【北九州記念2025予想】1番人気は16連敗中!難解な一戦にスピード自慢が勢揃い!《最終更新》大西直宏が最新の馬場状態を傾向を分析
一番アツイのはどの馬だ!?各世代からスピード自慢が参戦!今年の北九州記念の見どころポイント

進行を担当するハルカです。
今週は<北九州記念(GⅢ)>を徹底分析していきたいと思います。

大西直宏
大西直宏です。
サマースプリントシリーズ第2戦であり、スプリンターズSの前哨戦にも位置付けられる一戦だね。今年も難解な戦いになりそうだけど、メンバー的には馬券妙味溢れる馬たちが揃ったね。
攻略できるよう、情報面・分析面・データ面あらゆる角度からシッカリとアプローチしていきましょう。
土曜の傾向と馬場情報⇒
北九州記念 GⅢ
7/6(日)小倉芝1200m
出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ヤマニンアンフィル | 牝6 | 53 | 亀田温心 |
2 | カリボール | 牡9 | 56 | 西塚洸二 |
3 | レッドヒルシューズ | 牝5 | 53 | 高倉稜 |
4 | ミルトクレイモー | 牡5 | 54 | 松山弘平 |
5 | モズメイメイ | 牝5 | 56.5 | 高杉吏麒 |
6 | メイショウソラフネ | 牡6 | 57 | 酒井学 |
7 | クラスペディア | 牡3 | 54 | 小崎綾也 |
8 | エイシンワンド | 牡3 | 54 | 吉村誠之助 |
9 | ヤマニンアルリフラ | 牡4 | 55 | 団野大成 |
10 | タマモブラックタイ | 牡5 | 55 | 角田大和 |
11 | ドロップオブライト | 牝6 | 56 | 小沢大仁 |
12 | スリーアイランド | 牝5 | 52 | 田口貫太 |
13 | オタルエバー | 牡6 | 57.5 | 幸英明 |
14 | アブキールベイ | 牝3 | 53 | 坂井瑠星 |
15 | ロードフォアエース | 牡4 | 56.5 | 川田将雅 |
16 | シロン | 牝6 | 53 | 国分恭介 |
17 | キタノエクスプレス | 牡7 | 57 | 国分優作 |
18 | ヨシノイースター | 牡7 | 58 | 内田博幸 |

まず最初に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

大西直宏
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!

情報競馬のプロフェッショナル、『匠』チームから注目ポイントをお伝えする【匠のウマいい話】も必見です!

- ヨシノイースター
- 中尾秀正厩舎(栗東)
- 内田博騎手予定
- 前走:春雷S1着
■昨年のリベンジなるか!?
昨年の2着馬だね。その後は頓挫があって順調に使えなかったようだけど、前走の春雷Sを快勝したことで復調気配と見ていいんじゃないかな。
引き続きウチパクさん(内田博騎手)が乗るみたいだし、今年は重賞タイトルに手が届くか注目だね。

ヨシノイースターは昨年の同レース2着など小倉は4戦3連対の得意コース

マムシ

「休み明けを一度使ったことで前走はデキが上向いていると聞いていましたが、いい勝ちっぷりでしたね。昨年のリベンジへ向けて“さらに状態を上げている”って話も聞いてますよ」

- クラスペディア
- 河嶋宏樹厩舎(栗東)
- 小崎騎手予定
- 前走:葵S2着
■重賞タイトルゲットは目前!?
昨年の勝ち馬ピューロマジックが葵Sからの参戦だったので、このクラスペディアも注目ですね。ハイペースを自ら引っ張って2着に粘りこんだ内容は強かったですし、鞍上(小崎綾也騎手)にとっては重賞タイトル2つめをゲットするチャンスだね。

チームMK

「一部では“乗り替わり”の話も出たようだが、どうやら継続騎乗となりそう。センセイがオーナーサイドに頭を下げたりってことがあったかも知れないな。期待に応える手綱捌きを期待したいところだ」

- ヤマニンアルリフラ
- 斉藤崇史厩舎(栗東)
- 団野騎手予定
- 前走:淀S1着
■3連勝で重賞ゲットなるか!
未勝利や1勝クラスならいざ知らず、上のクラスでも芝とダートでこれだけ活躍できるのは能力の証でしょう。
個人的には芝1200m一番合っているように思っていたので、前走の勝利も納得ですし、時計面で少し詰める必要はありそうですが、ハンデ次第では重賞でも好勝負できるのではないでしょうか。

連勝中のヤマニンアルリフラは重賞でも侮れない存在

チーム舟木

「この血統は晩成ですからね。まだまだ成長の余地は残されていると思いますし、一気の重賞挑戦でも可能性はあると思います。脚質に幅があるのも強みですね」

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。
水曜日以降は『的中を引き寄せるマル特データ』や『匠』チームの注目情報チェック馬などを紹介しますのでさらに深くレースを分析していきましょう!

大西直宏
金曜の枠順確定後にはコース徹底解説や、出走メンバーを踏まえた展開予想もお伝えしますよ!

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吉田
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今週の注目サイン
JRAホームページにヒントあり!?
(7月3日)
レース開催日のJRAホームページ内のイベント欄の、とある写真が目についた。それは、レース当日にプレゼンターとして子供を選んで表彰式に参列するもの。そこに写るジョッキーの勝負服が『ゴドルフィン』になっている。今回、出走予定馬の中に『ゴドルフィン』の馬が2頭いる。
それが『アブキールベイ』と『バースクライ』だ。(バースクライは除外)よってアブキールベイをサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
(6月29日)
それでは簡単に函館記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは10番人気佐々木騎乗の「⑧ヴェローチェエラ」。2着は6番人気横山武騎乗の「③ハヤテノフクノスケ」。3着は14番人気菱田騎乗の「⑫マイネルメモリー」と大波乱の決着に…。
サイン的には、なんと2着にサイン馬③ハヤテノフクノスケ。隣もサイン馬の④キミノナハマリアが並んだ。そして、驚きがそのハヤテノフクノスケの対角に位置した⑫マイネルメモリーが3着に飛び込んできた。勝った馬も2桁人気だけに大波乱の幕引き。先週に引き続き、サイン馬が波乱の片棒を担いでくれた。やはり、サイン馬券は波乱の時こそが狙い目だ。
さて、話を戻して今年で60回目を迎える「北九州記念」。この時期にしてはイベント事も多く賑やかな開催だ。注目は何と言っても当日のプレゼンターに「桜井日奈子」さんが来場する。実は彼女は逸話を持っている人物。2018年の函館記念でもプレゼンターを務めている。その際に、出走馬に「サクラ」の名前を見つけて予想し見事、的中させた事がある。
それも、8番人気の馬が2着して大荒れだった年である。ならば再度、馬券に絡みそうな馬は居ないか調べると1頭怪しい馬がいた。それが『ヨシノイースター』だ。レース当日、彼女が何を指名するかは分からないがサクラに関係すれば、「ソメイヨシノ」と桜の品種を思い浮かべないだろうか。当コラムでは『ヨシノイースター』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。(続く)
結論
今年の気になるサイン候補
- ★『ヨシノイースター』をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、特に両隣には注意したい。
- ★『アブキールベイ』をサイン馬に指名してレース当日は対角位置、両隣には注意したい。

「近年の好走馬には、ビッグアーサーやファストフォース、ママコチャなど、のちのスプリントGⅠウイナーの名も連なる北九州記念。昨年から開催時期が繰り上げられ、サマースプリントシリーズの2戦目として重要な位置づけとなっています。先々へ向けても重要な一戦となることは間違いありません!」

大西直宏
「そうだね。様々なデータの側面でも角度から分析しておく必要がありそう。さっそく傾向をチェックしていこう」
的中テクニック1
順調さがモノをいう?

ポイントは中6週以内!
過去10年の優勝馬はすべて中6週以内の臨戦過程。開催時期が早まった昨年も中4週のピューロマジックが優勝したね!

マムシ
暑い時期ですから“いかに順調に調整できているか”が大事になってきます。状態面の確認は非常に重要ですね!
的中テクニック2
夏は牝馬!?

人気の有無に関わらず牝馬は要注意!
過去10年を振り返ると、馬券圏内の延べ30頭中、半数以上の18頭が牝馬でした。“夏は牝馬”という格言が体現されているような重賞ですね!

チームMK
穴っぽいところで牝馬のレッドヒルシューズだな。今回は高倉騎手が騎乗するが、厩舎ともども『かなり色気を持っている』って話だ。馬自身、小倉と相性も良いし、穴ムードが漂っているぞ!
的中テクニック3
重賞実績には要注意!

過去10年を振り返ると、延べ30頭中18頭がGⅢ競走からの臨戦からでした。その中でも勝利していた馬が【4・4・1・3】と優秀だね。

チーム舟木
アブキールベイが該当しますね。斤量の恩恵もありますし、昨年のピューロマジック同様、葵Sからの臨戦ということで大注目です。

木曜は『匠』チームから、前走時に注目すべき情報が入っていた馬を取り上げてもらいます。

大西直宏
前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことは非常に大事ですね。
前走時の情報の中に、ここを使ってきた本当の意味や狙いが隠れている場合もありますよ。
匠の注目馬1
- ロードフォアエース
-
春雷S5着
- 友道厩舎(栗東)
- 川田騎手
- 戦績:4-8-0-1
前走について

チームMK
「続けて乗せてもらえる保証がないからね。今回はなんとか決めたい!」と鞍上サイド。
今回の見どころポイント

前走は勝ちに行く競馬で早めに動いた分、最後は甘くなってしまったね。残念ながら継続騎乗は叶わなかったようだけど、厩舎サイドとして川田騎手を配して勝負態勢だね。
匠の注目馬2
- キタノエクスプレス
-
鞍馬S2着
- 坂口智厩舎(栗東)
- 国分優騎手
- 戦績:5-5-2-10
前走について

マムシ
「正直デキはイマイチ。今回は地力でどこまでかな……」と関係者はやや控えめな感触だった。
今回の見どころポイント

あと一歩届かなかったものの、最速上がりを使って2着なら上々。力は示したと言えるでしょう。使った上積みも大きいみたいなので楽しみだね。
匠の注目馬3
- メイショウソラフネ
-
シルクロードS5着
- 石橋厩舎(栗東)
- 酒井学騎手
- 戦績:5-5-1-12
前走について

チーム舟木
「前走(シルクロードS)の敗因が掴みかねている。今回は上積みもないし、厳しい戦いになるよ」と関係者は弱気な姿勢だった。
今回の見どころポイント

厳しい状況ながら5着なら大健闘でしょう。稽古でも絶好の動きを見せていたようだし、今回は侮れない存在になるかもしれないね。

金曜は大西さんが「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップします。元乗り役ならではの着眼点はさすがと思わされます。

大西直宏
注目を集める人気馬を相手に、僕だったらどう乗って一発を狙うか?その考えや戦略をお伝えしたいと思います。
レースの見解
下は52キロから上は58キロまでのハンデ斤量。横の比較の斤量差も大事ですが、その馬が“その斤量”を経験したことがあるか、“その斤量”で好走したことがあるか、ということも大事になってきますね。
肝となりそうなのは、葵Sを勝ったアブキールベイになりそうですが、これまでに記載してきたように今年は特に“どの馬にもチャンスがある”ムードですからね。馬券的にも非常に面白いと思います。

大西直宏が乗りたい穴馬
今の勢いもさることながら「1200mなら重賞でも」と前走時にも言われていたくらいですからね。55キロの斤量も、近走は58キロで圧巻のパフォーマンスですからね。有利だと思います。時計もまだまだ詰められると思いますし、楽しみな存在だと思います。
鞍上の団野騎手も相当な感触を掴んでいるんじゃないかな?それこそ、この馬でスプリンターズSとか……(笑)まぁ、もちろん、ココでの結果次第ですが、そういった夢を抱かせてくれるほどの馬だと僕も感じています。

このコンテンツでは今回の舞台となるコースを騎手目線で大西さんに解説して頂きます。

大西直宏
土曜の競馬終了後には、その週の傾向と最新の馬場状態分析をお届けします。お楽しみに!
北九州記念GⅢ
レースコース解説
2コーナー奥のポケット地点からスタート。直線距離は293mでJRAの芝1200mコースでは短めですね。
スタート地点から3~4コーナーまで緩やかな下り坂。ゴール前はホボ平坦で、上り勾配は最小限でスピードが落ちにくい設計になっていると思います。
3~4コーナーは遠心力を抑える設計で、コーナーリング中の減速が少なく、先行馬が粘りやすい舞台と言えるでしょう。

スピードが落ちにくい設計で、先行馬が粘りやすい舞台
■展開と馬場状態
今週末の天候良好ということで、先週同様の高速馬場と考えていいでしょう。とはいえ、夏の小倉は1週進むごとに馬場の変化はありますので、そのあたりの注意は必要です。
展開的には、比較的内目の枠を引いたクラスペディアが軽斤量を活かして先手を主張でしょうか。それに行き脚がついたロードフォアエース、タマモブラックタイが続く展開。
ハイペースは濃厚ですが、まだそこまで差しが利くとは思えないので、前々での決着が濃厚。先に述べた3頭もそうですが、それに続く形でポジションをとれそうな、ヤマニンアルリフラや内をロスなく立ち回れそうなレッドヒルシューズあたりも台頭可能でしょう。
■北九州記念の有利なポジション
コース形態、馬場状態なども考慮すると、やはり前目のポジションが理想。好時計での決着が濃厚なため時計を持っている馬が要注意にはなりますが、この状況に対応できそうな力のある馬にも警戒が必要です。

勝負所の4コーナーで有利なポジションにいるのは?
土曜の傾向と馬場情報

■極端な高速ではなくフラットな馬場
馬場状態は、終日『良』で推移。
最終Rの2勝クラスで『1.08.5』ですから、極端に時計が出やすいわけではなく、比較的フラットな馬場と考えていいでしょう。
日曜の小倉も良好な天気が予想されますので、この状態をキープすると考えると、そこまで極端に持ち時計を意識しなくていいかもしれません。もちろん、重賞である以上、最低限の数字をクリアしている必要はありますが。
以上を踏まえ、決着タイムは、極端なハイペースにならなければ『1分7秒台後半』あたりになると予測します。

こうやって見ると魅力的な馬が多くて迷ってしまいますね。

大西直宏
多くのファンの方はそうだろうね。でも、実は今回はすでに狙いは大体決まってるんだ。それもほぼ3頭に絞り込んでいるよ。

本当ですか?それはぜひ教えていただきたいです!

大西直宏
OK。今回は特別だよ!
ただ、あまり公にしてしまうと馬券の妙味が薄れてしまうという可能性があるので、その3頭はサイト内で限定公開にしようか。
入手している情報もしっかりとお伝えしますよ!

さすが大西さん!
もちろん無料ですので、まだWORLDの情報をご覧になった事がない方はぜひこの機会をお見逃しなく!

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