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【マーメイドS】波乱必至の牝馬重賞!過去の傾向・注目データ&サイン馬券は要チェック!《最終更新》大西直宏の注目穴馬は?



マーメイドステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・マーメイドステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

軽ハンデ馬が活躍して波乱決着が当たり前という牝馬の中距離戦マーメイドS。このレースは宝塚記念の1週前ということで、芝の荒れ具合などもよく見ておきたいですね。




マーメイドステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<6/16(金)更新>


マーメイドステークス(GⅢ)
6/18(日) 阪神芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1シンシアウィッシュ牝451角田大河
2シャーレイポピー牝553藤岡康太
3ヒヅルジョウ牝450松若風馬
4ビッグリボン牝555西村淳也
5ホウオウエミーズ牝654団野大成
6タガノフィナーレ牝450田中健
7ランスオブアース牝551泉谷楓真
8ウインマイティー牝656和田竜二
9ストーリア牝454坂井瑠星
10ハギノメーテル牝450今村聖奈
11ビジン牝453酒井学
12サンカルパ牝451菱田裕二
13ゴールドエクリプス牝451西塚洸二





マーメイドステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/11(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、マーメイドステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:福島牝馬S2着

ビッグリボン


中内田厩舎(栗東)
西村淳騎手予定
戦績:4-1-2-2

OP昇級して即3着とメドを立て、続く福島牝馬Sで2着に好走。キセキの全妹がいよいよ重賞タイトルに手が届くところまできた。体質の弱さがあってここまで無理した使い方はされずに大事に育てられてきたが、それが奏功してようやく本格化を迎えつつある。「秋にはエリザベス女王杯を目標にしたい。そのためにも重賞タイトルを手にしておかないとね。最低でも賞金加算は絶対のノルマ」と陣営も意気込んでいる。

【WORLD分析班チェック】
西村も今年の重賞2勝目へチャンス大

21年はギベオン(金鯱賞)、22年はベレヌス(中京記念)、23年はミクソロジー(ダイヤモンドS)を制している西村淳。年に1勝というペースでこれまで重賞3勝だが、ジョッキーのキャリアを考えたら重賞複数勝ちがあっていい。中内田厩舎とのコンビでは3戦して2着が2度ある。




前走:福島牝馬S5着

ストーリア


杉山晴厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:3-4-1-3

3歳夏に3連勝して秋華賞でも穴人気した素質馬。「古馬になれば重賞を勝てる」と厩舎の期待が大きい。年明けは中山牝馬Sで2着してOP入りし、福島牝馬Sでも1番人気の支持を集めた。この履歴からしても重賞を勝つのは時間の問題だろう。この馬が走る時は決まって超スローの競馬ばかりで、これまでのキャリアでスローペース以外の経験がないが、厩舎は「展開が流れてくれたほうがもっとポテンシャルを生かせる」と乱戦は歓迎と言わんばかり。

【WORLD分析班チェック】
キャリア12戦で9人目のジョッキー

「素質が高い=トップジョッキーが乗ることが多い」ということであるが、上位騎手はGⅠなどの都合で騎乗場所が決まることが多いため、なかなかこの馬に継続で乗れないのがネック。今回も初めて坂井瑠が騎乗となるが、新味を引き出せる騎乗を期待したい。




前走:京都記念2着

ウインマイティー


西園厩舎(栗東)
和田竜騎手予定
戦績:4-1-2-121

昨年の勝ち馬ゆえさすがに今年はハンデが重くなることが予想されるが、それでも連覇の可能性は十分ある。その後は京都記念、エリザベス女王杯、有馬記念、京都記念とGⅡ~GⅠの超一線級のレースに出走して経験値を積んできた。「強い相手に交じって戦ってきたから、馬がだいぶタフになった。身体もデビューの頃から30キロくらい増えて貫禄が出てきたね」と関係者。成長曲線で言えば今がまさにピークだろう。この馬は馬場不問でコース相性が良い。

【WORLD分析班チェック】
五十嵐厩舎から西園厩舎へ転厩

2月末に定年解散となった五十嵐厩舎から今回から西園厩舎へ転厩。稽古をビシビシやる厩舎だけに、この厩舎の調整はこの馬に向くだろう。鞍上の和田も昨年のこのレース以来、重賞勝ちがないだけにここは気合が入る。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




マーメイドS2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/14(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 実写映画『リトルマーメイド』が教えるマーメイドSのヒントは?

(6月14日)
引き続き『リトルマーメイド』で攻めれば和訳は「人魚姫」。今回、姫と呼べるのは今村騎手(女性)が騎乗予定の「ハギノメーテル」が怪しい。例のスマホ騒動で謹慎していた女性ジョッキーらが今週から復帰予定。すでに地方交流で復帰した騎手もいるが何らかのサインに使用される可能性は否定できない。よって「ハギノメーテル」をサイン馬に指名しレース当日は特に両隣に警戒したい。

(6月11日)
それでは簡単にエプソムCのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気横山和騎乗の「⑮ジャスティンカフェ」。2着は7番人気石川騎乗の「⑰ルージュエヴァイユ」。3着は4番人気横山典騎乗の「②マテンロウスカイ」だった。

サイン的には勝ち馬はサイン馬レクセランスの隣に位置していたぐらい。特にその他では目に付くサイン絡みは見られず。英国王の誕生日に期待したが不発に終わった。

話を戻して夏の牝馬重賞「マーメイドS」。この時季の重賞だけに一筋縄ではいかない波乱のレースともいえる。今年、ストレートにサインになりそうな出来事がある。それはディズニー100周年を記念して製作された実写映画『リトルマーメイド』があるからだ。現在、世界各国で上映されいるが公開前から色々と話題を集めていた。

特に注目されたのが主人公アリエルに黒人の歌手を起用した点。物語を知っている人からすれば過去、人魚姫が白人以外で描かれたことがないためだ。今のご時世、人種やLGBTの問題も根強く論じられてる。ただし作品のデキは素晴らしく偏見の目で見なければ秀作と言えよう。そんなメモリアルの作品だけにノーヒントとは思えないからだ。

気になるのはディズニー作品と海も関わっているだけに海を連想させる馬には要注意とみる。ストレートな意味合いの馬は居ないかもしれないがディズニーのプリンセス系に共通するのは『美人』だろう。ならば当レースでも出走予定の『ビジン』が出走してきた際には人気に関係なく両隣にも注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・よって「ハギノメーテル」をサイン馬に指名しレース当日は特に両隣に警戒したい。
・ディズニーのプリンセス系に共通するのは『美人』だろう。ならば当レースでも出走予定のが出走してきた際には人気に関係なく両隣にも注意が必要だろう。





マーメイドステークス2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/14(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今週は荒れる牝馬のハンデ戦マーメイドS。まず荒れるのが前提というレースです。どんな傾向があるか早速見ていきましょう。


マーメイドステークス2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①3連単の過去10年のうち9度が二桁万券

  • ②軽ハンデ馬の一発が多く、格下馬に要注意

  • ③過去10年関東馬Vナシ、関西馬が断然有利

①3連単の過去10年のうち9度が二桁万券



【マーメイドSの過去10年の平均配当】

単勝平均:1290円
馬連平均:9820円
3連複平均:2万6700円
3連単平均:18万6100円



この数字を見てもなかなかの荒れっぷりなのが分かる。平均値は過去に100万馬券級の配当が出現すると全体を押し上げることがあるが、このレースは毎年のように二桁万券が飛び出ており、「荒れるのが前提」となっている。勝ち馬の平均人気が6.9人気となっており、人気馬が全く信頼ならないレースと言えるだろう。



②軽ハンデ馬の一発が多く、格下馬に要注意



18年~21年まで勝った馬の斤量は51・51・50・50キロだった。この斤量はつまり、格下馬(=3勝クラスの条件馬)であることを示している。その前の53キロ馬が3連勝した14~16年も勝ったのは条件馬であり、このことからこのレースにおいては【格は全く不要】と言っていい。

今年もハンデ51キロ以下の格下馬が9頭も出走しており、これらにVチャンスは大きそうだ。どの馬も軽視は禁物だろう。



【ハンデ51キロ以下の今年の出走馬】

ゴールドエクリプス 51キロ
サンカルパ     51キロ
シンシアウィッシュ 51キロ
セレッソ      50キロ
タガノフィナーレ  50キロ
ハギノメーテル   50キロ
ヒヅルジョウ    50キロ
ランスオブアース  51キロ
ビルボードクィーン 49キロ



③過去10年関東馬Vナシ、関西馬が断然有利



過去10年の東西別成績
関東馬 0-4-3-36
関西馬 10-6-7-83


過去10年、関東馬は2~3着に食い込むことはあっても勝った馬はいない。

今年は関東馬は2頭のエントリーがある。

サンカルパ
ホウオウエミューズ


サンカルパは紫苑Sで4番人気したように、関東圏では常に人気していた期待馬。ホウオウエミューズは新潟牝馬S(=OP特別)を勝ったように実績は上。どちらもそこそこ人気するかもしれないが、データ上では苦戦であることを覚えておきたい。



マーメイドステークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/15(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ウインマイティー

西園厩舎(栗東)
和田竜騎手予定
戦績:4-1-2-12

【前走】 京都記念6着

【一戦ごとが勝負】
前走時の情報・・・ 「有馬記念は3~4角でスムーズさを欠くところもあっての結果で悪くない。内回りは合うタイプだし、この枠もいい。牡馬相手でも好走している馬でスムーズなら一発あっても。なおここに使うのは厩舎の解散が迫っているからであり、少しでも賞金稼ぎたいから。今後のことは次の厩舎に考えてもらえばいい」

★今回の見所ポイント
→戦ってきた経験値が上
→転厩後も調整は順調



前走情報チェック馬②

ゴールドエクリプス
大久保龍厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:3-1-0-3

【前走】 紫野特別1着

【あえて牡馬相手に参戦】
前走時の情報・・・ 「来週に牝限定戦(芝2000m)もあるが、ルメールが1800mを進言してここ。輪乗りで煩いので、向正面のポケットスタートがいいみたい。意外やメンバーにも恵まれたのでここは決めたい。もっと上まで狙える馬だよ」

★今回の見所ポイント
→内回り対応がどうか
→まだまだ上が望める素質アリ



前走情報チェック馬③

ヒヅルジョウ
岡田厩舎(栗東)
松若騎手予定
戦績:3-1-1-7

【前走】 シドニーT7着

【馬場悪化は歓迎】
前走時の情報・・・ 「休み明けでも仕上がり良い。自分の競馬が出来ればこのクラスでも通用する。前走も楽に逃がしてもらえたとはいえ最後まで脚色衰えなかった。ちょっとでも馬場渋るようならここでもやれそう。もちろんここも逃げる競馬を予定」

★今回の見所ポイント
→前走はやや余裕残し
→小回りコースがベスト






マーメイドステークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/16(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ヒヅルジョウ

岡田厩舎(栗東)
松若騎手
戦績:3-1-1-7

レース傾向的にも軽ハンデの逃げ残りに要注意


マーメイドSの印象と言えば人気薄の逃げ残りという印象が強いですが、過去の結果を見ても逃げ切って穴を開けたケースは多いですよね。

このレースは条件クラスの在籍馬が格上挑戦することが多くて、総じて軽いハンデになりがち。そうなると斤量の問題でリーディング上位の騎手が乗れずに、若手騎手らが乗ることも多くあります。若手騎手が多く騎乗するようなレースではどうしても重賞騎乗に慣れていないこともあって、彼らは慎重に構えがち。その結果、スローの流れで行った行ったが起きやすくなります。

先週の阪神の馬場を見ても、まだインの馬場は悪いようには見えず、逃げ切り勝ちで決まったレースも多くありました。そういう状況を踏まえても、やはり今年も軽ハンデの逃げ馬の残り目に注意したいところです。

ということで、このレースで僕が乗ってみたいのはヒヅルジョウです。前走は放牧で明けでプラス16キロ。4歳牝馬で成長期とはいえ、調教過程やパドック気配などを見ると、余裕残しの仕上げに映りました。

2走前同様に主導権は奪えましたが、終始勝ち馬にマークされる厳しい展開で、直線での失速はやむなし。これをひと叩きして良くなるでしょう。2走前の勝ちっぷりは着差以上に強かったですし、多少馬場が渋ってもこなせるタイプ。馬体が絞れることと50キロの軽量を味方に逃げ粘りたいところです。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/17(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『マーメイドステークス(GⅢ)』
『ユニコーンテークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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