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【レパードステークス2022予想】過去の傾向・注目データは?《最終更新》大西直宏の注目馬『僕ならこう乗る』



レパードステークス2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・レパードステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

3歳限定のダート重賞レパードSが行われます。ユニコーンS、ジャパンダートダービーと並んで3歳ダート路線の重要なレースですね。今年のダート路線はなかなかレベルが高いと言われますが、ここでどの馬が頭角を現してくるでしょうか。今年のレパードSはOP馬は1頭のみで、それ以外はすべて条件馬による戦いになります。




レパードステークス2022予想
出走馬/枠順確定
<8/5(金)更新>


レパードステークス(GⅢ)
8/7(日) 新潟ダ1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ヘラルドバローズ牡356松山弘平
2タイセイドレフォン牡356川田将雅
3メイショウユズルハ牡356岩田康誠
4インディゴブラック牡356西村淳也
5レッドラパルマ牡356Mデムーロ
6ビヨンドザファザー牡356北村友一
7バレルゾーン牡356三浦皇成
8トウセツ牡356幸英明
9ハピ牡356藤岡佑介
10ホウオウルーレット牡356福永祐一
11ギャラクシーナイト牡356菊沢一樹
12シダー牝354藤岡康太
13ラブパイロー牝354野中悠太
14ライラボンド牡356長岡禎仁
15カフジオクタゴン牡356ホー





レパードステークス2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<7/31(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、レパードステークス2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:JDD4着

ハピ


大久保龍厩舎(栗東)
藤岡佑騎手予定
戦績:3-0-0-1

これがメンバー中唯一のOP馬。前走のジャパンダートダービーで初の黒星を喫したが、不良馬場で前の馬が有利の展開の中、後方から外を回っては上がり最速の脚を使っても届かなかったのは仕方ない。得意の1800mで左回りに戻れば巻き返しは必至だろう。前残りになりやすい新潟コースだが、器用な立ち回りが出来るだけにこのコースでも主力視が可能。

【WORLD分析班チェック】
GⅠを使った後でも状態落ちナシ

目標のレースを使った後だけに普通は状態面を気にするところだが、「(不良馬場で)全力で走り切ってないからガタっとは来ていない。まだ余力がある」とのこと。ここで完全燃焼して秋に備えたい。




前走:1勝クラス1着

ヘラルドバローズ


寺島厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:2-3-1-0

2勝クラスの馬なので抽選対象にはなるが、出走できればV候補の1頭。2走前のヒヤシンスSで2着といい競馬をしていたし、まだダートでは底を見せていない。テキは「強い相手にどこまでやれるか」と表向きは慎重な面は見せつつも、「非常に具合がいいから楽しみ」 とかなり期待している様子。まだトモが甘いので、より平坦な新潟の左回りという舞台は合っており、パフォーマンスを上げられそうだ。

【WORLD分析班チェック】
若いシニミニ産駒が好調持続中

シニスターミニスターの代表産駒と言えば5歳馬テーオーケインズだが、3歳でもドライスタウト、グランブリッジと重賞馬を輩出。夏の北海道でも4歳馬ブラッティーキッドが地方から転入して3連勝を決めてOP入りし、種牡馬に勢いアリ。




前走:2勝クラス1着

ホウオウルーレット


栗田徹厩舎(美浦)
福永騎手予定
戦績:3-1-0-1

オメガパフュームの半弟としてデビュー前から注目度が高かったが、衝撃の新馬勝ち後は「これは重賞勝つ。兄に匹敵する器」と大いに騒がれたほど。伏竜Sでまさかの敗戦を喫した後は、脚質転換に成功して再び上昇気流に乗ってきた。兄同様に末脚を生かす形が板についてきた今なら、もう大きく崩れることはなさそうだ。

【WORLD分析班チェック】
今回から福永騎手と新コンビ

横山和の新馬1着、横山武の青竜S2着、田辺の2勝クラス1着と、3人の騎手がこれまで初騎乗でシッカリと結果を出してきたように、基本的に乗り難しい馬ではない。馬に負担をかけずにソフトに乗るユーイチともかなり手が合いそうなイメージだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






レパードS2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<7/31(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①レパードSの名前に隠された馬券のヒントとは?

  • ②近年、前年クイーンCの連対した馬番に注意?

①レパードSの名前に隠された馬券のヒントとは?



レース名の「レパード」について調べるとそのまま「豹」という意味が出る。そして深掘りすれば「レパード」はイギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のことでユニコーンと対をなすとか。ダート重賞でユニコーンSがあるのも納得である。ユニコーンSとの結果を検証して行くとここ2年ユニコーンSで連対した馬番が使われている(今年のユニコーンS連対⑤or②番)

そして近年、3歳ダート路線で4着した残念がメンツがレパードSに参戦して来た場合には、その馬自身または隣枠の馬が馬券に絡む傾向が…。今年の該当馬はレース名は省力するがオディロン、ラヤス(2回)、エルパソ、ヴァルツァーシャル。特にラヤスは昇竜Sと鳳雛Sで共に4着と特に怪しい1頭だ。また面白ネタとしては、前走①番ゲートから出走した馬が居た場合には、その馬自身か隣の馬を狙ってみると思いがけない配当にありつけるかも…。

②近年、前年クイーンCの連対した馬番に注意



18年
⑮番ヒラボクラターシュ2着
【17年クイーンC⑮番1着】

19年
⑥番ハヤヤッコ1着
【18年クイーンC⑥番1着】

20年
【19年クイーンC⑨番1着】 
(逆9番)⑦番ミヤジコクオウ2着

21年
(逆1番)⑮番メイショウムラクモ1着
【20年クイーンC①番2着】

22年レパードS
正逆⑥⑨番の馬?着


【!】恐らく英国王の紋章の意味合いから近年、前年クイーンCの連対した馬番に注意。



【以上から今年の気になる候補】
・ここ2年ユニコーンSで連対した馬番が使われている(今年のユニコーンSで連対した⑤番、②番)
・3歳ダート路線で4着した残念がメンツがレパードSに参戦して来た場合には、その馬自身または隣枠の馬が馬券に絡む傾向が…。【オディロン、ラヤス(2回)、エルパソ、ヴァルツァーシャル】
・近年、前年クイーンCの連対した馬番に注意!



レパードステークス2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<8/3(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今年14回目を迎えるレパードS。まだ歴史の浅い重賞ですが、過去の結果やこの時期のダートの馬場差などから、だいたいこのレースの予測レベルがハッキリしてきています。


レパードステークス2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①基準タイムは1分51秒5前後

  • ②位置取り問わず速い上りが求められる

  • ③近年は関東馬が大きく巻き返している

①基準タイムは1分51秒5前後



基準タイムは良馬場で【1分51秒5】前後になることが分かっていて、これより速ければハイレベル、遅ければ低レベルという扱いが出来る。良馬場での最速は、2009年トランセンドの1分49秒5だったが、この年はスーニやワンダーアキュートなど強いメンバーが揃っていた。

先週の新潟のダートの馬場差は「標準より少し速め」だったことを考えると、走破タイムは1分50秒台に突入することも十分視野に入るだろう。なかなかのハイレベルな一戦になることが予想され、時計面の裏付けは欲しいところだ。

【1800m持ちタイム】
1.51.0(重) ハピ
1.51.1(良) タイセイドレフォン
1.51.5(重) ヘラルドバローズ
1.52.2(良) ヴァレーデラルナ
1.52.2(重) プラチナドリーム



ちなみに、昨年は1勝クラスながらレパードSの前の週にバーデンヴァイラーが余力たっぷりに1分51秒4の走破で9馬身差Vを演じたが、この馬も古馬になって地方交流重賞を勝ちあがった。やはり時計の裏付けがある馬はその通りの結果を残すことが分かる。



②位置取り問わず速い上りが求められる



過去13年、勝ち馬の平均上がりタイムは37秒1と速く、上がり最速が6頭、上がり2位が4頭、上がり3位が2頭優勝している。上がり4位以下の馬が優勝したのはたった一度だけで、とにかくメンバー中上位の末脚を使えないと勝つのは難しい。

上級条件(2勝クラス以上)で速い上がりを使ったことがある馬をピックアップすると、以下の馬が該当する。ただし道悪(重・不良)は除く。

ホウオウルーレット 36秒3
ハピ        36秒5
ヘラルドバローズ  36秒5
タイセイドレフォン 36秒8



③近年は関東馬が大きく巻き返している



2009年に創設されたこのレース、創設当初は関西馬が断然強かったが、近年は流れが変わってきている。近6年だけで見れば、【東東東西東東】と関東勢が5勝。

その背景として、最上位ランクの関西馬はジャパンダートダービーに向かうことが多いこともあるが、関東馬が地の利を生かして互角以上にやれる重賞であることは覚えておきたい。

また、騎手に目を向ければ、過去13年で10勝が関東所属のジョッキー。やはりこの舞台で乗り慣れていることが大きい。今年は上位人気が予想される馬のほとんどに関西ジョッキーが騎乗するが、穴として関東騎手の馬も一考しておこう。

今年の関東×関東コンビは

・ギャラクシーナイト(菊沢×菊沢)
・バレルゾーン(三浦×高柳瑞)
・メンアットワーク(戸崎×斎藤誠)
・ラブパイロー(野中×大和田)



レパードステークス2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<8/4(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

タイセイドレフォン

西村厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-2-0-2

【前走】弥富特別1着

・ガッチリ乗ってくれる騎手なら
前走時の情報・・・「ヒヤシンスSは戸崎と合わなかったのか、無駄に馬と喧嘩してた。鳳雛Sは好位のインでガッチリと競馬できてる。馬群の内でも割って伸びてきたしいい勝負根性がある。この馬のいいところを引き出してくれる騎手ならば強い競馬ができる。川田なら好位で折り合って運んでくれそうだし、勝ってレパードSへ向かいたいね」

★今回の見所ポイント
→見立て通り川田とは相性抜群
→好位からの取り口は新潟向き



前走情報チェック馬②

トウセツ

杉山佳厩舎(栗東)
幸騎手予定
戦績:2-3-1-0

【前走】インディアT2着

・本当の狙いは次
前走時の情報・・・「前走は好位から抜け出して1勝クラスを完勝とワンサイドの内容だった。今回は休み明けで昇級戦。いい状態で放牧先から帰厩したけど、レースにいってエンジンの掛かりが遅いタイプだからね。小回りで初の古馬相手なので勝負どころで置かれなければいいが…。中3週でレパードSを予定してるから、ここは次に向けたステップレースの意味合いが強いかな」

★今回の見所ポイント
→叩いてここは予定通り
→左回りは2戦2勝



前走情報チェック馬③

ホウオウルーレット

栗田徹厩舎(美浦)
福永騎手予定
戦績:3-1-0-1

【前走】いわき特別1着

・乗り替わりは予定通り
前走時の情報・・・「田辺にはココとレパードをセットでお願いしたけど、レパード週は休みで乗れないって言うから単発で頼んだ。なので次は乗り替わりになる。乾いた良馬場がベストなので重馬場がどうかも、54キロで2勝クラスなら能力が違うはず。ここを勝ってレパードSへ向かうよ」

★今回の見所ポイント
→田辺→福永は予定通り
→差して競馬できたのは収穫




レパードステークス2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<8/5(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ヘラルドバローズ

寺島厩舎(栗東)
松山騎手
戦績2-3-1-0

脚質自在でどんな流れにも対応可能


レパードSはいつもそうですが、前走で条件戦を勝ち上がって参戦する馬が非常に多いです。よってどの馬も勢いがあるというか、上り調子の馬が集まるレースなんですよね。そんな馬たちが一堂に会すと、自然と「自分が引っ張ろう」「主導権は譲らない」と、我先に…の先行意識が高まってペースアップがしやすいです。過去10年で見ても明確なスローペースだったのは1度だけではないでしょうか。

ただでさえ新潟コースは最初のコーナーまでにいいポジションを取りたくて先行争いが熾烈になりやすく、バックストレッチに入ってからも極端にペースが緩むことがないため、なかなか息が入りづらい展開になりがちです。だから、なかなかフロック(まぐれの激走)が起こりづらく、本当に力のある馬が上位争いを演じます。

今年のメンバーを見渡しても先行争いは激しくなるでしょう。何が何でも行きたいのはラブパイローくらいですが、「少なくとも2~3番手は欲しい」というタイプがとても多く揃っています。それらが引かずに殺到すれば、自然と逃げ馬への圧は強くなり、結果として前掛かりの展開を生みます。そうなると中団で脚を溜めて末脚を生かす馬にも出番がやってくるのではないでしょうか。

僕が乗りたいのはヘラルドバローズ。この馬は逃げ先行で結果を出していますが、3走前のカトレア賞では出遅れて後方から追い込む競馬でも見せ場を作りました。シニスターミニスター産駒らしく器用なタイプで、どんな競馬も出来る柔軟さがあります。松山騎手としても出たなりでポジションを取りに行き、流れが速くなるようなら「控える競馬でもいいや」と幾つかのプランを用意して臨んでくると思います。

この『自在性』こそ、このレースにおいては大きな武器になると考えます。能力的にもヒヤシンスSで同タイム2着の実績があれば能力は全く見劣っていませんし、乗り方ひとつで勝負になるでしょう。僕はこの馬を注目馬として挙げたいと思います。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは8/6(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『レパードステークス(GⅢ)』
『エルムステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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