【有馬記念2021予想】クロノジェネシス4連覇?それともエフフォーリア?グランプリの注目データ・ヒント多数
有馬記念2021予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
さあ今年もいよいよグランプリ有馬記念ウィークとなりました。この秋の古馬戦は天皇賞・秋が3強決着、ジャパンCも上位人気3頭、マイルCSまでもガチガチの結果が続いています。馬券的にはそろそろ大きな配当を望みたいところですが、有馬記念も上位陣はかなり強力な布陣となっています。
堅く絞って狙いに行くにしても穴を加えて3連系馬券で大きく狙いに行くにしても、とにかくこのレースは関係者情報が直結しやすいレースだけに、WORLD情報は最後まで必見です。週中も水曜から金曜まで最新情報を更新するのでぜひご確認下さい!
【有馬記念2021予想】
最新更新12/24(金)
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有馬記念2021予想
出走馬/枠順確定
<12/23(木)更新>
有馬記念(GⅠ)
12/26(日) 中山芝2500m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ペルシアンナイト | 牡7 | 57 | Cデムーロ |
2 | パンサラッサ | 牡4 | 57 | 菱田裕二 |
3 | モズベッロ | 牡5 | 57 | 池添謙一 |
4 | メロディーレーン | 牝5 | 55 | 岩田望来 |
5 | ディープボンド | 牡4 | 57 | 和田竜二 |
6 | ウインキートス | 牝4 | 55 | 丹内祐次 |
7 | クロノジェネシス | 牝5 | 55 | ルメール |
8 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 57 | 藤岡佑介 |
9 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 55 | Mデムーロ |
10 | エフフォーリア | 牡3 | 55 | 横山武史 |
11 | アリストテレス | 牡4 | 57 | 武豊 |
12 | シャドウディーヴァ | 牝5 | 55 | 横山典弘 |
13 | アカイイト | 牝4 | 55 | 幸英明 |
14 | アサマノイタズラ | 牡3 | 55 | 田辺裕信 |
15 | キセキ | 牡7 | 57 | 松山弘平 |
16 | タイトルホルダー | 牡3 | 55 | 横山和生 |
有馬記念2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12/19(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、有馬記念2021に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:凱旋門賞7着
クロノジェネシス

ルメール騎手予定
戦績:8-3-3-2
グランプリ3連覇中の女傑もこれがいよいよラストランを迎える。昨年もアーモンドアイが引退戦を飾り、今年もコントレイル、グランアレグリア、ラブズオンリーユーなどの名馬が見事に有終の美を飾った。クロノジェネシスもこれに続くだろうと多くのファンも期待しているに違いない。
非根幹距離で行われるグランプリに滅法強い馬で、昨年勝ったレースだけに舞台は申し分なく、鞍上は最強パートナーのルメールが騎乗と条件的に不安はなにもない。ファン投票は2位に甘んじたものの、レース適性は文句ナシにトップで今年も圧倒的にVチャンスのある馬と思っていいだろう。メンバー的に古馬とほとんどが勝負付けが済んでおり、あとは3歳馬との力関係だけ。
【WORLD分析班チェック】
不安か万全か?様々な情報が飛び交うが厩舎の真の本音はどうなのか
問題は凱旋門賞後の疲れと仕上がりについて。凱旋門賞が極限レベルのタフ馬場だっただけに疲れは気になるところ。「重馬場は得意な馬だけど、さすがにアノ道悪は日本の重馬場と違ってかなりタフだった」と関係者は言う。同じ海外遠征だったドバイの時と同じように月アタマに帰厩して調整されているが、引退レースということもあって今回は更にお釣りを残さずにやられている。100%の能力を発揮できるかどうか、その1点だけだろう。
前走:天皇賞・秋1着
エフフォーリア

横山武騎手予定
戦績:5-1-0-0
ローテ不安があるクロノジェネスに対し、こちらは早々に秋2戦を宣言してジックリやって状態は万全。前走の天皇賞・秋ではコントレイル・グランアレグリアの最強古馬を撃破したことで、対クロノジェネシス相手でもヒケを取るどころか、既に超えている可能性も十分だろう。ファン投票1位に支持されたように、競馬ファンも「もっとも期待できる馬」と見ているようだ。
加えて3歳馬は古馬に比べて2キロ斤量が軽いのだから、条件的には相当有利に思える。勝てば年度代表馬も視界に入るだけに、陣営としては何とか勝ち切りたいところだろう。1週前には初の年間100勝を達成して相変わらずリズムが良い横山武騎手も「これで有馬に集中できる」と雑念を払って本番へ挑めむことができる。
コースに関しては初めてになるが、先行して好位で立ち回れる同馬にとって中山のコーナー6つは絶好の舞台であり、インの意識が強い横山武騎手なら安心感はピカイチ。この馬が真ん中より内枠を引ければまず好走イメージしか沸かない。
【WORLD分析班チェック】
過去10年でも4勝、有馬記念は3歳馬が有利な傾向あり
有馬記念を年齢別に見ると、3歳馬の成績が抜けている。過去10年で3歳馬は22頭が出走して連対率27.3%、複勝率36.4%はと他世代を大きく上回る。特に3番人気以内の馬はかなりの確率で馬券圏内に絡んでおり、状況的にはかなり後押しになっている。
前走:菊花賞1着
タイトルホルダー

横山和騎手
戦績:3-2-0-3
3歳春も弥生賞1着、皐月賞2着と好走したが、もともと「良くなるのは3歳秋以降じゃないかな」と言われ、晩成タイプという評価だった。その通りに秋を迎えて菊花賞は5馬身差の圧勝。相手に恵まれた面もあったが、あれだけチギればメンバー云々のレベルでは無く、この馬の能力の高さを評価するべきだろう。
そして、コーナー6つでスローになりやすい中山2500mの舞台は常に逃げ馬に注意が必要。まして阪神3000mの菊花賞を逃げ切ったような強力な逃げ馬なら尚更だ。古い例だと、この馬には95年に菊花賞→有馬記念を連勝したマヤノトップガンの姿がダブる。逃げた時は3戦3勝、中盤で大きくペースダウンさせるなど器用にコントロールも出来る馬でこの舞台の最大の穴候補になるだろう。
【WORLD分析班チェック】
同年の菊花賞馬が参戦した場合は高確率で馬券圏内に好走している
こちらもデータ傾向だが、菊花賞馬は過去10年で5頭が参戦して3勝、3着2回で馬券率は100%となっている。横山武騎手の兄でもある横山和騎手へ乗り替わりだが、ここはさすがに騎乗の情報共有はできているはずだし、この馬は乗り替わりでも全て結果が出ているので乗り難しさもなさそうだ。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも、アカイイト、アサマノイタズラ、シャドウディーヴァ、ステラヴェローチェ、ディープボンドなど、この秋に重賞タイトルを獲得して臨む伏兵馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!