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【エプソムC2024予想】レーベンスティール&ルメールとのコンビで巻き返す?過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》ダービーJの注目穴馬



エプソムカップ2024予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・エプソムカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。 今週は『エプソムカップ・GⅢ』『函館スプリントS・GⅢ』の重賞が行われますね。

安田記念も終了して上半期の東京のGⅠはすべて終了。残りの東京の重賞はエプソムCを残すところとなりました。エプソムCは安田記念を除外された馬や4歳馬が強いレースとして知られます。さっそく有力馬をチェックしていきましょう。




エプソムカップ2024予想
出走馬/枠順確定
<6/7(金)更新>


エプソムカップ (GⅢ)
6/9(日) 東京芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1トゥデイイズザデイ牡557津村明秀
2ノースザワールド牡657菅原明良
3ルージュリナージュ牝555丸田恭介
4ヴェルトライゼンデ牡758戸崎圭太
5タイムトゥヘヴン牡657北村友一
6レーベンスティール牡459ルメール
7マイネルケレリウス牡457石川裕紀人
8ワールドウインズセ757内田博幸
9レッドランメルト牡557オシェア
10シルトホルン牡457吉田豊
11サイルーンセ557岩田望来
12グランスラムアスク牝555御神本訓史
13ラケマーダ牡457石橋脩
14カレンシュトラウス牡757北村宏司
15アルナシーム牡557横山典弘
16グランディアセ557三浦皇成
17ニシノスーベニア牡557田辺裕信
18セルバーグ牡558丸山元気





エプソムカップ2024予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/2(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、エプソムカップ2024に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:新潟大賞典11着

レーベンスティール


田中博厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:3-2-1-2

昨年のセントライト記念では皐月賞馬ソールオリエンスを撃破し、世代の上位馬として注目された。ただ、その後が案外で、香港ヴァーズはまさかのシンガリ負け。仕切り直しの新潟大賞典も見せ場を作れず大敗。体調面やイレ込みなど敗因はあるにせよ、連続して脆さを見せてしまったことで、この馬の信頼度が薄らいできたが、今回はルメールが騎乗して東京芝1800mと条件は好転。今回は言い訳のできない一戦となりそうだ。

【WORLD分析班チェック】
4歳世代のレベルに疑問も?

この世代のクラシックホースは年明けになっても勝てず、「4歳世代は弱い」がだいぶ定着してきた。世代の上位の一角である同馬がここで一矢報いて欲しいところ。




前走:大阪杯9着

ヴェルトライゼンデ


池江寿厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:4-4-2-4

4歳から5歳にかけて屈腱炎のため長期休養を挟んだが、前走後に再び脚元不安を再発して長期休養に…。今回は昨年の大阪杯以来1年2ヶ月ぶりの実戦になる。実績だけならここでは抜けているが、やはり実戦勘は気になるところ。とはいえ、もともと鉄砲駆けする馬でジックリ乗り込んでいればいきなりから走れるのは、22年の鳴尾記念1着が示す通り。この中間の調整をチェックしている現地筋からも「馬体はボリューム満点。力強さは目立っている」という報告が届いている。

【WORLD分析班チェック】
池江寿厩舎は鳴尾記念と使い分け

2年前の復帰は鳴尾記念だったが、そこはボッケリーニとディープモンスターをスタンバイさせ、この馬はエプソムCに使い分け。東京コースはダービー3着、JC3着の実績があってコース相性も考慮されたようだ。




前走:都大路S2着

アルナシーム


橋口厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:5-2-0-11

重賞ではまだ馬券圏内に走ったことはないが、経験を積んで差のない競馬ができるようになってきた。この馬は1800mがピッタリというタイプで、OP勝ちを含めて全5勝中4勝をこの距離で挙げている。鞍上は前走で初コンタクトを取った横山典が引き続き騎乗。ダービーを制して勢いに乗るだけに、ここも変幻自在な手綱捌きが期待できる。

【WORLD分析班チェック】
古馬になって気性面は安定

課題だった折り合い難はすっかり良くなり、道中はリズムを保って末脚を温存できるようになった。逃げて勝ったこともあるように、位置も取れるようになってきているし、枠と馬場次第で作戦の幅は広げられるのは強み。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




エプソムC2024予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/6(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 東京競馬場と姉妹場となっているエプソム競馬場にヒントが?!

(6月6日)
GIレースは宝塚記念の週までお休み。夏競馬にも入りお祭りムードも薄れる。前回、英国でのレースに参戦を予定しているソウルラッシュの安田記念での馬番⑩番を取り上げた。行われる6月9日はロックの日でもあるが登録馬にらしい馬は見当たらない。ネタが少ない時にはJRAホームページをチェックしたい。

レース当日大きなイベントは見当たらないが唯一、「春の東京競馬クッキング抽選会」が行われる。度々、抽選会は行われているが今回の商品は料理に関するものが用意されている。もちろん、料理に関する馬も見当たらないが広い意味で1頭該当馬がいる。それは「ニシノスーベニア」で名前の意味は「冠名+記念品」。賞品は毎回、記念になるようなものが用意されているだけにピンと来る。

ダメ押しがこの東京開催で行われるイベントに「勝浦正樹元騎手の引退イベント」が行われているが写真に写っているのがニシノの勝負服でのモノ。現役時、お世話になった馬主の一人だけに今回注目する。ならば「ニシノスーベニア」をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。

(6月2日)
それでは簡単に安田記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気マクドナルド騎乗の「⑦ロマンチックウォリアー」。2着は4番人気武豊騎乗の「⑤ナミュール」。3着は2番人気モレイラ騎乗の「⑩ソウルラッシュ」だった。雨も降って荒れるかと思われた一戦だったがアッサリ香港の刺客にやられた。

サイン的にはサイン馬に指名した②ガイアフォースは4着。いつものように人気サイドで決着するとサイン的には厳しい結果になってしまう。次週から宝塚記念までGIはお休みになるが通常重賞でクリーンヒットを狙いたい。

話を戻して今年で41回目を迎える「エプソムカップ」。レースに関しては、日本ダービーが50回目を迎えたことを機に英国のエプソム競馬場と姉妹場として提携され、「エプソムC」が誕生した。昨年で90周年を迎えた東京競馬場だがエプソムCも区切りの40回目だった。

当レースについては毎年のことだがGIの谷間という点からもサイン要素を見つけるのは難しい。近年、英国でも様々な出来事があってサインにも用いられていた。今年はビッグイベントは見当たらないがJRAのホームページにて「2024サセックスステークス」に日本馬が予備登録のニュースが挙がった。当レースが行われるのは英国のグッドウッド競馬場。

英国には12の競馬場が存在する。グッドウッド競馬場は英国の南地区。エプソムやアスコット競馬場はロンドン周辺にある。場所こそ離れているが同じ英国内だけに意味があると思っている。日本からの登録馬は「ソウルラッシュ」のみ。安田記念に出走していた馬番⑩番には人気に関係なく注意が必要だろう。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・ならば「ニシノスーベニア」をサイン馬に指名し、レース当日は対角位置、両隣にも注意したい。
・日本からの登録馬は「ソウルラッシュ」のみ。安田記念に出走していた馬番⑩番には人気に関係なく注意が必要だろう。





エプソムカップ2024予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/5(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

春のGⅠシーズンが終わったタイミングだけに大物の出走こそなくややローカル感のあるメンバー構成。エプソムCは二桁人気馬が激走することもあれば、1番人気馬が安定して結果を残しているわけでもなく、なかなかつかみどころのないレースです。それだけに傾向はシッカリとチェックしておきましょう。


エプソムカップ2024データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①外差し馬場ゆえ上がり最速馬が馬券に絡む

  • ②上がり馬を狙え!過去6年の勝ち馬はここで「重賞初勝利」

  • ③4歳馬が断然優位に立っているが…今年は?

①外差し馬場ゆえ上がり最速馬が馬券に絡む



頭数はそれなりに揃うことが多いが、過去の傾向からはM~Sの展開になることが多い。また、この時期の東京の芝は外差し馬場が顕著になっており、外目を通って上がり最速を使う馬が馬券によく絡む。これはオークス、ダービー、安田記念でも同じ傾向だったが、その傾向はこのレースでも踏襲する。

ちなみに、過去10年のエプソムCの平均タイムは『1分46秒5』だが、同じ東京芝1800mの重賞である秋の毎日王冠はパンパンの馬場の開幕週で行われるため平均タイムは『1分45秒3』と速く、レースの質が全く違うのが分かる。



【前走上がり33秒台を使って連対】
アルナシーム
サイルーン
ジェイパームス
マイネルケレリウス



②上がり馬を狙え!過去6年の勝ち馬はここで「重賞初勝利」



既に実績を持っていたよりも、このレースが重賞初勝利となった馬がかなり多い。過去6年の勝ち馬は全てそれに該当する。



【過去6年の勝ち馬】
18年サトノアーサー
19年レイエンダ
20年ダイワキャグニー
21年ザダル
22年ノースブリッジ
23年ジャスティンカフェ



一番の理由は、実績を持った馬は安田記念や宝塚記念を目標にしやすいためで、やはりこのレースは“上がり馬”か“重賞にあと一歩まで迫っている馬”に注目すべき。

なお、すでに重賞を制覇したことがある馬は、セルバーグ、タイムトゥヘヴン、レーベンスティール、ヴェルトライゼンデの4頭。



③4歳馬が断然優位に立っているが…今年は?



データで見ればエプソムCは4歳馬が圧倒的に強いレース。過去10年で4歳馬は5勝しており、複勝率36%と高い。対照的に、7歳以上の馬は2014年にダークシャドウが3着に入ったのみ。7歳以上の馬は評価を下げるべきだろう。

やはりセオリー通りに「今年も4歳馬が中心に…」と考えたくなるが、今年はやや足踏みしてしまう。というのも、今の4歳世代は「レベルが低い」のがハッキリと証明されているから。クラシックホースらは年明けになっても1勝もできず、古馬GⅠでことごとく苦戦を続けてきた。

他の重賞でも総じて人気以上に走れないことが多く、データに従って「4歳馬が強いから」という理由で飛びつくと痛い目に遭いそうだ。レーベンスティールをはじめ、シルトホルンやジェイパームスなど、今年も4歳馬が人気になりそうだが、やや慎重に検討すべきかもしれない。



■4歳馬の出走
シルトホルン
ジェイパームス
マイネルケレリウス
ラケマーダ
レーベンスティール





エプソムカップ2024予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/6(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

ルージュリナージュ

宗像厩舎(栗東)
丸田騎手予定
戦績:4-2-1-8

【前走】 ヴィクトリアマイル5着

【GⅠでも掲示板】
前走時の情報・・・ 「GⅠに出走できなければ新潟大賞典に向かう予定だったが、フルゲート割れになりそうなのでラッキー。先週までにしっかりやっているので今週はサラッと。それでもいい動きだった。これで内枠でも引けたらチョット面白かったのにね…。この枠でカズオだと大外ブン回しになっちゃうかな。そういう騎乗で勝ち負けできるほど甘くはなさそうなので、掲示板あれば…」

★今回の見所ポイント
→GⅠでも上がり最速
→東京コースがベスト



前走情報チェック馬②

トゥデイイズザデイ
池江寿厩舎(栗東)
津村騎手予定
戦績:4-4-1-3

【前走】 谷川岳S2着

【期待の血統馬】
前走時の情報・・・ 「自己条件から大崩れすることなくジワジワ力を着けてきた。レースぶりも安定しているし、前走の勝ち方も良かった。オープン特別ならすぐに勝ち負けできるはず。デビューの頃から期待してたディープ産駒。今年は重賞路線で活躍させたい」

★今回の見所ポイント
→オープンでも即通用した
→ワンターンの1800mがベスト



前走情報チェック馬③

グランディア
中内田厩舎(栗東)
三浦騎手予定
戦績:4-3-2-7

【前走】 スピカS1着

【本格化ムード】
前走時の情報・・・ 「動きは問題なく、力を出せる仕上がり。もうクラス突破のところまで来てるし、ここもメンバー次第でしょう。うまく噛み合えば勝ち負けになっていい。ただ、乗りやすいタイプじゃないから、できれば継続騎乗(菅原明に続けて)が理想だったかな。気になるのはそこだけ」

★今回の見所ポイント
→馬群を割る一瞬脚は互角
→鞍上も2度目で慣れ見込め




エプソムカップ2024予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/7(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ルージュリナージュ

宗像厩舎(美浦)
丸田騎手
戦績:4-2-1-8

外差し馬場に乗じて一気差しを狙う!


ロングランの春の東京開催は、開催が進むごとにB→C→Dとコースを変更していますが、開催終盤のエプソムCの頃はだいたい内目の馬場が痛んできて、外差しが目立つようになります。やはりこのレースでは外から鋭い脚で追い込む馬に注目です。

僕がこのレースで乗りたいのは、ルージュリナージュ(牝5)です。テンの行き脚が鈍くて追い込み一辺倒というタイプですが、ここ数戦は安定して上がり33秒台を使っているように、末脚がだいぶ磨かれてきました。前走のヴィクトリアマイルでも上がり最速を駆使しているように、直線の伸びはなかなか目立ちます。GⅠ初挑戦で掲示板確保は立派ですね。

今回もいつもと同様に後方から直線勝負になると思いますが、展開次第では馬券圏内への食い込みがあるかもしれません。

逃げた時の成績がいいセルバーグとシルトホルンがいて、ここにグランスラムアスクが絡んでいけばそれなりに展開も流れることが予想されるので、ギリギリまで脚を溜めて逆転を狙いたいですね。一発穴を開けるにはもってこいの馬じゃないでしょうか。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/8(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『エプソムカップ・GⅢ』
『函館スプリントS・GⅢ』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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