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【ジャパンカップ】イクイノックス対リバティアイランドの対決が実現!過去の傾向データ&サイン馬券は?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目馬



ジャパンカップ2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・ジャパンカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

競馬ファン誰も望んだ『イクイノックスVSリバティアイランド』の世紀のマッチアップ。今の日本の競馬でもっとも強い2頭が激突するのだから、話題性と注目度はものすごいことになりそうです。どんな走破タイムが出るのかも大注目ですね!




ジャパンカップ2023予想
出走馬/枠順確定
<11/23(木)更新>


ジャパンカップ (GⅠ)
11/26(日) 東京芝2400m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1リバティアイランド牝354川田将雅
2イクイノックス牡458ルメール
3タイトルホルダー牡558横山和生
4スタッドリー牡558マーカンド
5ドウデュース牡458戸崎圭太
6フォワードアゲンセ658黛弘人
7イレジンセ658ヴェロン
8パンサラッサ牡658吉田豊
9ヴェラアズール牡658ドイル
10ダノンベルーガ牡458モレイラ
11トラストケンシン牡858荻野極
12チェスナットコート牡958田中学
13クリノメガミエース牝456吉村智洋
14ディープボンド牡658和田竜二
15ショウナンバシット牡356Mデムーロ
16インプレス牡458三浦皇成
17スターズオンアース牝456ビュイック
18ウインエアフォルク牡658藤田菜七子





ジャパンカップ2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<11/19(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、ジャパンカップ2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:天皇賞秋1着

イクイノックス


木村厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:7-2-0-0

今までの東京芝2000mのレコードが、2011年の天皇賞秋で記録した1分56秒1だったが、そこから約1秒も短縮。この走破タイムには驚きを隠せない。すでに『世界ランク1位』の称号を得ているが、この走りによって本当の世界一になったと断言できる。数字面で見ても、「日本史上でも屈指のサラブレッド」と言っても過言ではない。

1000mは57秒7で通過するハイペースだったが、その展開を好位でピッタリとマーク。その強気の騎乗に持ち込んだことで、イクイノックス自身も能力のすべてを出し切る形となった。2~3着馬が最後方から伸びてきたように、展開は後方馬に向いている中、3番手から早めに先頭で突き放して勝つのだから、これは文句のつけようがない。過去のどんな馬よりも高いパフォーマンスで、記録にも記憶にも残る走りだった。

【WORLD分析班チェック】
莫大な報奨金付きでVなら8億円獲得

ドバイシーマクラシックの覇者ということで褒賞金支給の該当馬になる。勝てば優勝賞金5億円に加え、褒賞金で3億円が入る。8億円は、生涯でこの額を叩き出すことすら一握りしかいないのに、同馬はこのレースだけで同額を得るBIGチャンスなのだから、メイチの勝負を懸けないはずがない。




前走:秋華賞1着

リバティアイランド


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:5-1-0-0

アクシデントさえなければ負けようがない―─。GⅠの舞台で単勝1.1倍の支持を集め、かつてのアーモンドアイ、デアリングタクトと同様の安心感があった秋華賞。川田はいつものいつものクールな騎乗で楽々とエスコートして無事に牝馬三冠を達成。

秋華賞は勝ち方が焦点だったが、ペースはまさかの超スローとなり、波乱度がアップするかと思いきや、4コーナーでスムーズに外に進路と取ったところでリバティアイランドが勝つのを確信。他の騎手の圧もなく、周囲がマークして包囲網がキツくなることもなくて、考え得るパターンの中でもっともイージーな勝ち方だった。

これまでの走りからも、同世代の牝馬にもう敵はおらず、あとは古馬のチャピオンとの力関係がどうかだけ。イクイノックスは偉大な王者ではあるが、斤量4キロ差を生かせば逆転も十分可能だ。

【WORLD分析班チェック】
ノーザンFのしがらきVS天栄の対決?

世界ランク1位に牝馬三冠馬、これだけ偉大な肩書を持つ馬同士ならば同じレースで潰し合うのは得策ではないが、このジャパンカップは賞金も国内最大のスケール。2着でも2億円、3着でも1億2500万円となっていて、それでも普通のGⅠ勝ちに相当する。栄誉を考えたら勝つに越したことはないが、2着でも十分な実入りという判断もあるようだ。




前走:天皇賞秋7着

ドウデュース


友道厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:5-1-1-3

久々の国内戦だった天皇賞秋。『2強対決』という触れ込みで盛り上がったが、レース直前に武豊が負傷して乗り替わりになってしまったことは本当に残念だった。この馬が負けるにしても、彼が実戦で騎乗できなかったことは今後のレース(ジャパンCや有馬記念)の対策を考える上でも大きな痛手と言える。

さて、天皇賞秋であれだけの差をつけられて、今度はどんな対策を練ってくるだろうか。「長期休養明けの馬にとって、あの時計で走られてはキツかった」と陣営はサバサバしているが、ひと叩きしてダービーと同じ舞台となる今回はもう言い訳ができない。友道厩舎ならこのまま終わるはずはないだろう。ガラリ一変があるか、直前の陣営情報には大いに注目したい。

【WORLD分析班チェック】
馬体面からは距離延長に疑問も?

胴が詰まったシルエットからして、関係者の間ではこの馬を「マイラーじゃないか」と見る向きも多い。サラブレッドは古馬になると本来の適性が色濃くなると言われるが、もしベスト距離はマイル志向だとすると、この距離がマイナスに働く可能性も…。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




ジャパンカップ2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<11/23(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 3週連続の「違和感」がJRAのCMにあり!

(11月23日)
ジャパンカップ週にもJRA主催のイベントは行われる。昨年同様にスイスの時計「ロンジン」のアンバサダーとしてモデルのUTA氏が来場。極めつけは当日、先日顕彰馬に選定された「アーモンドアイ」関係者トークショーが最終レース終了後に行われる。

ご存知のように「アーモンドアイ」は当日、1番人気が想定される「イクイノックス」と同じクラブ馬主「シルクレーシング」。今、東京開催はゲストを招いて大々的なトークショーを行わなかっただけに締めにこの企画は少しだけ違和感を覚えた。ただ有馬記念後だと、別の企画が有りそうなだけにタイミング的にはココかもしれないが…。

こうなると単純に「イクイノックス」を無視できない感じだがそれでは安易すぎて少々拍子抜けだ。ただ関係者インタビューの顔ぶれを見ると主戦ジョッキーのルメールは当然としてシンザン記念に1度だけ騎乗した戸崎騎手と何故か「三浦皇成」騎手も…。おそらく調教に騎乗したエピソードだと思うが…。何となくココに最大のサインが隠れている気がしている。

彼自身、残念ながら中央のGIには縁がない。それだけに今回の出演が異例に思えるからだ。レース当日は「インプレス」に騎乗予定。コチラをサイン馬に指名し、当日は両隣にも最大の注意を払いたい。

(11月19日)
それでは簡単にマイルCSのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは5番人気藤岡康に乗り替わった「⑯ナミュール」。2着は3番人気モレイラ騎乗の「①ソウルラッシュ」。3着は7番人気坂井瑠騎乗の「⑤ジャスティンカフェ」だった。1週遅れの「石川達絵」氏…。そして、1週早い感じの「ソウル」…。完全に裏目に出た感じ。

サイン的には完敗と言うしかないが最近サイン馬が有力どころに位置すると弾かれてる感じがしてならない。競馬なので何が起きても不思議ではないのだが…。そしてJRAのヒントやサインの材料が週関係なく前後で発動している気もしている。来週は「ジャパンカップ」と開催最終週だけにスンナリと決まるのか推移を見守りたい。

さて、話を戻して今年で43回目を迎える「ジャパンカップ」。今年は外国馬が参戦して来るものの既に国内最強決定戦のような図式に…。ズバリ、サインで決めたいところだが秋のGI開催は本命サイドの決着が多いだけに今ひとつ決め手に欠ける感じもする。さて、この1強ムードの戦いをどう攻めるか?

戦前から色々なサイン的な要素は出ているが、やはり違和感を覚えたのはJRAのCMではないか?テイストの違ったCMが流れている。それが「THE SOUL OF RACING」だ。剣道のオープニング、武士道から始まりモノクロ調で進んでいく。ジャパンを強調したいのはアリアリだがコレまでにない違和感を感じた。

そして、習字で書かれていく文字群。しかし、一番強調したいのは『道』ではないだろうか?あれだけ掛け軸になっていたからだ。度々、サインで顔を出しているが、ココから浮かび上がるのは「友道厩舎」では…。ならばサイン馬には『ドウデュース』を指名しレース当日は両隣にも注意したい。

【以上から今年の気になる候補】
・レース当日は「インプレス」に騎乗予定。コチラをサイン馬に指名し、当日は両隣にも最大の注意を払いたい。
・ココから浮かび上がるのは「友道厩舎」では…。ならばサイン馬には『ドウデュース』を指名しレース当日は両隣にも注意したい。





ジャパンカップ2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<11/22(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

人気2頭どちらが頂点に立つのか、はたまた第三の馬の大逆転があるのか。このジャパンカップはどんな結末が待っているのか、本当に楽しみでなりません。水曜段階ではジャパンカップの傾向をチェックしておきましょう。


ジャパンカップ2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①無視できない要素、莫大な褒賞金制度に注目!

  • ②5年前は2分20秒6の世界レコード。年々高速化して海外馬は苦戦傾向

  • ③過去10年で外国人騎手が7勝と腕が冴え渡っている

①無視できない要素、莫大な褒賞金制度に注目!



昨年に続き、今年もジャパンCの1着賞金が増額されて、今年はなんと1着賞金が5億円に。各国の主要なGⅠと肩を並べるほどの賞金と言え、馬主サイドにとっては大変嬉しいことだろう。

さらに、褒賞金制度についても見逃せない。国際的に格の高い指定されたGⅠ競走を勝った馬がジャパンCへ参戦した場合、上位に入線したら本賞金以外にも褒賞金が交付されることが決まっている。その褒賞金の額が莫大なのだ。



指定のGⅠ競走を勝った外国馬がJCで上位入線した際の褒賞金

1着300万ドル(4億5000万円)
2着120万ドル(1億8000万円)
3着75万ドル(1億1200万円)
4着以下20万ドル(3000万円)


指定のGⅠ競走を勝った日本馬の場合でも
1着200万ドル(3億0000万円)
2着40万ドル(6000万円)
3着25万ドル(3750万円)
4着以下10万ドル(1500万円)



日本馬でも勝てば200万ドル、つまり約3億円の褒賞金がもらえる。

なお、今年のメンバーで褒賞金対象になっている馬はイクイノックスで、勝てば8億円近い賞金が手に入ることになる。そんなニンジンがぶらさがっているのだから、言うまでもなくここはメイチ勝負だろう。



②5年前は2分20秒6の世界レコード。年々高速化して海外馬は苦戦傾向



この時期の東京開催は雨が降らずに良馬場で行われるとかなり時計が出やすくなっている。これまでの良馬場の走破タイムを確認しておこう。

12年 2分23秒1
14年 2分23秒1
17年 2分23秒7
18年 2分20秒6
20年 2分23秒0
21年 2分24秒7
22年 2分23秒7


18年こそ異常な高速馬場だったが、これを除いても2分23秒台は当たり前。Bコース替わりとなってからは週毎に時計が掛かってきていたが、先週からCコースに仮柵が移動したことで再び馬場が高速化した印象だ。雨さえ降らなければおそらく馬場差は【1秒5】くらいの高速馬場だと見ていいだろう。

例年ならば今年も2分23秒台が優勝タイムと想定されるが、パンサラッサの出走によりペースアップが予想されることや、天皇賞秋で記録的なレコードを記録したイクイノックスがいることから、おそらく2分22秒台、場合によっては21秒台突入まであるかもしれない。いずれにしても速いタイムに対応できる馬でないと勝負になるのは厳しいだろう。

持ちタイム上位馬を確認しておくと以下のようになっている。

2分21秒9 ドウデュース
2分21秒9 イクイノックス
2分22秒3 ダノンベルーガ
2分23秒1 リバティアイランド
2分23秒1 タイトルホルダー
2分23秒7 ヴェラアズール



逆に言うと、これだけ馬場が高速化することで、海外馬の出番が大きく減っている。ここに相関関係があるのは確かだろう。それは例年の凱旋門賞の勝ちタイムを見れば一目瞭然。欧州中心で走っている海外馬にとっては「雨が降らないと厳しい」という見方でいいのではないだろうか。



③過去10年で外国人騎手が7勝と腕が冴え渡っている



短期免許で外国人騎手が来日していることや、海外馬が参戦することで、普段のGⅠよりも外国人騎手が騎乗することが多いレースだが、やはり勝つのも外国人騎手であることが多い。

近10年ではムーア、スミヨン、ボウマン、ルメール、マーフィーが勝ち上がっていて、日本人騎手同士でワンツーだったのは、10年前のジェンティルドンナ(岩田)とオルフェーヴル(池添)の時だけ。まず外国人騎手が連対するものと思っていいだろう。昨年のジャパンCも上位4頭が外国人騎手で独占したのが記憶に新しい。

この秋のGⅠシリーズ、どのレース後も「やっぱり頼れるのは外国人騎手だな~」という声が聞かれるが、ジャパンCでも上位独占となる可能性はかなり高そうだ。



ジャパンカップ2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<11/23(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ダノンベルーガ

堀厩舎(美浦)
モレイラ騎手予定
戦績:2-1-1-5

【前走】 天皇賞秋4着

【JCがベストに】
前走時の情報・・・ 「スムーズに加速もできて、楽な手応えで速いラップを刻めました。ただ、いいころに比べると活気や息遣いという面で、まだ良化途上かなという印象です。次走のジャパンCがこの馬にとって最もベストの状態に仕上がることになりそうで、今回は8分のデキ&モライラの鞍上強化分でどこまで戦えるか、といったところでしょう」

★今回の見所ポイント
→ひと叩きでここが最大目標
→スピード馬場は最も得意



前走情報チェック馬②

タイトルホルダー
栗田徹厩舎(美浦)
横山和騎手予定
戦績:7-3-0-7

【前走】 オールカマー2着

【昨年と同じローテ】
前走時の情報・・・ 「この秋の予定は、オールカマーからジャパンC→有馬記念と国内に目標を定めている。オールカマーはそのための始動戦であり、ここは7分程度の仕上がり。手前の替え方は完調時ほどではないけど、おおかた順調にきてレースではパフォーマンスを出せる状態。ひとまずここを使ってですかね…」

★今回の見所ポイント
→東京はダービー以来
→2強より前で運べる強み
→パンサラッサとの兼ね合い注目



前走情報チェック馬③

ヴェラアズール
渡辺厩舎(栗東)
ドイル騎手予定
戦績:6-4-5-11

【前走】 京都大賞典7着

【JC連覇が目標】
前走時の情報・・・ 「1週前はまだ動きが少し重たかったし、少し体に余裕もあった。今週は行きっぷりが良く、まとまっていた。動ける状態にあると思う。ここまでは去年と同じパターン。秋は京都大賞典から始動してジャパンカップへ。阪神から京都に舞台が替わるけど、雨で適度に時計が掛かるのはこの馬にとってプラスに働きそう。あとは59キロを克服できるかどうかだね」

★今回の見所ポイント
→ローテ面は昨年と同じ
→高速馬場よりはタフ馬場向き






ジャパンカップ2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<11/24(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ダノンベルーガ

堀厩舎(美浦)
モレイラ騎手
戦績:2-1-1-5

同期のライバルに追いつき追い越せ!


僕も騎乗した第1回ジャパンCからもう42年、早いものですね。手前味噌ながら、日本勢のなかで最先着の5着は今でも誇れる記録です。

創設から数年間は日本馬には苦戦が強いられましたが、それから時代が大きく様変わりし、近年のジャパンCはスピード化が進んだことと地元の利からも『日本勢が断然強い』のがハッキリとした傾向です。道悪なら海外馬好走の可能性はアップしますが、良馬場ならば日本勢による首位争いが濃厚とみています。

さて、今年から1着賞金が国内最大の5億円(有馬記念も同じ)となります。JRAとしては「国内外の一流馬を集めたい」という思惑から、昨年に続いて賞金が引き上げられました。東京芝2400mはどの馬にもに公平に力を発揮できるコースで、最高峰のメンバーが揃えば本当に楽しみなレースが実現します。

個人的には、今年の凱旋門賞を勝った6戦6勝のエースインパクト(牡3歳・ルジェ厩舎)の参戦を楽しみにしていましたが、残念ながら同馬は凱旋門賞を最後に現役を引退となりました。あれだけの瞬発力を持った馬ならば日本の速い馬場にも対応できたはずで、日欧の最強馬同士の対決が実現できなかったのが残念でなりません。

となると、やはり「イクイノックスVSリバティアイランド」のどちらが強いのか、が最大の焦点となりますよね。ただ、イクイノックスの天皇賞秋のスーパーレコードVにより、だいぶイクイノックス優勢に傾いてきたかもしれません。さすがにあの時計で走られたら他の馬が逆転するイメージが湧かないですよね…。

僕が注目しているのはダノンベルーガです。モレイラ騎手が騎乗して4戦目。そろそろ馬券圏内突入がありそうなムードですね。この馬との過去3戦、ドバイでは仕掛け遅れで脚を余し、札幌記念では苦手な右回り&道悪馬場に苦しみ、そして天皇賞秋では2~3着馬より早めに動いた分遅れました。

それらの騎乗を踏まえて、今回は体調も万全そして舞台も絶好というなか、モレイラ騎手がどんな手綱さばきを見せるかがとても興味深いです。この舞台のダービーでは、同期のイクイノックスとドウデュースに後れを取ったものの、決して勝負付けが済んだとは思っていません。少なくともここで馬券圏内くらいに走れるだけのポテンシャルはあります。モレイラ騎手のソツのない好騎乗があれば、十分戦えるでしょう。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは11/24(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ジャパンカップGⅠ』
『京阪杯GⅢ』
『京都2歳ステークスGⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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