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【フローラS2022予想】早くも二冠目に向けたトライアルスタート!ラストワン穴馬を更新(4/22)



フローラステークス2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・フローラステークス過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

桜花賞では枠順と馬場バイアスの影響もあり、人気組が揃って沈没。これによって、俄然、オークスが混戦模様を呈してきました。ファンのあいだでも別路線組に新星を求める気持ちも強くなっており、特に注目が集まりそうなのがフローラS。さっそく有力候補をチェックしていきます。




フローラステークス2022予想
出走馬/枠順確定
<4/22(金)更新>


フローラステークス(GⅡ)
4/24(日) 東京芝2000m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ルージュエヴァイユ牝354戸崎圭太
2エリカヴィータ牝354田辺裕信
3パーソナルハイ牝354吉田豊
4ストキャスティーク牝354石川裕紀
5エバーハンティング牝354内田博幸
6マイシンフォニー牝354武豊
7ゴールデンアワー牝354横山武史
8キタサンシュガー牝354大野拓弥
9ラスール牝354ルメール
10ホウオウバニラ牝354横山和生
11トゥーサン牝354津村明秀
12モチベーション牝354永野猛蔵
13ルージュスティリア牝354福永祐一
14シンシアウィッシュ牝354M.デム
15ヴァンルーラー牝354藤岡佑介





フローラステークス2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<4/17(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、フローラステークス2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:チューリップ賞6着

ルージュスティリア


藤原英厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:1-0-0-1

新馬を勝って以来、半年ぶりにターフに戻ってきた初戦が桜花賞トライアルのチューリップ賞。常識的には厳しい使い方で、しかもスタートで大きく出遅れて苦しい展開。普通なら最後方で終わってもおかしくなかったが、6着まで押し上げたのは地力の高さ。桜花賞には間に合わなくなったが、休み明け2戦目となる今回は要警戒。能力そのものは重賞級であり、直線の長い東京コースなら強い競馬を見せてオークスへ名乗りへ上げるシーンも十分ありそうだ。なお、今回はデビュー戦でコンビを組んだ福永騎手に手が戻る。

【WORLD分析班チェック】
新馬で負かした馬は後の桜花賞馬

後に桜花賞を勝つことになるスターズオンアースを寄せ付けなかった新馬の内容からすれば、この馬の能力も間違いなく重賞級。非常に脚が長くて手繰るような掻き込みの走法は特徴的で、スラリとした体型から東京コースで好走するイメージが強い。ここで勝ち負けすれば一躍オークスの有力候補に躍り出るかもしれない。




前走:フィリーズR4着

マイシンフォニー


松永幹厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:1-1-0-3

桜花賞の権利取りのために参戦したフィリーズレビューでは直線でいい伸びを見せたものの4着で切符を得られず。ただ、ゴール後の勢いからしてもあと2~3完歩あれば3着まで届いていたように見え、今回は距離が短かったというのが敗因だろう。こちらも桜花賞出走は叶わなかったが、改めて陣営は能力の高さを感じたようで、「東京コース向きだし、距離もいい。最低でも権利は獲れるんじゃないかと思ってる」と厩舎はかなり自信を持っている。相手関係を考えても好勝負になりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
フィリーズRの参戦理由は「鞍上都合」だった!?

もともとマイルより長い方がいいという使われ方をしていたが、あえて1400mを使ったのは「(キーファーズ主戦の)武豊騎手の都合に合わせて使われた」もので、あの一戦で評価を下げる必要は全くない。馬体の造りやストライド走法などを見ても、この馬に1400mは明らかに短かった。この距離でこその馬だろう。




前走:1勝クラス1着

ラスール


宮田厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-0-0-1

2月末に定年解散した藤沢和厩舎から宮田厩舎への転厩して再出発を迎える。新馬を勝ったばかりの2戦目のシンザン記念で単勝オッズ180円という断然人気したのも、ルメールが「次のグランアレグリア」という話をしたのが広まったためだが、それくらいの素質を秘めているのも事実。今回は初の距離延長となるが、引き続きルメール騎手が騎乗してくれる点は心強い。兄には長距離重賞を3勝したシャケトラがいる血統で、この距離にも十分対応できるだろう。

【WORLD分析班チェック】
この厩舎へ移ったことで更に天栄色が強まる!?

宮田調教師と言えば、ノーザンF天栄の木實谷場長とノーザンF時代の同期の間柄で、厩舎と牧場間でとても連携が強い。そういう関係性を考えれば、転厩先としてはベストの移籍だったと言えるだろう。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも2戦2勝のルージュエヴァイユに、1勝クラスで牡馬相手にも好走しているホウオウバニラなど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




フローラステークス2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
フローラステークス過去を洗う
<4/20(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

水曜はフローラS過去の傾向からイメージを固めていきましょう。だいたい次の3つのポイントを押さえておけば最近のフローラSの傾向が掴めるはずです。


フローラステークス過去データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①高速馬場でスローの上がり勝負が基本。最速上がり馬を狙うべし

  • ②馬体重は大きすぎず小さすぎず440~480㎏の中量級が好走多い

  • ③枠は内になればなるほどベター。できれば真ん中より内が欲しい

①高速馬場でスローの上がり勝負が基本。最速上がり馬を狙うべし



5月の東京開催と言えばNHKマイルC、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念と5週続けてG1が開催。上半期の盛り上がりが最高潮になる花形開催ゆえ、JRAとしてもこの開催のために絶好の馬場コンディションを用意する。

そんな東京の開幕週は雨さえ降らなければパンパンの絶好馬場が基本。近年5年を見ても走破タイム2分を切るのが当たり前になり、上り3Fも33秒台を使うような馬じゃないと台頭できないといった具合に傾向がハッキリしてきた。

整備を終えたばかりの緑の絨毯には凸凹ひとつ見えず、平日は雨でも土日の天気予報では晴れ(気温も高い)なので、今年もまず高速馬場で行われるはず。となれば重要視すべき要素は『持ち時計』『高速適性』『瞬発性能』ということになる。


ここで、フローラステークス過去10年の勝ち馬の上がり順位を確認。

21年 ③位(33.4)
20年 ②位(35.3)
19年 ①位(33.2)
18年 ①位(33.4)
17年 ①位(33.9)
16年 ①位(34.6)
15年 5位(34.3)
14年 ①位(34.3)
13年 ②位(33.8)
12年 ①位(33.4)



2上がり1~3位馬が勝てなかったのは2015年の一度だけで、それ以外はすべて勝利。これは時計が高速化すればするほど傾向は顕著になっていて、展開を問わず決め手重視という考え方が通用する。

また、「決め手が問われる」ということは、逆に言えば「逃げ馬には不利」ということの裏返しであり、実際に過去20年を遡っても逃げ馬の勝利は一度もない。とにかく脚の速い馬(=決め手が上位の馬)を積極的に狙っていくレースになるだろう。



②馬体重は大きすぎず小さすぎず440~480㎏の中量級が好走多い



フローラSは馬体重の範囲によって好走しやすい傾向がある。ひと言でいえば「大型すぎてもダメ、小型すぎてもダメ」ということ。過去10年の体重別成績を分類すると一目瞭然だ。

440kg以下 【2.2.2.45】
440~480kg【7.7.8.79】
480㎏以上 【1.1.0.21】


スピードもスタミナも要求される府中の2000mだけに、この時期の牝馬で体がなすぎる馬は単純に完歩の大きさで見劣りして600m弱の直線を乗り切ることができず、逆に大きすぎる馬はスピード面はあっても排気量ばかり大きすぎてガス欠を起こしやすいのが特徴。馬体バランスの良い中量級の馬が圧倒的に有利という傾向が出ている。

今年は人気上位どころがちょうど好走レンジ内のデータに該当しており、特にデータから割り引くことはなさそうだ。馬体重は460キロ前後の中量級がこのレースでは理想的なのを覚えておこう。



③枠は内になればなるほどベター。できれば真ん中より内が欲しい



最後の要素は枠順。開幕週の絶好馬場ということで物理的に最短距離を通ったほうが有利なのは間違いない。それはデータにもハッキリと表れている。

◆枠番別集計(過去10年)
1枠 2- 1- 1-16/20
2枠 3- 0- 1-16/20
3枠 2- 2- 3-13/20
4枠 0- 2- 0-18/20
5枠 0- 2- 1-17/20
6枠 1- 2- 0-17/20
7枠 0- 0- 1-25/26
8枠 2- 1- 3-23/29

ご覧のように、勝率は内枠(1~3枠)が高くなっている。東京芝2000mはスタートしてすぐにコーナーに入るため、外の馬だと膨れてポジションが取りづらいことが多い。
最初の項目の『上がり最速馬』と合わせて考えると、内枠から中団くらいで脚を溜めて最後の直線で好位差しを決めれるような馬が一番活躍できるレースだということがかなりクッキリとイメージ出来そうだ。



フローラステークス2022予想
『調教マル特ホース』
<4/21(木)更新>



●調教をチェックするだけでなく陣営の本気度も欠かせない

事前のボーダー調査によれば、さすがにオークスは1勝馬(賞金400万)の馬が抽選で出れるほど甘くはなさそうだ。そういう事情もあって、フワラーCでは出遅れが響いて賞金加算ができず、桜花賞はあと1つの着順で権利を逃したパーソナルハイが中1週という強行軍で使ってくる。最近はこんな使い方をする馬も珍しいが、それだけ優先権というのは大事なもの。

このことからも分かる通り、重賞にも使って善戦(もしくは人気)しながら賞金400万円の馬は本気度がかなり高いということ。パーソナルハイ以外にもエリカヴィータ、キタサンシュガー、マイシンフォニー、ルージュスティリアあたりも該当する。トライアル戦はとにかく陣営の本気度もしっかりとチェックしておきたい。


調教マル特ホース①

ラスール

宮田厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:2-0-0-1

・転厩しても調整内容は前厩舎のスタンスを引き継ぐ

今回が藤沢和厩舎から宮田厩舎に転厩緒戦。といって、中間の大部分はNF天栄で調整されている馬で、厩舎が変わっても大きく仕上がり状態が変わることはない。しかも宮田師と天栄場長は同期の間柄ということもあり、情報交換は更に密にやられていたはず。

帰厩後はこれまで藤沢厩舎に居たスタッフに諸々とアドバイスを受け、さらに前厩舎でも調教を付けていた杉原騎手に過去との比較をしてもらう意味でも騎乗を依頼し、2週続けて乗って「問題ない」ことを確認。今週の追い切りではウッドコースの自己ベストをマークして更に成長が伺える。まず力を発揮できる状態にあると思っていいだろう。



調教マル特ホース②

ルージュスティリア

藤原英厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:1-0-0-1

・権利獲りは譲れない!馬体充実し雰囲気目立つ

脚が長くて大きなストライドで走り、如何にも大箱の東京2400mで躍動するイメージを持てる馬だ。牝馬にしては470キロとバランスもいい。チューリップ賞後は久々のレースの反動をケアするために吉澤Sへ短期放牧に出してリフレッシュ。

その後帰厩してからはウッドと坂路を併用して乗り込まれてきた。1週前はレースでも騎乗する福永を乗せて併せ馬で同入。終いの伸びは文句なく、「今回こそは権利を」という思いを強くさせる動きを披露した。当週は輸送を控えてサラッと流しただけだが、体もボリュームや雰囲気はかなり目立っている。




フローラステークス2022予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<4/22(金)更新>


分析班
水谷

ニュージランドTではあの藤田晋オーナーが初めて重賞を制した(勝ち馬ジャングロ)ように、最近の3歳戦では資金力豊富な個人馬主の話題が目立ちます。週中に馬主情報部【キングダム】がブログでも取り上げていましたが、『ジャスティン・エリカ』の冠名で知られる三木正浩オーナーも今勢いのある馬主のひとり。皐月賞でも2頭出ししていましたね。馬主の流れから同オーナーの馬を取り上げます。


下馬評低めの盲点注目馬

エリカヴィータ

国枝厩舎(美浦)
田辺騎手
戦績:1-0-0-1

【前走成績】
フェアリーS(10着/2番人気)

○致命的な不利あって競馬をしておらず

新馬を勝った直後に臨んだフェアリーSは2番人気に支持されるも、直線で致命的な不利を受けて大敗(加害馬のスプリットザシーに騎乗した丸山元気騎手は過怠金5万円を科せられている)。これについて国枝師は「ちょうどスピードに乗ったところだっただけに厳しかった。今日は競馬をしていない」とハッキリと参考外であることをアピールしている。それでも最後は伸びており、確かに力負けでないのは明らかだ。

今回はルメール騎手がお手馬のラスールと被ったため手替わりとなるが、このパターンは先週の皐月賞と同じ(手放したジオグリフが優勝)であり、必ずしもルメールが乗れなくなったことをマイナスに考えなくてもいいのかもしれない。スムーズなら巻き返しは必至だろう。いくら不利があったと言っても「10着」という着順は一般ファンに対しての印象が悪く、能力以上に人気の盲点になる可能性は高い。

国枝厩舎は桜花賞で負けて強しの競馬をしたサークルオブライフがオークスで逆転を狙って鋭気を養っているところだが、年明けの頃は「クラシックは複数出しが出来るかも…」という展望もされていた。具体的には、厩舎の期待の良血馬ウィズグレイスやサリエラあたりが権利を獲って…という青写真だったが、それが叶わなかったのは残念だが、それでもエリカヴィータは十分にオークス権利獲得が狙える存在だろう。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは4/22(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『フローラステークス(GⅡ)』
『マイラーズカップ(GⅡ)』
『福島牝馬ステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

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