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【フィリーズレビュー2022予想】昨年は10万馬券的中!高配当必至の注目トライアルを徹底分析!



フィリーズレビュー2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

最重要トライアルのチューリップ賞では阪神JFの上位組が好走したため大局的には『勢力図に変化ナシ』となりましたが、2着に新馬を勝ったばかりのピンハイが食い込みアッと言わせました。

しかも、チューリップ賞当日の未勝利では初出走のサンクフィーユが1分33秒3をマークしてデビュー勝ち。これはチューリップ賞2着に相当するもので、キャリアの少ない馬の中にもまだ素質馬が潜んでいるようです。

桜花賞戦線は残りはフィリーズレビューとアネモネSでメンバーが出揃いますが、まだ引き出しに未知な能力を隠している馬の激走に注意したいところです。




フィリーズレビュー2022予想
出走馬/枠順確定
<3/11(金)更新>


フィリーズレビュー(GⅡ)
3/13(日) 阪神芝1400m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1アドヴァイス牝354和田竜二
2ナムラクレア牝354浜中俊
3マイシンフォニー牝354武豊
4サブライムアンセム牝354池添謙一
5ラブリネスオーバー牝354松若風馬
6アネゴハダ牝354酒井学
7コンクパール牝354泉谷楓真
8テイエムスパーダ牝354国分恭介
9ブッシュガーデン牝354富田暁
10キミワクイーン牝354内田博幸
11ゼロドラゴン牝354横山典弘
12スリーパーダ牝354坂井瑠星
13サウンドクレア牝354団野大成
14ウィリン牝354菱田裕二
15モチベーション牝354秋山稔樹





フィリーズレビュー2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<3/6(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、フィリーズレビュー2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:阪神JF5着

ナムラクレア


長谷川厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:2-1-1-1

短距離馬のイメージが強いものの、徐々に距離を延ばしてもシッカリと対応して、ファンタジーS②着、阪神JF⑤着と連続好走。一度も崩れず走れている安定感は魅力だ。阪神JFの上位組がその後チューリップ賞でも好走し、負かしたベルクレスタもクイーンCで3着に走ったことを考えても、対戦比較からナムラクレアもこの路線で引き続き上位にいるのが分かる。先行しても差してもどんな競馬でもできるのは強みで、多頭数になっても不安はない。距離は1200から1600mまでこなしたが、現状では1400mがベスト。この舞台なら有力候補と言えるだろう。

【WORLD分析班チェック】
本来は叩き台も本番よりも前哨戦向きなタイプ

収得賞金2800万があればオークスまで出走は確実で、それどころか秋華賞までも頭を悩ますことはない。早い時期に賞金加算できたのはそれだけ大きなメリットになる。さて、本番も狙えるような馬ならばここは叩き台に徹するところだが、この馬はタイプ的にもあまり本番向きという印象はなく、むしろ手薄な前哨戦向き。それは陣営が一番分かっていることで、ある意味ここが勝負とも言える。




前走:ファンタジーS7着

スリーパーダ


斉藤崇厩舎(栗東)
坂井瑠騎手予定
戦績:1-1-0-1

早くからノーザンFが今年の短距離路線担当として指名。首尾よく夏の小倉2歳Sで賞金加算したまでは良かったが、やはり400キロそこそこの体しかないのは今後を考えると大きなビハインド。そこでファンタジーS後は成長促進の放牧に出ていた。陣営の思惑では20~30キロくらい増えて戻ってきて欲しかったようだが、放牧の期間を長くとっても相変わらず体は増えなかったようで体重は410キロそこそことのこと。ただ、「動きや雰囲気なんかは成長を感じる」とのことで内面の成長は見込んでイイ。

姉シンハライトもオークスを勝った時が420キロの馬体だし、シンハリーズの産駒は総じて小柄な馬ばかりなので、体重はそこまで気にしなくてもいいのかもしれない。それよりもリフレッシュされた効果に期待。

【WORLD分析班チェック】
ナムラクレアとの比較からも上位争いに加われる1頭

小倉2歳Sでは雨によって馬場悪化で外差し傾向が強まったが、最内から伸びたこの馬に対して勝ったナムラクレアと3着馬アネゴハダは馬場大外から伸びた。レース内容で言えば勝ち馬とはほとんど差がない。続くファンタジーSでもイン前優勢の馬場のなか好位で運んだナムラクレアに対して、こちらは馬場大外を通った。2戦とも馬場バイアスの逆を通ってのものでまだ勝負付けは済んだとは思えない。




前走:未勝利1着

マイシンフォニー


松永幹厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:1-1-0-2

芝1800mの未勝利を勝った後に初距離のここに参戦するのは少々驚きだが、関係者によれば「武豊の番組に合わせて…」とのこと。なるほど、チューリップ賞ではウォーターナビレラというお手馬がいたし、来週以降の番組でも鞍上の予定が合わないようだ。それでこの距離へ参戦するのだが、厩舎サイドは悪い印象は持っていないと言う。「起用さがあってどんな競馬も出来るタイプ。距離伸びた方が終いがだらっとするのでむしろ短距離はいいかもしれない」と期待している。兄マイラプソディに続いてクラシックの舞台に立つことができるかどうかに注目したい。

【WORLD分析班チェック】
キーファーズの中でも最高落札額で取引された期待馬

今年のキーファーズは牡馬はドウデュース、牝馬はロン(2戦2勝で屈腱炎を発症)とマイシンフォニーと駒が揃っているが、これらがデビューする前では2億6千万という超高額で取引されたマイシンフォニーが一番の期待馬だった。「最低でも桜花賞路線には乗せないとね」という会話が交わされていたことを思えば、年明けにようやく未勝利を勝ちあがったばかりなのは不満ではあるものの、軌道に乗ればポンポンと行けるだけの素質は秘めている。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、ナムラクレアとも差のない競馬をしており、前走は同コースで牡馬相手に勝ち上がってきたアネゴハダ、新馬勝ち直後の重賞で3着したビジュノワールなど魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




フィリーズレビュー2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<3/9(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

桜花賞まであと1ヵ月となりました。近年の桜花賞と言えば、ソダシ、デアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイという絶対女王が勝っていますが、これらは意外にも桜花賞はすべて2番人気だったんですよね。今年は更に混戦ムードが増しているだけに今から楽しみでなりません。

さて、その桜花賞出走の「5頭枠」を懸けて今週はトライアルが東西で行われ、その結果でほぼ出走メンバーが確定します。フィリーズRの特集ではありますが、アネモネSにも関連した内容になっています。


フィリーズレビュー2022データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①現時点での桜花賞出走ボーダーラインを把握しておこう

  • ②東西のダブル登録の行動から陣営意図を読み解く

  • ③東→西、西→東の1本にこだわった逆の登録に陣営意図を読む

  • ④阪神芝1400mはもともとスペシャリストが活躍しやすい舞台

①現時点での桜花賞出走ボーダーラインを把握しておこう



【優先出走権】
ナミュール
ピンハイ
サークルオブライフ
(フィリーズR①)
(フィリーズR②)
(フィリーズR③)
(アネモネS①)
(アネモネS②)

【3歳牝馬・賞金状況】
2800 ナムラクレア
2500 ウォーターナビレラ
2300 ラブリイユアアイズ
2250 ライラック
2250 プレサージュリフト
2000 ナムラリコリス
1900 スターズオンアース
1600 アルーリングウェイ
1600 フォラブリューテ
--------------
1000 ベルクレスタ
1000 ステルナティーア
1000 スリーパーダ
(故障馬や短距離馬を除く)



先週のチューリップ賞では賞金900万のナミュール、賞金400万のピンハイが見事に優先出走権を獲得。このようにトライアルでは権利獲りを狙う馬はメイチの勝負を仕掛けてくるので要注意だ。フィリーズRに関しては、賞金2800万のナムラクレア以外はすべて抽選対象になっているため、ほぼすべての馬が『3着以内』を目指しての戦いになる。大激戦が予想されるのは言うまでもない。



②東西のダブル登録の行動から陣営意図を読み解く



今週は東西で牝馬のトライアル戦が組まれている。

東はアネモネS(2着まで優先出走権)
西はフィリーズR(3着まで優先出走権)

毎年起こることだが、今年も東西のダブル登録が4頭いた。

ウィリン
ビジュノワール
ホワイトターフ
ラブリネスオーバー


エントリーの頭数からすれば希望するレースに出走できるので、どちらに使うかは陣営の判断ということになる。水曜日の想定段階ではウィリンとラブリネスオーバーがフィリーズRへ、ビジュノワールとホワイトターフはアネモネSへ回るようだ。

「距離は1400mがベストだから…」
「関西だと輸送があるから…」
「騎手の都合もあるからね…」
「権利を獲れる可能性はこっちのほうが可能性が高い」


などそれぞれの陣営の考えがあるはずで、どういう思惑なのかはちゃんと把握しておきたいところ。それは前日公開の【関係者事前情報】にて詳細をご確認頂きたい。



③東→西、西→東の1本にこだわった逆の登録に陣営意図を読む



②にも関連することだが、ダブル登録をせずに関東馬がフィリーズRへ一本、関西馬がアネモネSを一本で登録している馬もいるのをお気付きだろうか。そういう馬はハッキリとした意図を読み解くことができるだろう。

【フィリーズRへ登録の関東馬】
キミワクイーン(奥村武)
ブッシュガーデン(武井)
モチベーション(清水英)
ラブリネスオーバー(高柳瑞)


【アネモネSへ登録の関西馬】
コントディヴェール(清水久)
ユキノプリンセス(南井)
リヴォリ(藤原英)


前者は輸送のリスクよりも1400mの距離を優先しており、後者は「関東圏相手なら…」と2枠しかないながらも相手関係から可能性を優先して遠征する。このあたりからも勝負度合いが測れるというもの。



④阪神芝1400mはもともとスペシャリストが活躍しやすい舞台



阪神芝1400mは昔からリピーターが走りやすい条件と言われる。古馬の重賞を見てもハッキリとそれが表れており、古くはキンシャサノキセキ、サンカルロ、リアルインパクトらが阪神カップを連覇し、そしてダイアナヘイローやダノンファンタジーなどがこの条件の重賞を連勝している。適性が高い馬は何度も好走しやすい、つまり『スペシャリストが活躍しやすい舞台』と言えるのだ。

では具体的にどんな馬が適性が高いのか?

この舞台はあまりスローの上がり勝負になることは稀で、平均からハイペースになることが多い。よって逃げ切り勝ちという例もほとんどなく、小回りの舞台でも長く脚を使えることが求められる。

また、この舞台では次のキーワードもプラスに働くことが多い。

・長い距離経験
・ダート実績
・Hペースでの好走


ディープインパクト系の馬が過去にフィリーズRを一度も勝ったことがなく、勝ち馬の種牡馬を見てもダート向きの産駒も多く名を連ねているのが特徴的だ。スローの瞬発力勝負に特化したタイプよりはハイペースの消耗戦で結果を出している馬を狙いたい。



フィリーズレビュー2022予想
『調教マル特ホース』
<3/10(木)更新>



●トライアルレースは本気度が読み取りやすい

先週の弥生賞は調教ピックアップ馬2頭のワンツー決着。権利獲りの懸かったレースだとそれなりに陣営の本気度が分かりやすいもので、準備の段階から気合の入り方が違う。各陣営のローテの組み方や、帰厩後の調教本数などはよくチェックしておきたい。

さて、フィリーズレビューは距離も短ければ内回りコースで行われるため、本番には直結しづらいと言われる。確かに本番で求められる適性とは真逆なのだから当然か。それだけに「このレースで勝負!」という馬が出てくることが多い。メンバーが手薄ながらGⅡで5200万もの賞金が得れるのだから、桜花賞を狙わない(狙えない)馬にとってはとても魅力的なレースだ。昨年のシゲルピンクルビーにしても一昨年のエーポスもそうだった。その前のノーワン、プールヴィル、リバティハイツなども同じ。

もちろん勝負度合いは調整過程だけでの判断だけでなく、週末に公開される『関係者事前情報』からも読み取れる。そちらの情報も忘れずにチェックして頂きたい。


調教マル特ホース①

ナムラクレア

長谷川厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:2-1-1-1

・結果を求めての参戦だけに仕上がりは良好

メンバー中唯一、賞金面をクリアしている同馬は先週のチューリップ賞で阪神JF組との激突を避けて、ベスト距離のフィリーズRに出走する。小倉2歳Sの覇者はとにかくスプリント色が強く、陣営も1600mよりは1200~1400mの意識があるだろう。この使い方からしても「ここを勝ちに来た」というのが分かるが、実際に前走後からタップリの充電期間をとって調整具合もかなり良さそうだ。

1週前はウッドで年長馬と併せ馬、今週は坂路で単走という追い切り内容だが、脚捌きが実にシャープでモタモタしたところが全くない。2週続けた乗った浜中騎手も「状態はかなりいいですよ」と納得の表情。理想を言えばもう少し大きく見せてくれれば文句ナシだが、力を出し切れる仕上がりにある。



調教マル特ホース②

サブライムアンセム

藤原英厩舎(栗東)
池添騎手予定
戦績:1-3-0-2

・未勝利勝ちと侮るなかれ、使い込む毎にレース内容が上達

数を制限して使うことが多い藤原英厩舎にしては3歳春の時点で早くも7戦目を迎える同馬。「牝馬にしては馬格もあって、使い詰めでも高いレベルで状態が安定している」というのがこれだけ使える理由だが、このタフさは祖母ハッピーパス譲りか。なかなか成長力もありそうで、使い減りするどころか使う毎に競馬内容が上達してきている。

この中間は一旦しがらきに出してリフレッシュして帰厩してからも軽め調整だが、池添騎手が2週続けて乗って「状態は良さそうだし、とても乗りやすい」と絶賛。曲者のメイケイエールなども乗りこなす池添だが、この馬に関しては特に言うことがないという。3走前くらいからラストの切れ味が目立っており、今の充実ぶりなら一気に権利獲りも十分可能だ。




フィリーズレビュー2022予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<3/11(金)更新>


分析班
水谷

このレースの近年の勝ち馬の人気は、8・5・12・3・8・2・8で、決して堅いレースとは言えません。伏兵の台頭余地が大きいのはこの結果からも明らかで、妙味を優先して穴に目を向ける必要がありそうです。今回ご紹介する盲点馬は、実は“見た目の成績以上に走る”という馬です。血統的にも後押し材料があるのも好感が持てます。


下馬評低めの盲点注目馬

サウンドクレア

安達厩舎(栗東)
団野騎手
戦績:1-0-0-4

【前走成績】
つばき賞(6着/5番人気)

○隠れ適性の持ち主の可能性アリ!?

昇級してからは4・4・6着と一見すると平凡な戦績で、重賞で勝ち負けするにはあまり見所がないように映る。ただ、よく精査すると侮れない馬であることが分かってくるはずだ。まず戦績だが、小倉での未勝利ではここでも人気するマイシンフォニーを豪快に差し切ってV。昇級してからは馬券圏内に絡めていないものの、先着された馬はすべて牡馬で、それらは重賞級の馬ばかり。戦ってきた相手が悪かった、いや、使うレースが間違っていただけと言えるだろう。

更に血統面からも強調点もある。母サウンドバリアーと言えば、2010年にこのレースを9番人気ながら外一気の差し切りを決めた馬。そして姉サウンドキアラは2020年の阪神牝馬Sを差し切り勝ち。母姉ともに阪神コースの適性の高さを示している。サウンドクレアは1800mを中心に走ってきたが、潜在的に芝1400mの適性は高い可能性はある。未知な魅力に一発を懸けるならこの馬が浮上しそうだ。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは3/11(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『フィリーズレビュー(GⅡ)』
『金鯱賞(GⅡ)』
『中山牝馬S(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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