【エリザベス女王杯2022予想】昨年は大波乱の339万馬券決着!ダービーJの乗りたい馬は!?
エリザベス女王杯2022予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・エリザベス女王杯の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
今週のエリザベス女王杯は馬券という面においてはこの秋のG1シリーズの中でも最も期待できるレースになるかもしれません。さっそく有力馬を見ていきましょう。
【エリザベス女王杯2022予想】
最新更新11/11(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【11/6更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック(11/10追加更新!)⇒
【11/9更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
エリザベス女王杯過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【11/10更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【11/11更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
エリザベス女王杯2022予想
出走馬/枠順確定
<11/11(金)更新>
エリザベス女王杯(GⅠ)
11/13(日) 阪神芝2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | クリノプレミアム | 牝5 | 56 | 武豊 |
2 | ローザノワール | 牝6 | 56 | 田中勝春 |
3 | ピンハイ | 牝3 | 54 | 川田将雅 |
4 | デアリングタクト | 牝5 | 56 | 松山弘平 |
5 | マジカルラグーン | 牝3 | 54 | フォーリー |
6 | ホウオウエミーズ | 牝5 | 56 | 丸田恭介 |
7 | イズジョーノキセキ | 牝5 | 56 | ルメール |
8 | アンドヴァラナウト | 牝4 | 56 | ムーア |
9 | ウインキートス | 牝5 | 56 | 松岡正海 |
10 | スタニングローズ | 牝3 | 54 | 坂井瑠星 |
11 | ナミュール | 牝3 | 54 | 横山武史 |
12 | ルビーカサブランカ | 牝5 | 56 | 横山和生 |
13 | ウインマリリン | 牝5 | 56 | レーン |
14 | アカイイト | 牝5 | 56 | 幸英明 |
15 | ライラック | 牝3 | 54 | Mデムーロ |
16 | テルツェット | 牝5 | 56 | 池添謙一 |
17 | ウインマイティー | 牝5 | 56 | 和田竜二 |
18 | ジェラルディーナ | 牝4 | 56 | Cデムーロ |
エリザベス女王杯2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<11/6(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、エリザベス女王杯2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:オールカマー1着
ジェラルディーナ

Cデムーロ騎手予定
戦績:5-2-2-6
オールカマー以前の重賞5戦はすべて力を出し切れずに敗退。福永騎手の消極的な騎乗だったり、距離ロスだったり、仕掛け遅れなど。ちゃんと能力を引き出せばもっと走れる馬だったが、オールカマーでは横山武騎手に乗り替わった途端にガラッと変わった。インポケットで脚を溜めれたのが最大の好走要因で、あの位置をとった鞍上のファインプレー。ようやく重賞タイトルを獲ったことで馬が目覚めるキッカケになったかもしれない。これから迎えるピークの時期を消耗することなく、一つ上のステージに立ったことでこれからいい循環が生まれそうな気がする。名牝ジェンティルドンナの仔で一気にGⅠまで届いても驚けない。
【WORLD分析班チェック】
Cデムーロ確保はノーザンFの本気の表れ
今週から多くの外国人ジョッキーが騎乗するが、その中でも早くからCデムーロを確保したのはノーザンFの期待の表れだろう。もちろん横山武がナミュールというお手馬がいるのもあるが、鞍上強化で更なるパフォーマンスアップも見込める。
前走:秋華賞1着
スタニングローズ

坂井瑠騎手予定
戦績:5-2-1-2
秋華賞は『坂井瑠騎手の満点騎乗』によるのが大きい。スタートは人気馬たちのなかでは一番良く、すんなり外目の好位を確保。勝つべくして勝つ位置に収まり、展開もこの馬に向いてもっともスムーズな競馬が出来た。ペースが落ち付くと道中から一気に捲って動き出す馬がいてもおかしくなかったが、そういった存在もなく直線向くまでとにかくスムーズ。これは“勝って下さい”と言わんばかり。距離が1F伸びてどうかも、レースぶりの上手さを加味しても大きく崩れることは考えにくい。最後のキンカメ産駒、そしてバラの一族から悲願のGⅠ制覇ということで、ファンの期待も大きい。
【WORLD分析班チェック】
秋になって体重が大きく増えたのは好感
クロノジェネシスやリスグラシューなど、年度代表馬クラスに成長する牝馬は3歳秋から大きく体が増えてビルドアップするケースが多い。この馬もオークスから紫苑Sにかけて14キロ増と成長を見せて走りに力強さが増している。
前走:オールカマー6着
デアリングタクト

松山騎手予定
戦績:5-1-3-2
秋緒戦のオールカマーはまさかの6着。イン前優勢のなか、後方外ポジションという馬場バイアスの真逆の競馬。流れに乗れずに差し届かなかったという結果だが、それにしても直線向いてグッとくるものを見せてくれなかったのは気掛かり。叩き台なので「そこまで結果を求めていなかった」のは確かだが、それであればひと叩きで中間の気配がグンと上がってくるのを確認する必要がある。牝馬同士なら格上の存在なので、状態さえ戻れば上位争いは確実。
【WORLD分析班チェック】
オールカマーの6着をどう考えるべきか?
昨年のオールカマーも白帽の2頭がインを捌いてワンツーを決めたが、2年連続で同じような決まり手となった。スローになりやすいオールカマーは傾向としてこういうレースになりやすいのかもしれない。こういうレースの結果は秋のGⅠに繋がりにくいので、ある程度割り切った結果と考えるべきか。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
エリザベス女王杯2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<11/10(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 今年のエリザベス女王杯は特別な意味を持つ?
今年のエリザベス女王杯は特別な意味を持つ?
(11月10日)
ところで今週からJRAも新たなCMを投入してきた。もちろん、長澤と見上の両名に変わりない。今回はジャパンカップを意識した感じで雲中に地球がど真ん中に位置している。何故か日本ではなくヨーロッパが中心に…。そして今回、二人はブルーの衣装に身をまとっている。エリ女の最後のシーンには昨年のアカイイトではなくエリ女を連覇した実績を持つ3年前、スミヨンが騎乗したラッキーライラック。ご存知のようにスミヨンは現在騎乗停止中で来日を取りやめている。しかし、ラッキーライラックを使用したからには意味があると思う。メジロドーベルの回でも説明したが共通ワードは「連覇」か?
「連覇」を意識してしまうと必然的には「アカイイト」につながるがミスリードの気がしてならない。というもの今回のラストシーンは今までに無いような内側からのゴール前シーンだからだ。右回りが左回りに錯覚させるような見え方だからだ。わざわざあのような見せ方にもヒントが隠れているような気がする。要するに逆番を使うのでは…。逆番とは数え方の違いで、狙う馬が2番だった場合、正番は②番だが逆番は16頭立ての場合は⑮番にあたるのだ。さすがに様々な伏線を張り巡らしているエリ女だけに単純に「アカイイト」ではなく逆番にも注意したい。
さらに「連覇」のキーワードから過去GIに昇格してからのエリ女を振り返ると4頭連覇した馬が存在する。そして、流れから別の馬が連続して「連覇」を達成したことは無くある程度の期間が開く。そして偶然だが連覇した2年後の成績を振り返ると何故か青枠(4枠)が必ず馬券に絡んでいる。今年の秋のGIを振り返ると天皇賞(秋)を除けば必ず4枠が馬券に絡んでいるのも事実だ。そこから推理すれば、ひとつの兆しが見つかった。エリ女=青枠=「ロイヤルブルー」のつながりに辿り着いた。CMを思い出そう、彼女らの衣装はロイヤルブルーとは言えないが紛れもなく『青(4枠)』。英国の皇室カラーでありエリザベス2世を哀悼する意味でもロイヤルブルーを使うことは間違いでもないかもしれない。
最後にダメ押しネタを一つ。JRAのCMにも起用されている長澤まさみ。ご存じの方も多いと思うがこの秋は久しぶりにフジの冠番組「エルピス」というドラマで主役の女子アナを演じている。どこでサインに使われるかと伺っていたら今回が絶好の狙い目。「エルピス」とはギリシャ神話に登場する「パンドラの箱」にあった「希望」と「災い」を意味するもの。パンドラには「すべての贈り物」という意味もあり、今回が多くの競馬ファンへの贈り物と意味すれば、過去エリ女を制した「フサイチパンドラ」を忘れてはならない。当時、勝ったときは福永騎手が騎乗し8枠⑮番だった。ストレートに使えば⑮番だが先程から説明したように逆番の可能性もあるだけに外から数えて15番目にも注意が必要だろう。
(11月06日)
いつものように簡単にアルゼンチン共和国杯のサインの回顧を話そう。枠順確定後、明らかにゾロ目を示唆するような並びだったが勝ったのは7番人気の4枠⑦番ブレークアップ。②着には差し込んできた8枠⑰ハーツイストワール、③着には8枠⑯番ヒートオンビート。直線、ゴチャつくまでは4枠のゾロ目で26年前の再現かと思ったが当時と同じ⑦番が馬券に絡んでくれた。上位入線馬を見れば8枠のゾロ目の可能性もあっただけに的外れとも言えない決着に終わった。
さて、エリザベス女王杯に話を戻せば記憶にも新しいが今年の9月8日エリザベス女王がイギリス史上最長在位の君主だったが96歳にて崩御した。その日は世界中に衝撃が走り、英国民は女王の死に心を痛めた。2022年はエリザベス女王即位70周年(プラチナジュビリー)を記念し、グレートブリティッシュ・レーシング・インターナショナル(GBRI)より世界各国で行われるエリザベス女王の名前を付したレースに記念品が贈られることとなり、本競走「エリザベス女王杯」の優勝馬主にも記念品を贈呈することが発表されていたがJRAでも「エリザベス女王即位70年記念」の副題付与を取りやめた。
ココはサイン派にとって1番の見せ場といってもいいかもしれないが、その取扱には頭を悩ませる。切り口を探せばいろいろと出て来るが果たして、それが直結するかは分からない。しかし、このタイミングで、とあるCMが目に入ってきた。あの「ウマ娘」シリーズ『Queens』だ。奇しくも天皇賞(秋)でパンサラッサが逃げて粘って好騎乗を見せた吉田豊が主戦を務めた「メジロドーベル」がシリーズ第三弾に選ばれた。メジロドーベルと言えば「女傑」と呼ばれ、エリザベス女王杯を連覇した実績もある。そして、引退レースも2度めの勝利を飾ったエリ女だった。
このタイミングは無視できない。哀悼の意味を込めればエリザベス2世に絡んだことから引っ張りたいが切り口が多すぎる。ならばやはり「ウマ娘」で選択されたメジロドーベルがカギを握っているかもしれない。ドーベルがエリ女を勝ったときの馬番は①と⑥。この馬番には要注意だろう。
なお、GIレース限定サイン。『木』の文字が名前にある調教師についてだが改めて解説するとJRAのメインキャラの一人「長澤まさみ」のCMがカギになっている。数々の優良企業のCMに出演中だが中の一つに『住友林業』のCMメインキャラになっているからだ。まだ継続中のサインだけに途絶えるまで気をつけたい。
【以上から今年の気になる候補】
・エリ女のCMにつながる共通ワードは「連覇」。
・単純に連覇候補の「アカイイト」だけではなく、その逆番にも注意。
・過去のエリ女の連覇達成2年後の共通枠が青(4)枠=「ロイヤルブルー」。
・サイン馬「フサイチパンドラ」を使えば福永騎乗8枠⑮番。逆番の可能性もあるだけに外から数えて15番目にも注意が必要。
・天皇賞(秋)で見せ場を作った吉田豊が主戦を務めた「メジロドーベル」がウマ娘CMシリーズ第三弾に選ばれた。メジロドーベルと言えば「女傑」と呼ばれ、エリザベス女王杯を連覇した実績もある。ドーベルがエリ女を勝ったときの馬番は①と⑥には要注意だろう。
・今年の芝GI3着以内には調教師の名前に『木』の文字がある(継続中)。木村、奥村武、相沢。