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【アイビスサマーダッシュ2022予想】過去の傾向・注目データは?《最終更新》アイビス2勝の大西直宏が乗ってみたいのは?



アイビスサマーダッシュ2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・アイビスサマーダッシュの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年のアイビスSDは馬も騎手も新しい顔ぶれが勢ぞろい。下馬評は割れに割れ、非常に難解な一戦となりそうです。もちろんこの条件は枠順が大きな要素となりますが、それ以外の部分もシッカリとチェックしておきましょう。




アイビスサマーダッシュ2022予想
出走馬/枠順確定
<7/29(金)更新>


アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
7/31(日) 新潟芝1000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ライオンボス牡758坂井瑠星
2トウショウピスト牡1056江田照男
3オールアットワンス牝454石川裕紀
4スティクス牝454藤田菜七
5ロードベイリーフ牡556西村淳也
6マリアズハート牝655菊沢一樹
7キタイ牝654木幡巧也
8マウンテンムスメ牝454Mデムーロ
9パーティナシティ牡656岩田望来
10ジュニパーベリー牝554嶋田純次
11アヌラーダプラ牝554ホー
12トキメキ牝554松山弘平
13ヴェントヴォーチェ牡556福永祐一
14オヌシナニモノ牡556今村聖奈
15クリスティ牝554松若風馬
16ビリーバー牝754杉原誠人
17シンシティ牝554富田暁
18レジェーロ牝554団野大成





アイビスサマーダッシュ2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<7/24(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、アイビスサマーダッシュ2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:函館スプリントS7着

ヴェントヴォーチェ


牧浦厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:5-1-1-3

春には高松宮記念出走も検討されていたように、大きな舞台を意識されている厩舎の期待馬。重賞挑戦となった前走の函館スプリントSではスタートで出負けしたのが響いて流れに乗れず、いつもよりポジションは後ろめ。本来はもっと好位で流れに乗って抜け出しを図る馬なので自分のリズムで走れなかったのが痛かった。

千直の舞台は3歳時に1度だけ走っており、この時は1馬身半差で快勝している。当時騎乗した蛯名元騎手も「千直の適性は高い」と褒めており、厩舎サイドも「いつかはアイビスサマーダッシュを使いたい」という考えはずっと持ってきた。ここで賞金加算をして秋のGⅠへ…が青写真だけに、ここは何としても結果が欲しい。

【WORLD分析班チェック】
福永Jとのコンビは手が合うイメージ

馬に負担をかけないでソフトに乗るタイプの蛯名、武豊で3勝。あまりガリガリとアクションの大きい騎手とは手が合っていない印象なので、その意味では福永とのコンビは魅力。スッと序盤で持ったまま好位で追走できればチャンス。




前走:UHB賞1着

アヌラーダプラ


萩原厩舎(美浦)
ホー騎手予定
戦績:5-0-1-3

OP緒戦となったUHB賞も解消し、「さあこれから重賞路線へ…」というタイミングで右前の骨折が判明。素質の高い馬だからジックリと成長促進も兼ねて療養さえ、今回が約1年ぶりの復帰になる。1年以上のブランクではヴェルトライゼンデが鳴尾記念を勝ったり、デアリングタクトがG1で差のない6着するなど、最近ではいきなり好走することも珍しくなくなっているだけに期待が懸かる。

管理する萩原師も「長期休養明けですが、こちらが想像していたよりも出来ているなと思わせてくれる状態、動きですよ」と認めているように、あまり休み明け感は感じさせない。鞍上の起用からしても陣営の本気度は高そうだ。

【WORLD分析班チェック】
香港のトップジョッキー・ホー騎手を確保

ワールドオールスタージョッキーズにも参戦予定で、短期免許を取得する香港のホー騎手に声をかけて騎乗依頼を行っている。昨年QE2世Cでラヴズオンリーユー騎乗したことがキッカケでノーザンFもコネクションを強めているようだ。




前走:春雷S5着

ライオンボス


和田正一厩舎(美浦)
坂井瑠騎手予定
戦績:6-3-0-15

千直と言えばライオンボス。長年この条件の申し子として君臨してきた。7歳となった今年も出走し、これで4年連続の出走となる。これまでの3年の成績は①②②着で、この条件は常に安定したパフォーマンスを発揮している。走破タイムで見ても、「55秒1→54秒5→54秒3」と走る毎に時計も詰めており、数字上では衰えは見られない。この馬はとにかく全盛期の時から“千直専用”という馬なので、それ以外の条件での敗戦は全く気にしなくてイイ。今年もこのレースに全力投球だ。

【WORLD分析班チェック】
胸前をぶつけて前哨戦を使えず

前哨戦にあたる5月の韋駄天Sでは胸部打撲のため使えないアクシデントがあった。それでも1週前調教での動きは悪くなく、師も「万全とは言えないけど、しっかりと負荷がかけられた。来週サラッとやれば仕上がる」と前向きに話している。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にもこの条件で一変の可能性を秘めた伏兵も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






アイビスSD2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<7/24(日)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • ①今年の注目は何と言っても藤田七菜子VS今村聖奈の重賞初競演!?

  • ②近年、韋駄天S1着馬の2隣枠内の馬が3着以内に

①今年の注目は何と言っても藤田菜七子VS今村聖奈の重賞初競演!?



夏競馬の風物詩とも言える「アイビスサマーダッシュ」。毎年、短距離王を目指してしのぎを削っている。今年も恐らくフルゲート参戦になるだろうが話題は何と言っても藤田菜七子と今村聖奈の初重賞競演だろう。一時期は「千直の女王」の異名もあったほど得意のコースとしていた藤田騎手。今回も楽しみな騎乗馬の依頼があったものの先日病欠していただけに体調面の不安は拭い切れないが…。

一方、重賞初騎乗初勝利の偉業を成し遂げた今村聖奈。中京記念のカデナでもメンバー最速の脚で6着に食い込んでおりその勢いは侮れない。土曜に初の千直レースを経験した上での一戦となるが、彼女自身がペースに対応できるかがカギになるだろう。

このレースは2013年から1番人気馬が連対中
と人気馬が活躍する傾向にはある。ただ今年は異常とも言える『猛暑』も続いているため一筋縄では行かない可能性も…。開催日の7月31日は競馬関連で調べると日本で初めてナイター競馬が開催された「トゥインクルレースの日」として特別区競馬組合から記念日に制定されている。現在、TCKのイメージキャラクターは2021年に引き続き菜々緒さん、志尊淳さん。菜々緒と菜七子から7枠or⑦番
には気をつけたい。また昨年と大井のイメージキャラクターは変わらないということで昨年の出目、7枠⑭番、6枠⑫番、1枠①番
にも注意が必要か。

②近年、韋駄天S1着馬の2隣枠内の馬が3着以内に



18年
8枠15番ダイメイプリンセス韋駄天S1着
【6枠12番ナインテイルズ3着】

19年
6枠11番ライオンボス韋駄天S1着
【5枠9番ジョーカナチャン1着】

20年
【福永12番ミッキーブリランテ5着】 
7枠13番ライオンボス韋駄天S1着

21年
4枠8番タマモメイトウ韋駄天S1着
【6枠12番ライオンボス2着】
22年
3枠6番マリアズハート韋駄天S1着
【1枠or5枠?番?着】


【!】近年、韋駄天S1着馬の2隣枠内の馬が3着以内に



【以上から今年の気になる候補】
・7枠or⑦番。昨年の出目7枠⑭番、6枠⑫番、1枠①番に注目。
・2013年から1番人気の馬が昨年まで連対中!
・近年、韋駄天S1着馬の2隣枠内の馬が3着以内に、1枠or5枠注意!



アイビスサマーダッシュ2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<7/27(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

アイビスサマーダッシュはWORLDにとってとても縁の深いレース。何といってもこのレースを2勝している大西直宏氏がアドバイザーであることが大きいですね。水曜は押さえておくべき3つのポイントをチェックしておきましょう。


アイビスサマーダッシュ2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①3歳牝馬51キロ強く、57キロ以上のVナシ

  • ②この条件は意外とクラスの壁が低い!?

  • ③やはり枠は外が断然有利!

①3歳牝馬51キロ強く、57キロ以上のVナシ



千直ではスタートダッシュが重要なファクターのひとつ。斤量が重いと自然とダッシュ力は鈍るもので、過去の上位入線馬の結果からもハッキリと「軽い馬有利、重い馬不利」がデータに表れている。

とりわけ3歳牝馬の51キロは3度の優勝含めて8度も馬券圏内入り。逆に58キロ以上背負った馬の馬券圏内入りは一度もない。

今年は3歳牝馬の参戦がないため51キロは1頭もいないが、重いほうでは58キロを背負うライオンボスにとっては嫌なデータになる。


データからはマイナス
×ライオンボス



②この条件は意外とクラスの壁が低い!?



千直の特徴のひとつとして、芝1200m戦などに比べると「クラスの壁が低い」ことが挙げられる。

通常は重賞ともなると、格下(条件馬)が格上挑戦してきた場合、相当厳しいレースを強いられるが、このコースでは意外と格下馬が好走するケースが多かったりする。それはクラスの壁よりも千直適性のほうが重要度が高いからに他ならない。

事実、昨年の3着馬バカラクイーンも、3年前の2着馬カッパツハッチも、更に言えば17年優勝のラインミーティア、15年2着シンボリディスコ、13年3着リトルゲルダ、10年勝ち馬ケイティラブや、06年のレースを制したサチノスイーティーなどは条件馬が格上挑戦で結果を出している。

ちなみに、06年に大西直宏氏が騎乗して2着となったマリンフェスタも、1000万条件(現2勝クラス)と2階級も下の条件馬だった。

このように、OPでの実績よりも千直適性を重視して考えたい。



③やはり枠は外が断然有利!



千直が外枠有利なのはもう競馬ファンなら常識中の常識だが、アイビスサマーダッシュにおいてもその傾向は顕著。このレースが開催場替わりの開幕週で行われるようになった2007年以降の集計は次の通り。


------------------------------------------
枠番 着別度数    勝率  連対率 複勝率
------------------------------------------
1枠 0- 0- 2-25/27  0.0%  0.0%  7.4%
2枠 2- 2- 3-20/27  7.4% 14.8% 25.9%
3枠 0- 1- 0-26/27  0.0%  3.7%  3.7%
4枠 1- 1- 0-28/30  3.3%  6.7%  6.7%
5枠 2- 1- 1-26/30  6.7% 10.0% 13.3%
6枠 1- 4- 3-22/30  3.3% 16.7% 26.7%
7枠 3- 2- 5-28/38  7.9% 13.2% 26.3%
8枠 6- 4- 1-27/38  15.8% 26.3% 28.9%



見ての通りに外枠が優勢で、とりわけ8枠の勝率・連対率は飛び抜けている。困ったら『外枠から買う』というのが基本方針になるのは間違いないだろう。

ただ、昨年は1枠1番だった14番人気バカラクイーンが“無人”の内ラチ沿いを逃げて3着に粘ったが、開幕週の馬場だと内外にそこまで差がないため、稀にああいう思い切った騎乗をすることで馬券圏内に残ることもある。このあたりは鞍上の作戦などをチェックしておきたい。



中京記念2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<7/28(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

オールアットワンス

中館厩舎(美浦)
石川騎手予定
戦績:3-0-2-4

【前走】韋駄天S6着

・ここで勝てなきゃ…
前走時の情報・・・「これでだめだったらもうだめだろうってくらい具合がいい。京阪杯の後、石川が『バリバリの重賞級が集まるとさすがにキツイ』って言うから1200mでは能力で少し劣るという評価だけど、千直はベストだし、石川も『ここで勝てなきゃもうない』と言っているしね。外枠さえ引ければ勝ち負けだよ」

★今回の見所ポイント
→4番枠で6着なら及第点
→軽い馬場で外枠なら巻き返し



前走情報チェック馬②

ジュニパーベリー

手塚厩舎(美浦)
嶋田騎手予定
戦績:4-2-4-13

【前走】韋駄天S8着

・時計の掛かる馬場が理想
前走時の情報・・・「前回(春雷S)は久々で体に余裕があったし、そもそも時計が速すぎてテキも『あの時計では走れないよ』って言ってた。使った後も順調で動きの良さもこの馬なり。これで先週みたいに雨でも降ればもっとよかったけど、千直は得意なので普通にイイトコは見せてくれるはず。時計が掛かる馬場がベターだね」

★今回の見所ポイント
→開幕馬場でスピード決着は?
→千直好走はすべて外枠




アイビスサマーダッシュ2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<7/29(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

アヌラーダプラ

萩原厩舎(美浦)
ホー騎手
戦績:5-0-1-3

持ったまま好位に付けれるスピードを生かす


馬もそうですが、騎手は要注目ですね。鞍上のホー騎手は日本では馴染みが薄いですが、香港最強マイラーのゴールデンシックスティの主戦騎手で知られ、香港でもトップ3に入るという腕利き。20~21年香港マイル連覇した時にはとても腕達者な印象を持ちました。

海外の騎手はとても研究熱心ですし、挨拶代わりとなる最初の重賞は本人も大きく力の入るところ。この条件の対策もシッカリと積んできていることでしょう。

そもそも新潟の千直はあまり外国人騎手が乗ることがありません。日本の騎手となったルメール騎手も過去に2度だけで、デムーロ騎手も19回(9度が馬券圏内)のみ。外国人騎手が本気でこの条件に取り組んだら、どんな乗り方をするのかは個人的にも興味があります。

そして、アヌラーダプラはこの条件が初めてですが、以前から「千直を使ったから面白い存在かもしれない」と思っていた馬でした。というのも、1200mでも行きたがるところが見られることから、気性的に1000mが向きそうだからです。そして、速いペースでも持ったまま追走が出来るところに、千直向きの資質を感じます。ピッチ走法で脚の回転で勝負するこの馬に、この条件はピッタリに思えてなりません。

1年ぶりの実戦が1000mというのは常識的には買いづらいですが、ノーザンFが早くからホー騎手を押さえて依頼するということは、それなりの勝負度合いを持った復帰だと思います。人馬とも“初物尽くし”ではあるものの、僕にはとても魅力的な存在に映ります。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは7/30(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『アイビスサマーダッシュ(GⅢ)』
『クイーンステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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