3/12(金)最新更新【金鯱賞2021予想】デアリングタクト以外にも注目激走データあり!
金鯱賞2021
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!
- 前開催のコンテンツからは……(シルクロードSを特集)
【水曜日更新】オススメ軸候補:ラウダシオン(3着)
【木曜日更新】調教チェック推奨:シヴァージ(1着)ライトオンキュー(2着)

北野シズカ
皆さん、こんにちは。いよいよGIが始まりますね!
ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。
今週末はデアリングタクトが出走予定となっている金鯱賞(GⅡ)に注目。
昨年の牝馬3冠馬デアリングタクトがココから始動。堅くガッチリ収まるか、それとも高配当か。1週間通して予習して、週末の的中馬券に繋げましょう!
【金鯱賞2021予想】
最新更新3/12(金)
前走『2ケタ着順』でも狙える馬を紹介!
3月開催になってから、春のGIに向けて有力馬が揃いやすくなった印象のある金鯱賞。一昨年はスワーヴリチャード、昨年はサートゥルナーリアが断然の支持に応えて勝利しました。今年の出走馬についても、ココまでの過程や、今回に向けたポイントをしっかりと見ておきましょう!
【3/10更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
金鯱賞のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【3/11更新】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
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金鯱賞2021予想
出走予定馬/枠順確定
<3月12日(金)更新>
金鯱賞(GⅡ)
3月14日(日) 中京芝2000m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | デアリングタクト | 牝4 | 55 | 松山 |
2 | サンレイポケット | 牡6 | 56 | 秋山真 |
3 | ブラヴァス | 牡5 | 56 | 福永 |
4 | グローリーヴェイズ | 牡6 | 57 | 川田 |
5 | ギベオン | 牡6 | 56 | 西村淳 |
6 | ジナンボー | 牡6 | 56 | 菱田 |
7 | キセキ | 牡7 | 57 | デムーロ |
8 | ペルシアンナイト | 牡7 | 57 | 大野 |
9 | サトノフラッグ | 牡4 | 56 | ルメール |
10 | ポタジェ | 牡4 | 56 | 北村友 |
【3月12日(金)枠順確定】
金鯱賞2021データ
過去9年の【枠順別成績】
枠番 | 着度数 (1着-2着-3着-4着以下) |
勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-0-9 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
2枠 | 1-0-1-9 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
3枠 | 1-1-2-8 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
4枠 | 0-1-3-10 | 0.0% | 7.1% | 28.6% |
5枠 | 2-0-3-12 | 11.8% | 11.8% | 29.4% |
6枠 | 0-2-1-14 | 0.0% | 11.8% | 17.6% |
7枠 | 2-2-0-13 | 11.8% | 23.5% | 23.5% |
8枠 | 2-2-0-15 | 10.5% | 21.1% | 21.1% |

北野シズカ
今回は『中京競馬場が新しくなった2012年以降』の9年分でデータを取りました。内外の極端な不利は無いように見えますね。

水谷
中京競馬場は「コース幅が広く、直線も長い大回りなコース」ということもあって、また東京芝2000mのような変則的なスタート位置ではない点も大きいですね。各馬が能力をしっかり発揮しやすい舞台です。
金鯱賞2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3月7日(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、金鯱賞2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:ジャパンカップ3着
デアリングタクト

松山騎手予定
戦績:5-0-1-0
ご存知の通り、2020年の競馬で主役の1頭を担った三冠牝馬。WORLDでは桜花賞の前から「この馬はアーモンドアイ級の勝ち方を見せる可能性すらある」と予告してきたことは、当時のメンバー様なら覚えていらっしゃることだろう。
ジャパンカップの3着でデビューからの無敗は途絶えたが、アーモンドアイ、コントレイルとの直接対決に臨んでの3着ならば、むしろ賞賛されるべきだろう。ジャパンカップの走りで「三冠を獲れたのは同世代の牝馬が弱かったから。古馬や牡馬相手には通用しない」という雑音は完全にかき消した。さあ、2021年の始動戦だ。
【WORLD分析班チェック】
なぜ金鯱賞から始動するのか?
始動戦に金鯱賞を選んだ理由の一つは「ジャパンカップで内にモタれたのが課題で、もう一度左回りでの走りを確かめたいから」だという陣営からの話もあります。課題を解消した上で勝ちたいところでしょう。
なお、今後は4月・香港のクイーンエリザベス2世C(GI)にも予備登録を済ませています。
前走:ジャパンカップ5着
グローリーヴェイズ

川田騎手予定
戦績:5-3-0-5
一昨年の香港ヴァーズでGⅠを制し、他に日経新春杯と京都大賞典でGⅡを2勝。2019年の天皇賞(春)でフィエールマンとクビ差の接戦を演じたこともある。前走のジャパンカップは三冠馬3頭を相手に勝ちに行く競馬で際どい5着。デアリングタクトから0.1秒差だった。今回は逆転候補の筆頭となる。
ちなみに、デアリングタクト同様にこちらも香港のクイーンエリザベス2世Cに予備登録済みとなっている。
【WORLD分析班チェック】
かつては『直線の坂』が苦手な馬でした
戦績を見ていると、京都新聞杯・菊花賞・日経新春杯・天皇賞(春)・京都大賞典と、とにかく京都コースでの出走が多いですね。これは「直線の坂が苦手」という陣営の判断の下、関東馬ながら京都にこだわってきた経緯があります。そして、同じく直線平坦の香港でGⅠを射止めた馬です。
しかし、ジャパンカップでは先述の通り“3強”にも肉薄する結果。中京コースもそう大きな不安材料にはならないでしょう。
前走:有馬記念12着
キセキ

デムーロ騎手予定
戦績:4-6-5-12
昨年の有馬記念が角居勝彦厩舎では最後の出走となったキセキ。昨秋は天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念と秋古馬三冠を走って良い結果は出せなかったが、上半期には宝塚記念2着と好走。GⅡならばまだまだ能力は通用するはず。
7歳を迎えた今年は辻野泰之厩舎で現役を続行。4歳初戦は日経賞、5歳初戦は大阪杯、6歳初戦は阪神大賞典と、毎年レースは違うが3月に始動しており、今年は金鯱賞。なお、中京での出走は3歳夏以来となる。
【WORLD分析班チェック】
転厩先も『気心知れた関係』
ご存知の通り、角居調教師が先月で引退したことにより、今回からは新たな厩舎に所属ということに。
とはいえ、辻野調教師は助手時代を角居厩舎で長く過ごし、スタッフの中心として活躍した人物。さらに、キセキの担当スタッフもそのまま移籍ということで、ほぼ変わらないスタッフでの再始動となります。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。この3頭はいずれもGI馬ですが、その他にも注目馬が多数出走です。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!