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【中京記念2020予想】強いのは5番人気以下!?阪神開催だからこそ浮かぶ穴馬を探せ


中京記念2020予想
今年はこんなレースに

  • ・直近8年で6度が『5番人気以下』の馬が勝利
  • ・阪神開催だからこそ浮上する馬を探せ!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは。 夏も馬券大好き♪ 北野シズカと申します。

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、私は社台グループの情報を専門にしています。

今週末は夏のハンデ重賞・芝1600mの中京記念(GⅢ)。先日のCBC賞同様に、今年は阪神開催となります。過去のデータが通用しない、でも例年とは違う結果を見抜ければ高配当が期待できるでしょう!

先週・七夕賞では当コーナーから軸候補オススメとして推奨したクレッシェンドラヴが勝利。今週も1週間かけてしっかり予習していきましょう♪

【最新更新:7月17日(金)】出走馬&枠順確定
・調教班&社台班の注目馬を更新
・中京記念の重要なデータ&注目馬を公開

夏の開催、芝1600m戦になって9回目を迎える中京記念。過去8回のうち5番人気以下の勝利が6回と、波乱傾向の強い重賞です。高配当派・穴党の方は特に楽しみですね。水曜日は過去のデータから導き出す、今年の馬券候補のお時間です。

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中京記念2020予想
出走馬&枠順確定!
<7月17日(金)更新>


中京記念(GⅢ)
2020年7月19日(日) 阪神芝1600m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 ベステンダンク 牡8 57 松山
2 ハッピーアワー 牡4 55 小牧太
3 ロードクエスト 牡7 57 松若
4 トロワゼトワル 牝5 54 三浦
5 レッドレグナント 牝5 51 斎藤新
6 ペプチドバンブー 牡5 54 富田
7 ケイアイノーテック 牡5 57 岩田望
8 ディメンシオン 牝6 53 鮫島駿
9 ブラックムーン 牡8 57 藤井勘
10 プリンスリターン 牡3 50 原田和
11 ソーグリッタリング 牡6 57 川田
12 ミッキーブリランテ 牡4 54 福永
13 ラセット 牡5 55 秋山真
14 メイケイダイハード 牡5 53 酒井学
15 ギルデッドミラー 牝3 51 北村友
16 リバティハイツ 牝5 53 西村淳
17 ストーミーシー 牡7 56.5
18 エントシャイデン 牡5 56 川須

フルゲート18頭。スイーズドリームスが回避したためプリンスリターンとハッピーアワーが抽選無しで出走へ。
その他サフランハートが回避。プロディガルサン、レッドアネモスが除外。




中京記念2020予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<7月12日(日)更新>

まず最初に、中京記念2020に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

過去の成績や大まかな特徴はもちろん、前走時に入っていた情報も見ておきたいですね。


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北野シズカ

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:NHKマイルC3着ギルデッドミラー

松永幹厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:2-2-2-1

マイル路線でアーリントンC2着→NHKマイルC3着という活躍を見せた3歳牝馬。兄に鳴尾記念勝ち馬ストロングタイタンと、スプリント戦で4連勝を飾ったことのあるミラアイトーンがいる良血馬で、父がオルフェーヴルに替わって牝馬に出たこの馬はマイルに適性を見せている。

【WORLD分析班チェック】
勢いある3歳馬の参戦

新馬戦で勝利した後は荒削りな競馬が続き、2勝目まで少々時間がかかったものの、直近の重賞成績が示すように能力は上位。サマーマイルシリーズ初戦の米子Sは同じ3歳牝馬のスマイルカナが圧勝しました。それに続いて世代レベルの高さを見せ付けられるでしょうか。

なお、3歳馬の中京記念成績は過去8度の開催で(1-1-0-5)。昨年はグルーヴィット、クリノガウディーの3歳馬ワンツーでした。相性は悪くありません。




前走:エプソムC2着ソーグリッタリング

池江寿厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:7-7-3-9

前走のエプソムCは2着に好走し、これで10戦連続でオープン・重賞で掲示板を確保する安定感を見せている。ただし、最後に勝ったのは昨年5月の都大路Sで、その後は③③③④④②②着と勝ち切れていない。近2走は惜しいところまで来ているだけに、そろそろ初タイトルが欲しい。

【WORLD分析班チェック】
雨は歓迎!渋っても大崩れナシ

阪神コースで走るのは昨年3月の六甲S以来になりますが、そのレースは33秒5の上がりを繰り出して勝利を飾っています。

一方で雨馬場にも適性があり、稍重~不良では(0-2-1-1)、5着以下は無し。悪天候もマイナスにはならないタイプでしょう。




前走:NHKマイルC15着プリンスリターン

加用厩舎(栗東)
原田和騎手予定
戦績:2-1-2-3

地味な厩舎背景・血統・騎手ながらも味のある一頭。デビュー戦から一貫して原田和真騎手がコンビを組み続け、この馬のために栗東まで調教を付けに来ていたという話が記事になっていたことも。NHKマイルカップは大敗してしまったものの、今回は3戦して全て掲示板以上の阪神コースになる。

【WORLD分析班チェック】
無事に抽選を突破して出走可能に

この馬も3歳馬です。アーリントンCでは先行馬総崩れの中で、早め先頭から唯一粘り込んで3着ですから内容は濃いですよ。

WORLDにとっては15番人気で5着に健闘した朝日杯フューチュリティSで勝負話を掴んで「この馬は走る。最大の惑星」と抜擢していた縁のある馬で、その後の健闘も納得です。賞金順の関係で1頭回避が出ないと出られない状況を突破。注目したい穴候補です。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!



中京記念2020予想
昨年&過去8年のレース結果
<7月13日(月)更新>


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北野シズカ

普段の重賞では過去10年の成績を参考にしていますが、中京記念は『2013年から今の時期&条件』の開催に変わったこともあり、今回は過去8年の結果を参照します。

昨年のレース写真
【中京記念2019の結果】
1着グルーヴィット(3人気)
2着クリノガウディー(6人気)
3着プリモシーン(1人気)

2012年から中京記念が夏の開催に移り、3歳以上の馬たちによるマイル戦となった。昨年はグルーヴィットが史上初めて3歳馬の勝利となり、2着クリノガウディーと3歳馬ワンツー決着。実質トップハンデだったプリモシーンは軽ハンデの2頭に屈した形となった。


勝ち馬 性齢 斤量 騎手 人気
2019グルーヴィット牡352松山3人
2018グレーターロンドン牡656.5田辺1人
2017ウインガニオン牡557津村5人
2016ガリバルディ牡555福永7人
2015スマートオリオン牡557デムーロ6人
2014サダムパテック牡658田中勝7人
2013フラガラッハ牡657高倉5人
2012フラガラッハ牡557高倉5人

【中京記念2020の傾向と対策】
『逃げ馬は苦戦』『リピーターに注意』

今年は中京競馬場ではなく、阪神競馬場の開催となるため、過去の傾向は極端に鵜呑みにではできないものの、マイル戦となった中京記念では『逃げ馬が馬券に絡んだことは一度もなく』『8年中5年で上がり最速馬が優勝』という傾向がある。

また、フラガラッハ(2012年・2013年優勝)やミッキードリーム(2013年・2014年2着)のように、初期はリピーター馬の存在が見られた。中京芝1600mの重賞はこの1鞍しかないという点も関係していると言えるだろう。


分析班
水谷

何度も述べるように、今年は阪神での開催となる。阪神競馬場の今の馬場傾向に合う馬や、阪神に適性のある馬を、週中の分析ではしっかりと追っていこう。



中京記念2020予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<7月15日(水)更新>


分析班
水谷

皆さん、こんにちは。今日は分析部門の水谷がお送りします。本日は過去の傾向から、中京記念2020の『軸馬・穴馬候補』をピックアップ!その根拠ももちろんお伝えします。


マイル戦になってからの中京記念は、


『逃げ馬が苦戦』
『上がり最速馬が過去8年で5勝』
『4角10番手以下からの差し切りも5回』



というように、差し馬に要警戒の傾向が出ています。

今年は阪神開催になるため、やや傾向は変わる可能性はあるものの、今の阪神競馬場は6月からの長期開催となり、芝の内側はかなり荒れてきている状況です。外から差せる馬については注意が必要でしょう。


また、中京記念はハンデ戦ながら『斤量の重い馬』が活躍する傾向にあります。


斤量 着度数 勝率 連対率 複勝率
49.5~51キロ(0-0-0-1/1)0.0%0.0%0.0%
51.5~53キロ(1-2-0-22/25)4.0%12.0%12.0%
53.5~55キロ(1-1-2-30/34)2.9%5.9%11.8%
55.5~57キロ(5-5-5-39/54)9.3%18.5%27.8%
57.5~59キロ(1-0-1-12/14)7.1%7.1%14.3%


分析班
水谷

ハンデ戦だとどうしても「穴は斤量の軽い馬」と考えがちだが、実際は過去の実績がモノを言うレース。斤量が重い点を過度に嫌うことは避けよう。

【軸候補で注目!】

ケイアイノーテック

平田厩舎(栗東)
岩田望騎手予定
戦績:6-4-2-9

【推し材料】好条件データ
・今年に入り復調気配。上がりの脚は健在
・重い斤量は背負い慣れている

ケイアイノーテックは一昨年のNHKマイルC勝ち馬。以降は馬券に一度も絡んでいないものの、今年に入ってからはダービー卿CT4着、京王杯SC6着、安田記念5着と小差の競馬続き。

情報的にも、厩舎サイドが以前から復調気配を認めており、前走・安田記念でも「本気で一発を狙っている」というウラ話があったほど。GⅢ戦となる今回は当然、軽視は禁物と言えるでしょう。


上記ケイアイノーテックは5歳馬。中京記念は夏の開催になってから5歳馬・6歳馬の台頭が目立つ。逆に、勢いがありそうな4歳馬は不振というデータは興味深い。

加えてもう一つ。中京記念は『マイルのスペシャリストだけではなく、前走から距離を延長してきた馬が意外と活躍する』傾向があるのだ。下記の表2つ(年齢別成績・前走からの距離別成績)を見ていただきたい。


年齢 着度数 勝率 連対率 複勝率
3歳(1-1-0-5/7)14.3%28.6%28.6%
4歳(0-0-3-10/13)0.0%0.0%23.1%
5歳(4-5-2-39/50)8.0%18.0%22.0%
6歳(3-1-3-28/35)8.6%11.4%20.0%
7歳以上(0-1-0-22/23)0.0%4.3%4.3%


条件 着度数 勝率 連対率 複勝率
同距離(4-5-4-50/63)6.3%14.3%20.6%
今回延長(4-2-2-32/40)10.0%15.0%20.0%
今回短縮(0-1-2-22/25)0.0%4.0%12.0%

分析班
水谷

上記2つの条件に適した馬から、チョッと気になっている穴候補が居る。ぜひとも参考にしていただきたい!


【穴で要注目!】

ディメンシオン

藤原英厩舎(栗東)
鮫島駿騎手予定
戦績:5-3-1-9

【推し材料】好条件データ
・中京記念は5~6歳馬が活躍
・実は、前走からの距離延長馬が台頭
・2走前に阪神芝1600重賞で3着

2走前に今回と同じコースの阪神牝馬Sで3着。その後はヴィクトリアマイルの取消、初めてのスプリント戦だったCBC賞での11着大敗と流れが良くないが、初のスプリント戦で超ハイペースを2番手で追い掛けてしまっては大バテしたのも仕方がない。

中1週での続戦というのは陣営が前走に納得していない証。マイル戦なら巻き返しの可能性がある。

昨年のサマーマイルシリーズは関屋記念4着、京成杯オータムH2着と堅実にポイントを稼いでいて、1着があればシリーズ優勝もあったという立場だった。これだけの実績がありながら、今年は出走取消と大敗明けで人気落ち必至。オープンに上がってからは右回りの方が堅実に走っていて、今年の阪神開催も好材料だろう。


中京記念2020予想
社台マニアがコッソリ伝授
『社台・ノーザンの本音で馬券を獲れ!』
<7月16日(木)更新>

【社台特捜班より】
今週は、ノーザンFが昨年のグルーヴィットに続いて送り込む“3歳馬”ギルデッドミラーを掘り下げましょう。


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北野シズカ

大レースには常に、社台ファーム系・ノーザンファーム系の有力馬が多数。そこで、WORLD競馬WEBの中でも『社台・ノーザン系』情報を専門に扱う、社台特捜班が、特別に中京記念2020の社台系情報をコッソリ公開!

中京記念2020に出走する
社台・ノーザンファーム関連馬

  • ギルデッドミラー ←注目!
  • ソーグリッタリング
  • トロワゼトワル
  • ミッキーブリランテ
  • リバティハイツ
  • レッドレグナント

社台特捜班の注目馬

ギルデッドミラー

松永幹厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:2-2-2-1
馬主
シルク

■主な戦績
アーリントンC(GⅢ)2着
NHKマイルC(GI)3着

【ポイント①】
やや折り合いに難ありも
脚力に優れた3歳牝馬

昨年夏に新馬戦を快勝した直後は『桜花賞候補』との評判も一部で立ったほど。

その後は道中に行きたがる面がなかなか解消されず、2勝目を挙げるまで時間がかかりましたが、直近の重賞実績からも確かな能力の持ち主です。


【ポイント②】
米子Sで同じく3歳牝馬が快勝
斤量差を味方に上位を狙う

サマーマイルシリーズ初戦の米子Sは、同じ3歳牝馬のスマイルカナが楽勝しました。

当時より相手関係はやや強くなるとは言え、このギルデッドミラーも古馬相手に戦える可能性は十分に秘めています。今回が初重賞制覇の舞台となることを期待したいですね。


【ポイント③】
今年は右回りになる中京記念
ギルデッドミラーには追い風!

新馬勝ちが中京コースで前走もNHKマイルCで3着なので左回りでも実績はありますが、「左にモタれながら走る癖があって、本当は右回りのほうが乗りやすい」と、厩舎周辺では以前から言われていたんです。

実際に、阪神コースでは1勝クラス勝ちとアーリントンC2着の実績があります。

【社台・シズカのウラ話】
『本気で走れば、相当走る』

デビュー戦から前走までの前走をぜひとも見ていただきたい一頭。折り合いの難しさが随所に顔を覗かせています。できれば、馬群で脚をタメたいタイプでしょう。内枠を引いてもらいたいところ。

それでも、見出しの通り『本気で走れば、相当走る』と厩舎サイドが以前から語ってきた、その一端は最近の結果が示していると思います。期待の高さに違わぬ走りを期待して、この馬を“社台特捜班からのオススメ”とします!


中京記念2020予想
『調教マル特ホース』
<7月16日(木)更新>


分析班
水谷

レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

舞台が変わっても『共通点多し』
⇒例年の傾向に沿ってピックアップ!

繰り返し記すが、今年は阪神で行われる中京記念。

阪神マイルで行われている他の重賞の調教パターンを参考にしてもいいものだが、同じ舞台での重賞は数多く行われており、対象を絞りづらいところ。

今回は、左右の回りこそ異なるものの『長い直線・ゴール前での急坂・梅雨時期で荒れた馬場になりやすい』という共通点から、中京で行われた昨年までの過去のレースを参考にしつつ、好内容馬を導き出したい。

過去の傾向をみると、近5年の好走率は美浦[2-2-1-10]の複勝率33.3%に対し、栗東[3-3-4-55]の同15.4%と、圧倒的好走率を誇っていた関東馬が今回は手薄。基本的には関西馬の調教のアプローチからパターンを絞っていいだろう。


分析班
水谷

すかさず目に付くのが、

『栗東坂路調教馬』
『レース当週か1週前のラスト2Fが25秒以内でまとめていた馬』


が多いことだ。

近5年の3着以内馬の関西馬10頭中でも、当週か1週前どちらかで坂路ラスト2Fが25秒以内だった馬が5頭、共に25秒以内だった馬は4頭該当した。

今年の出走を見てみよう。前者はギルデッドミラーディメンシオンメイケイダイハードラセットリバティハイツ。後者はケイアイノーテックが該当。その中から動きが目についたのは以下だ。


調教マル特ホース①

ケイアイノーテック

平田厩舎(栗東)
岩田望騎手
戦績:3-2-1-14

・連戦続きでも馬なりで鋭い伸びを連発
・1週前追い切りは水分を含んだ馬場を
 ものともせず好内容

1ヶ月に1走ペースで出走を続け、今回が4戦目。中間は馬なりでの調整に留められながらも、8日(水)の追い切りでは抜群の反応。もともと攻め駆けする馬ではあり、調教の騎乗に定評のある藤懸ジョッキーの鞍上とはいえ、楽な手応えながら推進力は抜群だった。

15日(水)も開門直後の栗東坂路で追い切られ、実戦でもコンビを組む岩田望来騎手を背に4F52.1-37.9-24.7-12.1秒をマークしている。一時はコース調教も混じえるなど、復調へ向けて試行錯誤した時代もあったようだが、今は坂路追いに特化して復調ムードを感じさせる。



調教マル特ホース②

ギルデッドミラー

松永幹厩舎(栗東)
北村友騎手
戦績:2-2-2-1

・1週前は荒れた時間帯の坂路で好内容
・最終追い切りはジョッキー騎乗で
 ラスト2F12.1-12.3秒と上々↑

もともと坂路が主体で、精神面に配慮しているのか、速い時計を出してくることは珍しい馬。この中間も馬なり主体ではあるが、1週前追いの水曜は悪天候に見舞われた日で(7時49分という)遅い時間帯ながらも4F53.7-39.1-25.4-12.8秒をマーク。

騎手より体重の重い助手が騎乗していたこともあり、馬場さえ良ければもっと時計は出ていたはず。それを思えば、2週連続で目安となるラスト2F25秒を切っていた可能性がある。

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗。馬のリズム任せで折り合いに専念していたが、ラストは良い伸び。「素軽い動きでしたし、折り合いに課題はありますが、単走でもスムーズでした」と鞍上も高評価だったようだ。


中京記念2020予想
『前走ワケアリ敗戦で妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<7月17日(金)更新>


分析班
水谷

穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“負け方”に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

しかし、「負けに不思議の負け無し」という格言もあるように、全ての敗戦には必ず理由がある。中には、次のレースに繋がるような敗戦も……。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“前走で負けた馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


前走敗戦組からの注目馬

ブラックムーン

西浦厩舎(美浦)
藤井勘騎手
戦績:8-3-4-19

名手・ユタカが消化不良を認めた内容
8歳でも上がりの脚は衰えナシ!

前走のマイラーズCは11頭立ての5番人気で8着。末脚不発で特に何の見せ場もなく終わっただけのようにも見えるが、レース後の武豊騎手は「向正面でゴチャついて中途半端な競馬になってしまった。勿体なかった」と振り返っている。

このコメントを踏まえてレースを見返してみると……

確かにスタート直後は中団辺りを窺う構えを見せていたものの、地方馬リコーワルサーが内に切れ込んできたり、その煽りを受けて内に寄ってきたロードクエストと接触があったりしてポジションを取りに行けず、しかも揉まれ込んだ影響で頭を上げて引っ掛かってしまっていた。


分析班
水谷

結局直線に向くまで最後方の最内に押し込められたままで、しかもレース自体は超スローとなっては為すすべ無し。

勝ったインディチャンプは抜けていたけど、最後の1ハロンはよく伸びており、実は3着争いのグループの中ではそれほど差は無かったんだよ。


しばらく好走から遠ざかっている8歳馬だが、今年の5戦は着順こそ一息でも上がりは全てメンバー中3位以内。外回りのマイル戦がベスト条件なのは言うまでもなく、連続開催最終日の阪神で大外一気が決まる流れになれば、侮れないところはある。


週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは7月17日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『函館2歳ステークス(GⅢ)』
『中京記念(GⅢ)』
『函館記念(GⅢ)』
の3本立て!


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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