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【菊花賞2022予想】稀に見る大混戦の過去の傾向・注目データは?《最終更新》大西直宏が乗りたい穴馬は?



菊花賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・菊花賞の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年の菊花賞は上位人気を言い当てるのさえ難しい大混戦。こういう時こそ、過去からの情報の蓄積がモノを言います。攻略ポイントは多いレースなので、1週間ジックリと検討していきましょう。




菊花賞2022予想
出走馬/枠順確定
<10/20(木)更新>


菊花賞(GⅠ)
10/23(日) 阪神芝3000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ガイアフォース牡357松山弘平
2シェルビーズアイ牡357松田大作
3プラダリア牡357池添謙一
4ボルドグフーシュ牡357吉田隼人
5ヤマニンゼスト牡357武豊
6ビーアストニッシド牡357岩田康誠
7アスクワイルドモア牡357岩田望来
8マイネルトルファン牡357丹内祐次
9シホノスペランツァ牡357浜中俊
10セイウンハーデス牡357幸英明
11ドゥラドーレス牡357横山武史
12ヴェローナシチー牡357川田将雅
13ディナースタ牡357横山和生
14アスクビクターモア牡357田辺裕信
15ポッドボレット牡357坂井瑠星
16フェーングロッテン牡357松若風馬
17ジャスティンパレス牡357鮫島克駿
18セレシオン牡357福永祐一





菊花賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/16(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、菊花賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:セントライト記念1着

ガイアフォース


杉山晴厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:3-2-0-0

杉山晴厩舎はセントライト記念をガイアフォースで、神戸新聞杯をジャスティンパレスで勝利。飛車角を揃えて菊花賞へ向かうことになる。特にガイアフォースはダービー最先着のアスクビクターモアを力でねじ伏せたことで一躍本命候補に躍り出た。この馬の長所は癖がなくて折り合いの心配もなくとても操縦性のいいところが強調ポイント。キタサンブラック産駒でスタミナ面の不安もない。この秋絶好調の松山騎手の手綱も頼もしい。

【WORLD分析班チェック】
菊花賞と相性がいい芦毛馬

芦毛の菊花賞馬と言えば、古くはプレストウコウ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、セイウンスカイがいて、2000年以降はヒシミラクル、ゴールドシップが勝っている。比較的このレースに相性がいいかもしれない。




セントライト記念2着

アスクビクターモア


田村厩舎(美浦)
田辺騎手予定
戦績:3-1-3-1

セントライト記念こそ上がり馬の勢いに屈したが、自分でレースを引っ張って目標になったことを思えば負けて強しの内容。さすがにダービー3着しただけの実力馬。休み明けの前走は折り合いが課題だったが、その部分もほとんど気にならなかったのは収穫。これならば3000mの距離も大丈夫そうで、いいステップを踏んで次に向かうことが出来る。追い比べだと少し甘くなるので、昨年のタイトルホルダーのようなラチ沿いピタリを逃げて回ってくる手に出ても面白いかもしれない。

【WORLD分析班チェック】
ディープインパクト産駒は菊花賞で相性がイイ

ディープインパクト産駒が3000m超のGⅠを勝ったのは2016年サトノダイヤモンドが一番最初。その後はフィエールマン、ワールドプレミア、コントレイルと立て続けに菊花賞を3連勝。これらは天皇賞春でも好走しており、「長すぎる距離はダメ」というレッテルは剥がされている。(※次のプラダリアも同産駒)




前走:神戸新聞杯8着

プラダリア


池添学厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:2-2-0-2

ダービー5着馬の秋緒戦は8着。本番を見据えた叩き台だったとはいえ、やや物足りない結果に終わってしまった。池添は「返し馬から緩さがあって、春に比べると物足りなかった」とコメントしているが、この話からするとどうやら6~7分程度くらいの仕上げだったのだろう。あれから1ヶ月でどこまで上積みを乗せてくれるか、厩舎の手腕に掛かってくる。この馬のジャッジが馬券的にも大きなポイントになりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
前走のトーンとはガラリ一変

神戸新聞杯前の追い切りに乗った池添は「もうちょっとピリっとしてくれるかと思ったけど、まだ休み明けの感じがある。気持ちの部分が戦闘モードに入っていない」と辛口だったが、今回は「メチャクチャ良かったです。比べものにならないくらい」と絶賛。青写真通りの良化を見せており、これなら9分以上で臨めそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な伏兵も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




菊花賞2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/16(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 皐月賞馬もダービー馬も参戦しない菊花賞は?

皐月賞馬もダービー馬も参戦しない菊花賞は?



(10月20日)
まずは遅ればせながら先週の秋華賞の話をしたい。まずは注目馬として取り上げた前走重賞連対馬「アートハウス」と「スタニングローズ」だがコチラは見事、「スタニングローズ」が最後の1冠を手中に収めた。そして、注目の馬番として⑧番と大外と最内としたが⑧番のナミュールが②着に飛び込んで馬券の片棒を担いでくれた。そして、3着に来たのが高柳端厩舎のスターズオンアース。コチラは調教師の名前に『木』の文字があるところで決まり1~3着までパーフェクト的中を果たした。結果的には上位人気で決まったものの、やはり牝馬3冠ロードの繋がりがあるところを見せてくれた。

なお、『木』の文字が名前にある調教師について改めて解説するがJRAのメインキャラの一人「長澤まさみ」のCMがカギになっている。数々の優良企業のCMに出演中だが、その一つに『住友林業』のCMキャラになっているからだ。まだ継続中なサインだけに途絶えるまで気をつけたい。

そして、菊花賞に話を戻すと週初め注目馬に友道厩舎が管理する『セレシオン』を取り上げた。データ的な裏付けもあるがサイン的にも十分注目したい一頭だ。それは10月1日に亡くなったアントニオ猪木氏によるもので菊花賞に縁のある人物でもあった。プロレスラーとしての活躍も当然ながら参議院議員としても2期務めている。議員バッチといえば菊の紋。この14日に告別式が行われたばかりだが自身のテーマ曲「炎のファイター」が流れる中、赤い闘魂タオルを巻いた参列者は別れを告げた。

猪木氏といえば行動派でも有名だったが闘魂注入のビンタや数多くの逸話を持ち語り尽くされることがない。そして過去にJRAのイベントにも訪れたことがある。2008年、第69回の菊花賞のプレゼンターが猪木氏。そこで追悼する意味でも当時の馬番⑭①⑤には注目したい。ダメ押しに、中でも誰もが一度は聴いたことがある「この道をいけばどうなるものか…」で始まる言葉だ。誕生には様々な説があるものの、恐らく『道』という一編の詩が元になっているようだ。お分かりでしょう、そう『友道厩舎』。アントニオ猪木氏を追悼する意味でも「セレシオン」には頑張ってもらいたい。「…迷わず行けよ 行けばわかるさ」。1、2、3、ダァーッ!

(10月17日)
今年で83回目を迎える『菊花賞』。本来は京都競馬場で行われるが改修工事の関係で今年も阪神競馬場にて行われる。京都の場合、2度の坂越えが名物だけに勝負の駆け引きは今年も微妙に…。加えて昨年同様にクラシックホースの参戦がない。昨年が は1、2番人気が敗退し4番人気タイトルホルダーが勝利し、後には凱旋門賞へ駒を進める出世ぶりを見せている。

近年、生粋のステイヤーが少なくなっており、別路線を歩むメンツが年々増えつつある。今年はセントライト記念を勝った『ガイアフォース』やダービー3着馬『アスクビクターモア』、神戸新聞杯で3着だった『ボルドグフーシュ』、神戸新聞杯を勝利した『ジャスティンパレス』あたりが人気を集めそう。過去、クラシックホースが参戦しない菊花賞は何度かあるものの、クラシック路線の結果として皐月賞3着馬が巻き返してダービー馬になった年が過去20年の内、今年を含めて4回存在する。

流石に2桁人気馬の菊花賞勝利は無いものの2桁人気の馬が馬券に絡んで波乱を起こしているケースがそのうち2度ある。残りの1回も1番人気が勝ったものの2着に5番人気、3着に7番人気が絡み中波乱の結末に…。やはり一筋縄ではいかない結果が待ち構えていそうな予感…。場所が京都だけに参考外かもしれないが勝った馬は皆、神戸新聞杯をステップに馬番は1桁番を引いた馬たちだった。そして、過去データから厩舎では友道厩舎、騎手では福永ジョッキーが馬券に絡んでいるのが見て取れる。

そこから導かれる該当馬が。『セレシオン』だ。友道厩舎が管理して福永騎手が騎乗するだけに穴人気にはなるだろう。近年、菊花賞馬は種牡馬としての価値を高めるレースとも言える。クラシックホースたちには先々子孫を残していくという重要な役目がある。タイトルホルダーの凱旋門賞チャレンジは多くの競馬ファンに夢を与えたのも事実。競馬を益々盛り上げる意味でも、強い馬を世に送り出してほしいものだ。

【以上から今年の気になる候補】
・友道厩舎が管理して福永騎手が騎乗するだけに穴人気『セレシオン』。
・第69回の菊花賞のプレゼンターが猪木氏。そこで追悼する意味でも当時の馬番⑭①⑤には注目
・今年の芝GI3着以内には調教師の名前に『木』の文字がある(継続中)。田村、佐々木、杉山、橋口慎、高木。





菊花賞2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<10/19(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

クラシック最終戦の菊花賞は、65年ぶりに春二冠の連対馬が不在の中行われます。菊花賞の立ち位置が変わりつつある中、混戦を制するのはどの馬でしょうか。以下の5つのポイントを押さえておきましょう。


菊花賞2022データ
最初に押さえておきたい5つのポイント!

  • ①血統信ずべし、信ずべからず?

  • ②単騎の逃げ馬は絶対にマーク!

  • ③長距離は騎手の腕の差が如実に出る

  • ④ステップレースは『神戸新聞杯組』が圧倒的に優勢

  • ⑤ノーザンFより社台ファーム勢が本気?

①血統信ずべし、信ずべからず?



血統は競馬の重要な構成要素であり、血統無くして競馬は成り立たないが、それだけに捉われてはならない、という意味。

『長距離=血統』と考えがちだが、昨今の菊花賞では、高速馬場においてスピードの比重が高まっており、後半5Fの上がり勝負になるケースが多く、バリバリのステイヤーの出番が減っていることからも、血統要素はあくまでも『ひとつの要素』というスタンスでいたほうが良い。

実際に、過去にニホンピロウィナーやフジキセキの子でも馬券圏内に入ったことがあり、母父サクラバクシンオーの馬でも勝ってしまった。3000m超の重賞は鬼門だったディープ産駒も1頭勝ちだすと立て続けに勝つようになっている。昨今の高速馬場と折り合い重視の上がり勝負の競馬なら、短距離血統であってもさほど気にしなくてもイイだろう。



②単騎の逃げ馬は絶対にマーク!



「単騎の逃げ馬に注意」

特に長距離になればなるほどその威力を増す。他に同型馬が見当たらず逃げ馬の単騎逃げが見込める際は、その馬が圧倒的に展開有利となり、前残りの可能性を捨ててはならない。

実際に独り旅で気ままに走らせていると、能力的に足りないと思われているような馬でも最後までもってしまう。道中の消耗がゼロに等しいのだからそれも当然。ましてや有力馬に差し、追い込み馬が多い場合は、後方で有力勢同士が牽制し合い、仕掛けが遅れるということもあるので余計に粘り切るチャンスが増える。逃げ馬がそのレースで単騎逃げが見込める場合、最後までその馬を馬券対象から外すべきではない。

昨年のタイトルホルダーは人気薄の逃げ馬ではなかったが、最後まで影を踏まさずに押し切ったのはとても象徴的だった。今年もあの競馬が出来る馬が怖い。



③長距離は騎手の腕の差が如実に出る



「長距離は騎手で買え」

これも競馬ではお馴染みの格言。一般には競馬は『馬7:騎手3』の割合といわれるが、長距離においては、その比率が大きく変動する。『騎手5:馬5』どころか、時には『騎手7:馬3』の比率になるとすら言われるほど。

長距離レースは「荒れやすい」と言われるが、その理由は・・・『展開』が着順に大きく影響を与えるから。短距離だと強い馬なら「回ってくるだけで勝てる」が、長距離だとどんなに強い馬でも「乗り方を少し間違えた」だけで惨敗することもある。

「展開に惑わされて仕掛けのポイントがズレてしまった」
「折り合いを欠いてしまってうまく制御できなかった」

などなど、レース後によく聞く敗因で、とにかく長距離戦は乗り方が難しい。展開が重視される長距離では、ペースを読める一流ジョッキー(特にベテラン)の存在が大きな鍵を握るのは間違いない。馬の個性を検討する前に、まずは“ジョッキーの名前から見ろ”というくらいの意識を持って臨みたい。



④ステップレースは『神戸新聞杯組』が圧倒的に優勢



菊花賞のステップレースを過去10年で集計してみると、「黙って神戸新聞杯組を勝っておけば問題ない」というデータが導かれる。

◆菊花賞の前走別集計(過去10年)

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
神戸新聞杯 7- 4- 4-50/65 10.8% 16.9% 23.1%
セントライト 2- 4- 1-46/53 3.8% 11.3% 13.2%
ラジオN賞 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
札幌記念 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
小牧特別・2勝 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%

一昔前は2勝クラスを勝ったばかりの馬が「夏の上がり馬」として穴人気したが、それでもその率は相当低い。上のデータを見ても、圧倒的に神戸新聞杯が優勢だ。

ここまで極端なデータが出る場合は、ロジック的にそれなりの理由があるもの。

具体的に挙げれば、「本番まで一番ローテが合う」「スタミナ戦のステップにもっとも適した舞台」「そもそも有力馬が集まる」「輸送は少ない方がいい」などが挙げられる。迷った時はあれこれ考えずに素直にデータに従うのが得策かもしれない。



⑤ノーザンFより社台ファーム勢が本気?



過去10年でノーザンFは4勝しているが、社台Fの勝利は07年アサクサキングスまで遡らねばならない。かつてはマンハッタンカフェ、エアシャカール、ダンスインザダークと菊花賞を勝つことが多かったが、近年はV逸することが多い。

しかし、今年は社台ファーム生産馬が久々の勝利があるかもしれない。というのも、登録時点で7頭をエントリーしていて、ノーザンF5頭よりも多い(あくまでも登録時点での比較)から。

そのうちアスクビクターモア、ボルドグフーシュなど上位人気が予想される馬がスタンバイしている。社台Fとすれば、先週は残念ながらスターズオンアースの三冠達成がならなかったが、菊花賞でその鬱憤を晴らしにかかる。

ちなみにノーザンF勢の3歳馬は次週の天皇賞秋へ主力を集めており、力の入れ加減ではそう大きくはないが、ノーザンF勢ではこの菊花賞ではドゥラドーレスへの期待が最も大きいようだ。



菊花賞2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<10/20(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ボルドグフーシュ

宮本厩舎(栗東)
吉田隼騎手予定
戦績:3-0-3-2

【前走】神戸新聞杯3着

・権利を獲って本番へ
前走時の情報・・・「夏場の休養がいいリフレッシュになったよ。休ませたことで気持ちに余裕も出てきたかな。今年の4走は全て上がり最速だし、自慢の切れ味で菊切符を掴みたいね。賞金はこのままでも出れるかもしれないけど、当然権利をとって菊に向かうことしか考えてないよ。ここで通用しないようじゃ本番がどうとか言っていられないからね」

★今回の見所ポイント
→有言実行の権利獲り
→最初から菊花賞が視野



前走情報チェック馬②

ビーアストニッシド

飯田雄厩舎(栗東)
岩田康誠騎手予定
戦績:2-1-2-4

【前走】神戸新聞杯9着

・ハナなら見せ場を作る
前走時の情報・・・「ここまで思い通りの調整ができている。ダービーのあの独特の雰囲気を経験したことがこの馬にはプラスに出ているね。あれでひと皮剥けるキッカケになった。気性面が成長してるから今なら折り合いもスムーズ。今回も先行すると思うけど、リズム良くハナにいければ見せ場以上があるぞ」

★今回の見所ポイント
→テンション高く入れ込んでハナ行けず
→次走を踏まえれば今度は逃げの手?



前走情報チェック馬③

ドゥラドーレス

宮田厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:3-0-2-0

【前走】藻岩山特別1着

・勝って菊花賞へ
前走時の情報・・・「放牧挟んで直接函館入り。休ませて体に芯が入った。中間の稽古からクロス鼻革着けてるけど、これによって口を開かずに操縦性は良くなった。直線が短くなるので、折り合い、位置取りがカギだけど、加速力は一枚上。何とか結果出してほしい。強い勝ち方をして菊花賞に向かいたい」

★今回の見所ポイント
→春も「ダービー秘密兵器」と呼ばれた
→夏のパワーアップで一躍主役候補へ




菊花賞2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<10/21(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

プラダリア

池添学厩舎(栗東)
池添騎手
戦績:2-2-0-2

叩き良化タイプの本領を発揮したい


今年の菊花賞は皐月賞、ダービーの連対馬が1頭も出走せず、先週とは打って変わって大混戦ムード。新興勢力の存在も多く、横の比較がとても難しく感じます。そのぶん馬券的な妙味は大きそうですね。

トライアルの2戦では、僕はセントライト記念のレベルは低くなかったと考えています。ダービー3着馬アスクビクターモアが能力を出し切ってくれたことで、レース全体のレベルを上げてくれました。

このレースの1、2着馬が上位人気になりそうですが、僕が気になっているのがプラダリアです。ダービー5着馬と実績はアスクビクターモアに次ぐものがあります。前哨戦の神戸新聞杯で思わぬ大敗を喫して人気は急降下ですが、まだ見限れません。

今思えば、神戸新聞杯の時は春からの成長力に乏しさを感じるほど馬体に迫力がありませんでした。それが今回は、動き、馬体ともにハッキリ変わってきたと感じられます。

特に馬体面ではトモのボリュームが目立ち、全体的にメリハリが出てきました。一目見て「あれ、全然違うな」と感じたほど。中間の動きに関しても、1週前でウッドコースの自己ベストをマークしたことからも著しい良化ぶりが伝わってきます。

この馬は3戦目に未勝利を脱出。その後は格上挑戦でGII青葉賞を使って勝ち上がり、ダービーまで駒を進めました。年明けの1月にデビューして、そこからほぼ月イチのローテで使われて5戦目にダービー出走。これだけ押せ押せでは普通はガス欠して然るべきところ、最高峰のダービーで掲示板に入るのだから大したもの。素質が高いのは疑いがありません。

k この使い方でパフォーマンスを上げているところをみると、元来が“叩き良化型”なんだと思います。賞金面をクリアしている馬なので前哨戦は「叩き台」に徹していたのだとすれば、今回は怖い存在です。

池添クンも今度は先行馬群を見ながらいつでも抜け出せるポジションで虎視眈々と逆転を狙ってくるでしょう。4角で前から5馬身くらいのところまで押し上げることが出来ればチャンスがありそうです。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは10/21(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『菊花賞(GⅠ)』
『富士ステークス(GⅡ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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