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2/19(金)最新更新【フェブラリーステークス2021予想】今年最初のGIをしっかり獲るヒント公開!



フェブラリーステークス2021
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!


  • 今開催のコンテンツからは……(シルクロードSを特集)
    【水曜日更新】オススメ軸候補:ラウダシオン(3着)
    【木曜日更新】調教チェック推奨:シヴァージ(1着)ライトオンキュー(2着)

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北野シズカ

皆さん、こんにちは。いよいよGIが始まりますね!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

今週末はもちろんフェブラリーステークス(GI)に注目。


何事もロケットスタートが肝心。1週間通して予習して、週末の的中馬券に繋げましょう!


【フェブラリーステークス2021予想】
最新更新2/18(木)
好走馬が続々『調教ジャッジ』更新

昨年のチャンピオンズC上位組の大半が不在ということで、今年は新鮮な顔ぶれとなった印象です。まずは有力馬の実績や、今回に向けた動向をチェックしておきましょう。

【2/17更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
フェブラリーステークスのマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【2/18更新】推奨馬の好走率ハイアベレージ!
調教マル特ホース2頭はコチラ⇒


【2/19更新】
見た目地味な馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



フェブラリーステークス2021予想
出走馬&枠順確定!
<2月19日(金)更新>


フェブラリーステークス(GI)
2月21日(日) 東京ダート1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 エアアルマス 牡6 57 松山
2 インティ 牡7 57 武豊
3 カフェファラオ 牡4 57 ルメール
4 ヘリオス セ5 57 デムーロ
5 サクセスエナジー 牡7 57 酒井学
6 アルクトス 牡6 57 田辺
7 ワンダーリーデル 牡8 57 横山典
8 ワイドファラオ 牡5 57 福永
9 サンライズノヴァ 牡7 57 松若
10 エアスピネル 牡8 57 鮫島駿
11 スマートダンディー 牡7 57 秋山真
12 ヤマニンアンプリメ 牝7 55 横山武
13 ソリストサンダー 牡6 57 北村宏
14 オーヴェルニュ 牡5 57 丸山
15 ミューチャリー 牡5 57 御神本
16 レッドルゼル 牡5 57 川田

【2月19日(金)枠順確定】



フェブラリーS2021予想
過去10年の【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠1-0-0-185.3%5.3%5.3%
2枠2-1-2-1410.5%15.8%26.3%
3枠0-2-2-160.0%10.0%20.0%
4枠1-1-0-185.0%10.0%10.0%
5枠0-1-5-140.0%5.0%30.0%
6枠3-0-1-1615.0%15.0%20.0%
7枠2-3-0-1510.0%25.0%25.0%
8枠1-2-0-175.0%15.0%15.0%


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北野シズカ

東京ダート1600mは芝スタートで、外枠の方が芝を長く走れることから【外枠有利】と言われています。

実際に、データを見ても『1~4枠』の馬券圏内が12頭、『5~8枠』が18頭と差があります。特に1枠は厳しいですね。


分析班
水谷

その1枠に、揉まれたくないエアアルマスインティが入り、その隣にカフェファラオという並びになりました。1枠2頭は何が何でも出していくのか、陣営の作戦も馬券のポイントとなるでしょう。




フェブラリーステークス2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<2月14日(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、フェブラリーステークス2021に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:チャンピオンズC6着

カフェファラオ


堀厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:4-0-0-2

現4歳世代のダート馬では大将格と呼ぶべき存在。新馬戦では後に交流GⅡを勝つバーナードループに10馬身差を付けて圧勝し、出世レースのヒヤシンスS、ユニコーンSを連勝。アクシデントが響いたジャパンダートダービーは7着に敗れたが、秋初戦のシリウスSでしっかり巻き返した。

前哨戦をパスしているものの、ぶっつけ本番でのGI参戦は近年のトレンドと言って差し支えないだろう。仕上がりさえ順調ならば当然の有力候補だ。

【WORLD分析班チェック】
相手比較&舞台替わりが追い風

チャンピオンズCでは年長の一流馬たちに跳ね返される結果(6着)となったものの、今回は先着を許した馬たちがほぼ不在(チュウワウィザード、ゴールドドリーム、クリソベリル、モズアスコットが抜ける)。

圧倒的なパフォーマンスを見せた東京のダートマイルに舞台が替わることもプラスで、一気に頂点に立つチャンスが巡ってました。




前走:根岸ステークス1着

レッドルゼル


安田隆厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:7-5-1-2

前哨戦としてもお馴染みの根岸Sを勝って重賞初勝利&フェブラリーSの優先出走権を獲得。堂々のGI初出走となる。

地道に条件戦、オープン、GⅢと勝ち上がってきた叩き上げタイプながら、ここまでのキャリア15戦は全て1番人気か2番人気という意外な人気者。ダートでは14戦12連対という圧倒的な安定感が支持されているのだろう。

【WORLD分析班チェック】
初距離が課題も、勝ち馬多い『根岸S組』

安田隆行厩舎が管理するロードカナロア産駒で、川田将雅騎手が乗ったレースは6戦4勝と好相性。今回は初めてのマイルに対応できるかがポイントとなります。

とはいえ、過去10年のフェブラリーS勝ち馬の中で最も勝利数が多いのは『前走・根岸S組』。4頭が勝利しており、うちモズアスコット(2020年)、ノンコノユメ(2018年)、モーニン(2016年)が根岸S→本番と連勝しています。




前走:東海ステークス1着

オーヴェルニュ


西村厩舎(栗東)
騎手未定(2/14時点)
⇒丸山騎手予定
戦績:7-3-0-9

コチラは中京での前哨戦・東海Sを制しており、3連勝で重賞初勝利。オープン入りしてから3戦は壁に当たっていたが、昨秋の復帰戦から一気に軌道に乗ってきた。

初勝利はダート1200mだったが、2勝目以降は全て1700~1800mの中距離戦。東京のダートマイルは3歳4月に走って7着だったが、当時とは馬が変わっている。一気のGI参戦でビッグタイトルなるか。

ちなみに、オーヴェルニュとレッドルゼルは同じ新馬戦でデビューしており、今回はその時以来の再戦。当時は芝1400m戦でレッドルゼルが3着、オーヴェルニュが6着だった。

【WORLD分析班チェック】
騎手起用に難航している?

気になるのは1週前の段階で『騎乗予定騎手が未定』であること。裏開催では小倉大賞典があり、また東京で騎乗予定のリーディング上位騎手は軒並み予定が埋まっているとあって、陣営としても納得の騎手起用ができてないのかもしれません。

※前走で騎乗した川田騎手にはレッドルゼル、前々走で騎乗したルメール騎手にはカフェファラオが居ます。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。挙げなかった馬の中にも、インティやアルクトスといった実績馬の名前もあります水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!



フェブラリーステークス(GI)
2021/2/21(日) 東京ダート1600m


馬名 性齢 斤量 想定騎手
アルクトス牡657田辺
インティ牡757武豊
エアアルマス牡657松山
エアスピネル牡857鮫島駿
オーヴェルニュ牡557丸山
カフェファラオ牡457ルメール
サクセスエナジー牡757酒井学
サンライズノヴァ牡757松若
スマートダンディー牡757秋山真
ソリストサンダー牡657北村宏
ヘリオスセ557デムーロ
[地]ミューチャリー牡557御神本
ヤマニンアンプリメ牝755横山武
レッドルゼル牡557川田
ワイドファラオ牡557福永
ワンダーリーデル牡857横山典

【2月18日(木)時点】出走馬確定。







フェブラリーステークス2021予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<2月17日(水)更新>


分析班
水谷

まずは過去に学べ。フェブラリーSの過去10年データから好走馬を傾向を導く!


フェブラリーS2021
これだけ覚えれば獲れる!

  • ・7歳以上は好走率がやや降下

  • ・馬券にほぼ毎年絡む『上がり最速』候補は要押さえ!

  • ・マイル以上の距離実績も重要視

フェブラリーS2021
過去10年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気4-2-2-240.0%60.0%80.0%
2人気2-2-1-520.0%40.0%50.0%
3人気1-1-2-610.0%20.0%40.0%
4人気1-1-1-710.0%20.0%30.0%
5人気0-2-0-80.0%20.0%20.0%
6~9人1-1-4-342.5%5.0%15.0%
10人気以下1-1-0-661.5%2.9%2.9%

1番人気馬に関しては比較的に信用に値するレース。能力を全発揮しやすい東京コースが舞台ということも影響しているだろう。



フェブラリーS2021
過去10年の年齢別成績


年齢 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
4歳3-1-1-2211.1%14.8%18.5%
5歳4-3-4-2311.8%20.6%32.4%
6歳3-2-3-307.9%13.2%21.1%
7歳0-3-1-320.0%8.3%11.1%
8歳0-1-1-170.0%5.3%10.5%

高齢の馬の活躍も目立つダート路線ということもあり、6歳馬まではほぼ互角。ただし、7歳からは成績が下がってくる。

インティサンライズノヴァら実績ある高齢勢にとっては『下からの突き上げ』が課題材料か。



フェブラリーS2021
過去10年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ2-0-0-820.0%20.0%20.0%
先行3-2-0-318.3%13.9%13.9%
中団3-5-7-494.7%12.5%23.4%
後方2-3-3-404.2%10.4%16.7%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位2-5-3-216.7%58.3%83.3%
2位1-1-2-511.1%22.2%44.4%
3位3-0-4-427.3%27.3%63.6%
4~5位4-3-1-1914.8%25.9%29.6%
6位以下0-1-0-980.0%1.0%1.0%

フェブラリーSの特徴のひとつとして『上がり最速馬』の好走率が極めて高い点が挙げられる。現在、5年連続で馬券圏内に突入しており、連としてマークしておきたいところ。

上がり上位の常連はサンライズノヴァワンダーリーデルあたりを注目したい。



フェブラリーS2021
過去10年の前走別成績


前走レース名 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
根岸S4-2-2-497.0%10.5%14.0%
東海S3-1-1-1316.7%22.2%27.8%
チャンピオンズC1-2-1-511.1%33.3%44.4%

出走頭数の多い根岸ステークス組の勝利が最も多いものの、率にすると他路線に劣る点は注意。

見極めポイントとすれば『根岸ステークス組から馬券に絡んだ馬は、マイル戦以上でも好走歴があった』という点。

その意味で、今回が初のマイル戦となるレッドルゼルにとっては不安材料となる。



フェブラリーS2021
過去10年の生産者別成績


生産者 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
社台F2-1-2-1311.1%16.7%27.8%
ノーザンF1-2-0-155.6%16.7%16.7%

大レースと言えばノーザンF、という時代が長く続いているが、ことフェブラリーSに関しては非ノーザンF組の台頭が目立っている。

特に今年はノーザンF組からゴールドドリームが引退し、チュウワウィザードは海外へ。クリソベリルは故障と手駒が薄いのも確かだ。



フェブラリーS2021
【ダート1600m】ベストタイム上位


馬名 持ち時計 コース 当時の着順
アルクトス1:32.7盛岡(不良)1着
サンライズノヴァ1:33.1盛岡(不良)4着
インティ1:34.8盛岡(不良)9着
カフェファラオ1:34.9東京(稍重)1着
ソリストサンダー1:35.1東京(良)2着

上位3頭は昨年・南部杯組。ただし、騙されてはいけないのは『盛岡ダートは日本でも屈指の高速馬場』であるということ。加えて極度の大雨の影響もあったことは覚えておきたい。

数字面で意外と侮れないのが、今回が初のGI参戦となるソリストサンダー。東京ダート1600mの持ち時計に限れば上位に入る存在だ。




【オススメ軸候補】

サンライズノヴァ

音無厩舎(栗東)
松若騎手予定
戦績:10-5-3-13

【推し材料】好条件データ
○『上がり最速』の脚でコンスタントに好走
○メンバーレベル的に今年が一番のチャンス


上がり最速馬の好走が目立つこのレースで、昨年の該当馬が3着だったサンライズノヴァだ。

今年は1つ年を重ねて7歳馬としての出走。データ的に加齢が気になるところではあるものの、4歳だった2018年から4年連続での参戦となる今年は、メンバーレベルを考えると最大のチャンスと言っていい。

昨年はフェブラリーS好走以降も、59キロを背負ってプロキオンSを、58キロを背負って武蔵野Sを制覇。実績を重ねるにつれて使えるレースの選択肢が狭まっていく中で、重い斤量を背負っても最速の上がりで追い込んでくる姿は見事だ。

前走・チャンピオンズCは距離ならびにコーナー4つのコースも合っておらず、最初からフェブラリーSへの間隔調整といった感じのレースと見て良いだろう。




【穴で要注目】

エアアルマス

池添学厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:7-3-1-7

【推し材料】好条件データ
○昨年の東海S勝ち→その後に骨折もポテンシャル上位
○『外枠引き』を条件として穴で注目

昨年の東海Sでインティらを相手に快勝し、その後で骨折しなければフェブラリーSでも上位人気に推されていたであろうエアアルマスが穴の注目馬。

長期休養明けのみやこSは息が保たず4着、続くチャンピオンズCは強引にハナに行ったことが響いて10着に敗れているが、ポテンシャルの高さはまだ見限るべきではないだろう。

ダート戦においてはとにかく揉まれたり砂を被ったりするのを嫌がる姿が顕著で、内枠を引いた一昨年の武蔵野Sは序盤から明らかに挙動がおかしく大敗。前走のチャンピオンズCで厳しい流れになるのを承知でハナに行ったのも、内枠で包まれるのを嫌がったからだろう。

フェブラリーSの行われる東京のダート1600mはもとより外枠有利のコース。フェブラリーS自体も過去10年では6枠より外の成績が明らかに良い。エアアルマスが外枠を引ければ、コース形態的なの外枠有利に加えて自身の個性も込みでさらに有利になる。条件付きになるが、大駆けの可能性を秘める1頭だ。




フェブラリーステークス2021予想
『調教マル特ホース』
<2月18日(木)更新>


分析班
水谷

先週・共同通信杯では
勝ち馬エフフォーリア、3着シャフリヤールを推奨


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●主流は栗東・坂路&CW追いで二極化
『総合的に見て』良し悪しを判断しよう


過去10年の3着以内馬30頭の調教をみてみると、大半が栗東坂路組(18頭)かCW組(8頭)。他は美浦ウッド2頭がいずれもノンコノユメ、関西馬と地方馬という内訳である。

一見すると中でも坂路組が主格に映るが、これは坂路調教馬の母数が多いということもある。また、G1ということもあり、調教の強度は強めが主流なのだが、レース間隔が詰まっていることもあってか、1週前時点であらかた仕上げておいて、当週は終い重点というパターンも多々見受けられる。

つまり【総合的に見る】必要があるだろう。

それを物語るのが、このレースにおける『リピーターの存在』。コパノリッキー・ゴールドドリーム・ノンコノユメ・ベストウォーリア・インカンテーションといった辺りが複数回好走しているが、これらも毎回同じメニューだったわけではなく、出走タイミングによって多少なりとも変化がみられる。前述の通り坂路とCWで二分しているように、調教コースよりもコンディショニングの高め方が重要なのかもしれない。




●栗東トレセンは雪の中での最終追い切り

若干余談ではあるが、水曜は栗東トレセンが雪に見舞われる中での調教に。馬によっては雪が積もっていない時間帯で調教を終えられているが、7時4分に追いきったワンダーリーデル辺りからは本降りになり、8時21分の2番の時間帯に追い切ったインティの頃には雪が積もっている。

エアスピネルやヤマニンアンプリメが走る頃にはまた雪もどけられているのだが、後半になるに連れ、馬場が重くなっていることには違いない。




調教マル特ホース①

オーヴェルニュ

西村厩舎(栗東)
丸山騎手
戦績:7-3-0-9

○レース間隔は詰まっているが1週前&当週ともに好ムード
○コース替わりにも適性を感じさせる調教

オーヴェルニュは調教パターンで解説したポイントからすると、時計的な強度としては物足りないことは事実。しかし、1週前に坂路で追って、今週はCWでの仕上げで中間の日曜に追わないのはこの馬としては従来どおり。いずれも終い重点なのだが、動きそのものは疲れよりも充実期を感じさせるキビキビとしたアクションである。

多少調教評価という本題から離れるが、フットワークからは距離短縮もこなせそう。完歩は広めで膝は使わず、回転数は多い走りからするとワンターンの1600や1400mもこなせていいのでは。理想をいえば、馬場が湿っていた方が良いようにも感じる。



調教マル特ホース②

ソリストサンダー

高柳厩舎(栗東)
北村宏騎手
戦績:5-4-3-10

○1週前のCWで仕上がって当週は坂路で終い重点

こちらは中4週での臨戦だが、2月3日・10日にCWで長めから追われており、大方コンディションを上げられていたのだろう。水曜の追い切りは馬なりで終い重点に留められた(※調教時間は7時01分)。

しかし、その追い切りが侮ることなかれ、といわれるようなものでフットワークの軽やかさはデキの良さの現れ。実績は見劣りするぶん、状態の良さでカバーできるか。




なお、劣勢の関東馬。かつ過去10年では前例のない美浦・坂路追いだったのが、上位人気候補のアルクトスは率直に好気配とみえた。




フェブラリーステークス2021予想
『下馬評は低いが妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<2月19日(金)更新>


分析班
水谷

穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“人気落ち”理由に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』『有力騎手が乗る馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬・プロフィールが地味な馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

だからこそ、買う価値がある場合も少なくない。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“地味な馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


下馬評低めの盲点注目馬

エアスピネル

笹田厩舎(栗東)
鮫島駿騎手
戦績:4-4-5-10

【前走成績】
チャンピオンズC(7着/12番人気)

○チャンピオンズCはカフェファラオからクビ差善戦
○昨秋・武蔵野Sでは3着と好走
○芝・ダート問わず『左回りのマイル戦』は好相性

チャンピオンズCは後方の内目から馬群を縫って脚を伸ばしてくる形だったので印象に残りにくかったが、カフェファラオとはクビ差の7着で上がりはゴールドドリームと並ぶ2番目タイ。ダートに転向してからは勝ち星こそないものの、実は毎回堅実な走りを続けている。

2走前には今回と同じコースの武蔵野Sで3着に走っていて、芝時代はマイル路線で頂点にあと一歩のところまで頑張った馬。2017年の富士S勝ちという実績もあり、厩舎サイドも「左回りのマイル戦は芝ダートを問わず適性が高い」と前向きな話をしている。

当初は池添謙一騎手が騎乗する予定だったが、騎乗停止のため鮫島克駿騎手に乗り替わり。この冬は小倉に滞在していて、裏の小倉大賞典は昨年重賞初勝利を飾った思い入れのあるレースでもあったが、エアスピネルの依頼を受けて東京行きを決定。もちろん気合は入っているだろう。今年は既に10勝と流れも良い。

なお、外枠なら狙えると紹介した同馬主のエアアルマスは最内枠。しかも隣にインティ、その隣にカフェファラオという並びになった。張り合ってハイペースになればチャンスがある“エア”はエアスピネルの方になるか。





週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは2月19日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ダイヤモンドS(GⅢ)』
『京都牝馬ステークス(GⅢ)』
『フェブラリーステークス(GI)』
『小倉大賞典(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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