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【神戸新聞杯2024予想】メイショウタバルに重賞2勝目のチャンス?過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》大西直宏の注目穴馬



神戸新聞杯2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・神戸新聞杯の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『神戸新聞杯・GⅡ』『オールカマー・GⅡ』の重賞が行われますね。

注目の神戸新聞杯は、2022年以来2年ぶりに中京で開催されます。ダービー出走組のジューンテイク、ショウナンラプンタらがここから始動。また、ダービーを直前で取消したメイショウタバルや、京都新聞杯2着のウエストナウもエントリーしていますね。夏を経て力をつけた馬たちとの対戦が見ものです。




神戸新聞杯2024予想
出走馬/枠順確定
<9/20(金)更新>


神戸新聞杯 (GⅡ)
9/22(日) 中京芝2200m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ジューンテイク牡357藤岡佑介
2バッデレイト牡357岩田望来
3ゴージョニーゴー牡357横山和生
4サブマリーナ牡357武豊
5オールセインツ牡357坂井瑠星
6メリオーレム牡357川田将雅
7ヴィレム牡357松山弘平
8ヤマニンステラータ牡357Mデムーロ
9トラストボス牡357富田暁
10ミスタージーティー牡357北村友一
11ショウナンラプンタ牡357鮫島克駿
12ウエストナウ牡357西村淳也
13インテグレイト牡357荻野極
14ビザンチンドリーム牡357幸英明
15メイショウタバル牡357浜中俊





神戸新聞杯2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/15(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、神戸新聞杯2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:皐月賞17着

メイショウタバル


石橋守厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:3-0-0-3

春の毎日杯では素晴らしい走りを披露して注目を集めたものの、皐月賞では暴走気味の逃げで大きく失速。そして、日本ダービーは左後挫跖の影響で出走を取り消し、春の二冠は思うような結果を残せずに終わりました。

そうしたこともあり、陣営はこの秋に向けて立て直しに注力しており、初戦には期待が高まっています。つばき賞から毎日杯で見せたパフォーマンスは明らかに高い水準のもので、うまくレース展開に乗れば、その潜在能力を存分に発揮することでしょう。

【WORLD分析班チェック】
中間の攻め過程に注目!

春はとにかく順調さを欠いてしまったが、それは全てローテにゆとりがなかったため。予定していたスプリングSを回避したことでリズムが狂い、毎日杯を使ったことで皐月賞までの間隔が短くなって、その後の二冠にいいリズムを保てなかった。立て直した今回はそういったいい訳もできない。




前走:ダービー17着

ビザンチンドリーム


坂口厩舎(栗東)
幸騎手予定
戦績:2-0-0-2

坂口厩舎に平場で初の重賞タイトルをもたらしたのが、この馬です。ノーザンFの生産馬ながらクラシックには登録されておらず、春の二冠レースには追加登録料(200万円)を支払って出走しました。この馬がクラブ所属になれなかったのは、当歳時に靱帯を痛め、その回復が不透明だったためです。

某関係者は「普通、靱帯を傷めた馬は競走馬として復帰できないのが通例。それで、この馬は(若手でまだGⅠの実績が少ない)坂口厩舎に預けられたんだ。通常なら、もっと名の知れた厩舎に入るレベルの馬だよ」と話していました。いわば“欠陥品”と見なされながらも、新馬戦から重賞制覇を果たしたこの馬の潜在能力は、確かに相当なものだと言えるでしょう。

【WORLD分析班チェック】
中京2200mは末脚が生きる舞台

時計が速すぎた皐月賞、超スローで後方待機馬に出番がなかったダービー。ここ2戦はこの馬の持ち味を生かすことができなかった。中京芝2200mはもともと末脚の持続力が生きる舞台であり、久々にこの馬の末脚一気が見られる可能性アリ。




前走:ダービー15着

ショウナンラプンタ


高野厩舎(栗東)
鮫島駿騎手予定
戦績:2-1-0-3

春は青葉賞で権利を獲って、ダービーでは15着という結果。持続力で勝負したい馬だけに、ダービーのような超スローの展開になったことはこの馬には不向きでした。相変わらず気性面に課題を残すところがありますが、使い込むよりは休み明けのほうが走る傾向があるため、今回は要注意でしょう。今回も展開次第ですが、アニメ持続力が生きる流れになりやすい中京芝2200mの条件はドンピシャのはずです。

【WORLD分析班チェック】
青葉賞組が夏に好走中

青葉賞に出走したヘデントール、シュバルツクーゲルが3勝クラスを勝ち、トロヴァトーレも3勝クラスで2着に好走するなど、夏の間に好走が目立っている。勝ちに等しい内容だった同馬の成長力にも要注目!


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!


神戸新聞杯2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<9/19(木)更新>

スタッフ
吉田

今回もサイン派のスタッフ吉田がデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • やっぱり開催のイベントに登場する人物は侮れない!

(9月19日)
前回は「ミスタージーティー」をサイン馬に指名したがレースが行なわれる22日は秋分の日。中京競馬場で行なわれる「神戸新聞杯」も微妙…。イベントもいろいろと行なわれるものの、ヒラメクようなものが見当たらない。

ご存知のように9月22日は祝日で秋分の日。もとは祖先を敬うと同時に亡くなった人々を偲び想う日でもある。他にも同日に、記念日は存在するがレースに直結するようなものも見当たらない。ただし出走馬の中に1頭似たようなニュアンスの馬がいる。

それが、『オールセインツ』だ。意味は「すべての聖人を尊ぶキリスト教の祝祭の名前より」とある。共に亡き人を敬う意味では合いそうだ。ならば『オールセインツ』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(9月15日)
それでは簡単にローズSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気川田騎乗の「②クイーンズウォーク」。2着は7番人気西村淳騎乗の「④チェレスタ」。3着は⑪番人気藤岡佑騎乗の「⑩セキトバイースト」と波乱の決着に…。

サイン的には、見事サイン馬に指名した④チェレスタが有力馬相手に2着と一矢報いてくれた。今回はサイン馬同士が対角の位置に。そして、事前に公開した馬番⑧⑩⑬番のうち⑩番が穴を演出してくれた。人気のレガレイラは5着に終わり、次走での巻き返しを誓う。
さて、話を戻して今年で72回目を迎える「神戸新聞杯」。今年は中京競馬にて行われるだけに例年の阪神ネタは通用しないと思われる。やはり、気になるのはこの開催はゲストの来場が多かった。最後はお笑いコンビ「おぎやはぎ」だ。

昔、競馬番組のゲストやMCも務めた経験はあるし、現在中京でもレギュラーを持っているとのこと。いろいろと幅広く調べたがやはり、ストレートなサインが意味を持つと思う。彼らの本名は、小木博明と矢作兼。見て分かるように出走予定馬に直結する名前が『矢作』だろう。

ならば『矢作厩舎』所属の『ミスタージーティー』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・ならば『オールセインツ』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・ならば『矢作厩舎』所属の『ミスタージーティー』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。




神戸新聞杯2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<9/18(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

昨今のGⅠ戦線では、有力馬が本番直行するケースが増えています。また、菊花賞は特異な距離のGⅠのため、ダービー上位馬が「菊花賞に向かわない」という選択も多く、神戸新聞杯の出走メンバーは年によって大きく異なります。今年もダービー馬ダノンデサイルは菊花賞直行、2着馬ジャスティンミラノは天皇賞秋を目指すことが発表されていますね。


神戸新聞杯2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①前走ダービー組が他を圧倒

  • ②中京芝2200mは持続力が鍵

  • ③ノーザンF生産馬かノースルヒルズ生産馬か?

①前走ダービー組が他を圧倒



過去10年の出走馬136頭を前走ごとに分類したデータがこちらです。

・ダービー【 9- 6- 3-30/48 】
・それ以外【 1- 4- 7-76/88 】


特に1~2着は、ほぼダービー組が独占しています。かつては条件戦からの上がり馬が「夏を越して力をつけ、秋に花開く」というシナリオがよく見られましたが、近年はそのような例は減少しています。

セオリーに従い、まずは前走ダービー出走馬をチェックし、その中でもトライアルでの勝負度合い(賞金事情など)を確認することが有効です。

今年のダービー組出走馬は次の通りです。


ジューンテイク(⑩着)
ショウナンラプンタ(⑮着)
ミスタージーティー(⑯着)
ビザンチンドリーム(⑰着)
メイショウタバル(※直前で取り消したため着順ナシ)



②中京芝2200mは持続力が鍵



今年も神戸新聞杯は阪神競馬場の改修工事に伴い、中京コースで行われます。2020~2022年も同コースで開催されましたが、共通して「上がり3FFが速い馬が上位に入る」という傾向が見られました。



【中京開催での神戸新聞杯】
2020年
1着コントレイル(上がり2位)
2着ヴェルトライゼンデ(上がり1位)
3着ロバートソンキー(上がり3位)

2021年
1着ステラヴェローチェ(上がり1位)
2着レッドジェネシス(上がり2位)

2022年
1着ジャスティンパレス(上がり2位)
2着ヤマニンゼスト(上がり3位)
3着ボルドグフーシュ(上がり1位)



中京2000mと中京2200mはスタート地点が1Fずれるだけですが、その影響は大きく、一般的に「中京2000mは前が残りやすく、2200mは差しや追い込みが決まりやすい」とされています。今年の神戸新聞杯も、同様に持続力のある末脚を発揮できる馬を中心に狙うのが有効でしょう。



③ノーザンF生産馬かノースルヒルズ生産馬か?



神戸新聞杯では過去20年、夏場に放牧に出て休養していた馬が勝利しています。夏の間も在厩し続戦して勝った馬はおらず、格の高さがうかがえます。

また、過去10年の勝ち馬を見ても、ノーザンF生産馬(社台外厩経由)が8勝、ノースヒルズ生産馬(大山ヒルズ経由)が2勝と2極化が進み、これ以外の生産馬は勝利していません。

今年の出走馬の外厩状況を確認しておきましょう。



■NFしがらき
・ビザンチンドリーム(ノーザンF生産)
・ミスタージーティー(ノーザンF生産)

■大山ヒルズ
・ウエストナウ(ノースヒルズ生産)

■社台F鈴鹿
・オールセインツ

■山元トレセン
・ショウナンラプンタ

■チャンピオンヒルズ
・ジューンテイク
・メリオーレム
・サブマリーナ
・インテグレイト



神戸新聞杯2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<9/19(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ウエストナウ

佐々木晶厩舎(栗東)
西村淳騎手予定
戦績:1-1-0-0

【前走】 京都新聞杯2着

【遅れてきた大物】
前走時の情報・・・ 「既走馬相手のデビュー戦はいい勝ち方ができた。まだキャリアは一戦だけど、馬混みや狭いスペースを割ってくる経験ができたし、3、4走のキャリアを積めたようなレースができたんじゃないかな。時計も優秀だったしね。カッとした気性だけど、ジョッキーも先週跨って悪くない感触をつかんでくれたようだし、この距離も大丈夫だと思う」

★今回の見所ポイント
→キャリア1戦で重賞連対
→大幅ビルドアップあり



前走情報チェック馬②

サブマリーナ
庄野厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:2-0-1-0

【前走】 あずさ賞1着

【鞍上は過去3勝】
前走時の情報・・・ 「リフレッシュして馬は成長している。まだ粗削りだけど、相変わらず稽古の動きがいいね。前走は後に毎日杯を勝つメイショウタバルと僅差の競馬だったし、上のクラスでもやれる馬だと思う。ここは秋に向けてもシッカリ賞金加算したい」

★今回の見所ポイント
→2戦連続上がり「33秒0」
→武豊も絶賛の末脚秘め



前走情報チェック馬③

ジューンテイク
武英厩舎(栗東)
藤岡佑騎手予定
戦績:3-1-0-6

【前走】 日本ダービー10着

【距離不問タイプ】
前走時の情報・・・ 「京都新聞杯からは中2週だけど、前走の調子が良かったので、その状態を維持するようにやってきて元気いっぱい。。前走の後傾ラップを差し切った内容なら東京コースが合わないワケがないし、この枠なら前々の競馬になるかな。一発を狙う騎乗をしてもらいたい」

★今回の見所ポイント
→ダービー最先着馬
→中京コース2戦2勝




神戸新聞杯2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<9/20(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ショウナンラプンタ

高野厩舎(栗東)
鮫島駿騎手
戦績:2-1-0-3

持続力が生きる舞台なら出番アリ!


先週の菊花賞トライアル、セントライト記念ではダービー上位馬3頭がワンツースリーを決めました。上がり馬たちのメンバーレベルは高くなかったとはいえ、上位馬とそれ以外の馬との間には明らかな能力差がありましたね。

また、ダービー組からは、シンエンペラーがGⅠ愛チャンピオンSで3着に入り、サンライズジパングはダートのJpnⅢ不来方賞で圧勝と、好結果を残す馬が目立っています。レガレイラもローズSでは期待を裏切りましたが、展開に恵まれなかっただけで、能力の高さは十分に示しました。

結論として、やはりダービー組の上位は揺るぎません。

そのダービー組の中で、私が注目するのはショウナンラプンタです。WORLDでも青葉賞で◎を推奨したことがあり、以前から「末脚の持続力に優れた馬」として高い評価を受けてきました。

ダービーはご存知のように、超スローペースの展開が影響し、前方につけた馬がそのまま押し切る形に終わりました。後方で構えていた馬には見せ場がなく、展開の不利が大きく影響したレースでしたね。ショウナンラプンタもその影響を受けた一頭であり、ここで見限るのはまだ早いと考えています。この馬の適条件に戻れば、十分に巻き返しが期待でき、その舞台こそが今回のレースだと見ています。

ショウナンラプンタには少し気性面の難しさがあります。使い込むと気持ちが高ぶりやすくなる傾向があるため、最も走りやすいのは休み明けの初戦です。実際、新馬戦や休み明けのゆきやなぎ賞での勝利が、その好例と言えるでしょう。

さらに、この馬の最大の武器は、長く脚を使える持続力です。この持続力こそが、今回の舞台で最大限に活かされるはずで、条件が合えば高い確率で好走する可能性があると見ています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは9/21(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『神戸新聞杯・GⅡ』
『オールカマー・GⅡ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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