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【ジャパンカップ2022予想】外国馬4頭も参戦!《最終更新》大西直宏が乗りたい馬は?



ジャパンカップ2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・ジャパンカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

イクイノックスの回避、凱旋門賞馬の回避と、当初予定していた有力馬が出走しないのは残念ですが、その分馬券的な妙味は一気にアップしてきました。国内の有力馬からチェックしていきましょう。




ジャパンカップ2022予想
出走馬/枠順確定
<11/24(木)更新>


ジャパンカップ(GⅠ)
11/27(日) 東京芝2400m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1シムカミル牡355ブノワ
2オネスト牡355ルメール
3ヴェルトライゼンデ牡557レーン
4トラストケンシン牡757丸田恭介
5グランドグローリー牝655ギュイヨン
6ヴェラアズール牡557ムーア
7テュネス牡355ムルザバエフ
8デアリングタクト牝555マーカンド
9ユニコーンライオン牡657国分優作
10ハーツイストワール牡657武豊
11カラテ牡657菅原明良
12シャドウディーヴァ牝655松山弘平
13テーオーロイヤル牡457菱田裕二
14ダノンベルーガ牡355川田将雅
15シャフリヤール牡457Cデムーロ
16リッジマン牡957石川裕紀
17ユーバーレーベン牝455Mデムーロ
18ボッケリーニ牡657浜中俊





ジャパンカップ2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<11/20(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、ジャパンカップ2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:天皇賞秋5着

シャフリヤール


藤原英厩舎(栗東)
Cデムーロ騎手予定
戦績:4-0-2-3

天皇賞秋は2番人気で5着。パンサラッサの大逃げはあったものの、この馬としては乗り方に不満はなくほぼ力は出し切った。それでも伸びを欠いたのは、最大目標が天皇賞秋ではなく次(ジャパンC)だったから。それだけに今回は得意の条件で言い訳が出来ない一戦になる。

その天皇賞秋は久々の国内のレースだったが、456キロと一応キャリアハイの馬体重。本当はもっと増えてもいいが、とりあえず3歳時より体が増えたのは良かった。強力なライバル(イクイノックス)が有馬記念に回ってくれたのも追い風だろう。叩いた上積みと得意の距離になるここでの走りを楽しみにしたい。

【WORLD分析班チェック】
莫大な報奨金付きで、勝てば賞金は倍増!

ドバイシーマクラシックの覇者ということで褒賞金支給の該当馬になる。勝てば優勝賞金4億円に加え、褒賞金で3億円が入る。7億円と言えば生涯でこの額を叩き出すことすら一握りしかおらず、このレースではそのBIGチャンスがあるのだから、メイチの勝負を懸けないはずがない。




前走:天皇賞秋3着

ダノンベルーガ


堀厩舎(美浦)
川田騎手予定
戦績:2-0-1-2

天皇賞秋は4番人気で3着。あと数メートルあれば2着に挙がっていた脚色で、勝ったイクイノックスとともに「3歳馬強し」を印象付ける走りを披露して見せた。道中はちょうど前にいたイクイノックスをマークする形。川田としても「相手はルメールの馬」と決めていたかのような追走で、ダービー1番人気馬として同世代のライバルに負けたくないという気持ちはあっただろう。道中はシッカリと折り合いながら脚も溜まっていて、いいリズムで走れていた。

直線向いた時に、外に行くか内に行くかで判断を迫られるところがあり、川田は内へ進路を選択。ここでイクイノックスの後ろから外に出していたら、もしかしたらもっと際どかったかもしれない。あの走りから実力はイクイノックスと遜色ナシで、ここはメンバー的にもGⅠ獲りの大チャンス。

【WORLD分析班チェック】
天皇賞秋が目標で、その反動は大丈夫?

1週前はムーアに乗ってもらって追い切り。やや体が減っているのは不安材料だが、馬には活気はあって気持ちは入っている。ムーア乗せたのは、彼の意見を聞いて今後に繋げようという意図。「確かに(以前から指摘されている)右トモは入りが遅いところがあるが、それ以外は全然気にならない」と悪い話はしていなかったようだ。




前走:京都大賞典1着

ヴェラアズール


渡辺厩舎(栗東)
ムーア騎手予定
戦績:5-4-5-7

タフな坂コースで底力を生かしたい同馬にとって、京都大賞典が阪神2400mで行われたことがプラスに働いた。しかも、前日の雨で馬場が渋って、より持続力とスタミナが問われるレースになったのも重賞初挑戦でいきなりVを決めた要因だろう。その前走時は厩舎サイドから「ウチので勝ち負けになるんじゃないか」と強気な話が聞かれ、WORLDも強気に◎推奨して万馬券的中をお届けしたが、この馬のキャラは条件時代のダートからずっと注目していた馬なのでだいたい掴めているつもり。今回は鞍上にムーアを確保、かなり流れが向いてきたかもしれない。

【WORLD分析班チェック】
芝2400~2600mで馬券外ナシ、すべて上がり最速

5歳になってから芝を使い出して、2勝クラスから3勝クラス、そして前走のGⅡを①③③①①着で通過し、今回初めてGⅠに挑戦する。前走を勝ったことでJC参戦が視野に入ってきたため当初から予定していたローテではないが、今年のメンバーならばこの馬でも十分に上位争いが可能。末脚に自信を持っているのはJC向きと言える。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




ジャパンカップ2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<11/24(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 久しぶりの外国馬多数参戦が意味するものは?

久しぶりの外国馬多数参戦が意味するものは?



(11月24日)
JRAの秋のCM第2弾では、世界を意識させる内容で恐らく次週のチャンピオンズカップまで使用されるはず。エリ女、マイルCS、ジャパンカップでは共にCMのラストには意図的に外国人が騎乗した勝ち馬のシーンを起用。レース当日のプレゼンターにはUTA氏が選ばれているが外国人ではなく本木雅弘氏の長男でモデル。捻って使われれば奇しくも同じ名前で今年ブレイクしたアニメのキャラに「ウタ」がいる。映画が大ヒットした「ワンピースフィルム RED」に登場する。そして、何とアニメキャラとして史上初の紅白歌合戦への出場も決まっている。偶然にしては出来過ぎだろう。

そして、当日のトークショーには石橋貴明氏。彼はその昔、ハリウッド映画にも出演している。海外では無名の存在が「メジャーリーグ2」でタカ・タナカ役に大抜擢。彼は元帝京高校野球部だったのは有名な話だが、映画で付けた背番号は⑯番だった。この二名の海外で活躍した経歴が何かしらのヒントになっている予感がする。そこから今年、海外遠征経験のある「シャフリヤール」、「ユーバーレーベン」あたりにも警戒したい。そして、ダメ押しネタとして一つ。現在、サッカーのワールドカップが行われている。日本は初戦、ドイツを破って「ドーハの歓喜」とも言われてるが過去ワールドカップ開催と重なったジャパンカップは1枠が馬券によく絡んでいる。今回ドイツを負かしたことからもドイツ馬「テュネス」及び、その両隣にも警戒したい。

(11月20日)
話を本筋のジャパンカップに戻そう。今年で42回目を迎える『ジャパンカップ』。開催初期の頃は、秋のビッグイベントとして大いに競馬界を盛り上げてくれた。それが21世紀を迎える頃には、徐々に外国馬の参戦も少なくなり、近年では、ほぼ日本馬だけのジャパンカップとなってしまう。ここ2年はコロナ禍だったこともあって国際的にも渡航が制限されて仕方なかったが今年は久しぶりに外国馬の参戦で盛り上がりを見せてくれそうである。ただ、凱旋門賞馬「アルピニスタ」の引退、出走回避。そして、エリ女から参戦を予定していた「マジカルラグーン」の回避など残念なニュースも届いた。

さて、21世紀に入ってジャパンカップを制した外国馬は「アルカセット」と「ファルブラヴ」の2頭。今回のJRAのCMで起用されたのが2005年の「アルカセット」の優勝シーンだ。2着には日本馬ハーツクライ、3着には日本馬ゼンノロブロイ」。近年、馬場の改善によりスピード競馬が主流になった日本の競馬を嫌って年々外国馬の参戦は遠のいていた。JRAでも賞金を加算したり、好条件を挙げて誘致したが改善される兆しは少なかった。今年も形としては頭数は揃った印象ではあるが果たして中身の方は…。

そう言えば、今年のJCには久々にイベントも様々行われ、プレゼンターには「ロンジン」のアンバサダーでもあるUTA氏が来場。そして、石橋貴明氏が今年のGIを振り返るトークショーを行う。かなり異色の二人が起用されたものだ。とんねるずでは木梨の方が競馬色が濃いのに、何故に石橋?このへんに何らかのヒントも隠させれていそうな予感も…。(続く)

なお、GIレース限定サイン。秋から発信している『冠』の部首を持つ調教師については、同じく長澤まさみに由来し今秋久しぶりに「冠」番組(ドラマ:エルピス)を持ったことから推察したものである。


【以上から今年の気になる候補】
・過去ワールドカップ開催と重なったジャパンカップは1枠が馬券によく絡んでいる。 ・今回Wカップでドイツを負かしたことからもドイツ馬「テュネス」及び、その両隣にも警戒したい。
・今年、海外遠征した「シャフリヤール」、「ユーバーレーベン」にも警戒。 ・UTA繋がりで映画が大ヒットした「ワンピースフィルムRED」(赤枠)。
・当日のトークショーには石橋貴明氏。彼はその昔「メジャーリーグ2」でタカ・タナカ役に大抜擢。映画で付けた背番号は⑯番だった。
・今年の秋GI3着以内には調教師の名前に『冠』の部首がある(継続中)。 五十嵐、斎藤誠、藤原、堀宣、小笹、矢作芳。





ジャパンカップ2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<11/23(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

昨年はコントレイルが見事に有終の美を飾り、人気馬3頭で決着。一昨年は三冠馬3頭による3強対決に沸いて、その3頭が人気順に入線。ここ2年はガチガチ決着が続いていますが、今年はどういう決着になるでしょうか。外国馬も複数参戦して、なかなか面白いレースになりそうです。


ジャパンカップ2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①今年の3歳世代のレベルは高い?

  • ②無視できない要素、莫大な褒賞金制度に注目!

  • ③4年前は2分20秒6の世界レコード。年々高速化して海外馬は苦戦傾向

  • ④過去10年で外国人騎手が6勝と腕が冴え渡っている

①今年の3歳世代のレベルは高い?



「今年の3歳世代は強い」

秋のG1シリーズではこの言葉は良く聞かれている。すでに行われた古馬混合GⅠ4戦ではすべて3歳馬が馬券圏内に絡んでいる。


スプリンターズS ウインマーベル  ②着
天皇賞秋     イクイノックス  ①着
エリザベス女王杯 ライラック    ②着
マイルCS    セリフォス    ①着


天皇賞秋ではイクイノックスが勝ち、先週のマイルCSもセリフォスが勝った。スプリンターズSでもウインマーベルが2着している。具体的に言えば3歳牡馬が強い。

そうなると期待は天皇賞秋でも差のない3着だったダノンベルーガか。国内唯一の3歳馬のエントリーで、ダービー上位組の強さはすでに証明済み。天皇賞秋を叩き台と考えればここが大きな勝負所になる。レース間隔が欲しいタイプだけにその仕上がり具合に注目したい。



②無視できない要素、莫大な褒賞金制度に注目!



今年からジャパンCの1着賞金が4億円に増額された。来年には5億円になることが決まっており、各国の主要なGⅠ同様に年々と増額ラッシュが続いている。馬主サイドにとっては大変嬉しいことだろう。

さらに、褒賞金制度についても見逃せない。各国で行われる主要なGⅠ競走を勝った馬がジャパンCへ参戦した場合、上位に入線したら本賞金以外にも褒賞金が交付されることが決まっている。その褒賞金の額が莫大なのだ。

1着300万ドル(4億2000万円)
2着120万ドル(1億6800万円)
3着75万ドル(1億0500万円)
4着以下20万ドル(2800万円)


日本馬でも勝てば200万ドル、つまり3億円近い褒賞金がもらえる。

なお、今年のメンバーで褒賞金対象になっている馬は、オネストとシャフリヤールの2頭。シャフリヤールは勝てば7億円近い賞金が手に入ることになる。間違いなくメイチ勝負だろう。



③4年前は2分20秒6の世界レコード。年々高速化して海外馬は苦戦傾向



この時期の東京開催は雨が降らずに良馬場で行われるとかなり時計が出やすくなっている。これまでの良馬場の走破タイムを確認しておこう。

12年 2分23秒1
14年 2分23秒1
17年 2分23秒7
18年 2分20秒6
20年 2分23秒0


18年こそ異常な高速馬場だったが、これを除いても2分23秒台は当たり前。Bコース替わりとなってからは週毎に時計が掛かってきていたが、先週からCコースに仮柵が移動したことで再び馬場が高速化した印象だ。雨さえ降らなければおそらく馬場差は【1秒5】くらいの高速馬場だと見ていいだろう。今年も2分23秒台が優勝タイムと想定される。


持ちタイム上位馬を確認しておくと以下のようになっている。

2分22秒3 ダノンベルーガ
2分22秒5 シャフリヤール
2分23秒2 デアリングタクト
2分23秒3 シャドウディーヴァ
2分24秒2 ハーツイストワール
2分24秒3 ヴェラアズール
2分24秒5 ユーバーレーベン


逆に言うと、これだけ馬場が高速化することで、海外馬の出番が大きく減っている。ここに相関関係があるのは確かだろう。それは例年の凱旋門賞の勝ちタイムを見れば一目瞭然。

今年の凱旋門賞の勝ちタイムは2分35秒7だったが、アーモンドアイの世界レコードとなった2分20秒6と比べると15秒も違うもの。同じ距離でも15秒も違うレースとなると、極端な言い方をすればコンクリートと砂浜を走るくらい違う競技と言える。欧州中心で走っている海外馬にとっては「雨が降らないと厳しい」という見方でいいのではないだろうか。



④過去10年で外国人騎手が6勝と腕が冴え渡っている



短期免許で外国人騎手が来日していることや、海外馬が参戦することで、普段のGⅠよりも外国人騎手が騎乗することが多いレースだが、やはり勝つのも外国人騎手であることが多い。

近10年ではムーア、スミヨン、ボウマン、ルメール、マーフィーが勝ち上がっていて、日本人騎手同士でワンツーだったのは、10年前のジェンティルドンナ(岩田)とオルフェーヴル(池添)の時だけ。まず外国人騎手が連対するものと思っていいだろう。


ちなみに、近3鞍のGⅠを勝ったのも外国人騎手。

・天皇賞秋 イクイノックス(ルメール)
・エ女王杯 ジェラルディーナ(Cデムーロ)
・マイルCS セリフォス(レーン)

この秋のGⅠシリーズ、どのレース後も「やっぱり頼れるのは外国人騎手だな~」という声が聞かれるが、ジャパンCでも上位独占となる可能性はかなり高そうだ。



ジャパンカップ2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<11/24(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

シャフリヤール

藤原英厩舎(栗東)
Cデムーロ騎手予定
戦績:4-0-2-3

【前走】天皇賞秋5着

・7億円が懸かるJCが目標
前走時の情報・・・「ドバイシーマクラシックを勝った馬がジャパンカップを勝てば報奨金で別途3億円近く入る。本賞金と合わせると7億もの大金になるから、どう見てもシャフリヤールの本線は次のジャパンカップ。ただ、1800mでもレコードで勝ってる馬だから2000mでも十分スピードは足りる。いずれにしても速い馬場は得意だから凡走はないだろう」

★今回の見所ポイント
→ひと叩きでここが最大目標
→スピード馬場は最も得意



前走情報チェック馬②

シャドウディーヴァ

斎藤誠厩舎(美浦)
松山騎手予定
戦績:3-5-3-18

【前走】府中牝馬S7着

・昨年と同じローテ
前走時の情報・・・「東京コースが得意な馬なので、オーナーサイドからは『ここ(府中牝馬S)から次走はジャパンCに向かって欲しい』と言われている。これは去年と同じローテになるね。なので、次が最大目標。おそらくそこが引退レースになるんじゃないか」

★今回の見所ポイント
→去年は7着好走、今年はメンバー手薄
→引退ヤリでメイチ勝負?



前走情報チェック馬③

ユーバーレーベン

手塚厩舎(美浦)
Mデムーロ騎手予定
戦績:2-1-3-7

【前走】天皇賞秋8着

・JCに向けて上げていく
前走時の情報・・・「目標はジャパンCなのでそこへ向けてどうやって仕上げていくか。馬体も絞れて徐々に良くなっている。まだ勝ち負けという感じじゃないけど、ここを叩けば変わってきそう。順調に行けば次が楽しみだよ」

★今回の見所ポイント
→GⅠ勝ちの舞台
→前走で馬体が大幅絞れた




ジャパンカップ2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<11/25(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ヴェラアズール

渡辺厩舎(栗東)
ムーア騎手
戦績:5-4-5-7

毎回違う騎手が乗っても上がり最速


僕も騎乗した第1回ジャパンCからもう41年、早いものですね。手前味噌ながら、日本勢のなかで最先着の5着は今でも誇れる記録です。

創設から数年間は日本馬には苦戦が強いられましたが、それから時代が大きく様変わりし、近年のジャパンCはスピード化が進んだことと地元の利からも『日本勢が断然強い』のがハッキリとした傾向です。道悪なら海外馬好走の可能性はアップしますが、良馬場ならば日本勢による首位争いが濃厚とみています。

サッカーワールドCでは初戦のドイツ戦で日本が番狂わせを起こしましたが、競馬では日本勢が盤石な結果を残してくれると思います。

僕が注目しているのはヴェラアズール。芝に替わってから①③③①①着と安定していますが、注目はすべて違う騎手が乗っても上がり最速の末脚を使って好走していることです。これは癖がないことを示していますし、とにかく追って追って馬が反応できるのがセールスポイント。

こういうタイプに剛腕ムーア騎手が乗ったらどれだけの相乗効果があるのか、とても楽しみになりますね。僕がムーアだったら、終い一手ではなく、ある程度早めに動いて仕掛けてみたくなります。ムーアなら多少の早仕掛けでもゴールまで脚を持たせてくれますし、直線半ばで先頭に立つ競馬をすれば馬券圏内に残れる可能性は大でしょう。この馬にとって2400mという距離はピッタリだと思います。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは11/25(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ジャパンカップ(GⅠ)』
『京都2歳ステークス(GⅢ)』
『京阪杯(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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