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【チャンピオンズカップ2022予想】ダート頂上決戦の注目データ&傾向は?《最終更新》大西直宏の注目穴馬



チャンピオンズカップ2022予想
毎日3分読むだけで分かる!

  • ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
  • ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
  • ・チャンピオンズカップの過去データを洗う!
  • ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

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北野シズカ

皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。

今年は出走馬すべてが関西馬。西の情報筋が早くから「ここは任せろ」と腕を撫していた一戦です。早速有力馬をチェックしていきましょう。




チャンピオンズカップ2022予想
出走馬/枠順確定
<12/1(木)更新>


チャンピオンズカップ(GⅠ)
12/4(日) 中京ダ1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1グロリアムンディ牡457ムーア
2サンライズホープ牡557幸英明
3ハピ牡356横山典弘
4スマッシングハーツ牡657鮫島克駿
5ジュンライトボルト牡557石川裕紀
6レッドガラン牡757斎藤新
7オーヴェルニュ牡657ルメール
8サンライズノヴァ牡857松若風馬
9ノットゥルノ牡356武豊
10クラウンプライド牡356福永祐一
11バーデンヴァイラー牡457レーン
12テーオーケインズ牡557松山弘平
13シャマル牡457川田将雅
14タガノビューティー牡557石橋脩
15サクラアリュール牡757酒井学
16レッドソルダードセ457丸山元気





チャンピオンズカップ2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<11/27(日)更新>


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北野シズカ

まず最初に、チャンピオンズカップ2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:JBCクラシック1着

テーオーケインズ


高柳厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:10-2-2-5

JBCクラシックの時は「次を見据えて8分程度」という話ではあったが、3歳馬相手では地力が違うとばかりに楽々突き放して快勝。ここへ向けて絶好の滑り出しとなった。ダート中距離ではまだ3歳勢から大物が出現しておらず、4歳世代は古馬重賞でほとんど勝つことがない。そしてオメガパフュームらの古豪は東京大賞典へ回ることになってメンバーはかなり手薄。昨年覇者の同馬にとっては「どうぞ2連覇してください」の状況となっている。おそらく1頭抜けた人気になりそうだが、ここで逆らう余地はほとんど見当たらない。

【WORLD分析班チェック】
1週前も文句なしの動き、連覇へ向け視界良好!

「テーオー以外にたいした馬がおらんなぁ。これはタダ貰いの一戦になるんとちゃうか?」という声はトレセンでも多く聞かれている。実績、勢い、仕上がり具合。どれをとってもこの馬が抜けており、早くも「相手を探しておきな」と1強ムードが漂っている。




前走:シリウスS1着

ジュンライトボルト


友道厩舎(栗東)
石川騎手予定
戦績:6-5-2-11

意外なことであるが、同馬のシリウスSVは友道厩舎にとってダート重賞初勝利(延べ21頭目の出走)だった。レース当時はドウデュースの応援で凱旋門賞へ遠征していたため指揮官も現地で見ることはなかったが、滞在先でレースを観戦した友道師は「3コーナーでペースが上がってからも対応してくれた。次はダートのGⅠを目指したい」とここへ向けてシッカリ準備してきた。ダートの走りは安定感が高く、前走から更なる上積みがあればこの勢いで一気に頂点獲りがあるかもしれない。

【WORLD分析班チェック】
石川にとってGⅠ制覇の大チャンス

外国人騎手がこれだけ来日しているとGⅠで有力馬に乗る機会はほとんどないに等しい。上位人気が想定されるこの馬に騎乗する石川としても千載一遇のチャンスだろう。ここまで3戦全てに騎乗して②①①着。ここで結果を出せなかった場合は乗り替りになるかもしれないのでメイチ騎乗は確実。




前走:宝塚記念12着

グロリアムンディ


大久保龍厩舎(栗東)
ムーア騎手予定
戦績:5-3-1-5

次から次へと出てくる大久保厩舎のダートの期待馬たち。長くこの路線でトップに君臨していたチュウワウィザードが引退したと思ったら、バトンタッチする形でグロリアムンディが頭角を現し、更に言えば3歳馬ハピ、ブリッツファングもOP入り。この厩舎のエース格ディープボンドももし砂に転向すれば相当走る可能性もあり、とにかくこの厩舎のダート中距離馬の信頼度は高い。グロリアムンディは芝の宝塚記念に使って以来となるが、その前走は完全度外視できるので12着という着順が迷彩となって少しでも人気が落ちるなら儲けもの。

【WORLD分析班チェック】
ムーアを起用して勝負気配

短期免許が切れる最後の週にムーアを起用。勝ってV締めのシナリオへ向けて着々と準備を整えている。ダートでは古豪オメガパフュームに差し切りを許しただけで、あとは負けなしの競馬。砂のチャンピオンになれるだけの資格はある。


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北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!




チャンピオンズカップ2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<12/1(木)更新>

今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。

競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?

そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!


信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!

  • チャンピオンズカップに切り替わった直後のレースをCMラストに起用した訳は?

チャンピオンズカップに切り替わった直後のレースをCMラストに起用した訳は?



(12月01日)
今回JRAとのコラボキャラには漫画「魁!男塾」が選ばれている。それぞれキャラが濃い男性向け漫画である。おそらく個別のキャラが意味するのではなくネーミングにヒントがありそうだ。『魁』という字は様々な意味を持つが中に「物事のはじめとなること」という意味も持つ。ココでお解りになった方は勘が鋭いと思うがジャパンカップダートからチャンピオンズカップに名称が替わった初年度の「ホッコータルマエ」につながった。ストレートに使えば⑧番、また逆から数えて8番目の馬には注意が必要だろう。

そして、ダメ押しに長澤まさみネタから、主演ドラマ「エルピス」も佳境を迎えるがソロソロGI戦線も佳境を迎えるだけにココで何らかのサインを見せるのでは思っていたら第6話のシーンで「サインを送ってきた」のセリフが…。もちろん競馬とは直接関係ないがピンときたのだ。エルピスの副題が「希望、あるいは災い」とある。有馬記念まで使わないと思ったが現在使用している秋のCM第二弾も恐らく今週まで。ならばココしか使うところはないはず。それは『希望』、幸騎手が騎乗する「サンライズホープ」。ドンぴしゃの馬が出走するし前出のホッコータルマエの幸騎手にココでつながりをみせた。「サインを送ってきた」のセリフからサイン馬の可能性もあるだけに両隣にも警戒したい。

(11月27日)
それでは簡単にジャパンカップのサイン回顧をお話しよう。勝ったのは3番人気3枠⑥番ムーア騎乗の「ヴェラアズール」。2着が1番人気7枠⑮番Cデムーロ騎乗の「シャフリヤール」。3着には4番人気2枠③番「ヴェルトライゼンデ」。結果、人気サイドの外国人騎手ワンツースリー。

サイン的には「ワンピース」UTA繋がりで「RED」の3枠が1着に輝いた。勝ち馬番の6番はドイツ馬⑦番の隣馬番でもあった。2つ目の海外遠征から警戒の「シャフリヤール」も2着。それと以前からサイン馬の逆番を使っており、今回も背番号16の逆番が③番ということで「ヴェルトライゼンデ」が使われた。ダメ推しが、厩舎を見れば1着渡辺薫、2着が藤原、3着に池江寿で1、2着に『冠』を名前に使った厩舎が来ている。今回はサイン的にもマズマズの結果を残せたと思うだけに次回も気合を入れて頑張りたい。

話を戻してチャンピオンズカップについてだが、今年で23回目となるチャンピオンズカップ。以前は「ジャパンカップダート」として行われていたのを覚えているだろうか?秋のJRACMの名場面では「クロフネ」を起用してラストのシーンは名前が「チャンピオンズカップ」に替わった初年度、第15回目のホッコータルマエが選択されている。これは意味深なチョイスであり、シーンもゴール前でなく4コーナーから映し出されており、普通には解らないような部分を使っている。恐らくここにヒントが隠されていると思う。

この時、勝ったホッコータルマエは4枠⑧番。2着が④番ナムラビクター、3着が⑫番ローマンレジェンドだった。素直に行けば4枠⑧番には要注意だろう。1年を通して、今年は4枠や⑧番がサイン的に示唆され使われてきたシーンも数多くあった。未だに使用理由は鮮明には解らないがキーワードであることには違いない。そして、中京競馬場のイベントには今年、推し馬グランプリのにも参加中の相撲の二所ノ関親方がトークのため来場。そして、チャンピオンズカップを盛り上げるキャンペーンキャラに漫画「魁!男塾」が選ばれJRAホームページにてアップされている。果たして、初年度のチャンピオンズカップとの関係はあるのだろうか…。(続く)

【以上から今年の気になる候補】
・それは『希望』、幸騎手が騎乗する「サンライズホープ」。サイン馬の場合には、その両隣も警戒。
・JRACMラストのシーンは名前が「チャンピオンズカップ」に替わった初年度、第15回目の「ホッコータルマエ(4枠⑧番)」を選択。
・中京競馬場のイベントには相撲の二所ノ関親方がトークにのため来場。そして、チャンピオンズカップを盛り上げるキャンペーンキャラに漫画「魁!男塾」が選ばれている。
・今年の秋GI3着以内には調教師の名前に『冠』の部首がある(継続中)。 高柳、斎藤崇、安田隆。





チャンピオンズカップ2022予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<11/30(水)更新>


分析班
水谷

こんにちは!データ分析担当の水谷です。

水曜段階では大まかなイメージを掴むために、チャンピオンズCの過去傾向をまとめておきます。だいたい次の5つのポイントを押さえておけばレースイメージが掴めるはずですので是非チェックしておいてください。


チャンピオンズカップ2022データ
最初に押さえておきたい5つのポイント!

  • ①ローテと目標レースをシッカリ見極めよう

  • ②展開と騎手のコース理解度は結構重要な要素

  • ③前半の展開と走破タイムは例年ほぼ安定している

  • ④初ダートが「重賞」というのは軽く超えられるハードルではない!?

  • ⑤3~4歳世代が弱くて、5歳~6歳世代が強い

①ローテと目標レースをシッカリ見極めよう



ダートの番組は地方交流戦を含めるとかなりの数の重賞が乱立している。そのため古馬になるとどの馬も賞金が積み重なっていくので、このレースを目標にローテを組むには早い段階から賞金面をクリアしておかねばならない。実績を積んだ高齢馬が活躍しやすい理由はそこにある。

直前で賞金を加算してなんとか滑り込んだ馬は“上積み”と言う点でマイナス。やはりここを目標に逆算して、どこかをステップに「叩き2戦目」で迎えられる馬がベストなのは言うまでもない。これを精査するだけで半分くらいは脱落するだろう。

また、目標のレースの設定について、チャンピオンズCの前には南部杯、JBCクラシックがあり、後には東京大賞典、そして来年のフェブラリーSがある。各陣営がどのレースを最大目標にしているかをチェックすることも重要。近5年の覇者ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴ、クリソベリル、チュウワウィザード、テーオーケインズははっきりとここを目標に調整されてきた。

今年のメンバーで早くから「秋はチャンピオンズCが大目標」と明言していたのはどれだけいただろうか。



②展開と騎手のコース理解度は結構重要な要素



中京ダ1800mはとにかく特徴があって、基本的に先行有利と言われ、外からブン回し騎乗はNGとされる。とにかく差すにしても出来る限り距離ロスを減らしてインを突かないと話にならない。上位ジョッキーへの鞍上強化は一般的にはプラスだが、この舞台の理解度が低い場合はそれが必ずしもプラスになるとは限らない。

中京ダ1800mと言えば連対率で上位なのが武豊とルメール、川田に松山あたり。この4人はチャンピオンズCでも連対実績があって、この舞台を熟知していると言ってイイ。ただ、ルメール、川田、武豊の騎乗馬はいずれも伏兵。当項目からプッシュできるのは連覇を狙う松山騎乗のテーオーケインズだろう。

なお、騎乗の穴パターンは、15年サンビスタや18年ウェスタールンドのような後方待機から直線インを突く騎乗。腹を括って後方から最短コースを通ると見せ場を作りやすい。横山典のハピなんかは前走でその競馬を予行演習している。



③前半の展開と走破タイムは例年ほぼ安定している



舞台が中京に移ってからの過去7年の走破タイムをご覧頂きたい。

14年 良 1.51.0(前半62.3)
15年 良 1.50.4(前半60.2)
16年 良 1.50.1(前半60.6)
17年 良 1.50.1(前半61.6)
18年 良 1.50.1(前半61.9)
19年 良 1.48.5(前半60.8)
20年 良 1.49.3(前半60.3)
21年 良 1.49.7(前半61.4)


天候や馬場が例年ほとんど変わらないため、走破タイムもほぼ酷似している。近3年は例年以上に馬場差が速かった影響もあって1分50秒台を切ってきた。

また、前半5Fのタイムは60~62秒となっているが、今年のペースメイクは一体どの馬になるだろうか。短距離から参戦するシャマルはテンのダッシュが速いが、逃げる競馬はしないかもしれない。同じように2~3番手から流れに乗りたい馬が多く、どうしても逃げなければダメという馬は少ない。いずれにしても例年同様に「61.0」前後の展開が計算できる。

あくまでも例年の傾向から計算するものではあるが、

「前半61.0のペースで流れて走破タイム1.50.0前後の決着」

に対応できる馬を探すのが近道と言える。



④初ダートが「重賞」というのは軽く超えられるハードルではない!?



昨年のソダシの時にも触れたことだが、初ダートが重賞というのはなかなか一発クリアが難しい。今年はレッドガランがそれに該当する。

ここでデータを確認しておくと、2000年以降で初ダートがGⅠだったの馬の成績は【0.0.1.22】で壊滅となっている。唯一、馬券圏内に入ったのは01年フェブラリーSのトゥザヴィクトリーのみ。それ以外はもう秒単位で大敗しているだけに、この挑戦がハッキリと高い壁であるのが分かる。

ちなみに初ダートがGⅠに挑んだ面々は次の馬たちである。どの馬も芝のGⅠ級で活躍した馬ばかり。それでも結果は出せなかった。


ソダシ(★12着)
カワキタエンカ
デニムアンドルビー
ガルボ
カレンブラックヒル
トゥザグローリー(★12着)
グランプリボス
スマイルジャック
アリゼオ(★16着)
ローレルゲレイロ
リーチザクラウン
レッドスパーダ
スーパーホーネット
アドマイヤフジ(★14着)
ヴィクトリー
フサイチホウオー(★11着)
オレハマッテルゼ
マイソールサウンド(★15着)
ハイアーゲーム(★9着)
シンボリインディ
キングヘイロー
(★はチャンピオンズCは初ダだった馬)



⑤3~4歳世代が弱くて、5歳~6歳世代が強い



今年の古馬ダート重賞は「3~4歳馬が弱い」という傾向が出ている。下半期の古馬ダート(マイル以上)の成績を見れば一目瞭然。


【中央重賞】
プロキオンS 6歳
エルムS   5歳
シリウスS  5歳
みやこS   5歳
武蔵野S   5歳

【地方交流重賞】
浦和記念   4歳←★
白山大賞典  6歳
帝王賞    5歳
スパーキングL5歳
マーキュリー 4歳←★
ブリーダーズG3歳←☆
日本テレビ盃 8歳
レディスPL 5歳
南部杯    5歳
JBCクラシッ5歳
JBCレディス3歳←☆


本来、サラブレッドは4歳時に完成するものだが、その4歳馬が勝ったのはマーキュリーCのバーデンヴァイラーと浦和記念のクリノドラゴンの2頭のみ。3歳世代も弱いとは言わないが、通用したのは牝馬ばかりで牡馬ではまだ勝った馬がいない。

そのバーデンヴァイラーも中央のアンタレスS、シリウスSともにブービーに大敗しており、まだ本物の強さを手にしていない。クリノドラゴンも4人気の伏兵の立場で他馬の凡走に助られた印象が強い。5~6歳馬がこれだけ重賞を勝てるのも「下の世代の突き上げがないから」という理由が大きいことは覚えておきたい。



チャンピオンズカップ2022予想
『前走時の情報チェック馬』
<12/1(木)更新>



分析班
水谷

GⅠなどの大きなレースでは、前走時に陣営がどんな思惑で使っていたのか、そして今回はどんな話をするのか、一連の流れを「線で見る」ことが非常に大事。いわゆる“縦の比較”ですね。木曜の更新では『前走時に注目すべき話のあった馬』をピックアップしてご紹介します。


前走情報チェック馬①

グロリアムンディ

大久保龍厩舎(栗東)
ムーア騎手予定
戦績:5-3-1-5

【前走】宝塚記念12着

・馬主オーダーで芝を
前走時の情報・・・「もともとは芝で走ってきた馬。芝を走っていた頃と比べると、今は身体がシッカリしてきてる。馬主からのオーダーで芝を使うことになったけど、テキも“全く無謀な挑戦とは思っていない”って言ってる。ここ2週の動きも非常によくて、この馬自身の状態面に文句はないレベル。あとはいきなり芝で最高峰の舞台でどこまで通用するかってところだよね。ひと雨降って時計が掛かってくれれば楽しみは出てくる」

★今回の見所ポイント
→芝GⅠはさすがに厳しかった
→ダートはまだ底を見せていない



前走情報チェック馬②

バーデンヴァイラー

斉藤崇厩舎(栗東)
レーン騎手予定
戦績:6-0-2-3

【前走】シリウスS15着

・話良かった前走で大敗
前走時の情報・・・「どちらかと言うと実戦タイプで稽古はそれほど目立たないが、今週の追い切りではしっかりハミを取って比較的動けていた。以前に比べてそのあたりで変化を感じるし、馬が心身ともに逞しくなり、だいぶ成長して良くなってきたのを感じる。僚馬ラーゴムを白山大賞典に使い分けて、重賞連勝を狙ってるんだ」

★今回の見所ポイント
→スローで先行できると強い
→ハイレベル戦で脆さ見せ



前走情報チェック馬③

ハピ

大久保龍厩舎(栗東)
横山典騎手予定
戦績:3-1-1-2

【前走】みやこS4着

・古馬相手にメド立つ
前走時の情報・・・「初の古馬相手にあれだけやれたのは先々に向けて収穫で、よく走ってくれたと思う。砂を被っても問題なく、毎レース必ず終いは伸びてくるし、これまで崩れたことがないのは立派。ここもこの馬の特長である末脚を生かす競馬になると思うので、うまく流れなど向いてくれればチャンスは十分あるだろう。展開が向いてスムーズに捌ければ突き抜けるよ」

★今回の見所ポイント
→前が詰まるシーンあるも脚見せた
→左回りのほうがスムーズ




チャンピオンズカップ2022予想
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬

<12/2(金)更新>



当社の専属アドバイザーで元JRAジョッキー・大西直宏氏が「自分で乗ってみたい穴馬」を1頭ピックアップ。その馬をどう乗って一発を狙うか?元乗り役ならではの考えや戦略を披露します。



大西直宏の注目馬

ハピ

大久保龍厩舎(栗東)
横山典騎手
戦績:3-1-1-2

人気馬を負かしに動けば差し馬に流れが向く


ある程度予想はしていたことですが、秋のGⅠシリーズは外国人旋風が吹き荒れていますね。エリザベス女王杯に続いて先週のジャパンCも外国人騎手が上位独占でした。

僕もジックリと彼らの騎乗ぶりをチェックしていますが、直線の追い方だけにとどまらず、位置取りや折り合い、仕掛けのタイミングなど細かい部分でも「技術力が高いな」と感じます。彼らが上位を独占するのも決して偶然ではないでしょう。

ただ、このままやられっ放しではいられません。今週のチャンピオンズCの舞台はダート。砂上のバトルであれば日本人騎手に一日の長がありますので、今週こそ一矢報いて欲しいですね。

今年はテーオーケインズの1強ムードでしょうか。強い馬が1頭いるレースでは、騎手の駆け引きや乗り方が大きく明暗を分けることが良くあります。今年は特にそれが注意かなと感じます。

一番ありがちなパターンとしては、真っ向勝負で本命馬を負かしに動いた馬が最後に力尽き、序盤は勝負圏に参加しなかった馬が漁夫の利を狙うケース。これまでのチャンピオンズCでもそのシーンは良く見てきました。それだけに上位候補に該当する騎手の性格などは良くチェックしておく必要があるかなと思います。

真っ先に目が行くのは外国人騎手に乗り替わるグロリアムンディバーデンヴァイラー。前者はムーア、後者はレーンが騎乗します。

どちらの鞍上も今週で短期免許が終了となるだけに、このレースに関しては間違いなく“勝ちに行く姿勢”を見せるでしょう。上手く乗って着を拾う考えなどなく、真っ向勝負を仕掛けて捻じ伏せてやろうという乗り方をしてくるはずです。

また、ジュンライトボルトの石川も自身のGⅠ制覇が懸かっているため、強気の騎乗をする可能性が高いとみています。

そんな騎手の考えや思惑が全面に出るようなレースになってくれたら、とても白熱した攻防で見応え十分の一戦になると思います。是非そんなレースを期待したいですよね。

そして、全員の勝ちに行く意識が高まった時に注意しなければならないのが、大局を冷静な判断で捉えて一発を狙うタイプのジョッキー。そう、ここではハピに騎乗するノリ(横山典)がとても不気味です。

2走前に同馬とコンビを組んで今回が3戦目の手綱。前任の藤岡佑からの乗り替わり理由は「大きな舞台で勝ち切って欲しい」の思惑からだと思いますが、2度の騎乗でノリもすっかり手の内に入れたのではないでしょうか。

ハピは後方から鋭い脚を使える馬ですが、馬群を捌ける器用さも持ち合わせており、如何にもロスなくインを突く穴パターンの騎乗をしそうに思えてなりません。「2頭出しは人気薄を狙え」という格言がありますが、僚馬グロリアムンディが強気に乗れば乗るほど、ハピの差し込みの確率がアップするとみています。



週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは12/2(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『チャンピオンズカップ(GⅠ)』
『ステイヤーズステークス(GⅡ)』
『チャレンジカップ(GⅢ)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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