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【チャンピオンズカップ2020予想】クリソベリルにケンカを売れる馬を教えます!



クリソベリルに死角はあるか?
チャンピオンズカップ2020予想

  • ・連覇に向けたクリソベリルの課題
  • ・今年の3歳馬は強い?弱い?
  • ・必見のデータ傾向と特注穴馬も公開

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。秋のGIシーズンもいよいよ佳境ですね♪

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

今週末はチャンピオンズカップ(GI)に注目。芝のオールスター戦となった先週に続き、今週も楽しみな、そして馬券的にも興味深い顔ぶれとなりました!


【チャンピオンズカップ2020予想】
最新更新12/4(金)
1週間の最後に「ラストワン穴馬」

下馬評では“一強”ムードが色濃く漂っている今年のチャンピオンズカップですが、とはいえ馬券の枠は全部で3つあります。会心の馬券を仕留めるために、1週間予習していきましょうね!

【NEW】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
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チャンピオンズカップ2020予想
出走馬&枠順確定!
<12月3日(木)更新>


チャンピオンズカップ(GI)
12月6日(日) 中京ダート1800m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 タイムフライヤー 牡5 57 藤岡佑
2 ゴールドドリーム 牡7 57 和田竜
3 メイショウワザシ 牡5 57 高倉
4 エアアルマス 牡5 57 松山
5 クリンチャー 牡6 57 三浦
6 エアスピネル 牡7 57 福永
7 カフェファラオ 牡3 56 ルメール
8 サンライズノヴァ 牡6 57 松若
9 アルクトス 牡5 57 田辺
10 アナザートゥルース セ6 57 デムーロ
11 チュウワウィザード 牡5 57 戸崎
12 モズアスコット 牡6 57 横山武
13 インティ 牡6 57 武豊
14 ヨシオ 牡7 57 亀田
15 クリソベリル 牡4 57 川田
16 サトノティターン 牡7 57 藤岡康

【12月3日(木)枠順確定】



過去6年の
チャンピオンズカップ
【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠0-1-2-70.0%10.0%30.0%
2枠2-2-1-716.7%33.3%41.7%
3枠1-0-1-108.3%8.3%16.7%
4枠1-0-0-118.3%8.3%8.3%
5枠2-0-1-916.7%16.7%25.0%
6枠0-1-1-100.0%8.3%16.7%
7枠0-2-0-100.0%16.7%16.7%
8枠0-0-0-


WORLD
北野シズカ

クリソベリルは8枠15番。データ的には過去に好走馬が全くいないピンク帽ですか!


分析班
水谷

確かにロスの多い競馬になる可能性はあります。ただし、データを見る上で気をつけておきたいのは、そもそも中京開催になったチャンピオンズカップの6年間で、8枠を引いた馬って軒並み人気薄なんです。

8枠に入った11頭の平均人気は【10.5人気】。最も人気だった馬でも2014年のインカンテーション(4番人気/10着)でした。確かに有利ではないでしょうが、極端なマイナスは考えなくても良いのではないでしょうか。




チャンピオンズカップ2020予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<11月29日(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、チャンピオンズカップ2020に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:JBCクラシック1着

クリソベリル


音無厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:8-0-0-1

日本国内では未だに8戦8勝のパーフェクトな成績を維持している現役ダート馬のトップホース。前走のJBCクラシックは2馬身半差、2走前の帝王賞は2馬身差の完勝で、どちらも2着だったオメガパフュームはチャンピオンズCには登録しておらず、ライバル一番手は不在とも言える状況だ。

チャンピオンズCは連覇が懸かる一戦だが、クリソベリルにとっては今回のレースを勝つことや最優秀ダートホースに選ばれることは単なるオマケに過ぎないかもしれない。

【WORLD分析班チェック】
年内はこのレースで締めくくり予定

この後には東京大賞典が控えてみるものの、陣営は「年内の競馬は今回が最後」と表明済みです。国内に敵無しを証明し、来年こそはサウジカップのリベンジと、今年は中止になったドバイワールドカップへの挑戦となるでしょうか。




前走:シリウスS1着

カフェファラオ


堀厩舎(美浦)
ルメール騎手予定
戦績:4-0-0-1

相手にGⅠを勝つのは難しい』というのが常識だった。スマートファルコン、エスポワールシチー、トランセンド、ホッコータルマエ辺りの時代は年長馬が3・4歳馬を跳ね返し、その馬たちがキャリアを積んで頂点に立ち……という繰り返しだった。

しかし、こういう傾向も移り変わっていくもので、チャンピオンズCは目下3歳馬が2連勝中。ルヴァンスレーヴ、クリソベリルが規格外の存在だという考え方もあるが、以前より3歳馬が活躍する下地が整っていることは確かだろう。今年の3歳馬代表はカフェファラオだ。

【WORLD分析班チェック】
一線級を相手にするのは初めて

ジャパンカップダートこそ様々な敗因が重なって大敗しましたが、それまでの3連勝は圧巻の内容。休み明けで古馬初対戦だったシリウスSもしっかり勝ち切りました。

今回は初めて挑戦者の立場で走るレースとなります。一線級を相手にするのは初めてとなりますが、能力は通用するでしょうか。




前走:南部杯6着

ゴールドドリーム


平田厩舎(栗東)
和田騎手予定
戦績:9-7-3-7

ダートGⅠは通算5勝。2017年の最優秀ダートホースに選ばれていて、昨年のチャンピオンズCではクリソベリルとクビ差の2着だった。

その当時は続く東京大賞典で引退と言われていたが、年明けのサウジカップとドバイワールドカップに出走するため現役を1年延長している。今回も年内で引退と発表されており、予定通りならチャンピオンズCか東京大賞典が引退レースになるようだ。

【WORLD分析班チェック】
世代交代迫るも……鞍上替わってもうひと押し

昨年のかしわ記念を最後に1年半勝利がなく、世代交代の過程にある印象も出てきましたが、大崩れがないのは立派です。「南部杯は元々あまり得意ではないレースで、前走の6着はそれほど気にしなくて良い」という声もあります。

なお、主戦を務めてきたルメール騎手はカフェファラオに騎乗するため、和田竜二騎手が騎乗します。馬を動かせるジョッキーに替わってもうひと押しなるか?


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。“3強”それぞれに、意外と小さくない懸念材料を秘めているようですね。

水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!








チャンピオンズカップ2020予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<12月2日(水)更新>


分析班
水谷

水曜日は過去の傾向から、チャンピオンズカップ2020の『軸馬・穴馬候補』をピックアップ!


チャンピオンズカップ
攻略に向けたポイント

  • ・ダート路線は高齢馬……はもはや過去

  • ・勝ち馬は“前走GI組”から

  • ・先週に続いて大牧場が強い!

チャンピオンズカップ2020
過去6年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気1-3-0-216.7%66.7%66.7%
2人気2-0-0-433.3%33.3%33.3%
3人気0-1-3-20.0%16.7%66.7%
4~5人0-0-1-110.0%0.0%8.3%
6~9人2-2-1-198.3%16.7%20.8%
10人気以下1-0-1-372.6%2.6%5.1%

1番人気馬の馬券信頼度は比較的高い方。一方で過信できないのが2番人気馬。昨年のクリソベリルは勝ち切ったが、『未知の魅力で押し上げられた人気馬』には注意が必要。



チャンピオンズカップ2020
過去6年の年齢別成績


斤量 年齢
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
3歳2-1-0-818.2%27.3%27.3%
4歳1-0-1-224.2%4.2%8.3%
5歳1-2-3-145.0%15.0%30.0%
6歳2-3-1-159.5%23.8%28.6%
7歳以上0-0-1-150.0%0.0%6.3%

かつての「高齢馬でも活躍が続く」イメージのダート路線から一転、一昨年はルヴァンスレーヴ、昨年はクリソベリルと3歳馬が2連勝中。2017年も当時4歳のゴールドドリームが勝利していた。今まさに“旬”の馬が狙い目になる。



チャンピオンズカップ2020
過去6年の前走別成績


斤量 前走
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
JBCクラシック2-1-2-237.1%10.7%17.9%
南部杯2-1-0-333.3%50.0%50.0%
JBCレディス1-0-0-150.0%50.0%50.0%
日本テレビ盃1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
みやこS0-2-2-190.0%8.7%17.4%
武蔵野S0-2-0-150.0%11.8%11.8%

前哨戦は中央・地方問わず様々だが、昨年のクリソベリル(日本テレビ盃1着から参戦)を除いて、『前走GI組』が優勢だ。

みやこS組、武蔵野S組は出走頭数こそ多いものの、ヒモ止まりが精一杯という状況。ピンポイントでの穴馬選択が求められる。



チャンピオンズカップ2020
過去6年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ0-0-2-40.0%0.0%33.3%
先行3-3-2-1413.6%27.3%36.4%
中団1-1-1-303.0%6.1%9.1%
後方2-2-1-276.3%12.5%15.6%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位1-1-1-316.7%33.3%50.0%
2位3-2-0-337.5%62.5%62.5%
3位0-0-0-60.0%0.0%0.0%
4~5位1-1-1-89.1%18.2%27.3%
6位以下1-2-4-551.6%4.8%11.3%

逃げ馬によってペースの速い、遅いが分かれるところだが、近3年は後半の方が速いスロー気味のレースが続いている。今年も実績ある逃げ馬はインティのみで、それを相手にメイショウワザシやヨシオがどういうペースで絡んで行くかがポイントになりそう。

どんな展開でも押さえておきたいのは『終いの脚がしっかりしている馬』。上がり最速馬、上がり2位馬の好走率の高さは見逃せない。



チャンピオンズカップ2020
過去6年の『生産者』別成績


生産者 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
ノーザンF2-2-0-816.7%33.3%33.3%
岡田スタッド1-0-1-133.3%33.3%66.7%
グランド牧場1-0-0-150.0%50.0%50.0%
市川ファーム1-0-0-150.0%50.0%50.0%
白老F1-0-0-325.0%25.0%25.0%
社台Fが0-1-1-100.0%8.3%16.7%

かつては“非社台組の活躍舞台”だったダートも、近年では社台・ノーザンF系の勢力が広がってきている。

特にノーザンFは昨年のこのレースをクリソベリルで勝利、一昨年は唯一の生産馬だったウェスタールンドが8番人気2着。ゴールドドリームは17年1着、19年2着。今年もノーザンF生産馬が見逃せない。




【オススメ軸候補】

クリソベリル

音無厩舎(栗東)
川田騎手予定
戦績:8-0-0-1

【推し材料】好条件データ
◯能力、適性面、相手関係は文句なし
△実は、JBCクラシックからの
連勝馬が過去に出ていないが……?


今回は大井で熱戦を繰り広げたオメガパフュームの不在、ゴールドドリームとインティも近走不安定とあって対抗格がおらず、1強ムードすら漂う状況。

クリソベリル自身は3歳で優勝した昨年から更にパワーアップし、サウジカップ7着でデビューからの連勝は止まったものの、国内では未だに無敗の8戦8勝となっている。ついでに言えば、敗れたサウジカップとて、鞍上スミヨンの大雑把すぎるレース運びを考えれば“負けて強し”ではあった。

ただし、意外にもJBCクラシックとチャンピオンズCを連勝した馬はまだ1頭もおらず、ジャパンカップダート時代を含めても両レースの連勝は2007年のヴァーミリアンが最後。

JBCクラシック自体はこのレースへのステップとして優秀なローテーションだが、勝った馬は目に見えない疲れがあったり、マークが厳しくなったりするのだろうか……。とはいえ、体調面さえ問題なければ、今回も有力であることは変わりないだろう。




【穴で要注目】

エアアルマス

池添学厩舎(栗東)
松山騎手予定
戦績:7-3-1-6
※ダートでは(4-0-0-2)

【推し材料】好条件データ
△実績では劣る前走GⅢ組だが……
◯中間の過程や休養前の競馬に見どころ十分

データ分析の通り、GⅢの武蔵野S・みやこS組は好走馬が少ない。加えて、JBCや南部杯と比べると格もメンバーレベルも下だと見られるのか、そこで凡走した馬は本番のチャンピオンズCでは人気を落としがち。

しかし、WORLDの的中に貢献してきた昨年のインティ(みやこS15着→チャンピオンズC3着)、一昨年のウェスタールンド(武蔵野S7着→チャンピオンズC2着)、2016年のアスカノロマン(みやこS14着→チャンピオンズC3着)は中央の前哨戦で負けて人気を落としたところでの巻き返しだった。敗因をしっかり読み解けば有力な穴候補になり得る

現時点で1頭挙げておきたいのはエアアルマス。前走・みやこSで3番人気に支持されるも勝ち馬から1.1秒差の4着に敗れている。

しかし、当時は骨折明けで9か月ぶりの復帰戦。勝ったクリンチャーに早めにプレッシャーを掛けられて苦しくなってしまったが、乗っていた松山騎手も厩舎サイドも「次は良くなる」と前向きだった。

年明け・東海Sの勝ちっぷりは優秀で、今回は叩き2走目でデキは上向きなのに人気は下降。穴ムードが漂う存在だ。




チャンピオンズカップ2020予想
『調教マル特ホース』
<12月3日(木)更新>


分析班
水谷

菊花賞では
2着アリストテレスを推奨!

エリザベス女王杯では
5番人気2着サラキアを推奨!


マイルCSでも
2着インディチャンプを推奨!

レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●過去6度のデータ蓄積とコース傾向から
 浮かび上がる調教パターンがあった!


現行の中京ダート1800m戦に移行されたのが2014年。まずは過去6回の歴史から調教パターンを探ってみたい。

まだサンプルは多くない中でも、一番目立つのは【最終追い切り“栗東坂路組”】。過去18頭の好走馬中8頭を数える(美浦坂路は1頭)。

ただし、1週前追い切りにも注目してみると、3頭が1週前にコースで追っている。また関東の好走馬4頭中3頭が直前はウッド追いだったことを踏まえると、直前に坂路かコースかはそう差異がないのかもしれない。むしろ『併用調教がベスト』という仮説も考えたい。


中京コースはコーナーで外を回るロスが大きく、器用さが求められ、スタンド前の直線でも急坂があり、それでいてどちらかといえば先行有利。

前が残りやすいことは、坂が直線半ばにあって前を行く馬があまりバテ辛いことも関係していそうだが、器用さと脚力が求められる舞台であることを考えると、バランス良くコンディショニングすることがベストなのかもしれない。


▼2頭のリピーターからも面白いデータが見てとれる。

【ゴールドドリーム】
19年2着時 当週・坂路/1週前・CW
17年1着時 当週・坂路/1週前・坂路

【サウンドトゥルー】
16年1着 当週・坂路/1週前・坂路
15年3着 当週・南W/1週前・南W


2度の好走時に違うアプローチで好走しているのだ。これを踏まえても理想をいえば“コース&坂路の併用調教”がベストではないか。




調教マル特ホース①

ゴールドドリーム

平田厩舎(栗東)
和田竜騎手予定
戦績:9-7-3-7

◯荒れた坂路で51.7秒 今年一番の復活ムード
◯コース&坂路の併用追いで乗り込み量は昨年以上

藤懸騎手が騎乗ということもあるし(レースでは和田騎手)、もともと攻め駆けするタイプでもあるのだが、チップが荒れている遅い時間帯にも関わらず、最終追いは坂路で豪快な動き。7歳という年齢を感じさせない力強さをみせつけた。

今年に入ってからは坂路でビシっとやることも減っていたことからも、これだけ追えたことは好感。1週前にも和田騎手が手綱を執りコースで追い切っており、昨年同様の調教パターンでもあるのだが、今回はその間の日曜にも追って更に負荷を掛けている。

以前のようにプールを使う頻度も減っており、精神面のナーバスさも解消したのだろう。前年の2着馬が順調に上昇カーブを描いている。



調教マル特ホース②

インティ

野中厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:7-1-2-5

◯近走の不振を払拭できるだけの併せ馬の動き
◯調教パターンをよく変えるタイプでも今回は併用

最終追い切りは武豊騎手が騎乗してCWコースで併せ馬。競馬とは打って変わって僚馬を内から追い掛ける形で同入に持ち込んだのだが、競馬のように並んでからモマれ弱さを出すわけではなく、グイッとひと伸びをみせたほど。一連の不振がウソのような動きで、調教だけで言えば一変があってもおかしくない。

インティ自体は割とレースによって調教パターンを替えてくるタイプで、昨年は1週前がコース、当週が坂路だったが、今回は日曜に坂路、2週前以前も坂路で追われている。心身さえ噛み合えばまだまだやれる雰囲気だ。




チャンピオンズカップ2020予想
『前走ワケアリ敗戦で妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<12月4日(金)更新>


分析班
水谷

穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“負け方”に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

しかし、「負けに不思議の負け無し」という格言もあるように、全ての敗戦には必ず理由がある。中には、次のレースに繋がるような敗戦も……。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“前走で負けた馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


前走敗戦組からの注目馬

タイムフライヤー

松田国厩舎(栗東)
藤岡佑騎手騎乗
戦績:5-3-0-13

【前走成績】
武蔵野ステークス(5着/1番人気)

◯前走の敗因である『馬体減』は回復気配
◯フェブラリーSが負けて強しの内容

前走の武蔵野Sは1番人気で5着。エルムSを勝った勢いがあり、武蔵野Sは昨年も2着のレース、さらにはルメール騎手も継続騎乗ということで人気を集めていたが、馬群の中でジリジリとしか伸びてくることができなかった。

(ルメール騎手はこのレースの敗戦で重賞での連続連対記録を一度止めてしまっている)

レース後、ルメール騎手は「外から勝ち馬が一気にきてヒルんだ。能力的にはもっとやれた」と直線でサンライズノヴァに被せられた場面を敗因に挙げていたが、関係者がそれよりも疑問視していたのはマイナス14キロの馬体減。

「夏の滞在競馬で増やした分が丸々東京遠征で減ってしまった。当日のデキにも問題があったんじゃないか」と指摘している。

今回は叩き2走目かつ輸送の短い中京でのレース。厩舎サイドも前走のことを意識して「この中間はしっかり負荷を掛けてもカイ食いが安定している。馬体はキープできている」と話している。実際、GⅠの時に発表される調教後馬体重は485キロと前走からしっかり戻していた。

夏の連勝時も内容も伴ったレースを続けており、加えて今年2月のフェブラリーSが先行勢総崩れの中で、唯一前で運んで5着と粘る非常に強い走りを見せている。来年2月で解散となる名伯楽・マツクニ調教師の一発に要注意!






週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは12月4日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ステイヤーズステークス(GⅡ)』
『チャレンジカップ(GⅢ)』
『チャンピオンズカップ(GI)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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