョウ    50キロ
マリネロ      50キロ
タケトンボ     49キロ
ピピオラ      49キロ
※出走馬確定前





③過去10年関東馬Vナシ、関西馬が断然有利



関東馬 0-4-4-32
関西馬 10-6-6-86


過去10年で、関東馬は2~3着に食い込むことはあっても勝った馬は1頭もいません。関西馬が断然有利なレースです。

今年は関東馬が5頭エントリーしています。



アレグロモデラート
エリオトローピオ
エリカヴィータ
ファユエン
マリネロ



エリカヴィータはGⅡフローラSの勝ち馬で、オークスや秋華賞にも出走した実力馬です。前走の福島牝馬Sでは1キロ多く背負って掲示板内に入線。国枝厩舎&ノーザンFというブランドを考慮すると、そこそこ人気が予想されますが、データ上では苦戦が予想されることを覚えておきたいです。



マーメイドステークス2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/13(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

エーデルブルーメ

福永厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:4-4-4-3

【前走】 ダイワスカーレットC1着

【操縦性アップ】
前走時の情報・・・ 「前の厩舎では平坦コースを決め打ちしていたようですが、だいぶ体を使えるようになってるから坂コースも対応できると思う。調教で操縦性が高まって乗りやすくなっていますよ。将雅だったらうまく持ってこれるんじゃないか」

★今回の見所ポイント
→福永&川田のコンビ
→転厩して覚醒の雰囲気



前走情報チェック馬②

エリカヴィータ
国枝厩舎(栗東)
小沢騎手予定
戦績:2-0-0-11

【前走】 福島牝馬S5着

【気性の成長アリ】
前走時の情報・・・ 「もうひと花咲かせたい気持ちはあるけど、古馬になって目方は増えてもあまり馬体の成長が見られないんだよな。ワンパンチ欠けるのはそのあたりが原因かも…。とはいえ、堅実には走る馬なので牝馬限定戦なら大きくは崩れない」

★今回の見所ポイント
→重賞勝ちのある2000m
→前走がキッカケになった



前走情報チェック馬③

ピンハイ
田中克厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:2-2-1-7

【前走】 都大路S4着

【実績は上位】
前走時の情報・・・ 「スタート後に寄られてスイッチが入ってしまった。道中、押さえるのに苦労したぶん末脚も不発に…。気性面にまだまだ課題があるね。ただ、噛み合えばオープン特別ならやれる実力はある。あとは自分との闘いになるんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→理想は大幅な馬体増
→ソフト乗りの鞍上に注目




マーメイドステークス2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/14(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

アリスヴェリテ

中竹厩舎(栗東)
永島騎手
戦績:3-7-4-4

レース傾向的にも軽ハンデの逃げ残りに要注意


マーメイドSといえば、人気薄の逃げ馬が粘り込んで穴を開ける印象が強いレースです。過去の結果を見ても、逃げ切って波乱を演出するケースが多々見受けられます。このレースは条件クラスの馬が格上挑戦することが多く、それらは総じて軽いハンデになりがち。そのため、リーディング上位の騎手が乗れずに、若手騎手が多く乗るになります。

若手騎手が多く騎乗するようなレースでは、どうしても重賞の騎乗経験が少ないこともあり、慎重に構える傾向があります。結果としてスローペースの展開が生じやすく、逃げ馬がそのまま押し切る“行った行った”のシーンが起きやすくなります。今年は京都開催ですが、大きな傾向の変化は期待できません。

今週から京都はCからDコースへ仮柵が移動します。内ラチ沿いの傷みがカバーされることで、スローで流れた場合、逃げ馬の“行った行った”のシーンを警戒しておく必要があるでしょう。特に、軽ハンデの馬には注意が必要です。

そこで、僕が注目しているのがアリスヴェリテ(牝4)です。今年に入ってから逃げた時に2戦2勝の実績があります。2番手で控えても競馬ができる馬ですが、より持ち味が発揮するのは逃げた時でしょう。多少ペースが速くても行ききれば粘り強い馬。今回は50キロという軽ハンデですので、思い切った逃げを見せてもらいたいものです。前走の時計は優秀(1分57秒8)なので、再現を期待しています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/15(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『マーメイドステークス・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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