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【阪神JF2022予想】過去の傾向・注目データ&サイン馬券が示すのは?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目穴馬



阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・阪神ジュベナイルフィリーズの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今週からは2歳G1が3週続きます。情報が直結しやすい2歳戦はWORLDにとっても得意なレースですので楽しみですね。第一弾は牝馬のマイル戦・阪神JFです。いつも言われますが、桜花賞戦線はもうこの時期から全て繋がっていますので、来年のことも意識しつつ検討していきたいと思います。




阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
出走馬/枠順確定
<12/9(金)更新>


阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)
12/11(日) 阪神芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1サンティーテソーロ牝254横山和生
2キタウイング牝254和田竜二
3シンリョクカ牝254木幡初也
4アロマデローサ牝254イーガン
5モリアーナ牝254武藤雅
6ミスヨコハマ牝254Mデムーロ
7ハウピア牝254菱田裕二
8エイムインライフ牝254酒井学
9リバティアイランド牝254川田将雅
10ミシシッピテソーロ牝254原優介
11イティネラートル牝254岩田望来
12リバーラ牝254石橋脩
13ドゥアイズ牝254吉田隼人
14ブトンドール牝254鮫島克駿
15ムーンプローブ牝254松山弘平
16ドゥーラ牝254斎藤新
17ウンブライル牝254横山武史
18ラヴェル牝254坂井瑠星





阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12/4(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、阪神ジュベナイルフィリーズ2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:アルテミスS2着

リバティアイランド


中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:1-1-0-0

7月の新馬戦では、JRA最速タイの上がり31秒4の末脚で差し切りV。続くアルテミスSは直線で包まれて追いだしが遅れるロスがありながら、最後は詰め寄って負けて強しの2着。厩舎関係者は「まともだったら勝っていたんじゃないかな。ひとまず最低限の賞金加算できたことは何より。まだまだ成長途上で来春を見据えてではあるけど、今の段階でもGⅠを勝てるだけの走りは出来ると思う」とキッパリ。阪神の長い直線は差しが決まりやすいだけに舞台も絶好だ。

【WORLD分析班チェック】
中内田厩舎はマイルGⅠが得意

先日のマイルCSをセリフォスで勝ったように、中内田厩舎はとにかくマイルGⅠが強い。GⅠの4勝は全てマイルで勝ったものであり、2000mになると2着4回あるものの勝ち鞍はない。このレースは18年ダノンファンタジー以来の2勝目なるか。




前走:アルテミスS1着

ラヴェル


矢作厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:2-0-0-0

450キロのキタサンブラック産駒の牝馬。新馬を勝った時に岩田望騎手が「抜けてから遊んでるぐらい。広いコースならさらに能力を発揮できます」と絶賛したが、前走のアルテミスSでそれを証明。2着馬が踏み遅れた幸運もあったが、こちらも上がり33秒0(最速)を使っており、ラッキーで拾った勝利ではない。父が変わっても姉ナミュールと互角の爆発力を秘めている。坂井瑠星も「クラシックの主役になれる馬」と豪語しており、無傷の3連勝なるかに注目。

【WORLD分析班チェック】
キタサンブラック産駒はキレモノが多い?

キタサンブラック産駒の代表馬と言えばイクイノックスだが、同馬のデビュー2戦の上がり3Fは「34秒5→32秒9」だったが、ラヴェルは「34秒4→33秒0」と使った脚は同じ。秘める素質の高さはピカイチで、牝馬GⅠを狙える素材なのは間違いない。




前走:もみじS1着

ウンブライル


木村厩舎(美浦)
横山武騎手予定
戦績:2-0-0-0

美浦・木村厩舎はノーザンFの馬が多数入厩しているため、2歳戦から活躍する馬が多い。2歳GⅠでは、17年ステルヴィオ(朝日杯FS2着)、21年ジオグリフ(朝日杯FS5着)、21年ステルナティーア(阪神JF7着)を送り出して、いずれも上位人気を集めている。これらはすべて【サンデーR】の馬になり、今年の出走馬ウンブライルもやはり同クラブの所属馬。これらの特徴はとにかくどの馬も速い上がりを繰り出せること。ウンブライルはステルヴィオ、ステルナティーアの半妹にあたり、天栄の期待を集めている。なお、ルメールが香港に遠征するため今回は横山武にスイッチする。

【WORLD分析班チェック】
兄姉のリベンジが懸かる一戦

2週前にはジオグリフと併せ馬をして闘魂を注入してここへ向けての本気度を示している。1週前も切れ味満点でとてもイイ動きだった。仕上がりに関しては文句ナシだろう。兄(ステルヴィオ)、姉(ステルナティーア)の果たせなかった2歳GⅠVなるか。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




阪神JF2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<12/08(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 今更だが今年のJRACMに女性二人が選ばれた意味は?

今更だが今年のJRACMに女性二人が選ばれた意味は?



(12月08日)
毎年2歳GIはサイン的ネタが少ない。今の時期ならばサッカーワールドカップネタなのだが年末の有馬辺りに使えそうな気もする。そんな時、タイミングよく「ウマ娘」のCMが切り替わった。選ばれたのはマル外「ヒシアマゾン」だ。彼女は当時の「阪神3歳牝馬S」後の阪神JFを制している。勝った当時は2枠③番に位置していただけに注意したい。

そして当時は珍しいマル外の出走だっただけに今回阪神JFにも出走を予定しているマル外「エイムインライフ」自身または両隣も注意が必要だろう。さらに今年の牝馬GIに限定すれば、やたら⑧番の絡みが目立っているだけに⑧番と⑱番には注意が必要だろう。

(12月04日)
それでは簡単にチャンピオンズカップのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは3番人気石川騎乗の3枠⑤番「ジュンライトボルト」。2着には福永騎乗の5枠⑩番「クラウンプライド」。3着には横山典騎乗の2枠③番「ハピ」だった。圧倒的に人気を集めたテーオーケインズは4着に敗れ、連覇とはならず。今回サイン的にはサイン馬「サンライズホープ」の両隣③番「ハピ」が辛うじて3着に来たのみ。今回は少々的外れな結果に終わってしまった。残念。

さて、今週末の「阪神JF」について考察したい。まず今年のJRAのCMに選ばれた二人。「長澤まさみ」と「見上愛」だが過去を振り返れば、女性のみがCMに起用されたのは記憶がない。あったかもしれないが基本、男性一人またはグループ、男女のペアか…。昭和の頃はギャンブル色が強く誰もが好んでCMを引き受ける時代ではなかった。それが平成になればトレンド俳優やアイドルも起用しレジャー的なイメージを強く打ってきた。近年、若い世代にアピールしている主催者サイド。ひと昔前には「オヤジギャル」という言葉も聞かれたが実際に競馬場へ来場する女性ファンは増えている。

芸歴から「長澤まさみ」主導で展開した今年のCM。来年度はまだ不明だが近年複数年契約もあるだけに続投の可能性も…。一方の「見上愛」は10月に22歳の誕生日を迎えた。今年はJRACMに限らず、多くの他社CM、雑誌、映画やドラマに引っ張りだこの一年であった。そして、競馬絡みでは春から芸人の澤部佑とともにTBSで「赤坂ケイバ探偵」という番組のMCにも抜擢された。事務所は共にワタナベエンターテイメント。若手の活躍という点では競馬に当てはめれば2歳GIに出走するようなもの。ならば、「見上愛」を使うならば今週の「阪神JF」と次週の「朝日杯FS」しかないはずだが…。

彼女は現在、松尾スズキが作・演出を手掛ける「ツダマンの世界」という舞台に初挑戦している。タイミング的にもドンぴしゃなのだが競馬との関わりは…。少々強引ではあるが出走馬の中に今回、阪神が初めての舞台で名前に『愛・アイ(ラヴ)」を持つ「ラヴェル」、「リバティアイランド」、「ドゥアイズ」の3頭に注目している。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・阪神が初めての舞台で名前に『愛=アイ(ラヴ)」を持つ「ラヴェル」、「リバティアイランド」、「ドゥアイズ」の3頭に注目。
・マル外「ヒシアマゾン」は当時の「阪神3歳牝馬S」後の阪神JFを制している。勝った当時は2枠③番に位置していた。
・当時は珍しいマル外。阪神JFにも出走を予定しているマル外「エイムインライフ」自身または両隣も注意が必要だろう。
・牝馬GIに限定すれば、やたら⑧番の絡みが目立っているだけに⑧番と⑱番には注意したい。





阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<12/7(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今週からは3週連続で2歳GⅠが行われます。2歳戦はデータが少ないですが、その少ないキャリアの数字の比較よりも、どちらかと言えば陣営の目標設定や来春を視野に入れた思惑などがとても大事になります。要するに、攻略するためには『関係者情報が必要不可欠』ということですね。

さて、水曜段階では大まかなイメージを掴むために、阪神JFの過去傾向をまとめておきます。だいたい次の4つのポイントを押さえておけばレースイメージが掴めるはずですので是非チェックしておいてください。


阪神ジュベナイルフィリーズ2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①例年“社台系クラブの運動会”と言われ今年も強力布陣

  • ②坂&マイルの実績を持った馬を狙うのがセオリー中のセオリー

  • ③同日の香港国際競走とあわせて有力騎手の乗り替わりが発生

  • ④意外にも阪神JFは厩舎のリピート率が高いことで知られる

①例年“社台系クラブの運動会”と言われ今年も強力布陣



過去10年、社台FノーザンF生産馬が連対しなかったのは14年だけで、社台系クラブ馬が連絡みしなかったのも過去10年で3回のみ。阪神JFは社台系クラブ馬から馬券を買えば“ほぼ当たる”という状況になっている。特にノーザンF生産の期待馬は、2歳のうちから各レースで使い分けを行って賞金を加算し、桜花賞までのローテを早々に確立させているのがほとんど。

そして今年の阪神JFも各クラブから強力な布陣が敷かれていて、これらはいずれも上位人気が予想される。特にアルテミスSの上位2頭は、このレースだけでなく「桜花賞でも有力候補」の呼び声が高い。


・リバティアイランド(サンデーR)
・ウンブライル(サンデーR)
・ラヴェル(キャロット)
・イティネラートル(社台RH)
・ライトクオンタム(社台RH)
・マラキナイア(社台RH)
・ドゥアイズ(GⅠレーシング)
・アロマデローサ(シルクR)



②坂&マイルの実績を持った馬を狙うのがセオリー中のセオリー



近年の阪神JFの攻略法は、次の2点をチェックすることから始まるのが一般的。

①「坂コースでの実績(2着以内)」
②「マイル以上の実績(2着以内)」


今年のメンバーでは①②をどちらもクリアしているのが非常に多く、クラス別に分けていくと次のようになる。


■重賞
ラヴェル(アレテミスS①着)
リバティアイランド(アルテミスS②着)


■1勝特別
アリスヴェリテ(野路菊②着)
サンティーテソーロ(サフラン賞①着)
サラサハウプリティ(サフラン賞②着)
ミスヨコハマ(赤松賞①着)
ムーンプロープ(白菊賞①着)


■新馬・未勝利
エイムインライフ(新馬①着)
シンリョクカ(新馬①着)
マラキナイア(新馬①着)
ミシシッピテソーロ(新馬①着)
モズメイメイ(新馬①着)
モリアーナ(新馬①着)
ライトクオンタム(新馬①着)
ユリーシャ(未勝利①着)


例年はもっとローカルや短距離からの参戦組が多いが、今年も京都競馬場の改修工事によって阪神と中京開催が多かったため、坂コースの経験馬が多くなっている。その中でもやはり信頼度が高いのが東京芝1600mで行われたアルテミスSの上位馬だろう。

なお、ファンタジーSも直前のステップレースではあるが、このレースは1400mで行われるため昔からあまり本番に直結しない傾向だ。



③同日の香港国際競走とあわせて有力騎手の乗り替わりが発生



これも毎年のことだが、阪神JFで大きなポイントとなるのが『ジョッキー』。というのも、同日に香港国際競走が行われるため、多くの有力騎手が遠征して乗り替わりが多数発生しやすい。

この乗り替わりによる影響がどの程度のものかや、乗り替わることを分かった上でいつから代わりの騎手を確保していたかなどの厩舎の準備について舞台裏の動きを把握しておくことが重要だ。

今年の香港遠征の騎手は

・武豊
・北村友
・丸田
・吉田豊
・ルメール
・レーン


これらの有力ジョッキーが不在になることは予め分かっていたことなので、ウンブライル(ルメール→横山武)は早い段階から有力確保に動いていた。



④意外にも阪神JFは厩舎のリピート率が高いことで知られる



2歳限定戦なので、リピーターと言っても馬ではなく『厩舎』のこと。かつてこのレースは同じ厩舎が上位に食い込むことが多くあった。最も代表的だったのが既に定年解散した松田博厩舎(栗東)だ。

■松田博厩舎の阪神JF
07年 レーヴダムール   ②着
08年 ブエナビスタ    ①着
09年 ベストクルーズ   ③着
10年 レーヴディソール  ①着
11年 ジョワドヴィーヴル ①着
13年 ハープスター    ③着



松田博厩舎が毎年のように活躍馬を送り込んで安定した結果を残した手腕は見事という他ない。ここまでの実績を残せたのも偶然強い馬がいただけではなく、デビュー前から2歳G1を獲ることを目標に仕上げてた厩舎のノウハウがあったからこそ。

松田博厩舎以外にも例は多数ある。06年~08年の角居厩舎(ウオッカ①着、トールポピー①着、ミクロコスモス③着)や、08年ダノンベルベール②着の経験を活かして、09年アパパネ、昨年サトノレイナスで②着した国枝厩舎、そして13~14年をローブティサージュ、レッドリヴェールで連覇した須貝厩舎は昨年ソダシで3度目の優勝を果たした。

また、牝馬戦に限らず2歳戦に強いのが中内田厩舎。阪神JFはダノンファンタジーで勝っていて、朝日杯FSはダノンプレミア、グレナデイァガーズで勝って昨年はセリフォスで2着に好走している。

つまり、2歳のG1と言うのは厩舎サイドが

「デビュー前から暮れのG1を狙って始動していたか」
「いつの時点で賞金加算をさせるつもりだったか」
「本番までのローテーションをどうするか」
「騎乗するジョッキーをどの時点で確保するか」


をシッカリと戦略を立てていたかどうかが大事で、陣営の意図がハッキリと反映されるG1と言えるだろう(=それゆえ、デビュー前からの厩舎情報を細かに把握しているWORLDが最も得意とするレースのひとつである)。

阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<12/8(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

モリアーナ

武藤厩舎(美浦)
武藤騎手予定
戦績:2-0-0-0

【前走】コスモス賞1着

・OP使うからにはVを
前走時の情報・・・「当初はアルテミスSを予定していたけど、急遽使うことになった。その理由は大人の事情というか、大きな声では言えないけど、要は“ノーザンFの使い分け”ってところ。OP特別だと2着では意味がないからシッカリ勝って賞金加算したいね。勝てればそのまま阪神ジュベナイルFへ直行になりそう」

★今回の見所ポイント
→内容はともあれ千八勝ちは大きい
→後の札幌2歳S2着馬に完勝



前走情報チェック馬②

リバティアイランド

中内田厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:1-1-0-0

【前走】アルテミスS2着

・逆算したローテ
前走時の情報・・・「初戦は能力の高さを見せてくれた。その後はノーザンFしがらきに放牧へ。体を増やして帰厩できたのは良かった。暮れのGⅠから逆算して、このレースあたりが適切と判断して選択。ドゥラメンテ産駒ということもあって、この仔自体が気の強い性格なので、気分を害さないように気をつけて調整している。ここで結果を出してまたひとつ、注目を浴びる馬になってくれれば」

★今回の見所ポイント
→最低限の賞金加算はクリア
→前走が7分程度で確実にUP



前走情報チェック馬③

アロマデローサ

池添学厩舎(栗東)
イーガン騎手予定
戦績:2-0-0-1

【前走】ファンタジーS10着

・マイルより1400向き?
前走時の情報・・・「ウチの厩舎にとって縁が深い血統。いわゆるバラの一族で、母ローズウィスパーもウチに在籍し2歳秋のデビューから約2年間で2勝。気性的に扱いやすく、能力の高い馬だった。そんな母にキンシャサノキセキを配合。胴長で中距離向きの母と違い、胴が詰まって短めの距離が合うタイプに出た。マイルよりも1400m向きじゃないかな。だから本番よりもこの一戦を勝ちたい」

★今回の見所ポイント
→マイルよりも千四向きを示唆
→前哨戦が勝負だったがまさかの大敗




阪神ジュベナイルフィリーズ2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<12/9(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ドゥーラ

高橋康厩舎(栗東)
斉藤新騎手
戦績:2-0-0-1

1F長い1800mを押し切った強みを生かす騎乗を!


今年の阪神JFは強い馬がシッカリと結果を出して臨んでくるので、だいぶ力関係がハッキリしています。やはり下馬評通り、アルテミスSの2頭はとても強力そうに見え、これらが中心になるでしょう。上がりタイムは2歳牝馬離れしており、阪神の外回りコースでは持ってこいの存在です。

これら相手に逆転を狙うとすれば、やはり前で立ち回って早めに押し切りを狙うことではないでしょうか。それができるのが札幌2歳Sの上位2頭でしょう。

特にその勝ち馬ドゥーラはスタートも良くて前目のポジションを取れる馬。それでいて3戦全て上がり最速を使っているように、なかなかスタミナも豊富に見えます。

早めに先頭に立って押し切る競馬で結果を出したことからも、おそらく陣営もそういう競馬をイメージしていることでしょう。斉藤新騎手にとっても初GⅠが懸かる一戦ですが、先週の石川騎手もそうだったように今年は騎手の『初GⅠ制覇』が本当に続いており、やはりこの流れに乗るとしたら彼(斉藤新)ではないでしょうか。

メンバー中唯一、1800mを2勝しているのは大きな強みですし、人気馬を慌てさせる意味でも速すぎるくらいの仕掛けでスパートを試みてもいいのかなと思います。僕がこの馬に騎乗するなら4角先頭で速めスパートくらいの意識を持つと思います。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは12/9(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)』
『カペラステークス(GⅢ)』
『中日新聞杯(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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