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【函館記念2024予想】函館開催を締め括るハンデ重賞!過去の傾向・注目データ&サイン馬券が示すのは?《最終更新》ダービーJ大西直宏の注目馬



函館記念2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・函館記念の過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『函館記念・GⅢ』『函館2歳S・GⅢ』の重賞が行われますね。

注目の函館記念は月火でセレクトセールが行われ、土日で函館2歳S→函館記念と今週は北海道尽くしの1週間ですね!馬主関係者も多く北海道に集結するようです。それでは早速『サマー2000シリーズ』の2戦目、函館記念をチェックしていきましょう。




函館記念2024予想
出走馬/枠順確定
<7/12(金)更新>


函館記念 (GⅢ)
7/14(日) 函館芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1サヴォーナ牡457.5池添謙一
2オニャンコポン牡557菱田裕二
3エンパイアウエスト牝553横山武史
4グランディアセ556三浦皇成
5サンストックトン牡555藤岡佑介
6リカンカブール牡558津村明秀
7エミュー牝454鮫島克駿
8プラチナトレジャー牡655永野猛蔵
9アウスヴァールセ654古川吉洋
10トップナイフ牡457.5横山和生
11アケルナルスター牡556黛弘人
12ホウオウビスケッツ牡457.5岩田康誠
13デビットバローズ牡556武豊
14ハヤヤッコ牡858.5浜中俊
15チャックネイトセ658.5佐々木大輔
16マイネルクリソーラ牡556丹内祐次





函館記念2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<7/7(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、函館記念2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:天皇賞春14着

チャックネイト


堀厩舎(美浦)
佐々木騎手予定
戦績:5-1-7-3

前走は重賞Vの余勢を駆って積極果敢に天皇賞春に挑戦したが、さすがにいきなりのGⅠ挑戦は厳しいものとなった。この馬にとって3000mを超えるスタミナ比べも適性があまり高くなさそうだ。ただ、中距離に戻れば評価は一変する。1800~2200mの中距離では③②③①③①③①着と一度も馬券圏内を外したことがなく、これくらいの距離の適性が高い。函館は未勝利を勝った時以来となるが、適度に時計の掛かる馬場はこの馬に合っている。

【WORLD分析班チェック】
佐々木にとっても重賞初Vチャンス

佐々木大輔の父・佐々木助手は腕利きとして堀厩舎を支える優秀なスタッフ。今回、父との繋がりから重賞初Vのチャンスが与えらえれた。チャックネイトは追わせるタイプの馬で、ガシガシ追うスタイルの佐々木とは手が合う印象。昨年の函館リーディングに輝いた手綱捌きを存分に発揮したい。




前走:天皇賞春6着

サヴォーナ


中竹厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:3-4-1-6

「持久力」と「スタミナ」が問われた天皇賞春では、勝ち馬からコンマ7秒差の6着。同期のダービー馬タスティエーラ、菊花賞馬ドゥレッツァに先着したように、得意の長丁場でその持ち味は存分に発揮して見せた。

今回は一気に距離を短縮して久々に2000mに参戦するが、洋芝の2000mでは1分58秒台のような超高速決着は考えにくく、しかもロングラン開催の最終週ともなれば、適度に時計は掛かるはず。スタミナが求められる展開になれば、この馬が浮上するシーンも十分に考えられる。

【WORLD分析班チェック】
例の暴力事件から2週ぶりに復帰

池添は、先日酒の席で後輩の冨田とトラブルを起こし、暴行騒ぎで2週間の騎乗停止を受けた。本人も反省の言葉を述べ、当週から復帰する。迷惑をかけた分は結果で返すしかないことは本人が一番分かっているはず。




前走:大阪杯16着

リカンカブール


田中克厩舎(栗東)
津村騎手予定
戦績:5-1-0-5

田中克調教師は、最年少でJRA100勝を狙える位置にいて、若い調教師のなかでも注目の存在。その師が「今年一番飛躍を期待している馬」に挙げたのがリカンカブール。実際に年明けの中山金杯で厩舎にとっての重賞初勝利を達成した。前走の大阪杯は強豪相手に見せ場を作れなかったが、ローカルGⅢならば上位を争う存在だろう。5歳ながらまだキャリアは11戦しかなく、使う毎の上積みも見込めるのが魅力。

【WORLD分析班チェック】
スタート決めて好位付けが理想

3~4走前は出遅れ、躓きで位置取りが悪くなってしまったが、2走前のような好位付けの競馬が最も力を発揮できる。入れ込んでゲートの中で落ち着かないことがあるため、直前輸送がないのはプラスに働きそうだ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




函館記念2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<7/11(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 今年もアノ漫画は関わってくるのだろうか?

(7月11日)
前回は「ゴールデンカムイ」絡みで案内したが、レース当日のプレゼンターとしてタレントの岡田結実さんの件を伝えたが、やはりココは気にしておきたいポイントになりそう。

誕生日(4月15日)や出演作品を調べたがピンと来る感じはしなかった。やはり名前が重要かと思う。『岡田』といえば、競馬関係者にも居るが出走馬をチェックすると浮かび上がった名前。それは『岡田スタッド』だ。今年の宝塚記念を制したブローザホーンやタイトルホルダーなどを生産している牧場。

そして、今回生産された該当馬は「アケルナルスター」、「ホウオウビスケッツ」の2頭。しかし、今回は「アケルナルスター」をサイン馬に指名する。名前の由来は、「エリダヌス座α星+星」だが直接ではないものの漫画ゴールデンカムイでも幼きアシㇼパと父・ウイルクがアイヌの星座を語り合うシーンがある。

ならば「アケルナルスター」をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(7月7日)
それでは簡単に七夕賞のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気戸崎騎乗の「④レッドラディエンス」。2着は1番人気松岡騎乗の「⑪キングズパレス」。3着は8番人気杉原騎乗の「⑦ノッキングポイント」。

サイン的には4枠注意とサイン馬⑥アラタの隣⑦ノッキングポイントを馬券内に導いたのまでは良かったが結果的にはそこまで。

話を戻して今年で60回目の区切りを迎える「函館記念」。レース当日には開催フィナーレとして様々なイベントも予定されている。当日、プレゼンターにはモデルでタレントの岡田結実さんが来場を予定している。特に今のところイベント絡みからサインは見当たらない。

さて、昨年はゴールデンカムイにてサインを述べたが今年も再度ゴールデンカムイを狙いたい。それは丁度、映画「ゴールデンカムイ」が7月8日からNetflixにて公開となるからだ。海外では一足先に公開して絶賛とか。ならばこのタイミングに乗らない手はない。

ズバリ黄金ではないものの、1頭相応しい馬がいる。それは「プラチナトレジャー」だ。レース当日は人気に関係なく対角位置、両隣にも注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・ならば「アケルナルスター」をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・それは「プラチナトレジャー」だ。レース当日は人気に関係なく対角位置、両隣にも注意が必要だろう。





函館記念2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<7/10(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

サマー2000シリーズ第2戦の函館記念は、荒れるレースとして知られています。昨年は1→4→2番人気という平穏な決着でしたが、それまでは過去10年すべて3連複で万馬券となる波乱が続いていました。この時期の天候の変わりやすさも荒れる要因の一つです。


函館記念2024データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①前哨戦の巴賞はリンクしない!?

  • ②社台外厩から直接函館入りした馬に要注意

  • ③3連複は過去10年ですべて万馬券

  • ④洋芝は雨が降ると極端に重くなって時計が掛かる

①前哨戦の巴賞はリンクしない!?



函館記念の前哨戦として知られる巴賞ですが、その位置づけが大きく変わっています。2010年以前は【5.6.2.35】と高い連対率を誇っていましたが、2010年以降は【1.6.2.61】と大きく下降しています。中1週のローテーションよりも、間隔を空けたほうが好走しやすくなってきているのは確か。具体的には、目黒記念、新潟大賞典、エプソムCからの参戦が好走例が多いです。

また、巴賞で上位に入った馬が函館記念で好走しない理由として、巴賞は比較的先行馬が有利であるのに対し、函館記念では差しが届くことが挙げられます。開催が進むにつれて馬場が変化する背景があります。今年は巴賞から多くの馬が出走しますが、どのような結果になるでしょうか。



【今年の巴賞組】
ホウオウビスケッツ 1着
デビットバローズ  2着
アケルナルスター  3着
オニャンコポン   4着
サンストックトン  6着
ショウナンバシット 8着
グリューネグリーン 10着
エミュー      13着





②社台外厩から直接函館入りした馬に要注意



過去7年のうち5年で、社台外厩から直接函館入りした馬が好走しています。牧場で調整をギリギリまで行い、現地入りさせるのが好走のパターンです。



23年 ローシャムパーク ①着(天栄→函館)
21年 アイスバブル   ②着(NF→函館)
20年 アドマイヤジャスタ①着(NF→函館)
18年 エアアンセム   ①着(山元TC→函館)
17年 ルミナスウォリアー①着(天栄→函館)



今年はエンパイアウエスト(天栄→函館)がこのパターンに該当します。函館入りしてまだ日が浅いため、調教の本数自体は少ないように見えますが、牧場でしっかりと乗り込まれているため、仕上がりに不安はないでしょう。



③3連複は過去10年ですべて万馬券



函館記念の過去10年の平均配当は以下の通り。

単勝配当   1490円
馬連配当  2万1500円
3複配当  7万1600円
3単配当  57万1500円


4年前に馬連13万馬券が出たことで平均配当が大きく上がりましたが、それを除いた場合でも馬連の平均は9200円となります。3連複は昨年を除き、すべて万馬券決着となっており、非常に荒れる傾向が強いです。

一方で、勝ち馬だけを見ると、4年前の15番人気アドマイヤジャスタを除けば、平均3.2番人気と5番人気以内の馬が勝つことが多いです。荒れる要因は2~3着に人気薄の馬が入りやすいことが挙げられます。配当の組み合わせから考えると、適度な人気馬から人気薄や超人気薄への流しが最も効果的と言えるでしょう。



④洋芝は雨が降ると極端に重くなって時計が掛かる



タフな洋芝は一度雨が降ると極端に時計がかかることで知られています。象徴的なのは一昨年のレース。函館記念の標準タイムは約1分59秒0前後とされていますが、一昨年は大きく時計がかかり、2分03秒6という決着になりました。

レース後には「そりゃダート馬が勝つよね…」という声が多く聞かれたように、ダートで重賞を制したハヤヤッコが勝利しました。

また、2017年もレース直前まで雨が降り、馬場が重くなりました。この時も時計がかかり、2分01秒2の決着となりました。時計がかかることでどの馬にも好走のチャンスが生まれやすくなり、馬券は一層波乱傾向が強まります。

今週も函館方面の天気は不安定との予報です。レース当日に雨が降った場合は、かなり時計がかかる競馬になることを想定しておきたいです。



函館記念2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<7/11(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

マイネルクリソーラ

手塚厩舎(美浦)
丹内騎手予定
戦績:4-5-4-10

【前走】 新潟大賞典7着

【前走は転厩初戦】
前走時の情報・・・ 「転厩初戦ですが、走る馬と聞いてる。やっぱり背中の感触とか走りはさすがオープン馬だなって。ゲート出ないのが問題かなとは思いますが、そんなに心配はしてない。厩舎が替わるけど、馬の特徴はジョッキーも分かってるはずなので、しっかり出してうまく立ち回ってほしい。」

★今回の見所ポイント
→丹内函館『1.15.14.76』
→洋芝適性高く実績あり



前走情報チェック馬②

サンストックトン
鹿戸厩舎(美浦)
藤岡佑騎手予定
戦績:4-6-1-9

【前走】 巴賞6着

【ハンデ生かして】
前走時の情報・・・ 「この年になって大きく変わったところはないが、堅実に脚は使える。今回も相手と展開次第かな。このあとは函館記念になると思うので、ココでキッチリ出し切りたい。洋芝には実績があるので馬場は合うはず」

★今回の見所ポイント
→洋芝実績は豊富
→OP入り後は掲示板ナシ



前走情報チェック馬③

ハヤヤッコ
国枝厩舎(美浦)
騎手予定
戦績:6-5-3-25

【前走】 大阪杯12着

【道悪なら出番】
前走時の情報・・・ 「桜花賞に出走するステレンボッシュとともに栗東滞在。当初は環境に馴染めずイライラして調教が捗らなかったけど、ウッドで乗るようになってから落ち着きが出てきた。8歳馬となってだいぶズブさも出てきているため、稽古は全然動いていない。パートナーに一瞬で4馬身置き去りされたからね。ダート出身のパワー型なので、この馬にとっては道悪のほうが良かったかな」

★今回の見所ポイント
→2年前の当レース覇者
→雨馬場なら俄然浮上




函館記念2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<7/12(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

チャックネイト

堀厩舎(美浦)
佐々木騎手
戦績:5-1-7-3

更なる飛躍のキッカケになるかもしれない!?


函館競馬場も最終週(6週目)となり、馬場状態もだいぶ傷みが目立ち、開催終盤らしく外差しが目立ってきました。函館記念は過去の傾向からも波乱が起きやすいレースですが、この特殊な馬場状態も波乱の要因になっていると思われます。

ここ2年は道悪馬場でかなり時計の掛かる競馬になり、タフな馬場の適性が問われました。3年前はまだ馬場の傷みが少なく、1分58秒台の決着でした。2分を超える決着か1分58秒台かでは前提が大きく異なるため、まずは馬場状態を把握することが必要不可欠です。今年は予報通りでいけば良馬場。時計も1分59秒台でしょうか。

さて、今年の函館記念で僕が一番注目しているのはチャックネイト(セン6歳・堀厩舎)です。馬というよりは、鞍上の佐々木大輔騎手に注目しています。

昨年、2年目で函館リーディングを獲得した時には「もの凄い若手が出てきたな」と思いました。今年も函館でリーディング争いに加わり、トップとは4勝差について確かな実力を身に付けています。

そんな佐々木騎手は、まだ重賞での馬券内が一度もありません。これまで15度の参戦で、去年の札幌2歳Sの4着が最高です。本当のブレイクは、重賞を勝ってからでしょう。

今週は函館で土日で2つの重賞がありますが、いずれもVチャンスの大きい馬に騎乗します。(どちらも1番人気想定)

函館2歳S サトノカルナバル
函館記念  チャックネイト

いずれも堀厩舎の馬です。佐々木騎手の父・佐々木助手は堀厩舎に所属する腕利きですが、今回はその父の繋がりから騎乗が舞い込んだようです。

また、それぞれの馬主は、サトノカルナバルが里見オーナー、チャックネイトが金子真人オーナーです。彼らが騎乗を評価してくれれば、今後も関係性が強化されていくでしょう。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは7/12(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『函館記念・GⅢ』
『函館2歳ステークス・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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