【菊花賞2022予想】稀に見る大混戦の過去の傾向・注目データは?《最終更新》大西直宏が乗りたい穴馬は?
菊花賞2022予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・菊花賞の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
今年の菊花賞は上位人気を言い当てるのさえ難しい大混戦。こういう時こそ、過去からの情報の蓄積がモノを言います。攻略ポイントは多いレースなので、1週間ジックリと検討していきましょう。
【菊花賞2022予想】
最新更新10/21(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【10/16更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
【10/19更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
菊花賞過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【10/20更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【10/21更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
菊花賞2022予想
出走馬/枠順確定
<10/20(木)更新>
菊花賞(GⅠ)
10/23(日) 阪神芝3000m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ガイアフォース | 牡3 | 57 | 松山弘平 |
2 | シェルビーズアイ | 牡3 | 57 | 松田大作 |
3 | プラダリア | 牡3 | 57 | 池添謙一 |
4 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 57 | 吉田隼人 |
5 | ヤマニンゼスト | 牡3 | 57 | 武豊 |
6 | ビーアストニッシド | 牡3 | 57 | 岩田康誠 |
7 | アスクワイルドモア | 牡3 | 57 | 岩田望来 |
8 | マイネルトルファン | 牡3 | 57 | 丹内祐次 |
9 | シホノスペランツァ | 牡3 | 57 | 浜中俊 |
10 | セイウンハーデス | 牡3 | 57 | 幸英明 |
11 | ドゥラドーレス | 牡3 | 57 | 横山武史 |
12 | ヴェローナシチー | 牡3 | 57 | 川田将雅 |
13 | ディナースタ | 牡3 | 57 | 横山和生 |
14 | アスクビクターモア | 牡3 | 57 | 田辺裕信 |
15 | ポッドボレット | 牡3 | 57 | 坂井瑠星 |
16 | フェーングロッテン | 牡3 | 57 | 松若風馬 |
17 | ジャスティンパレス | 牡3 | 57 | 鮫島克駿 |
18 | セレシオン | 牡3 | 57 | 福永祐一 |
菊花賞2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/16(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、菊花賞2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:セントライト記念1着
ガイアフォース

松山騎手予定
戦績:3-2-0-0
杉山晴厩舎はセントライト記念をガイアフォースで、神戸新聞杯をジャスティンパレスで勝利。飛車角を揃えて菊花賞へ向かうことになる。特にガイアフォースはダービー最先着のアスクビクターモアを力でねじ伏せたことで一躍本命候補に躍り出た。この馬の長所は癖がなくて折り合いの心配もなくとても操縦性のいいところが強調ポイント。キタサンブラック産駒でスタミナ面の不安もない。この秋絶好調の松山騎手の手綱も頼もしい。
【WORLD分析班チェック】
菊花賞と相性がいい芦毛馬
芦毛の菊花賞馬と言えば、古くはプレストウコウ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、セイウンスカイがいて、2000年以降はヒシミラクル、ゴールドシップが勝っている。比較的このレースに相性がいいかもしれない。
セントライト記念2着
アスクビクターモア

田辺騎手予定
戦績:3-1-3-1
セントライト記念こそ上がり馬の勢いに屈したが、自分でレースを引っ張って目標になったことを思えば負けて強しの内容。さすがにダービー3着しただけの実力馬。休み明けの前走は折り合いが課題だったが、その部分もほとんど気にならなかったのは収穫。これならば3000mの距離も大丈夫そうで、いいステップを踏んで次に向かうことが出来る。追い比べだと少し甘くなるので、昨年のタイトルホルダーのようなラチ沿いピタリを逃げて回ってくる手に出ても面白いかもしれない。
【WORLD分析班チェック】
ディープインパクト産駒は菊花賞で相性がイイ
ディープインパクト産駒が3000m超のGⅠを勝ったのは2016年サトノダイヤモンドが一番最初。その後はフィエールマン、ワールドプレミア、コントレイルと立て続けに菊花賞を3連勝。これらは天皇賞春でも好走しており、「長すぎる距離はダメ」というレッテルは剥がされている。(※次のプラダリアも同産駒)
前走:神戸新聞杯8着
プラダリア

池添騎手予定
戦績:2-2-0-2
ダービー5着馬の秋緒戦は8着。本番を見据えた叩き台だったとはいえ、やや物足りない結果に終わってしまった。池添は「返し馬から緩さがあって、春に比べると物足りなかった」とコメントしているが、この話からするとどうやら6~7分程度くらいの仕上げだったのだろう。あれから1ヶ月でどこまで上積みを乗せてくれるか、厩舎の手腕に掛かってくる。この馬のジャッジが馬券的にも大きなポイントになりそうだ。
【WORLD分析班チェック】
前走のトーンとはガラリ一変
神戸新聞杯前の追い切りに乗った池添は「もうちょっとピリっとしてくれるかと思ったけど、まだ休み明けの感じがある。気持ちの部分が戦闘モードに入っていない」と辛口だったが、今回は「メチャクチャ良かったです。比べものにならないくらい」と絶賛。青写真通りの良化を見せており、これなら9分以上で臨めそうだ。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な伏兵も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
菊花賞2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<10/16(日)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 皐月賞馬もダービー馬も参戦しない菊花賞は?
皐月賞馬もダービー馬も参戦しない菊花賞は?
(10月20日)
まずは遅ればせながら先週の秋華賞の話をしたい。まずは注目馬として取り上げた前走重賞連対馬「アートハウス」と「スタニングローズ」だがコチラは見事、「スタニングローズ」が最後の1冠を手中に収めた。そして、注目の馬番として⑧番と大外と最内としたが⑧番のナミュールが②着に飛び込んで馬券の片棒を担いでくれた。そして、3着に来たのが高柳端厩舎のスターズオンアース。コチラは調教師の名前に『木』の文字があるところで決まり1~3着までパーフェクト的中を果たした。結果的には上位人気で決まったものの、やはり牝馬3冠ロードの繋がりがあるところを見せてくれた。
なお、『木』の文字が名前にある調教師について改めて解説するがJRAのメインキャラの一人「長澤まさみ」のCMがカギになっている。数々の優良企業のCMに出演中だが、その一つに『住友林業』のCMキャラになっているからだ。まだ継続中なサインだけに途絶えるまで気をつけたい。
そして、菊花賞に話を戻すと週初め注目馬に友道厩舎が管理する『セレシオン』を取り上げた。データ的な裏付けもあるがサイン的にも十分注目したい一頭だ。それは10月1日に亡くなったアントニオ猪木氏によるもので菊花賞に縁のある人物でもあった。プロレスラーとしての活躍も当然ながら参議院議員としても2期務めている。議員バッチといえば菊の紋。この14日に告別式が行われたばかりだが自身のテーマ曲「炎のファイター」が流れる中、赤い闘魂タオルを巻いた参列者は別れを告げた。
猪木氏といえば行動派でも有名だったが闘魂注入のビンタや数多くの逸話を持ち語り尽くされることがない。そして過去にJRAのイベントにも訪れたことがある。2008年、第69回の菊花賞のプレゼンターが猪木氏。そこで追悼する意味でも当時の馬番⑭①⑤には注目したい。ダメ押しに、中でも誰もが一度は聴いたことがある「この道をいけばどうなるものか…」で始まる言葉だ。誕生には様々な説があるものの、恐らく『道』という一編の詩が元になっているようだ。お分かりでしょう、そう『友道厩舎』。アントニオ猪木氏を追悼する意味でも「セレシオン」には頑張ってもらいたい。「…迷わず行けよ 行けばわかるさ」。1、2、3、ダァーッ!
(10月17日)
今年で83回目を迎える『菊花賞』。本来は京都競馬場で行われるが改修工事の関係で今年も阪神競馬場にて行われる。京都の場合、2度の坂越えが名物だけに勝負の駆け引きは今年も微妙に…。加えて昨年同様にクラシックホースの参戦がない。昨年が
は1、2番人気が敗退し4番人気タイトルホルダーが勝利し、後には凱旋門賞へ駒を進める出世ぶりを見せている。
近年、生粋のステイヤーが少なくなっており、別路線を歩むメンツが年々増えつつある。今年はセントライト記念を勝った『ガイアフォース』やダービー3着馬『アスクビクターモア』、神戸新聞杯で3着だった『ボルドグフーシュ』、神戸新聞杯を勝利した『ジャスティンパレス』あたりが人気を集めそう。過去、クラシックホースが参戦しない菊花賞は何度かあるものの、クラシック路線の結果として皐月賞3着馬が巻き返してダービー馬になった年が過去20年の内、今年を含めて4回存在する。
流石に2桁人気馬の菊花賞勝利は無いものの2桁人気の馬が馬券に絡んで波乱を起こしているケースがそのうち2度ある。残りの1回も1番人気が勝ったものの2着に5番人気、3着に7番人気が絡み中波乱の結末に…。やはり一筋縄ではいかない結果が待ち構えていそうな予感…。場所が京都だけに参考外かもしれないが勝った馬は皆、神戸新聞杯をステップに馬番は1桁番を引いた馬たちだった。そして、過去データから厩舎では友道厩舎、騎手では福永ジョッキーが馬券に絡んでいるのが見て取れる。
そこから導かれる該当馬が。『セレシオン』だ。友道厩舎が管理して福永騎手が騎乗するだけに穴人気にはなるだろう。近年、菊花賞馬は種牡馬としての価値を高めるレースとも言える。クラシックホースたちには先々子孫を残していくという重要な役目がある。タイトルホルダーの凱旋門賞チャレンジは多くの競馬ファンに夢を与えたのも事実。競馬を益々盛り上げる意味でも、強い馬を世に送り出してほしいものだ。
【以上から今年の気になる候補】
・友道厩舎が管理して福永騎手が騎乗するだけに穴人気『セレシオン』。
・第69回の菊花賞のプレゼンターが猪木氏。そこで追悼する意味でも当時の馬番⑭①⑤には注目
・今年の芝GI3着以内には調教師の名前に『木』の文字がある(継続中)。田村、佐々木、杉山、橋口慎、高木。