WORLD競馬web

メイン画像

【毎日王冠2022予想】先のG1を見据えて実績馬が始動!《最終更新》ダービーJ大西直宏『僕ならこう乗る』



毎日王冠2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・毎日王冠の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

毎日王冠は毎年心が躍るレースです。競馬ファンにとって毎日王冠から天皇賞秋、そしてジャパンカップと続く東京競馬場でのガチンコ対決ほどワクワク感を覚えるものはありませんよね。今年は少し頭数が少ないですが、メンバー的にはなかなか混戦で馬券的にも楽しみがありそうです。




毎日王冠2022予想
出走馬/枠順確定
<10/7(金)更新>


毎日王冠(GⅡ)
10/9(日) 東京芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1レッドベルオーブ牡456幸英明
2ノースブリッジ牡456岩田康誠
3サリオス牡556松山弘平
4ダノンザキッド牡456戸崎圭太
5レイパパレ牝555川田将雅
6ポタジェ牡558吉田隼人
7キングストンボーイ牡456ルメール
8キングオブコージ牡657横山武史
9ジャスティンカフェ牡456福永祐一
10ハッピーアワー牡656川又賢治





毎日王冠2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/2(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、毎日王冠2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:安田記念3着

サリオス


堀厩舎(美浦)
松山騎手
戦績:4-2-2-5

安田記念で3着し、ようやく復調ムードのサリオス。1週前追い切りでもカフェファラオ相手に2馬身先着してこの秋もいいリズムを取り戻しているようだ。堀師のコメントでも「しっかり反応して息の入りも良かった。心肺機能は2歳秋に匹敵するくらい良い」とホメていたように、一時の不振は脱出している様子がうかがえる。トモの左右差も悪化していないし、健康状態がとても良好。春は体が減って半信半疑だったが、この秋はそういう不安がないのがいい。ここを快勝するようだと秋の主役候補に踊り出そうだ。

【WORLD分析班チェック】
実は1800mが一番ベストの距離かも?

20年のこのレースの勝ち馬で適性は証明済み。その時以来の1800m戦となる。マイルでは善戦はするものの、あと一歩の決め手が足りてないことから、現状では非根幹距離の1800mが一番合っている可能性がある。




前走:ヴィクトリアマイル12着

レイパパレ


高野厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:6-2-1-4

デビュー6連勝のあとは7連敗というレイパパレ。こちらもサリオス同様に復調が待たれる1頭だ。川田はダノンザキッドというお手馬がいるが、今回はコチラに騎乗する。それもあって再び人気になるだろう。前走のヴィクトリアマイルではスタートで鞍上が振り落とされるくらいの躓きがあってリズムを欠いてしまったのが敗因だが、マイルで末脚比べという条件もこの馬向きではなかったか。道中で少しラップが緩んで再加速しやすい1800mならば本来の走りが出来るはずで、ここは巻き返しを図る一戦になる。

【WORLD分析班チェック】
東京コースの上がり勝負は不向きか

古馬になってからは上がりタイムが平凡。ほとんどのレースで上がり3位以内に入ることがなく、詰めの甘さに課題がある。というより、本来はコーナー4つで雪崩れ込みが出来る競馬のほうが向いているのだろう。今回もコース克服が課題。




前走:エプソムC4着

ジャスティンカフェ


安田翔厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:4-3-1-2

安田記念は賞金不足で入れず、エプソムCで賞金加算を狙うもインの伸びないコースを突いて4着止まり。重賞級の評価をされながら、なかなか噛み合わずに春シーズンを終えてしまった同馬。しかし、近5走の平均上がり33秒前半の末脚が示す通り、この馬の能力は非凡。条件さえかみ合えば必ずや重賞でも頭角を現してくるだろう。毎日王冠は位置取り問わず決め手比べになることが多く、開幕週のパンパン馬場はこの馬向き。いきなり重賞初Vがあっても驚けない。

【WORLD分析班チェック】
福永騎手とのコンビはプラスかマイナスか

今年の重賞での福永は【2.2.2.30】で単複の馬券回収率は30%台と低迷。実際、ジオグリフの皐月賞以来、勝ち星がない。常に人気馬に乗りながら期待を裏切ることが多く、重賞では「最も買えない騎手」と揶揄される声もある。確かにほとんどのレースで仕掛け遅れや積極性のなさが指摘さえ、単勝で頼りになる騎手とは言えない。この馬とのコンビはどちらに出るか。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




毎日王冠2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/2(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 10月9日開催の毎日王冠はグリーンデー!?

10月9日開催の毎日王冠はグリーンデー!?



今週末の毎日王冠は毎日新聞社が寄贈賞を提供するレース。創設当初は勝ち抜き制が採用され一度優勝した馬は同競争に出走することはできなかった。1981年のジャパンカップ創設にあわせて天皇賞(秋)の施行時期が繰り上がったのを受け、天皇賞(秋)の前哨戦として数多くの名馬が出走した。現在では1着馬に天皇賞(秋)への優先出走権を付与する条件が加わっている。

過去の開催日に注目すると10月09日に行われるのは今回7度目。その戦績を見ると奇妙な共通点が…。最初の方では同日開催日には6枠の馬の勝利が際立っていた。ここ2回は2着に甘んじているが過去6回、6枠の馬が馬券に絡んでいる。オカルト的なサインだけに発表したとたんに消滅するのは「サインあるある」だが過去2回は枠連6➖7で決着している。

残念ながら何故に6枠が絡むのかは解明できていない。ある都市伝説だが、国民の祝日に「みどりの日」があるのはご存知だろう。以前は昭和天皇の誕生日がのちに「みどりの日」に改められたが祝日法改正により現行の5月4日になっている。何でも昭和天皇は植物に造詣が深く自然をこよなく愛したことから命名されたとしている。毎日王冠も天皇賞(秋)の前哨戦となったように亡き昭和天皇を追悼する意味でも「緑」の6枠が深く関わっているというものだ。ただこのことは信じるも信じないもあなた次第ですが…。

【以上から今年の気になる候補】
・10月09日に行われるのは7度目。同日開催日には6枠の馬の勝利または馬券絡みが目立つ。
・過去2回は6枠の馬は2着に敗れ、枠連6➖7で決着している。





毎日王冠2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<10/5(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

毎日王冠は天皇賞秋の重要なステップレースですが、近年は有力馬が直行するケースが増えたため少頭数化が進み、今年も登録時点で10頭のみ。ファンとしては少し寂しいですが、毎日王冠はだいたい次の3つのポイントを押さえておけば最近の傾向が掴めるはずです。


毎日王冠2022データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①東京の芝重賞は良馬場ならばノーザンFが圧倒的に強い傾向

  • ②菊ではなく距離適性を優先する3歳馬は古馬と互角

  • ③高速馬場ながらスロー展開から究極の上がり勝負が基本パターン

①東京の芝重賞は良馬場ならばノーザンFが圧倒的に強い傾向



近3年、良馬場で行われた芝G1は65戦あったが、そのうち45勝がノーザンF生産馬が優勝している。実に70%のシェアを誇っていて「4回に3回ほどは勝つ」という計算になる。これはなかなか圧倒的な数字であり、なかでも鋭い末脚が存分に生きる東京コースは最も得意の舞台のひとつだ。

毎日王冠はGⅠではないが、この事実からしても東京コースの重賞では無条件にノーザンF生産馬を重く見る必要がある。

また、毎日王冠は社台系クラブ馬が強く、近6年で5勝(サンデーR3勝、シルクR、キャロットFが1勝ずつ)を挙げている。連対馬まで広げればその数は更に拡大するのだから、データ的には人気の社台クラブ馬に逆らうのは難しい。

今年はシルクRからサリオス、キャロットからレイパパレが出走。実績からも上位人気は間違いない2頭で、これらの傾向からも中心になるのは間違いないだろう。



②菊ではなく距離適性を優先する3歳馬は古馬と互角



スタミナよりもスピードを優先する近年の傾向から、三冠最後の菊花賞に重きを置かない陣営が増えている。特にノーザンFの期待馬は「天皇賞秋>菊花賞」を優先するのがしばしば見られる。

今年も既報通りクラシック上位組のイクイノックス、ダノンベルーガ、ジオグリフは菊に向かわずに秋天に向かうことが表明されている。3歳馬は昨年もシュネルマイスターが、一昨年はサリオスが3歳で優勝し、3年前にもステルヴィオが2着と好走した。

今年は3歳馬の参戦はないので今回の項目には該当しないが、力関係としてクラシック上位組がこのレースに参戦した場合は、上位で好走しやすいということは覚えておきたい。



③高速馬場ながらスロー展開から究極の上がり勝負が基本パターン



開催場替わりの開幕週であることや前哨戦というレースの性質から、このレースは基本的にスローペースで流れてラストが速い上がり勝負になりやすい。近走ではフルゲートになることも少なく、頭数が落ちつくことのもスローになりやすい原因になっている。

過去9年間のレースを前後半の4Fラップに分けて数字を確認しておこう。

   前4F 後4F 前後差
13年 48.2 45.9 (2.3)
14年 47.1 46.1 (1.0)
15年 47.9 45.7 (2.2)
16年 48.3 46.3 (2.0)
17年 47.8 45.6 (2.2)
18年 47.3 45.5 (1.8)
19年 47.0 45.9 (1.1)
20年 46.2 47.5 (▲0.7)
21年 46.7 46.3 (0.4)


一昨年は久々に前傾ラップ(前半のほうが速い)となったが、それまでは約2秒くらいの後傾ラップが基本だった。これだけペースが落ちるとラスト3Fは33秒台を切るような究極の上がり勝負になりやすく、上位争いするには瞬発力が必要不可欠になる。脚の回転力や過去に使った上がりタイムなどはシッカリとチェックしておきたい。

今年はレッドベルオーブの出方次第で展開は大きく変わってきそうだ。前走の小倉日経オープンでは初めて逃げの手に出て、前後半46.1-47.9という大逃げで押し切り。

この馬が前走のような乗り方をしてくるかどうかで展開の読み方が大きく変わってくるだろう。逃げで開眼したと捉えるならば同じ乗り方をしてくる可能性があり、そこは事前の陣営の作戦なども要注目。



毎日王冠2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<10/6(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

サリオス

堀厩舎(美浦)
松山騎手予定
戦績:4-2-2-5

【前走】安田記念3着

・前走の走りはフロックに非ず
前走時の情報・・・「高松宮記念に関しては馬が1200mの流れに戸惑った。本質的なスプリント適性はあると思うけど、経験不足で馬が何をしていいか分からず終いだった。馬は凄く良いし、この馬は絶対にまだ終わっていない。前走で走る気が出たと思うし、マイルならいい勝負するんじゃないか」と石橋が言えば、稽古に乗ったレーンも「トップコンディション。ケチを付けるところはない」と満足気。ブリンカーも「いらない」と進言したくらいで、両騎手の話はとにかく強気のものばかり。」

★今回の見所ポイント
→実力馬がようやく立ち直った
→ここで走れば秋は主役候補に



前走情報チェック馬②

レイパパレ

高野厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:6-2-1-4

【前走】ヴィクトリアマイル12着

・距離はマイルがベスト?
前走時の情報・・・ポテンシャルは高いので2000mもこなしていたが、陣営も明らかにマイルだと思っている。共同会見で川田が「切望の舞台」と話したことが物語っているだろう。調教師も長々と今回の挑戦について前向きに説明していたが、最後に力強く結んだ「ここは負けられない気持ち」という言葉が本音。

★今回の見所ポイント
→マイルがベストも1800m守備範囲
→前走はスタートの躓きが全て



前走情報チェック馬③

ダノンザキッド

安田隆厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:3-0-3-4

【前走】関屋記念3着

・賞金加算の本気度UP?
前走時の情報・・・「GⅠマイルCSで3着、安田記念も6着。いずれも一瞬はアワヤのシーンを作ったように、GⅢなら力は一枚上。秋のGⅠに出走するためにもここは賞金加算するのが最大の目標。古馬になって体つきが成長して、走りには力強さが出ているし、フォームが以前よりも綺麗になってきた」

★今回の見所ポイント
→とにかく賞金加算が至上命題
→東京コースは安定感あり




毎日王冠2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<10/7(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

レッドベルオーブ

藤原英厩舎(栗東)
幸騎手
戦績:3-1-1-4

当然ここは前走の再現で引き離したい


秋の東京開幕週は毎年絶好馬場で行われます。ちょっと今週は天気予報も崩れる心配もありそうですが、馬場は傷みがないためザーザー降り続けなければ基本的にスピードが出やすいはず。いつも言いますが、スピード馬場の基本は「極力ロスを減らして最短コースを立ち回ること」が重要です。

今年は10頭立てと頭数も少ないので、フルゲートと比べれば外枠の不利は少ないかもしれませんが、やはり道中外々→大外ブン回すような競馬はしないに越したことはありません。距離ロスがないということでは、やはり逃げ馬は有利になるのではないでしょうか。

前走でまさかの大逃げを決めたレッドベルオーブの出方に注目しています。幸騎手のコメントでは、調教師から「行くなら行ってもいい」との指示が出ていたよう。折り合いが難しくて喧嘩してまで引っ張るくらいなら行かしたほうがいいだろう、という判断だったみたいですが、逃げて新境地が開けました。アノ競馬で好結果が出たのなら、もう迷わず同じ競馬を貫くほうがイイと思います。

2歳時には未勝利→GⅡを2戦連続でレコードVを決めた馬なのでスピード勝負はうってつけ。この馬が逃げてタイムトライアルのような競馬をしたらなかなか止まらないのではと考えています。

かつての快速馬サイレンススズカがもっとも強い競馬をしたのが毎日王冠と言われますが、あの逃げをお手本にして逃走劇を決めて欲しいと思います。僕が乗るなら勿論その乗り方ですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは10/7(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『毎日王冠(GⅡ)』
『京都大賞典(GⅡ)』
『サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




PAGE TOP