【朝日杯FS2021予想】今年は素質馬揃い!来春にも繋がる注目GⅠを徹底分析!
朝日杯フューチュリティステークス2021予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
先週の牝馬戦から今週からは牡馬戦が行われます。舞台は引き続き阪神芝1600mなので、先週使った考え方やアプローチはそのまま使えます。ただ、牡馬のほうは皐月賞に繋がるのはホープフルSで、このレースはどちらかというとNHKマイルCに繋がるレースと考えたほうがいいかもしれません。引き続き来年のことまで意識しつつ検討していきたいと思います。
【朝日杯フューチュリティステークス2021予想】
最新更新12/17(金)
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朝日杯フューチュリティステークス2021予想
出走馬/枠順確定
<12/17(金)更新>
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
12/19(日) 阪神芝1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | カジュフェイス | 牡2 | 55 | 秋山真一郎 |
2 | セッカチケーン | 牡2 | 55 | 団野大成 |
3 | アルナシーム | 牡2 | 55 | 池添謙一 |
4 | セリフォス | 牡2 | 55 | Cデムーロ |
5 | ヴィアドロローサ | 牡2 | 55 | 鮫島克駿 |
6 | オタルエバー | 牡2 | 55 | 幸英明 |
7 | ダノンスコーピオン | 牡2 | 55 | 松山弘平 |
8 | プルパレイ | 牡2 | 55 | Mデムーロ |
9 | ドウデュース | 牡2 | 55 | 武豊 |
10 | スプリットザシー | 牝2 | 54 | 和田竜二 |
11 | ドーブネ | 牡2 | 55 | 吉田隼人 |
12 | トウシンマカオ | 牡2 | 55 | 戸崎圭太 |
13 | ジオグリフ | 牡2 | 55 | ルメール |
14 | トゥードジボン | 牡2 | 55 | 藤岡佑介 |
15 | シンリミテス | 牡2 | 55 | 国分優作 |
朝日杯フューチュリティステークス2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12/12(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、朝日杯フューチュリティステークス2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:札幌2歳S1着
ジオグリフ

ルメール騎手予定
戦績:2-0-0-0
2頭の重賞ウィナーを擁する【サンデーR】の2歳牡馬陣だが、ジオクリフをここで使い、コマンドラインはホープフルSへ使い分けてきた(どちらもルメール騎乗)。コーナー4つをクリアしていたジオクリフがこっちで、ワンターンしか経験のないコマンドラインを2000mにしたのは来年を見据えてのことか(詳細の関係者情報は週末のサイト内情報にて公開予定予定)。
この馬はダートでの活躍が目立つドレフォン産駒だが、母は活躍馬アロマティコで、兄は芝で3連勝したアルビージャがいる。馬体や走法からダートも走れそうだが、芝でも高みを目指せるだけのポテンシャルの持ち主だ。まだゲートに甘さはあるものの、道中は途中から動いていける機動力があって荒れ馬場も苦にしないのが強み。いかにもルメールの仕掛けに合わせて動いていける馬だ。
【WORLD分析班チェック】
新馬→重賞Vでここを狙った仕上げは2歳G1では盤石のローテ
木村厩舎とルメールと言えば、ジオクリフの他に阪神JFでコンビを組んだステルナティーアもそう、2戦2勝のイクイノックスもそう、京王杯2歳Sで1番人気したコラリンもそう。とにかく2~3歳戦では『木村×ルメール×天栄』がバンバン活躍している。最初からここを目標にされていたジオクリフに仕上げの狂いはなさそうだ。
前走:デイリー杯2歳S1着
セリフォス

Cデムーロ騎手予定
戦績:3-0-0-0
ここまでマイル戦に絞って3連勝。そして鞍上は直前でCデムーロへ鞍上強化。誰がどう見ても「朝日杯FSを本気で狙ってます!」というのが分かるだろう。前走のデイリー杯2歳Sを使ったのも本番前に右回りを使っておきたかったため。特に勝ち負けにこだわっていなかったのに素質馬ソネットフレーズをねじ伏せたのだから強いのひとこと。ペースを考えたら後方から大外をまわって差し切った内容も非常に良かった。
追わせる馬だけに腕っぷしの強いCデムーロ騎手騎乗はとにかく心強い限りで、無敗の4連勝でGⅠ制覇の可能性はかなり高そうだ。Cデムーロは日本に「GⅠを勝つために来た」と言っているが、騎乗馬を考えたら最大のチャンスはこの馬だろう。1週前の稽古にも乗って「何も言うことがない。ベリーグッド」の評価。とにかく本番を楽しみにしているようだ。
【WORLD分析班チェック】
中内田厩舎は2歳GⅠに強い厩舎で仕上げに不安ナシ
中内田厩舎は2歳戦が特に強く、朝日杯FSも近4年でダノンプレミアム、グレナディアガーズと2勝。阪神JFもダノンファンタジーで制している。2歳のGⅠの勝ち方をよく知っているのは強味だろう。
前走:アイビーS1着
ドウデュース

武豊騎手予定
戦績:2-0-0-0
牡馬路線は1600mと2000mがあるので、1800mを中心に使ってきた馬はどっちに向かうか陣営の判断次第となるが、2戦2勝のドウデュースは朝日杯を選択してきた。武豊騎手の『GⅠ全レース制覇』が懸かってずっと勝てなかった朝日杯をクリアすべくオーナーサイドが決断したのかは定かではないが、いずれにしてもこの馬の距離短縮は注目すべきだろう。
小倉の新馬戦ではスローな流れとは言え、上がり3Fが11秒8→11秒4→11秒1という加速ラップを差し切り勝ち。アイビーSでは12キロ増と成長した姿で再び速い上がりの決着を制した。走りは重心が低くてコーナーリングが安定しているため、全くブレずに走れるのが強い。武豊騎手も「右回りでも左回りでも勝っていますし、道悪でも良馬場でもいい結果を出しています。乗りやすいですね」と絶賛している。この馬はソラを使うのでちぎって勝つタイプではないが、叩き合いになると本領発揮するだけに混戦向き。
【WORLD分析班チェック】
とにかく朝日杯FSが鬼門の武豊騎手、キーファーズのお手馬で決めるか
武豊騎手の朝日杯FSと言えば2015年のエアスピネルが思い出される。単勝150円の断然人気に支持されて、直線は早々に抜け出して勝ったかと思ったところにリオンディーズの強襲に遭って2着。「空気の読めない外国人騎手にやられた笑」というフレーズは有名だが、あのレースを勝てばJRA全GⅠ制覇が達成されていただけに本人も悔しかっただろう。その後にホープフルSが新設されたため、厳密に言えば残りはあと2つになるのだが、まずは朝日杯FSを勝たないと始まらない。これだけ勝てなかったレースだけに、キーファーズの馬で勝てれば格別だろう。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、ダノンスコーピオン、ドーブネなどの無敗馬もいて、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!