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【フェブラリーステークス2023予想】さあ、今年もG1開幕!《最終更新》『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬



フェブラリーステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・フェブラリーステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年最初のGⅠは毎年のことながら心が躍りますね。今年のフェブラリーSはサウジとの使い分けもあってメンバーが分散。こういうレースこそ情報がモノを言いそうな雰囲気です。当社が入手している情報は週末に向けて徐々に公開するとして、まずは有力馬のチェックをしていきましょう!




フェブラリーステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<2/17(金)更新>


フェブラリーステークス(GⅠ)
2/19(日) 東京ダ1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1ジャスパープリンス牡858田中勝春
2シャールズスパイト牡658モレイラ
3ケンシンコウ牡658バシュロ
4ドライスタウト牡458戸崎圭太
5オーヴェルニュ牡758福永祐一
6メイショウハリオ牡658浜中俊
7レモンポップ牡558坂井瑠星
8アドマイヤルプスセ658内田博幸
9ショウナンナデシコ牝656横山武史
10テイエムサウスダン牡658ルメール
11ソリストサンダー牡858菅原明良
12セキフウ牡458Mデムーロ
13スピーディキック牝456御神本訓史
14ヘリオスセ758武豊
15レッドルゼル牡758川田将雅
16ケイアイターコイズ牡758横山和生





フェブラリーステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<2/12(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、フェブラリーステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:すばるS2着

ドライスタウト


牧浦厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:4-1-0-1

戸崎が前哨戦の根岸Sを勝ったレモンポップではなく、こっちに騎乗するのはなかなかの衝撃がある。それだけこの馬に対しての期待度が大きいということなのだろう。GⅠの臨戦ステップとしてOP特別を2戦して臨む馬が1~2人気というのもかなりのレアケースだが、確かにこの馬には末恐ろしいほどのポテンシャルを感じる。前走こそ踏み遅れで取りこぼしてしまったが、2歳時のパフォーマンスを発揮できればここでもアッサリ勝つシーンまであっていい。

【WORLD分析班チェック】
馬優先を貫いたことが奏功するか

OP馬ともなると普通はレースを決めてそこへ向けて調整するのが一般的だが、この馬はあくまでも馬優先でレースを選択。牧浦厩舎は過去にレースを選択することで馬の成長が止まってしまった例が多く、そこを踏まえた形。ここまで負担が少なかったことで馬の充電度合いは大きい。




前走:根岸S1着

レモンポップ


田中博厩舎(美浦)
坂井瑠騎手予定
戦績:7-3-0-0

デビューから10戦すべて連対。2歳時から新馬→OPを連勝した時から「これはモノが違う。GⅠ級」の評価を集めていたが、5歳になった今もその能力に陰りはない。特に東京コースでの安定感は特筆もので、安定した先行力から毎回上がり35秒台で上がってくるのだからレースぶりも文句の付けようがない。問題は1600mの距離。ベストは1400mと言われるだけに最後の1Fをいかに踏ん張れるかが課題。馬場や枠順、展開などがこの馬に向くかどうか。

【WORLD分析班チェック】
鞍上は現在最も勢いがある坂井瑠が指名

この馬の鞍上を巡って水面下で様々な動きがあったが、結局は坂井瑠星で落ち着いた。先行タイプだけに最も適した人選と言えるだろう。逃げ馬を行かせて番手から横綱相撲をとるだけなので、騎乗としてはイージーオーダーだけにテン乗りでも評価を下げる必要はないだろう。




前走:東京大賞典3着

メイショウハリオ


岡田厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:7-2-3-7

中距離のGⅠ馬が久々にマイルに参戦。この馬の扱いに頭を悩ますファンも多そうだ。東京ダ1600mは3勝クラスで一度走ったことがあり、当時は中団から抜け出す競馬でアッサリ突き抜け。「実はワンターンも悪くない」という印象を残してくれた。それ以降はずっとコーナー4回の中距離を走っているので印象が薄いが、舞台の適性は高いので軽視は禁物だ。川崎記念でもなく東海Sでもなくここへ直行するあたりは色気を持っており、とても不気味な存在と言える。

【WORLD分析班チェック】
中央GⅠ制覇へ馬主サイドの期待が大きい

メイショウ軍団の中央GⅠ制覇は2013年のメイショウマンボ以来遠ざかっている。フェブラリーSで言えば2005年のメイショウボーラー以来だ。名物オーナーの松本好雄氏ももう御年85歳となり、年々中央GⅠを勝ちたい思いは強くなっている。そんな理由からここに参戦が決まったようだが、軍団の総大将として意地を見せたいところ。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




フェブラリーS2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<2/16(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • レース史上初の外国馬参戦と節目の40回目が意味するものは?

(2月16日)
個人的に「フェブラリーS」で衝撃だったのは1999年のメイセイオペラが勝った年だろう。地方所属のまま中央のGIを制したのはアノ一頭のみ。その後も多くの地方馬がチャレンジしてきたが分厚い壁は破れない。ダート戦ならば今後も可能性は否定しないが芝のレースでは恐らく難しいと思われる。今年は40回目の節目だが世紀末に地方馬が勝利した訳だが、今年は外国馬が初参戦する。何か大きな動きが起きるのかはレースの結果を見るしか無い。

サインに話を戻すが地方馬の存在は意外と訳アリにも思える。フェブラリーSにも多くの地方馬が参戦してきたが残念ながら結果は周知の事実。しかし、17年以降地方馬が参戦した年には、その地方馬の隣に位置した馬が馬券に絡んでいる。ならばもう一頭のサイン馬には地方馬『スピーディキック』を指名し特に当日は両隣に位置した馬には最大限に注意したい。

(2月12日)
それでは簡単に「京都記念」のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気武豊騎乗のダービー馬「⑫ドウデュース」。2着は6番人気横山典騎乗の「①マテンロウレオ」。3着には4番人気池添騎乗の「プラダリア」で決まった。2番人気のエフフォーリアは先行したものの直線では早々と失速してしまった。

サイン的にはサイン馬2頭の隣が1、3着とマズマズの結果と言えそう。海外帰りのダービー馬に不安説を唱えるところもあったが見事な完勝と言える内容だった。

さて、話を戻して今年で40回目の区切りを迎える「フェブラリーS」。連覇している「カフェファラオ」はサウジに向かうため早々と回避を発表。それに代わる人気どころは前走を制した「レモンポップ」だろう。続くのが根岸2着の「ギルディッドミラー」だったが故障が判明し引退に。あとは「ドライスタウト」あたりか。

上位人気馬たちが支持を集めそうだが今年は史上初となる外国馬の参戦が決まっている。カナダから参戦する「シャールズスパイト」だ。元は芝のGI勝ち馬。GⅢだがダート戦勝ちの実績を持つ二刀流。鞍上にはアノ「モレイラ騎手」を配しているだけに侮れない。台風の目になるのは間違いないだろう。

今年のGIも1発目からいろいろと起こりそうな予感がするだけに慎重に見極めたい。加えて話題は40回の節目にして福永祐一の日本でのGIラストラン。間違いなくサインの肝はココにあるはず。福永騎手と言えばサウジCに向かう「カフェファラオ」にて昨年2度めのフェブラリーSを制したばかり。今回は「オーヴェルニュ」に騎乗予定だが恐らくサイン馬はこの馬だろう。

当レースがGIに昇格したのは第14回目から。福永騎手の当レース初騎乗が第16回1枠「①マコトライデン」。そして、優勝したのは第22回8枠「⑭メイショウボーラー」だった。キリ番の20回、30回目に3枠が連に絡んでいる点も見逃せない。そして、昨年のフェブラリーSは福永騎手が騎乗した3枠6番「カフェファラオ」である。

流れから推測するとレースの鍵を握るのは「初の外国馬」と「福永国内GIラストラン」。ならば当日は「初の外国馬」と「福永騎乗馬」自身と当日は両隣も警戒。そして、枠的には①③⑧枠にも注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・当日は「初の外国馬」と「福永騎乗馬」自身と当日は両隣も警戒。そして、枠的には福永絡みの①③⑧枠にも注意が必要だろう。
・もう一頭のサイン馬には地方馬『スピーディキック』を指名し特に当日は両隣に位置した馬には最大限に注意したい。





フェブラリーステークス2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<2/15(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

今年は有力馬の回避が相次ぎ、下馬評は2強ムードのようです。ガチガチか、それとも波乱か、どちらの結果になる可能性もありそうですね。いずれにしても過去の傾向をジックリ見極めて読み解いていけば段々と候補は絞れてきます。大きなポイントを4つほど取り上げたので、以下に目を通して頂きジックリとイメージを固めていきましょう。


フェブラリーステークス2023データ
最初に押さえておきたい4つのポイント!

  • ①勝ち馬の平均年齢は【4.8歳】と若く、明け4~5歳馬が有利

  • ②各馬の臨戦過程(ステップ)と賞金面をシッカリ把握する

  • ③末脚最重視、上がり最速馬は4回に3回で馬券圏内入り!

  • ④雨で高速馬場になった時は海外馬のスピードに要注意

①勝ち馬の平均年齢は【4.8歳】と若く、明け4~5歳馬が有利



このレースは2000年まで遡ってみても勝ち馬の平均年齢は[4.8歳]であり、やはり一番脂の乗った明け4歳か5歳馬が強いのがデータが証明している。基本的に勢いのある若い馬を狙うのが鉄則だろう。

今年のメンバーでは人気を集める2頭、ドライスタウトは4歳、レモンポップは5歳と若く、データから勝つのはこの2頭のどちらかの可能性が高そうだ。

なお、7歳以上馬は勝利はないものの、馬券圏内なら食い込みは可能なので、若い馬を軸に穴として7歳以上の馬を相手に加えるのが馬券作戦としては望ましい。



②各馬の臨戦過程(ステップ)と賞金面をシッカリ把握する



今年は賞金ボーダーに届かず出走まで漕ぎ着けない馬が何頭かいるが、それらは前哨戦から「何とか賞金加算を!」という勝負話をこぞって出していた。実際に今年はどの馬が出走できてどの馬が出走できないのかが非常に分かりにくかったため、前哨戦からある程度本気度を見せていた陣営も多い。本番で上積みがどこまであるかはメンバーの賞金と比例するかもしれない。

臨戦過程(ステップレース)として評価できるのは、

・賞金面安泰でぶっつけ直行
・賞金面安泰で前哨戦は叩き台


で臨む馬だろう。逆に上積みとして微妙なのが、賞金面が不安があって前哨戦でもある程度本気で仕上げていた馬ということになる。中間の追い切り本数や強度などと照らし合わせて状態面は見極めたい。



★臨戦過程から評価できる馬
・レッドルゼル
・メイショウハリオ
・ショウナンナデシコ
・ソリストサンダー



③末脚最重視、上がり最速馬は4回に3回で馬券圏内入り!



舞台は直線長めで紛れの生じにくい東京マイル。過去2000年まで遡ると最速上がりを叩き出した馬の勝利は9度あって、3回に1回の割合で直線一気のVを決めている。やはり末脚の破壊力に注目せずして的中には辿り着けない。

ちなみに過去20年で上がり最速馬(タイも含む)は28頭いるが、掲示板を外したのはたったの1頭のみで、27頭は掲示板以内に駆けている。

★上がり最速馬の成績
【9.9.4.6】
単勝率 32%
連対率 64%
複勝率 78%

「4回に3回は馬券圏内に入れる」というのは最も重視すべきデータ。ちなみに上がり3Fの平均タイムは【35秒5】であり、この舞台でそれに匹敵する末脚を使った馬は要チェックだろう。



★東京ダ1600mの上がり順(良のみ)
35秒0 レモンポップ
35秒1 タガノビューティー
35秒5 セキフウ
(※過去1年半以内の実績)



④雨で高速馬場になった時は海外馬のスピードに要注意



当日に雨が降って不良馬場だった2005年は、芝馬のメイショウボーラーが逃げてそのままレコードで押し切ってしまったことがある。

これは例外としての扱いをしてもいいのかもしれないが、当然この年は上がりタイムとは無縁の決着で、自身は上がり36秒9と時計が掛かったが、序盤のリードを保ったまま影を踏ませず悠々と押し切った。

レース後にも「もともと芝馬だからあれだけ速いタイムで逃げれたんだな」という話が出たように、タイムトライアルのような状況になった場合は、海外馬シャールズスパイトにもチャンスが出てくるだろう。なにせ、同馬は芝のマイルGⅠの勝ち馬であり、BCマイルでも2着に好走している実力馬だ。

東京地方の土日の天気が雨予報も出ているが、もし当日雨が降ってレコード馬場のような状況が予測される時は海外馬のスピードには十分に注意したい。



フェブラリーステークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<2/16(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

メイショウハリオ

岡田厩舎(栗東)
浜中騎手予定
戦績:7-2-3-7

【前走】 東京大賞典3着

【大目標は前走だったが…】
前走時の情報・・・ 「4走前の平安Sから意識して馬群の中のポジションを取る競馬を試みてきたけど、こういう競馬が出来ればもっと活躍できる。レースぶりが広がったね。JBCクラシックは明らかに叩き台だった。使うところがないから使ったけど最初から勝負という雰囲気でもなかったんだ。最初からここ(東京大賞典)が大目標。目論見通り、具合はかなり良くなってるし、まず勝ち負けになるんじゃないかな」

★今回の見所ポイント
→馬群の中もOKなのは収獲
→当舞台は久々も勝ち星アリ



前走情報チェック馬②

テイエムサウスダン
蛯名厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:9-3-2-9

【前走】 根岸S14着

【鞍上にはセットで騎乗依頼】
前走時の情報・・・ 「前走はウチにきて2戦目でコンディションこそ良かったけど、条件が合わなかったんじゃないか。馬体も絞れてなかったしね。今回は意識的に中間の運動量を増やしてるし、テキも自ら追い切りに乗ったりしてるから馬体重は絞れて来るはず。昨年勝ってるレースだし、無様な競馬にはならないと思うよ。ルメールにはここと次とでセットでお願いしてあるんだ」

★今回の見所ポイント
大敗後の激走がこの馬のパターン
→鞍上も2度目で乗り方に工夫必至



前走情報チェック馬③

ケンシンコウ
小西厩舎(美浦)
田辺騎手予定
戦績:4-1-2-13

【前走】 根岸S6着

【ワンターン向く】
前走時の情報・・・ 「マーチSで2着した時もジュライSで勝った時も、出遅れずに好位で立ち回れるといい競馬をする。コーナーリングも器用に立ち回れるしね。成績が悪い時はたいていイレ込みが激しくて出遅れて後方からになってる時。最後入れの大外枠なら出遅れずに出れそうだし、ワンターンのこの距離なら多少強引な競馬をしても脚が続くんじゃないかな。ゲート決まって中団より前で運べればひょっとするかもしれないよ」

★今回の見所ポイント
→前走は終いの脚に見所アリ
→3歳時重賞3着の舞台






フェブラリーステークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<2/17(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

レッドルゼル

安田隆厩舎(栗東)
川田騎手
戦績:9-7-2-5

人気から解放され気楽な立場で逆転を狙う!


下馬評ではドライスタウトとレモンポップの2強ムードですね。どちらもこれからもっと強くなる馬で、上げ潮ムードのここで凡走するイメージは沸きにくいのは確か。

割って入れる可能性があるとすれば、まずは誰もが未知なはずの海外馬。シャールズスパイトは芝のマイルGⅠ(米・メーカーズマークマイル)の覇者ということで、スピード性能が高いことは証明済み。まったく比較のできない同馬が、東京ダ1600mに相当適性が高かった、というシーンは捨てきれません。特に当日に馬場が渋った際は警戒度合いを上げたいですね。

あと波乱の可能性としては展開面でしょうか。絶対的な本命馬が不在でどの馬にもチャンスがあるというレースでは、乗り役もいつも以上に色気を持ちますので、早め早めの流れになることもしばしば。極端な展開になった際は思わぬ波乱が起きるかもしれません。まして今年は人気馬が前にいますので、差しタイプの穴馬は要注意です。

その候補として挙がるのがレッドルゼルです。この馬を取り上げるには幾つか理由があります。まず今年で3年連続の出走となりますが、過去2年のレース内容はいずれも悪くありません。昨年は1番人気に応えられなかったですが、当時は馬場が軽すぎて前が止まらなかったのが敗因。時計の掛かる良馬場ならば直線で先行馬の脚が鈍っているずなので、レッドルゼルらがいた3列目の馬たちが伸びていたはず。勝てたとは言いませんが、2~3着なら全然あったと思っています。

また、年齢を重ねるとたいていの馬はズブくなりがちですが、この馬の近走の反応を見ていると、マイルくらいのほうがむしろいいのでは…と感じることがあります。よって距離延長はマイナスに考えていません。

そして、この中間の調教の変化。これまではほとんど坂路追いばかりだったのが、ウッドコースでの追い切りを何本も取り入れて調整をしています。もちろんこれは距離対応としてスタミナ強化を狙ったものだと思いますが、ここへ懸ける陣営の意図がハッキリ伝わってきます。

同馬は常に上位人気を集める馬でしたが、今回は1、2番人気以下になるのは確実。川田騎手としても気楽な立場で一発を狙ってこれるでしょう。過去2年と比べると相手関係も楽なので、3度目の正直で馬券圏内があってもイイと睨んでいます。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは2/17(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『フェブラリーステークス(GⅠ)』
『ダイヤモンドステークス(GⅢ)』
『京都牝馬ステークス(GⅢ)』
『小倉大賞典(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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