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【毎日王冠2024予想】エルトンバローズ、ローシャムパークらの実力馬が激突!過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》大西直宏の注目馬



毎日王冠2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・毎日王冠の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『毎日王冠・GⅡ』『京都大賞典・GⅢ』『サウジアラビアロイヤルカップ・GⅢ』の重賞が行われますね。

秋の東京競馬場の開幕を飾る毎日王冠。競馬ファンならば、このレースを皮切りに、天皇賞秋やジャパンカップへと続く激戦を思い浮かべることでしょう。今年も毎日王冠には楽しみなメンバーが揃い、見応えのあるレースが展開されそうです。それでは、注目の出走馬をチェックしていきましょう。




毎日王冠2024予想
出走馬/枠順確定
<10/4(金)更新>


毎日王冠 (GⅡ)
10/6(日) 東京芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ヤマニンサルバム牡557三浦皇成
2ホウオウビスケッツ牡457岩田康誠
3ニシノスーベニア牡557大野拓弥
4カラテ牡857杉原誠人
5エアファンディタ牡757佐々木大輔
6シルトホルン牡457津村明秀
7ダノンエアズロック牡355鮫島克駿
8トップナイフ牡457横山和生
9ローシャムパーク牡557戸崎圭太
10マテンロウスカイセ558横山典弘
11シックスペンス牡356ルメール
12ヨーホーレイク牡657岩田望来
13オフトレイル牡355田辺裕信
14エルトンバローズ牡458西村淳也





毎日王冠2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/29(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、毎日王冠2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:函館記念1着

ホウオウビスケッツ


奥村武厩舎(美浦)
岩田康騎手予定
戦績:4-1-2-3

北海道シリーズを連勝し、勢いに乗って重賞を制覇。前走の函館記念では逃げ馬が3着、番手の馬が2着という前有利の展開をうまく活かしましたが、ホウオウビスケッツはその流れの中で確かなパフォーマンスを発揮しました。昨年クラシック路線に挑戦した経験もあり、本格化すればGⅢクラスを超える存在感を示すでしょう。

特筆すべきは、岩田康騎手とのコンビで③③①①着と安定した成績を残している点です。岩田騎手は奥村厩舎のノースブリッジでも主戦を務め、頻繁に美浦に足を運び調教に跨るなど、厩舎との緊密な連携が大きな強みとなっています。

【WORLD分析班チェック】
主導権を奪える組み合わせ

メンバーを見渡しても同型馬が少なく、単騎逃げや2番手からの競馬が可能な組み合わせ。岩田康が最終追い切りに騎乗するため美浦入りするかが注目され、その際の調教での感触も見逃せない。




前走:ダービー9着

シックスペンス


国枝厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:3-0-0-1

無敗で臨んだダービーでは3番人気に支持されましたが、結果は9着。超スローペースで先行馬が有利な展開となり、この馬にとっては有利な流れでしたが、得意の切れ味を発揮できませんでした。急な距離延長が馬に戸惑いを与えた可能性もあります。

本馬にとって最も得意とするのは、やはりマイル前後の距離。菊花賞を回避し、適性に合ったこのレースでの巻き返しを図ることが期待されます。ルメール騎手を鞍上に迎えたことで、陣営の本気度が伝わります。キャリアが浅いながらも、厩舎や牧場からの評価が非常に高く、古馬相手にどんな走りを見せるのか注目です。

【WORLD分析班チェック】
未知の速いペースへの対応が鍵

これまでのキャリア4戦で、平均1000m通過タイムが62秒と、スローペースのレースしか経験していない。速い流れの中で追走し、ラストで鋭い脚を使えるかどうかがこの馬のさらなる成長を占うポイント。




前走:ラジオNIKKEI賞1着

オフトレイル


吉村厩舎(栗東)
田辺騎手予定
戦績:3-2-1-1

ラジオNIKKEI賞では、大外からの直線一気で見事な差し切り勝ちを収め、勝ちタイムはコースレコードと並ぶ1分45秒3でした。開幕週の福島で外から差し切るという離れ業を見せたオフトレイルの能力は、今後の飛躍を予感させるものです。田辺騎手との息の合ったコンビも魅力的です。

父Farhhは日本ではあまり馴染みのない血統で、成長力や適性は未知数ですが、だからこそ未知の魅力が溢れています。東京の長い直線でこそ、その末脚が存分に発揮される可能性が高く、古馬相手でも十分な勝機を秘めています。

【WORLD分析班チェック】
乗り込み十分で順調な仕上がり

ラジオNIKKEI賞から毎日王冠のローテーションは昨年のエルトンバローズと同様。4歳馬にとって、夏場の成長を経て秋に飛躍するケースが多く、オフトレイルもそのパターンに該当する可能性あり。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!


毎日王冠2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/3(木)更新>

スタッフ
吉田

今回もサイン派のスタッフ吉田がデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 開催のオープニングイベントに注目する!

(10月3日)
前回は「ローシャムパーク」をサイン馬に指名したが、開催日の夜には東京競馬場にて「凱旋門賞パブリックビューイング」が実施されるとか。そして、レース当日は「グリーンチャンネルカップ」が東京10Rに組まれており、イベントも行なわれる。この辺から探りを入れると、1頭らしい馬が浮かび上がる。 それは「ヨーホーレイク」だ。馬名の意味は「カナディアンロッキーの湖」。グリーン=自然と捉えれば相応しいサイン馬だろう。ならば2頭目のサイン馬に「ヨーホーレイク」を指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(9月29日)
それでは簡単にスプリンターズSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは9番人気西村淳騎乗の「⑬ルガル」。2着は5番人気菅原明騎乗の「②トウシンマカオ」。3着は4番人気横山武騎乗の「⑤ナムラクレア」と波乱の決着に…。

サイン的には、途中まで完全に夢を見ていたが直線ゴール前でガラリ一変!残念ながら完敗。秋のGI初戦だけに的中したかったが次回に期待して貰いたい。

さて、話を戻して今年で75回目を迎える「毎日王冠」。GIレースは一休みして東京開催のオープニング週の重賞レースだ。やはり、今開催のメインは天皇賞(秋)だけにイベント絡みはそちらに集中している。地味な開幕週ながらオープニングからのイベントで気になるのが「キングカメハメハ顕彰馬選定記念イベント」。

キングカメハメハが亡くなって5年が経過する。今では直の産駒も少なくなり、母父に移行しつつあるのが現状。今回の毎日王冠に出走予定馬の中に、その名前が母父に見当たるのが1頭いる。それが『ローシャムパーク』だ。他に該当馬がいなければ『ローシャムパーク』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・ならば2頭目のサイン馬に「ヨーホーレイク」を指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・他に該当馬がいなければ『ローシャムパーク』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。




毎日王冠2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<10/2(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

毎日王冠は、秋の東京競馬場の開幕を飾る重賞であり、天皇賞秋に向けた重要なステップレースでもあります。近年は有力馬が直行する傾向もありましたが、今年は15頭が登録され、例年よりも見応えのあるレースとなりそうです。世代を超えた馬たちが揃い、ファンにとっても楽しみな一戦となるでしょう。馬券的にも注目度が高まりますね!


毎日王冠2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①良馬場の東京芝重賞ではノーザンF生産馬が強い

  • ②距離適性を重視する3歳馬は古馬と互角に戦える

  • ③スローペースからの瞬発力勝負が基本

①良馬場の東京芝重賞ではノーザンF生産馬が強い



過去3年間、芝GⅠが良馬場で行われたレースは64戦。そのうち、ノーザンF生産馬が優勝したのは41回にのぼります。これは驚異的な約70%の勝率で、4回に3回はノーザンFの馬が勝つという計算です。特に、瞬発力が求められる東京コースはノーザンF生産馬にとって得意の舞台と言えます。

毎日王冠はGⅠではありませんが、東京で行われる重賞ということを考えれば、ノーザンF生産馬はやはり無視できません。また、このレースは社台系クラブ馬の成績も優れており、過去7年間で5勝(サンデーR2勝、シルクR2勝、キャロット1勝)を挙げています。連対馬の数まで広げると、その傾向はさらに顕著です。

今年の出走馬の中では、サンデーR所属のローシャムパークと、キャロット所属のシックスペンスが出走。実績とデータの裏付けからも、この2頭は上位争いに加わる可能性が高いでしょう。



②距離適性を重視する3歳馬は古馬と互角に戦える



最近の傾向として、3歳馬の中には三冠最後の菊花賞ではなく、天皇賞秋を目指す馬も増えています。特に、ノーザンFの有力馬は「天皇賞秋>菊花賞」というローテーションがしばしば選ばれます。今年も、皐月賞馬ジャスティンミラノが菊花賞を回避し、天皇賞秋を目指すことが発表されました。

毎日王冠でも、3歳馬は斤量面での優位性もあり、古馬に対して優勢な傾向があります。昨年はエルトンバローズが優勝したほか、過去5年で4回の勝利が3歳馬によるものです。今年出走する3歳馬にも注目ですね。



【今年出走する3歳馬】
オフトレイル(ラジオNIKKEI賞勝ち)
シックスペンス(スプリングS勝ち)
ダノンエアズロック(オープン特別2勝)



③スローペースからの瞬発力勝負が基本



毎日王冠は東京競馬場の開幕週に行われるため、スローペースになりやすい傾向があります。さらに、このレースは天皇賞秋に向けた前哨戦という位置づけもあり、ゆったりとしたペースから最後の瞬発力勝負になることが多いです。過去10年のラップタイムを見ても、後半の方が速くなる「後傾ラップ」が基本的なパターンです。



【毎日王冠の前後半4Fのタイム】※過去10年
   前4F 後4F 前後差
14年 47.1 46.1 (1.0)
15年 47.9 45.7 (2.2)
16年 48.3 46.3 (2.0)
17年 47.8 45.6 (2.2)
18年 47.3 45.5 (1.8)
19年 47.0 45.9 (1.1)
20年 46.2 47.5 (▲0.7)
21年 46.7 46.3 (0.4)
22年 46.2 46.2 (0)
23年 47.9 45.8 (2.1)



例年、レースはスローからの後半勝負となり、特に最後の3Fは33秒台以下の高速上がり勝負になりやすいです。そのため、瞬発力のある馬が好走する傾向にあります。

今年の展開面について、逃げ馬候補に挙がるマテンロウスカイ、ヤマニンサルバムはどちらもスローで逃げたときに好成績を残しているため、展開は例年通りになる可能性が高いでしょう。



毎日王冠2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<10/10(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ローシャムパーク

田中博厩舎(美浦)
戸崎騎手予定
戦績:6-3-1-3

【前走】 宝塚記念5着

【馬体は完成の域】
前走時の情報・・・ 「中間の調教ではウッドコースで自己ベストを大きく更新。予定より時計は速くなったけど、無理してないし、ちょうどいい負荷になった。いい仕上がりで西へ向かえる。広いコースに替わるのは、この子のストライドを考えるとプラス。道悪に関しては苦にはしないと思う。それなりに重たい馬場でも走ってるし、不安材料になることはないんじゃないか」

★今回の見所ポイント
→1分45秒1の持ちタイム
→極端な上がり勝負は?



前走情報チェック馬②

ヨーホーレイク
友道厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:4-1-3-2

【前走】 鳴尾記念1着

【使いつつ良化示す】
前走時の情報・・・ 「前走は最内枠から伸びない内にこだわる下手乗り。流れが遅くて道中チグハグになり、59キロも堪えている感じだったかな。長期休養明け3戦目になるが、コンスタントに使えるのが何よりも状態がいい証拠。今回は57キロで出れるのは間違いなくプラス。宝塚記念という選択もあったが、定量のここを使うので勝って休ませたい」

★今回の見所ポイント
→長期休養も能力の衰えナシ
→課題はスピード競馬への対応



前走情報チェック馬③

ダノンエアズロック
堀厩舎(美浦)
鮫島駿騎手予定
戦績:3-0-0-2

【前走】 日本ダービー14着

【新馬から連勝した舞台】
前走時の情報・・・ 「プリンシパルSゴール前は流す余裕があった。7分程度であれだけ走れたんだから能力は高い。ウチ厩舎の2頭でモレイラがこちらを選んだ。もちろん、厩舎としての期待度もコッチが上。中2週でここを使うにあたっては、上昇を見込める申し分のない形でいけます。距離は中距離向きdけど、折り合いさえつけば鋭い脚を使えるはず」

★今回の見所ポイント
→スロー上がり勝負は得意
→鞍上のテン乗りが不安




毎日王冠2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<10/11(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ホウオウビスケッツ

奥村武厩舎(美浦)
岩田康誠騎手
戦績:4-1-2-3

立ち回りの巧さを生かして雪崩れ込みを狙う!


秋の東京開幕週は毎年絶好の馬場で行われます。最近の不安定な天候による雨の影響は気になるものの、馬場そのもの傷みはなく、ザーザーと降り続けなければ基本的に非常に高速馬場と考えて良いでしょう。スピード馬場で重要なのは「ロスを極力減らし、最短コースを立ち回ること」です。

今年は例年に比べ頭数が揃い、非常に興味深い顔触れが集結しました。世代間の能力比較も注目のポイントです。傾向として、斤量面で有利な3歳馬の活躍が目立ちますが、今年の3歳馬には立ち回りの器用さが見られません。そこで、安定した先行策で連勝中のホウオウビスケッツ(牡4・奥村武)に注目します。

前走の函館記念では、前後半のラップが59.6-59.6のイーブンペースでした。このペースで逃げ馬がラップを刻めば、2番手以下はすべてスローで運ばれていたことが明白で、先行馬が有利であったことが分かります。

ホウオウビスケッツは2番手からレースを進め、前を楽に逃がしながら後続を封じ込めるクレバーな乗り方を見せ、好位差しに成功しました。この馬は岩田康騎手とのコンビで、これまでに③③①①着という成績を残しており、岩田騎手がこの馬の特性を完全に把握していることがうかがえます。さらに、奥村武厩舎ではノースブリッジという重賞2勝馬の主戦も岩田騎手が務めており、厩舎との意思疎通がしっかりと確立されているのが強みです。

この自在性を持つコンビは、おそらく今回も逃げ馬を行かせた番手付近で脚を溜める競馬になるでしょう。他の馬が先行しない場合、自ら主導権を取ることも可能です。立ち回りの巧さを生かせば、先行雪崩れ込みが十分に期待できると見ています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは10/4(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『毎日王冠・GⅡ』
『京都大賞典・GⅡ』
『サウジアラビアロイヤルカップ・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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