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【エプソムカップ】1番人気は過去10年で1勝のみ!過去の傾向・注目データ&サイン馬券《最終更新》ダービーJの注目穴馬は?



エプソムカップ2023予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・エプソムカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

安田記念も終了して上半期の東京のGⅠはすべて終了。残りの重賞はエプソムCとユニコーンSを残すところとなりました。エプソムCは安田記念を除外された馬や4歳馬が強いレースとして知られます。さっそく有力馬をチェックしていきましょう。




エプソムカップ2023予想
出走馬/枠順確定
<6/9(金)更新>


エプソムカップ(GⅢ)
6/11(日) 東京芝1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1エアロロノア牡657田辺裕信
2マテンロウスカイセ457横山典弘
3インダストリア牡458ルメール
4カワキタレブリー牡457松山弘平
5レインフロムヘヴン牡557レーン
6ショウナンマグマ牡457吉田豊
7ピースワンパラディ牡757大野拓弥
8フィアスプライド牝555菅原明良
9ガロアクリーク牡658石橋脩
10ヤマニンサンパ牡557杉原誠人
11ヤマニンサルバム牡457三浦皇成
12エアファンディタ牡657戸崎圭太
13トーラスジェミニ牡757木幡育也
14レクセランス牡657木幡巧也
15ジャスティンカフェ牡557横山和生
16ラストドラフト牡757松岡正海
17ルージュエヴァイユ牝455石川裕紀人





エプソムカップ2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<6/4(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、エプソムカップ2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:ダービー卿CT2着

ジャスティンカフェ


安田翔厩舎(栗東)
横山和騎手予定
戦績:4-5-1-4

昨年に続いて安田記念は賞金不足でエントリーが叶わず、1週スライドしてここへ。安田記念に出走すれば「印を回したかった」というトラックマンも多かったほど。それくらい末脚の鋭さを持った馬である。昨年のこのレースは4着だったが、秋には毎日王冠で2着したように昨年よりもパワーアップした状態で臨める。なお、安田記念に出走すれば騎乗予定だった横山和も「出れるならこの馬に乗りたかった」と本音を漏らしていた。

【WORLD分析班チェック】
ベストはマイルだが1F延長は守備範囲

千八は3度走って一度も勝ち星はないが、毎日王冠2着の実績を考えればいつでも勝ち上がれる状態ではある。この馬はマイルでも道中は後方に構えて終い爆発させる乗り方なので、実質は千八のような乗り方をしているため1Fの延長はそんなに問題にはならない。秋の天皇賞に向けて何とかクリアしたいレースだ。




前走:都大路S1着

エアファンディタ


池添学厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:6-4-0-11

これまでキャリアの大半をマイルで走っていたが、昨秋から距離を1F伸ばして成績が安定してきた。前走の都大路Sでは好位からの競馬で上がり33秒0の鋭い末脚を駆使して差し切り。負かしたアドマイヤハダルが先週の鳴尾記念でも3着しているのだからなかなか価値が高い。この馬自身は重賞での実績はないが、アドマイヤハダルとの比較からも十分に戦えることを示唆している。

【WORLD分析班チェック】
今回は戸崎騎手と新コンビ

以前は福永が主戦を務めていたように、どちらかと言えばソフトに乗って終いを生かしたいタイプ。よく戸崎と福永は騎乗スタイルが似ていると言われており、厩舎としてもそんな理由から戸崎を指名したようだ。外目をスムーズに運んで末脚勝負に持ち込めばチャンスはある。




前走:府中S1着

レインフロムヘヴン


堀厩舎(美浦)
レーン騎手予定
戦績:4-3-1-5

堀厩舎×レーン騎手のダービーコンビ。期待の素質馬がようやく条件戦をクリアしてOP入り。前走はスローの流れの中、追い出しをギリギリまで我慢して、ジョッキーがGOサインを出すとあっさりと抜け出して快勝。これで東京の芝2000mは5戦して3勝・2着2回と好成績を収めることになった。1800mでは勝ち星はないが、本格化した今ならば1F短縮にも問題なく対応可能と見る。

【WORLD分析班チェック】
レーンは短期免許の最終週

今回のレーンの短期免許期間は6月13日(火)までなので騎乗は今週末までとなる。身元引受調教師である堀厩舎とのコンビでは、ダービー制覇を含めて多くの勝ち星を挙げたが、最後の重賞のここも当然メイチ勝負の一戦。今の東京芝をハッキリ分かっているだけに、昇級でも侮れない。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




エプソムカップ2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<6/8(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • 東京競馬場と姉妹場となっているエプソム競馬場との関連は?

(6月8日)
今週GIはお休みだが世間的には様々な出来事が起こっている。中でも競馬絡みで話題を集めたのはこの3日に英国エプソム競馬場で行われた英ダービーを、なんとディープインパクト最終世代のオーギュストロダン(牡3歳 A.オブライエン厩舎)が制覇したことだろう。サイン派にとっては願ってもない話題だが引っ掛けの可能性も否めない。ただエプソム競馬場での出来事だけにココは素直に乗ってみたい。

ということでサイン馬には『ディープインパクト産駒』を取り上げたい。現在、候補が『フィアスプライド、ヤマニンサンバ、レクセランス』。出走した際にはレース当日は両隣にも警戒したい。

(6月4日)
それでは簡単に安田記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは4番人気戸崎騎乗の「⑱ソングライン」が連覇達成。2着は3番人気レーン騎乗の「④セリフォス」。3着は1番人気ルメール騎乗の「⑭シュネルマイスター」だった。豪華なメンバーが揃った安田記念ではあったが今年も1番人気は勝てなかったが比較的人気サイドの決着に終わった。

サイン的には勝ち馬にはサイン馬②カフェファラオの同枠。2着馬はサイン馬①ソダシの隣枠の2枠④セリフォスが馬券に絡む。そして、3着には昨年ポスター7枠の⑭シュネルマイスター。コチラは横山家に挟まれる形になっていた。少々サイン的には手広くなってしまったが良い流れを持ってGI『宝塚記念』でもサインを駆使して臨みたい。

さて、GIからは少し離れるが話は今年で40回目の区切りを迎える「エプソムカップ」についてサインを検討する。日本ダービーが50回目を迎えたことを機に英国のエプソム競馬場と姉妹場として提携され、「エプソムC」が誕生した。今年で90周年を迎えた東京競馬場だがエプソムCも区切りの40回目となる。

今年は先日、英国王の戴冠式が現地時間5月6日に行われた。サイン的にも今年何らかの形で影響しても不思議ではない。日にちも重要だが、やはり単純だが新しい国王の誕生日11月14日が怪しいと睨んでいる。ならばサイン的には馬番⑪と⑭には注意したい。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・サイン馬には『ディープインパクト産駒』を取り上げたい。現在、候補が『フィアスプライド、ヤマニンサンバ、レクセランス』。出走した際にはレース当日は両隣にも警戒したい。
・単純だが新しい英国王の誕生日11月14日が怪しいと睨んでいる。ならばサイン的には馬番⑪と⑭には注意したい。





エプソムカップ2023予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<6/7(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

関東地方は今週にも梅雨入りかと言われています。エプソムCは時期的に雨になりやすいレースで、近5年のうち4度が道悪です。締め今年も雨が降りやすい状況になっているので当日の雨量や馬場の変化には十分に注意したいところです。


エプソムカップ2023データ
最初に押さえておきたい3つのポイント!

  • ①外差し馬場ゆえ上がり最速馬が馬券に絡む

  • ②先週の安田記念を除外された組に要注意

  • ③年齢別では4歳馬が断然優位に立っている

①外差し馬場ゆえ上がり最速馬が馬券に絡む



頭数はそれなりに揃うことが多いが、馬場悪化を意識されて後傾ラップ(スロー展開)になることが多い。また、この時期の東京の芝は外差し馬場が顕著になっており、外目を通って上がり最速を使う馬が馬券によく絡む。これはオークス、ダービー、安田記念でも同じ傾向だったが、その傾向はこのレースでも踏襲すると思ってイイ。

ちなみに、過去10年のエプソムCの平均タイムは1分46秒5だが、同じ東京芝1800mの重賞である秋の毎日王冠は1分45秒3なので、レースの質が全く違う。



【前走上がり33秒台を使って連対】
インダストリア
エアファンディタ
ジャスティンカフェ
レインフロムヘヴン



②先週の安田記念を除外された組に要注意



安田記念を除外されたのはジャスティンカフェとインダストリア。これらは出走できれば「印を回すべき馬」と考えていたトラックマンが多く、GⅠでも侮れない存在と見られていた。言うまでもなくGⅠ仕様の仕上げが施されており、1F延長のここでも有力視できる。



ジャスティンカフェ
→昨年は1番人気で4着

インダストリア
→東京1800mは未勝利勝ちの舞台



③年齢別では4歳馬が断然優位に立っている



データで見ればエプソムCは4歳馬が圧倒的に強いレース。過去10年で4歳馬は6勝しており、連対率30%・複勝率41%と高い。対照的に、7歳以上の馬は2014年にダークシャドウが3着に入ったのみ。7歳以上の馬は評価を下げるべきだろう。

また、このレースが重賞初勝利となった馬もかなり多い。過去5年の勝ち馬は全てそれに該当していた。実績を持った馬は安田記念や宝塚記念を目標にしやすいのがその理由ではあるが、やはりこのレースは“重賞にあと一歩まで迫っている馬”に注目したい。



【過去5年の勝ち馬】
2018年サトノアーサー
2019年レイエンダ
2020年ダイワキャグニー
2021年ザダル
2022年ノースブリッジ

※すべてここで重賞初勝利



エプソムカップ2023予想
『前走時の情報チェック馬』
<6/8(木)更新>



分析班
水谷

重賞などの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

エアファンディタ

池添学厩舎(栗東)
戸崎騎手予定
戦績:6-4-0-11

【前走】 都大路S1着

【1800mワンターンはベスト】
前走時の情報・・・ 「今年は厩舎としてまだ重賞も勝っていないし、オープンも勝っていないので何とかまずはそこを勝ちたい。中間はウッドでしっかり負荷をかけて前向きな感じになってきた。ワンターンの1800mはぴったりの条件だし、中団より前につけて勝ち負けを狙っていきたい」

★今回の見所ポイント
→1800mの重賞は望む条件
→東京コース向きの末脚



前走情報チェック馬②

ピースワンパラディ
大竹厩舎(美浦)
大野騎手予定
戦績:5-4-2-7

【前走】 新潟大賞典8着

【ガス抜き完了して】
前走時の情報・・・ 「今週の追い切りは内目を通ったけど好時計をマークして動きも良かった。休ませて心身ともにリフレッシュして活気が戻ってきているのは良いけど、普段から馬っけがヒドイ。気性が大人しくなってきたということで先週の1600mじゃなくて2000mにしたんだけど、気が入ってきてるのは気掛かり。土曜雨予報で、不良までいくと厳しい。ちょっと渋った馬場くらいなら大丈夫。」

★今回の見所ポイント
→今なら1800mが丁度いい
→徹底して左回り使い



前走情報チェック馬③

ルージュエヴァイユ
黒岩厩舎(美浦)
石川騎手予定
戦績:4-0-0-4

【前走】 メイS10着

【立て直した効果アリ】
前走時の情報・・・ 「前走は返し馬から全く走る気配がなくレースでもその通りだった。今回は放牧から戻ってしっかり乗り込んで動きは良くなっている。激変とまではいかないまでも、動きは前走時より明らかに良くなっているし、ハンデ戦なら見せ場以上を期待していいのでは。良馬場ならイイ勝負ができるはず」

★今回の見所ポイント
→直線で詰まって不完全燃焼
→OP1番人気を見直す手






エプソムカップ2023予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<6/9(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

フィアスプライド

国枝厩舎(美浦)
菅原明騎手
戦績:4-1-2-5

雨馬場に対応できて後方一気を決めれる馬が穴候補


こんにちは、大西直宏です。今週はエプソムCですね。

さっそく見ていきたいところですが、今週も雨が降るのか降らないのか、天気予報だけ聞いていても悩ましいですよね…。

今の東京の馬場状態と天気の関係についてですが、先週のように金曜日に大雨が降っても土→日でレース中に雨が降らずに晴れ間が出れば馬場の回復が速いのが特徴です。安田記念が1分31秒台までに回復したのが何よりも証明でしょう。

ただし、レース中に雨が降ったままで、しかもその雨量が強かったりすると、NHKマイルCのような時計の掛かるレースになります。こうなると雨の巧拙だったり、展開ド嵌りのような馬も出てきやすいですよね。実際にNHKマイルCは後方に待機していた3頭が上位に入るという極端な結果になりました。

よって、当日の天気がどうなるかによって、狙い方は変わってきます。この記事を書いている時点で、日曜の天気は「曇り時々雨」で降水確率70%と高めなので、雨がパラパラと降っている前提で進めます。


僕がこのレースで乗りたいのは、雨馬場を苦にせず外から差せる馬です。少し穴っぽい馬ですが、フィアスプライド(牝5)が面白い穴馬ですね。

重賞初挑戦となったターコイズSでは最後方から大外ブン回しの競馬で1着馬とは同タイム入線。直線の伸び脚は目立ち「差し切ったか」の見せ場を作りました。4走前には東京コースで雨の中での競馬で差し切り勝ち。適性的にはとても面白そうな存在です。

あまり色気を持たずに運び、最後の最後に後出しじゃんけんを狙うくらいのタイミングで追い出せば漁夫の利を得て馬券圏内に食い込めるかもしれません。一発穴を開けるにはもってこいの馬じゃないでしょうか。当日雨でもそうでなくても穴に入れておきたいですね。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは6/10(土)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『エプソムカップ(GⅢ)』
『函館スプリントステークス(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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