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【フェアリーS2023予想】高配当は必至の3歳牝馬戦!過去の注目データ・傾向&サイン馬券は?



フェアリーステークス2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・フェアリーステークスの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

金杯が終わればすぐに3歳重賞のフェアリーSですね。正月の変則的なタイトなスケジュールで行われる関係もあるのか、過去10年で二桁万馬券が5度もある波乱度の高いレース。積極的に穴を狙っていけるレースだけに是非とも高配当を仕留めたいところです。まずは今年の上位人気が予想される馬を見ていきましょう。




フェアリーステークス2023予想
出走馬/枠順確定
<1/6(金)更新>


フェアリーステークス(GⅢ)
1/9(月) 中山芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1スピードオブライト牝354石川裕紀人
2リックスター牝354三浦皇成
3マイレーヌ牝354横山琉人
4アンタノバラード牝354田辺裕信
5ヒップホップソウル牝354松山弘平
6ミシシッピテソーロ牝354鮫島克駿
7ディナトセレーネ牝354横山武史
8イコノスタシス牝354北村宏司
9エナジーチャイム牝354ルメール
10メイクアスナッチ牝354戸崎圭太
11ディヴァージオン牝354Mデムーロ
12ブラウンウェーブ牝354菅原明良
13チハヤ牝354丹内祐次
14キタウイング牝355杉原誠人
15ミタマ牝354岩田望来
16ブルーイングリーン牝354山田敬士





フェアリーステークス2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1/5(木)更新>


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北野シズカ

まず最初に、フェアリーステークス2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ベゴニア賞2着

ヒップホップソウル


木村厩舎(美浦)
松山騎手予定
戦績:1-1-0-0

母ダンスファンタジアは11年のこのレースの勝ち馬。祖母ダンスインザムードは桜花賞を勝った名牝で、筋の通った血統背景がある。ベゴニア賞は1番人気で2着。スローの展開で行った行ったの競馬で逃げ馬がそのまま押し切ったが、この馬も2番手につけてしぶとく脚を使った。デビュー戦は出遅れて追い上げるという大味な競馬になったが、前走はスムーズなレース運びで進境あり。どんな競馬もできるレースセンスがあり、能力的にもここでも上位争い可能。

【WORLD分析班チェック】
「重賞へ使いたい」

フェアリーSは登録頭数が多くて抽選結果次第ゆえ、シンザン記念への登録も行っていたが、無事に抽選突破。いずれにしても3戦目となる今回は「重賞へ使いたい」というのが陣営の意思。祖母ダンスインザムードが勝った桜花賞を狙うためにも、ここで賞金加算が望ましい。




前走:京王杯2歳S8着

エナジーチャイム


手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:1-0-0-1

行きたがる気性のため距離短縮で一気に逃げる作戦もあった前走の京王杯2歳Sだが、スタートで出遅れてしまい後方からの競馬を余儀なくされた。初めての競馬で馬も戸惑ってしまい、ルメールは「テンションが高くて出遅れた。出てからもフワフワしていた」と経験不足を指摘していたが、それでも上がり最速の末脚は披露。秘めるポテンシャルは高く、競馬を覚えてくれば勝機は近そうだ。当レースで好走歴の多いNF天栄馬でもある。

【WORLD分析班チェック】
ルメールは4日目から騎乗開始

毎年恒例だが、ルメールは正月競馬の1~3日はお休み。2023年の初騎乗はフェアリーS当日の中山でスタートする。まだ今年のルメールのクラシックの相棒は固まっておらず、本人としても騎乗馬の選択肢を広げるためにもこの馬でも結果を出してOP入りさせておきたい腹積もり。




前走:阪神JF5着

ミシシッピテソーロ


畠山厩舎(美浦)
鮫島駿騎手未定
戦績:2-0-0-2

ほとんどの馬が1勝馬の中にあって、この馬は2勝を挙げて、尚且つ、GⅠ・阪神JFでも掲示板に入線。1頭だけ明らかに格上という存在だ。もちろんその時の走破タイム1分33秒8がメンバー中の最速タイムであり、「前走だけ走れれば…」と陣営が期待するのも当然。中山コースは初めてになるが、阪神芝1600mであれだけの走りが出来たのならコース替わりもさほど問題にはならないだろう。管理する畠山厩舎としてもウインブライト以来の重賞制覇が懸かっていて力が入っている。

【WORLD分析班チェック】
鞍上は関西の若手・鮫島駿を起用

阪神JFでは「原優介にGⅠ経験をさせたい」ということで師匠の計らいでチャンスを与えたが、今回は鞍上強化で臨む。前走はあくまでもチャレンジャーだったからこそ、そういう起用だったが、今回は人気を背負う立場になるだけに、それだけ陣営としても「結果を出したい」という気持ちの表れだろう。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




フェアリーS2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<1/5(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • JRA関連のCMも重要ですが年明けはやっぱり『ウマ娘』でしょう!


(1月5日)
それでは簡単に金杯のサイン回顧をお話しよう。中山金杯を勝ったのは1番人気戸崎騎乗の「③ラーグルフ」。2着が7番人気Mデムーロ騎乗の「②クリノプレミアム」。3着には2番人気松若騎乗の「⑤フェーングロッテン」だった。京都金杯を勝ったのは5番人気岩田望騎乗の「⑦イルーシヴパンサー」。2着は3番人気福永騎乗の「⑤エアロロノア」。3着は2番人気イーガン騎乗の「②プレサージュリフト」で決まった。東西W的中は逃したが、事前に予告したように当たりは『京都金杯』の方だった。馬番⑦番に注意とのことで見事、勝利を収めてくれた。他では父や母父にキングカメハメハが居たぐらいで例年のような露骨なサインは見られなかった感じがする。

さて、皆様は金杯の結果は如何だったでしょうか?年明けは直ぐ次の開催が始まります。サイン系のネタを探すのが非常に難しい年明けなんですが今年も直球的なサインを見つけました。それは、今では競馬界とは切っても切れない『ウマ娘』。昨年の年明けは残念ながらチェックしてませんでしたが今年は年末年始に新しいCMが流れました。暮れのヒシアマゾンの回では非常にお世話になりましたが年始もやってくれそうな感じがしてます。

メインは「ウマ娘」サイトのPRですがメインの二人は「キタサンブラック」と「サトノダイヤモンド」の有馬記念ウイナー。そして、主戦ジョッキーは「武豊」と「ルメール」ですね。これだけでも馬券に絡みそうな気がしています。「金杯」の後の重賞は「シンザン記念」と「フェアリーS」が控えておりますが、ウマ娘だけに「フェアリーS」に的を絞りましょう。

ウマ娘のCMで二人は振り袖姿で太鼓を叩いてお祭りムードを演出。踊り舞う姿は妖精にも見えなくありません。ココはサイン馬を2頭にします。『ヒップホップソウル』と『ディヴァージオン』。コチラはキタサンブラックとサトノダイヤモンド産駒でズバリなんですが当日は両隣も警戒。そして、裏サインとしてルメールと武豊騎手の騎乗馬自身と両隣にも注意したいですね。

【以上から今年の気になる候補】
・ウマ娘のCMから『ヒップホップソウル』と『ディヴァージオン』。コチラはキタサンブラックとサトノダイヤモンド産駒。
・裏サインとしてルメールと武豊騎手の騎乗馬自身と両隣にも注意。





フェアリーステークス2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<1/6(金)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

近年のクラシックでは直前のトライアルで権利を獲るのではなく、1~2月に賞金加算をして放牧で充電して本番で結果を残すのが王道パターンになってきており、その意味でこの時期の重賞で賞金加算できるかどうかは大きな意味があります。


フェアリーステークス2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①桜花賞を狙う関東馬のための牝馬重賞の位置付け

  • ②スタミナ馬場ゆえ、距離延長よりは距離短縮が優勢

  • ③ノーザンF天栄で充電されていた馬の好走例が多い

①桜花賞を狙う関東馬のための牝馬重賞の位置付け



フェアリーSが年明けの中山マイルに施行条件が変更された2009年は関西馬ジェルミナルが勝利したが、それ以降はすべて優勝は関東馬。2着も含めてほとんどが関東馬が入線しており、このレースは「関東馬のための賞金加算のレース」と言い切ってもいいだろう。

そして毎年、出走馬のレベルは上がっており、2年前の勝ち馬ファインルージュはここを勝った後に桜花賞へ直行して3着に好走し、昨年も牝馬二冠に輝いたスターズオンアースもこのレースで2着して賞金加算し、春の二冠へ繋げたのが記憶に新しい。現時点ではキャリアが浅くてポテンシャルが読みづらいが、将来性も意識して検討したい。



②スタミナ馬場ゆえ、距離延長よりは距離短縮が優勢



近10年の平均Vタイムは1分34秒9で、この時期らしくそこまでスピードが求められない。年明けからCコース替わりしたばかりだが、高速馬場ではなくやや力の要る馬場状態で行われることがほとんど。

スピードを求められないという馬場であれば、1200~1400mからの距離延長で臨むよりは、同距離から臨むか、1800~2000mからの距離短縮の方が結果が出やすい。データで見ても数字は明らか。


【前走距離別】
1200m[0.0%/ 4.5%/ 9.1%]
1400m[2.1%/ 4.3%/ 8.5%]
1600m[9.0%/15.6%/21.3%]←
1800m[5.0%/15.0%/20.0%]←
2000m[8.3%/25.0%/41.7%]←
※勝率、連対率、複勝率の順



③ノーザンF天栄で充電されていた馬の好走例が多い



このレースに限ったことではないが、関東の3歳重賞ではノーザンF天栄を経由した馬が好走しやすい。とりわけ21年はワンツースリーを独占したのが記憶に新しい。木村厩舎もお馴染みの天栄経由で2勝(プリモシーンとファインルージュ)を挙げている。

17年 アエロリット  2着
18年 レッドベルローズ3着
18年 プリモシーン  1着
20年 ポレンティア  3着
21年 ファインルージュ1着
21年 ホウオウイクセル2着
21年 ベッラノーヴァ 3着
22年 ビジュノワール 3着

今年の天栄馬は、エナジーチャイムリックスターの2頭が該当する。

フェアリーステークス2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<1/6(金)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。本日の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ミシシッピテソーロ

畠山厩舎(美浦)
鮫島駿騎手予定
戦績:2-0-0-2

【前走】阪神JF5着

・あくまでもチャレンジャー
前走時の情報・・・「アルテミスS組を逆転するのは難しいかな。今回はあくまでもチャンレンジャー。そこでいい機会なので原優介にGⅠ初騎乗をさせるために連れて行きます。追い切り乗ってもらっていいイメージは持ってもらったので、前半は自分のリズムで運んで、終い生かす形でどこまでやれるか」

★今回の見所ポイント
→GⅠ5着は立派
→持ち時計も大幅に更新



前走情報チェック馬②

リックスター

鹿戸厩舎(美浦)
三浦騎手予定
戦績:1-0-0-0

【前走】新馬戦1着

・完成度高く早い時期から
前走時の情報・・・「体は小さいけど頼りなさはなくて完成度が高い。スタートも速いし、現状では注文を付けるところがない。これなら早い時期から活躍できそう。奥があるかどうかがは何とも言えないけど、3歳の前半までならいい競馬ができるだろう」

★今回の見所ポイント
→話通りの好センス見せた
→ゲート速く先行力が武器



前走情報チェック馬③

エナジーチャイム

手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:1-0-0-1

【前走】京王杯2歳S8着

・先行策を予定するも…
前走時の情報・・・「デビュー戦の時計も良かったし、相手も弱くなかった。気性に難しさがあるので2戦目でテンションが上がり過ぎなければここでも勝ち負けできる。1400mだったらスタートが決まれば前走のように自ら先手を取ってしまった方が良いだろう」

★今回の見所ポイント
→逃げる予定もまさかの出遅れ
→2戦続けて上がり33秒台




フェアリーステークス2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<1/6(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

エナジーチャイム

手塚厩舎(美浦)
ルメール騎手
戦績:1-0-0-1

ゴチャ付く中山は逃げた方が競馬しやすい


新年に3歳の重賞が2つ行われます。シンザン記念とフェアリーSですね。どちらもマイル戦で、関西馬はシンザン記念へ、関東馬はフェアリーSという印象です。フェアリーSは例年ほとんど1勝馬同士が集まるレース。よって名目上はGⅢではあるものの、重賞としての格を気にすることなく、3歳牝馬限定の1勝特別だと思えばいいでしょう。実際に今年もほとんどが1勝馬という組み合わせになっています。

このレースは過去10年で見ても逃げ馬が4勝、4角7番手以降の馬の追い込みが4勝と、展開はどちらが有利とも言えません。うまくハマった馬が勝つということが多い印象があります。こういうレースに僕が乗るとしたらやっぱり逃げれる馬に乗りたいですね。まだどの馬も戦法が確立していない時期なので、騎手によっては競馬を覚えさせたりすることもあり、そこまでペースは上がりません。よって迷いなく逃げに徹する馬が決まりやすかったりします。

僕が乗りたいのはエナジーチャイム。新馬はスローで後続を引き付けて逃げて上がり33秒7でまとめたように、この馬はなかなかレースセンスがいいですね。前走の京王杯2歳Sも陣営は前に行きたかったようですが、思わぬ出遅れで後方からの競馬。それでも上がり最速の脚を使って8着に追い込んだように、どんな競馬も出来そうなタイプのようです。

気性に難がある馬なのでスタートには細心の注意を払う必要はありますが、ゲートさえ決まればやはり前を獲りに行きたいですね。もし他が主張するならば、好位の2~3番で流れに乗ることも出来るので、選択肢が多いのは強みです。ルメール騎手は正月の3日間を休んでこの日から騎乗するようですが、彼ならベストな騎乗でゴールへ導いてくれるのではないでしょうか。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは1/7(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『フェアリーステークス(GⅢ)』
『シンザン記念(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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