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【共同通信杯】今年もダービー馬が潜んでいる!?過去の傾向・注目データ&サイン馬券《大西直宏の注目穴馬》本領発揮ならGⅠ級相手にも…



共同通信杯2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・共同通信杯の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

共同通信杯は皐月賞のトライアルではないものの、意味合いとしては弥生賞やスプリングS以上に重要なレース。昨年も後のダービー馬タスティエーラが出走しており、ノーザンFもこのレースを重視する方向です。今後もダービーとの関連度が大きくなりそうな予感がします。




共同通信2024予想
出走馬/枠順確定
<2/9(金)更新>


共同通信 (GⅢ)
2/11(日) 東京芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ベラジオボンド牡357岩田望来
2ディマイザキッド牡357キング
3フォスターボンド牡357横山武史
4ミスタージーティー牡357坂井瑠星
5ショーマンフリート牡357ルメール
6エコロヴァルツ牡357武豊
7パワーホール牡357田辺裕信
8ジャスティンミラノ牡357戸崎圭太
9ジャンタルマンタル牡357川田将雅
10エンヤラヴフェイス牡357キングスコート





共同通信杯2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<2/4(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、共同通信杯2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:朝日杯FS1着

ジャンタルマンタル


高野厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:3-0-0-0

朝日杯FSでデビューから3連勝を達成。イイ枠を引けたことと川田騎手に乗り替わったことで、危なげない勝ち方で2歳王者に輝いた。抜け出してからフラフラと若さを見せていたように、まだ馬は子供の部分があるものの、このあたりがシッカリしてくればもっとレベルの高い馬に成長していきそうだ。今後の課題は、外枠を引いたりこれまと違う競馬になった時にどういう対応が見せるか。ここでの走りが試金石になる。

【WORLD分析班チェック】
川田のパートナーを確定させるか

この時期のトップジョッキーは他でも様々な有力馬を依頼されることが多く、どれでクラシックを歩むかを決めかねている。川田はシンザン記念を勝ったノーブルロジャーもお手馬だが、GⅠ勝ちのあるこの馬が最も有力なパートナー。




前走:朝日杯FS2着

エコロヴァルツ


牧浦厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:2-1-0-0

前走の朝日杯FSは2着。スタートは五分に出たものの、折り合いを付けるために引っ張って呼吸を合わせているうちに自然と後ろのポジションに。武豊騎手の仕草を見ていると、これは先々を考えた乗り方をしているかのよう。そして直線は大外に進路を求めて一気に末脚を爆発させた。一瞬はまとめて差し切ろうかの勢いで、こんなに切れる脚を使えたのが驚き。こういう騎乗ができればもっと距離が伸びて大丈夫だし、収穫の大きな一戦だった。何より賞金加算が出来たのは大きな要素だ。

【WORLD分析班チェック】
ダービーへ向けての脚馴らし

賞金が2400万円あればダービーまでの出走はほぼ確実。広い東京コースを使うのはダービーを意識して馬場を経験させるのが一番だが、ここで期待以上のパフォーマンスが出来れば先の視界が一気に開けてくる。




前走:ホープフルS5着

ミスタージーティー


矢作厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:1-0-0-1

ホープフルSは直線で馬場中央から馬群を割って抜け出す構えも、前が何度もドン詰まってまともに追えず。まともだった3着くらいはあったか。ここ最近の重賞ではいいところが多かった坂井瑠騎手だが、このレースだけは勿体なかった。ただ、力を出し切っていればGⅠでも上位に来れる力があるのは示し、広い東京コースで改めて真価を問う。脚質と末脚の爆発力を考えたら、東京のワンターンの芝1800mは絶好の舞台だろう。

【WORLD分析班チェック】
素質馬揃う矢作厩舎では一番のジャッジも

矢作厩舎ではすでにシンエンペラーが重賞勝ちを決めているが、厩舎の声としてシンエンペラーよりも「素質が上」と言われていたのがミスタージーティー。ここで強い競馬を見せるようだと一気にダービー候補へ浮上しそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




共同通信杯2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<2/8(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • クラシックへ向けてのステップレースだが?

(2月8日)
今週の共同通信杯の日にオートレーサーの森且行氏が来場するのは前回お知らせしたがココにも注目したい。レース当日はオートレースは山陽にて行われるが広い意味で解釈すれば「モータースポーツ」とも言えるだろう。出走予定馬の中に1頭らしい馬が存在する。それは『ミスタージーティー』だ。馬名の由来は男性敬称+屋号だが、ジーティーをGTに変えれば「グランドツーリング」とモータースポーツに置き換え可能だ。ならば『ミスタージーティー』をサイン馬に指名、レース当日は両隣及び対角位置には注意したい。

(2月4日)
それでは簡単に東京新聞杯のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは7番人気キング騎乗の「①サクラトゥジュール」。2着は4番人気三浦皇騎乗の「⑤ウインカーネリアン」。3着は9番人気岩田康騎乗の「⑧ホウオウビスケッツ」。波乱の幕引きに…。

サイン的に馬番⑤と⑪に注意としたが、1着に来た①番のサクラトゥジュールの調教師は堀宣行氏。佐々木蔵之介の役柄『藤原宣孝』の文字を持つ騎手、調教師、馬主注意として見事に該当している。そして、2着には⑤番のウインカーネリアンを導いた。次週も東京のGIに向けても弾みを着けたいところだ。

話を戻して今年で58回目を迎える「共同通信杯」。特に大きなサインは見当たらないが当日のイベントで(株)共同通信社の招きでオートレーサーの森且行氏が来場するぐらい。やはり、『森厩舎』には注意したいがサイン的には弱いか…。

ちょっと角度を変えてレース名に注目する。「共同」の意味は複数の人で何かをするということ。意味は異なるが字を考えれば共に同じとも…。そこで、注目したのが『フォスターボンド』と『ベラジオボンド』の2頭。この2頭をサイン馬に指名し、騎乗してきた際には人気に関係なく両隣と対角位置には注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・ならば『ミスタージーティー』をサイン馬に指名、レース当日は両隣及び対角位置には注意したい。
・そこで、注目したのが『フォスターボンド』と『ベラジオボンド』の2頭。この2頭をサイン馬に指名し、騎乗してきた際には人気に関係なく両隣と対角位置には注意が必要だろう。





共同通信杯2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<2/7(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

クラシックを占う意味でも重要な一戦となる共同通信杯。クラシックに直結するレースとして注目度は年々アップしています。今年は早々に有力馬が出走表明したこともあり、頭数は揃わなかったものの、中身の濃いメンバーが集結しました。特に2歳王者が出走するので、このレースの結果次第で勢力図がハッキリ見えてきますね。


共同通信杯2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①近年は『最高の出世レース』として確立されつつある

  • ②Hペースになることは稀でほとんどが超スロー

  • ③期待度の高い良血1戦1勝馬はいきなり通用の余地アリ

①近年は『最高の出世レース』として確立されつつある



共同通信杯は皐月賞トライアルの指定レースではないが、近年ではトライアル以上に重要視されるレースになっており、実際に過去11年の勝ち馬から8頭がクラシック三冠でも3着以内に好走している。


【三冠で3着以内に好走した共同通信杯の勝ち馬】
ファントムシーフ(皐③)
エフフォーリア(皐①、ダ②)
ダノンキングリー(皐③、ダ②)
スワーヴリチャード(ダ②)
ディーマジェスティ(皐①、ダ③)
リアルスティール(皐②、菊②)
イスラボニータ(皐①、ダ②)
ゴールドシップ(皐①、菊①)



また、勝ち馬ではなくても、2~4着に敗れた組からも

12年ディープブリランテ
15年ドゥラメンテ
21年シャフリヤール
23年タスティエーラ


という4頭のダービー馬が輩出されており、『出世レース』としての位置付けは年々増してきている。このレースで上位争いした馬がクラシックの中心になると言っても過言ではないので、上位入線馬の走りは必見だろう。
(※レース前の分析以上に、レース後の結果分析も欠かせない作業になる)



②Hペースになることは稀でほとんどが超スロー



このレースを使うということは、少なからず“ダービーを意識”して東京の舞台での予行演習の意味合いがあることから、序盤からガンガン飛ばしてHペースのバテ合いのようなレースになることは皆無。特に19~21年は前後半で4秒近い後傾ラップとなっており、総じてラスト3Fの瞬発力勝負になりやすい。

その直線勝負で『上がり最速級の末脚』を駆使できる馬がどれかを見極めるレースであり、その馬こそがクラシックでも上位争いする馬になる。真っ先にそこに注目する必要があるだろう。

今年のメンバーでも末脚自慢は多数揃っていて数字だけでは比較が難しいが、全体時計が速い中で上がり最速を使えている馬を重視すべきかもしれない。



★2度以上上がり最速を記録した馬
・エコロヴァルツ
・ディマイザキッド
・フォスターボンド



③期待度の高い良血1戦1勝馬はいきなり通用の余地アリ



最後に前走のステップレースがどういう傾向になっているのかをご確認頂きたい。


新 馬【2-3-2- 7】
未勝利【0-0-0- 9】
1 勝【4-2-1-21】
O P【0-1-0- 4】
重 賞【4-4-7-36】



重賞を経験をしてきた馬が結果を残しやすいのは当たり前だが、率で見ると決して飛び抜けた数字を残しているわけではない。それよりも新馬を勝ったばかりの1戦1勝馬でも十分に通用するのが見て取れる点に注目。

馬券圏内に入った5頭の名前を確認してみると


リアルスティール
サトノソルタス
フィリオアレグロ
シャフリヤール
ヴィクティファルス
ダノンベルーガ
タッチウッド



共通しているのはノーザンF生産馬(or育成)であることと、上位厩舎の管理馬であること。入厩前からダービーを意識させるような期待度の高い馬であれば、キャリアが浅くてもいきなりここで通用することが可能ということ。厩舎や牧場サイドの評価が高い馬であれば、キャリアの有無は問わないレースだ。



共同通信杯2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<2/8(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ベラジオボンド

上村厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:1-0-0-0

【前走】 新馬1着

【ダービー狙える素材】
前走時の情報・・・ 「千葉セリの高額馬(1億円超)なのでしっかり仕上げた。入厩していきなりウッドで80秒台で走れたようにかなりポテンシャルは高い。上手くいけばダービーに出れるかもという素材。ここの新馬では負けられないところですね」

★今回の見所ポイント
→抜群の調教の動きを披露
→東西重賞Vを狙う馬主&厩舎



前走情報チェック馬②

ショーマンフリート
手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:1-0-0-1

【前走】 シンザン記念5着

【見限れない能力】
前走時の情報・・・ 「キャリア1戦の馬だけに、繊細な面があるので輸送は気になるところだし、テンが速くないのがどうかな。と、不器用なところもあってまだまだ課題だらけだけど、能力は確実に高い。新馬で乗ったモレイラも『上を目指せる』って言ってくれたし、重賞でも期待しかないですよ」

★今回の見所ポイント
→モレイラ&戸崎も絶賛した乗り味
→ルメールへ乗り替わりはプラス



前走情報チェック馬③

フォスターボンド
中川厩舎(美浦)
横山武史騎手予定
戦績:1-1-0-0

【前走】 未勝利1着

【横山武が惚れ込んでいる】
前走時の情報・・・ 「まだ馬体に緩さもあるからワンペースなところがあるかもと思ってたら、上がり33秒台と切れてくれた。思った以上に鋭い脚を使える。あれだけの脚を使えるなら2戦目はもう取りこぼせない。勝って重賞を使いたい」

★今回の見所ポイント
→2戦続けて上がり33秒台
→早くからここ目標




共同通信2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<2/9(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ミスタージーティー

矢作厩舎(栗東)
坂井瑠星騎手
戦績:1-0-0-1

本領発揮ならGⅠ級相手にもヒケを取らない


共同通信杯の過去の映像を見ていると、毎回似たような印象を受けます。共通しているのは、10頭前後の少頭数で行われ、決まってスローペースで流れること。ほぼ最後の直線の決め手比べというゴールシーンになりますね。ポジショニングについては、逃げ切りはなかなか難しく好位のインから抜け出す形が一番理想的です。

この時期の3歳馬にとって共同通信杯は『ダービーのための試走』(東京コースの経験)としての意味合いが強いため、こういうレース傾向になりやすいのも納得ですね。

やはりダービーを強く意識している馬で、しかもここで絶対に賞金加算も必要という馬にとっては勝負度合いが高いかもしれません。僕はすでに賞金を持っているGⅠの1~2着馬よりも、そういうハングリー度の高い馬に惹かれます。

やはり最も気になるのはミスタージーティーですね。ホープフルSは本当に勿体ない競馬でした。直線は馬場中央から馬群を割って抜け出す構えでしたが、前が何度もドン詰まってしまい、まともに追うシーンがなく…。まともだった3着くらいはあったと思います。

レース後に師匠の矢作師が「完全に騎乗ミス。勝ちまであった。ひどい競馬です。将来性はすごいものがあるし、かなり能力は高いです。これからも追いかけていただきたいです」とコメントしました。あそこまで強い非難の言葉を浴びせたのは、それが弟子の坂井瑠星クンだったのもありますし、それだけ手応えを感じていたからに他なりません。

少頭数で尚且つ広い東京コースなら前走のようなドン詰まりは考えにくく、もちろん鞍上も今度はその点も注意して乗ってくるでしょう。このレースに限って言えば、安全策をとって中団から外に出す騎乗でもいいはずです。この馬が全能力を出し切った時に、どれくらいのパフォーマンスを見せてくれるのか本当に楽しみです。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは2/9(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『共同通信杯GⅢ』
『京都記念GⅡ』
『クイーンカップGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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