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【有馬記念2020予想】最後も獲るぞグランプリ!デッカく獲る秘訣を教えます!



有馬記念2020
年末を彩る豪華メンバー集結!

  • ・グランプリを獲る大事なポイントは?
  • ・データから浮かぶ好走馬の傾向は?
  • ・昨年アーモンドアイのような“飛ぶ馬”に法則アリ?

WORLD
北野シズカ

皆さん、こんにちは。秋のGIシーズンもいよいよ大詰めですね!

ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。

今週末はいよいよ有馬記念(GI)も注目の一戦に。昨年はアーモンドアイを「今回は危険な人気馬」と事前に予告しての万馬券的中をお届けしています。今年も最高のグランプリを的中馬券と共に迎えたいものです!


【有馬記念2020予想】
最新更新12/25(金)
高配当の使者候補『ラストワン穴馬』更新

ジャパンCの後ということでメンバー構成が心配されましたが、それに劣らずの好メンバーと言っても良いでしょう。1週間を通してしっかりと分析してまいります!

【NEW】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
有馬記念のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒


【NEW】社台班が有力馬を丸裸!詳細はコチラ⇒

【NEW】先々週はユーバーレーベン(6人気)を推奨
前走大敗馬に注目!ラストワン穴馬はコチラ⇒



有馬記念2020予想
出走馬&枠順確定!
<12月24日(金)更新>


有馬記念(GI)
12月27日(日) 中山芝2500m


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 バビット 牡3 55 内田博
2 ブラストワンピース 牡5 57 横山武
3 クレッシェンドラヴ 牡6 57 坂井瑠
4 ラヴズオンリーユー 牝4 55 デムーロ
5 ワールドプレミア 牡4 57 武豊
6 キセキ 牡6 57 浜中
7 ラッキーライラック 牝5 55 福永
8 ペルシアンナイト 牡6 57 大野
9 クロノジェネシス 牝4 55 北村友
10 カレンブーケドール 牝4 55 池添
11 モズベッロ 牡4 57 田辺
12 オーソリティ 牡3 55 川田
13 フィエールマン 牡5 57 ルメール
14 サラキア 牝5 55 松山
15 オセアグレイト 牡4 57 横山典
16 ユーキャンスマイル 牡5 57 岩田康

【12月24日(木)枠順確定】



過去10年の
有馬記念
【枠順別成績】


枠番 着度数
(1着-2着-3着-4着以下)
勝率 連対率 複勝率
1枠2-1-1-1510.5%15.8%21.1%
2枠1-2-0-165.3%15.8%15.8%
3枠2-2-0-1411.1%22.2%22.2%
4枠2-2-1-1510.0%20.0%25.0%
5枠0-2-3-150.0%10.0%25.0%
6枠2-1-2-1510.0%15.0%25.0%
7枠1-0-2-175.0%5.0%15.0%
8枠0-0-1-190.0%0.0%5.0%


WORLD
北野シズカ

恒例となった公開枠順抽選会で広く知れ渡った部分もありますが、特に8枠はかなり鬼門。3コーナー手前からのスタートですから、外枠は本当にロスが大きいですね。


分析班
水谷

騎手も露骨に外枠を嫌がりますからね。ただ、今回の枠順の並びを考えると、有力馬は極端に不利という感じではなさそうです。 後は最内を引いたバビットと、3枠6番を引いたキセキの逃げ争いで、どういうペースになるかがポイントとなるのではないでしょうか。




有馬記念2020予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<12月20日(日)更新>


WORLD
北野シズカ

まず最初に、有馬記念2020に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。

前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!


前走:天皇賞(秋)3着

クロノジェネシス


斉藤崇厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:6-2-3-1

ファン投票1位の誇りとともに、宝塚記念と有馬記念の同一年制覇を目指す。宝塚記念は直前の大雨を味方に付けての圧勝劇だったが、天皇賞(秋)は良馬場の東京コースで上がり32秒8を繰り出してアーモンドアイから0.1秒差の3着に健闘。

歴戦の古馬相手に好走を続けており、未だに掲示板を外したことは一度も無し。秋華賞でのGⅠ初制覇以来、本当に地力を付けており、有馬記念のみならず来年も堂々主役を張りたいところ。

【WORLD分析班チェック】
初の中山でも不安より期待!

中山競馬場での出走は始めてとなります。とはいえ、道悪では抜群の強さを誇るだけに、良馬場でもタフな展開になる有馬記念はいかにも合っている舞台に感じられます。昨年のリスグラシュー同様のイメージで春秋グランプリ制覇の期待は大きいですが、適性は果たして?




前走:エリザベス女王杯1着

ラッキーライラック


松永幹厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:7-4-3-4

ファン投票はクロノジェネシスと約2000票差の2位。今年は大阪杯とエリザベス女王杯を勝って阪神競馬場でのGⅠ勝利最多記録を樹立しており、アーモンドアイに続いて5歳牝馬のトップがここで引退レースを迎える。

なお、今回の鞍上には福永祐一騎手が選ばれた。他騎手の兼ね合いもあるが、結果としてフィエールマンに騎乗するルメール騎手と“前走で騎乗した騎手が入れ替わる”形となっている。

【WORLD分析班チェック】
5歳馬の引退有馬が近年のトレンド?

昨年は5歳牝馬リスグラシューが引退レースとして有馬記念を圧勝。ラッキーライラックの父オルフェーヴルも引退レースとして有馬記念を選び、後続に9馬身差の大楽勝を収めています。

他にも、ジェンティルドンナやキタサンブラックと、近年は5歳末にラストランを迎えた馬たちが、グランプリを制しています。ラッキーライラックも有終の美を飾ることができますでしょうか。




前走:ジャパンカップ4着

カレンブーケドール


国枝厩舎(美浦)
池添騎手予定
戦績:2-6-2-2

ジャパンカップでは3冠馬3頭の対決に最後まで食い下がり、デアリングタクトとハナ差の4着。有馬記念には3冠馬3頭も、同じく健闘を見せたグローリーヴェイズも出走しないため、ジャパンカップからの参戦馬ではカレンブーケドールが一番ということになる。

未だ重賞勝利のタイトルすら無いものの、歴戦の相手を振り返ればこの馬も能力は確かであることは間違いない。悲願の重賞初制覇をグランプリで実現となるか?

【WORLD分析班チェック】
オーナーサイド主導の乗り替わり

今回は津村明秀騎手から池添謙一騎手への乗り替わりが発表されています。オーナーサイドからの要請ということで、ジャパンカップの4着が本当に悔しかったのでしょう。

なお、池添謙一騎手はサートゥルナーリアが有馬記念にも間に合わなくなり手が空いていた……という事情があります。


WORLD
北野シズカ

まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。“3強”それぞれに、意外と小さくない懸念材料を秘めているようですね。

水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!






有馬記念2020予想
WORLD流!重賞的中テクニック
<12月23日(水)更新>


分析班
水谷

水曜日は過去10年の傾向から、有馬記念2020の『軸馬・穴馬候補』をピックアップ!


有馬記念
攻略に向けたポイント

  • ・トリッキーな舞台で求められる『機動力』

  • ・ジャパンC組と別路線組だとどちらが有利?

  • ・特殊な舞台は『リピーター』を押さえろ!

有馬記念2020
過去10年の人気別成績


人気 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
1人気5-2-1-250.0%70.0%80.0%
2人気2-1-2-520.0%30.0%50.0%
3人気1-1-2-610.0%20.0%40.0%
4人気1-1-2-610.0%20.0%40.0%
5人気0-1-0-90.0%10.0%10.0%
6~9人1-3-2-342.5%10.0%15.0%
10人気以下0-1-1-640.0%1.5%3.0%

1番人気馬の馬券的な信頼率は高い方で、圏外は昨年のアーモンドアイ(9着)と2015年ゴールドシップ(8着)の2頭のみ。

一方で2番人気以下は様々。そして10番人気以下となると、2010年トゥザグローリー(14人気3着)と2012年オーシャンブルー(10人気2着)を最後に好走馬は出ておらず、近年の有馬記念は『能力面での上下の差が激しい』と言えそうだ。



有馬記念2020
過去10年の年齢別成績


キャリア 年齢
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
3歳5-2-3-1619.2%26.9%38.5%
4歳1-6-2-352.3%15.9%20.5%
5歳4-2-4-437.5%11.3%18.9%
6歳0-0-1-140.0%0.0%6.7%
7歳以上0-0-0-160.0%0.0%0.0%

過去10年で見ると3歳勢の活躍が目立つ。今年はデアリングタクトやコントレイルといった3歳最強格が不在になるものの、オーソリティバビットが古馬勢相手に風穴を空けられるか。



有馬記念2020
過去10年の前走別成績


斤量 前走
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
菊花賞4-1-2-340.0%50.0%70.0%
ジャパンC3-4-6-47/605.0%11.7%21.7%
凱旋門賞1-0-1-4/616.7%16.7%33.3%
AR共和国杯1-0-0-5/616.7%16.7%16.7%
天皇賞秋0-2-0-12/140.0%14.3%14.3%
エ女王杯0-1-0-14/150.0%6.7%6.7%

『3歳優勢』という点とも関係するが、菊花賞組の活躍が目立っている。それ以外はジャパンC組がやや目立つところだが、別路線組が取り立ててマイナスというわけではない。



有馬記念2020
前走からの間隔別成績


間隔 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
連闘0-0-0-1/10.0%0.0%0.0%
中1週0-0-1-2/30.0%0.0%33.3%
中2週0-2-0-27/290.0%6.9%6.9%
中3週3-4-6-47/605.0%11.7%21.7%
中4~8週6-4-2-42/5411.1%18.5%22.2%
中9~24週1-0-1-5/714.3%14.3%28.6%
半年以上0-0-0-2/20.0%0.0%0.0%

ただ、全体的に見れば『ジャパンCからの中3週組よりも、勝ち切るには中4週以上の余裕がある組』の方が目立っているのも確かだ。



有馬記念2020
過去10年の『脚質別』成績と
『上がり3F』別成績


脚質 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ1-0-1-9/119.1%9.1%18.2%
先行5-2-2-30/3912.8%17.9%23.1%
中団3-7-4-44/585.2%17.2%24.1%
後方0-0-2-42/440.0%0.0%4.5%
マクリ1-1-1-1/425.0%50.0%75.0%

上がり順位 着度数
1着-2着-3着-4着以下
勝率 連対率 複勝率
上がり1位3-2-0-6/1127.3%45.5%45.5%
2位1-2-3-6/128.3%25.0%50.0%
3位1-2-1-3/714.3%42.9%57.1%
4~5位2-2-5-16/258.0%16.0%36.0%
6位以下3-2-1-9513.0%5.0%5.9%

さすがはトリッキーな中山が舞台。直線が310mしかないことも相まって機動力が求められる中、4コーナーで5番手以内の馬が(8-4-5-47)と好走馬の大半を占める。




【オススメ軸候補】

クロノジェネシス

斉藤崇厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:6-2-3-1

【推し材料】好条件データ
◯有馬記念のタフな条件に合致するタイプ
◯ローテーションに余裕あり。牝馬の1年を飾るか


今年は年明け初戦の京都記念を快勝する好スタートを切り、宝塚記念は道悪の上手さを見せ付けて6馬身差の圧勝。

宝塚記念が終わった段階では良馬場(2-2-2-1)に対して稍重~重馬場(4-0-0-0)という成績だったため、東京芝2000mかつ良馬場の天皇賞(秋)では時計や上がりの速さに対応できるかどうかがカギとされたが、着順こそ3着でも上がり32秒8をマークして走破時計も1分57秒9。良馬場での最高レベルの戦いになっても崩れない総合力の高さを見せ付けた。

有馬記念は良馬場でも上がりの掛かる消耗戦になりやすく、クロノジェネシスには明らかに向いている舞台。昨年はリスグラシューが宝塚記念と有馬記念をどちらも圧勝して年度代表馬となったが、今年のグランプリも牝馬が主役となる可能性は十分だろう。

思えば今年は1年を通して牝馬の年。古馬混合の芝GIで牡馬が制したのは、天皇賞(春)のフィエールマンのみだった。有馬記念らしく世相を反映するなら、やはり勝つのは牝馬となるか。




【穴で要注目】

ワールドプレミア

友道厩舎(栗東)
武豊騎手予定
戦績:3-1-3-1

【推し材料】好条件データ
◯有馬記念の忘れてはいけない特徴
 『リピーターの好走』に唯一該当
◯約1年ぶりを叩いての状態がポイント

有馬記念といえばリピーターの活躍。2000年以降の過去20年間で、有馬記念で2回以上馬券になった馬は実に16頭。つまり、ほとんどの年で1頭以上はリピーターが馬券に絡んでいるということになる。

中でも目立つのは“2年連続3着”という馬で、シュヴァルグラン、ゴールドシップ、トゥザグローリー、エアシェイディ、ダイワメジャーが有馬記念で2年連続の3着。こんな偏りのあるGⅠは他に見られない。

昨年の1着馬リスグラシューは引退しており、2着馬サートゥルナーリアは態勢が整わず回避。となると、リピーターの資格があるのは昨年の3着馬ワールドプレミアだ。今年も3着なら“2年連続3着”の系譜も継ぐことになる。

前走のジャパンカップはほぼ1年ぶりで、いかにも有馬記念への叩き台という雰囲気だった。上積み次第では当然、圏内期待の一頭となる。




有馬記念2020予想
『調教マル特ホース』
<12月24日(木)更新>


分析班
水谷

菊花賞では
2着アリストテレスを推奨!

エリザベス女王杯では
5番人気2着サラキアを推奨!

マイルCSでも
2着インディチャンプを推奨!>

ジャパンCでも
デアリングタクトを推奨!

チャンピオンズCでは
ゴールドドリーム&インティを推奨!


レース前の調教は、各馬の状態の良し悪しを見極めるバロメーターだ。レースごとに“結果に直結しやすい調教パターン”というものも存在するぞ!

●一年の総決算のレースだが、意外や?
調教パターンは一目瞭然!


近年ではホープフルSが28日に行われることもあり、有馬記念デーが年内最終日になることも珍しくなりつつあるが、やはり競馬を嗜む者とすれば「有馬記念を勝って一年を締めくくりたい」と多くの方が思うのではないか。

枠順による有利・不利も大きく、近年は平穏傾向にも収まっているものの、こと調教については傾向が明白なレースだ。

まず、挙げられるのが“併せ馬”過去10年の好走30頭中26頭が最終追い切りで併せ馬を行っている。大一番の仕上げでもあり、それだけ負荷を掛けなくては勝てないレースであるのだろう。

もう一点は“コース追い”。こちらは過去10年の好走30頭中20頭が該当する。しかも1週前が坂路追いだった馬も僅か。距離も長く、コーナーを回る回数も多い舞台。とにかくコース追いには特化すべきだろう。


ただ、坂路追いも決してマイナスではない。10頭が坂路追いからの好走となるが、うち4頭がステイゴールド産駒うち3頭が友道康夫厩舎の管理馬

前者はスタミナ豊富だが、気性面に課題。後者は日頃からコース調教を重視しており、もともとスタミナは育まれていると考えれば、馬の特性に沿えば坂路が悪いとも一概にいえないところだ。

ちなみに、今回の坂路組はカレンブーケドールキセキサラキアバビッドである。




調教マル特ホース①

クロノジェネシス

斉藤崇厩舎(栗東)
北村友騎手予定
戦績:6-2-3-1

◯数少ないCW+併せ馬の該当馬
◯ケイコ駆けする併走パートナーとの併せ馬は自身の王道パターン

前述の通り、コース追いの馬が多いものの、併せ馬に特化すると絞られてしまうのだが、その中でもクロノジェネシスはいずれも該当している。

しかも単に法則性に縛られた評価基準だけではなく、内容的にも上々。もともと調教で動く僚馬を相手(オープン馬のリュヌルージュ)を追いかける形で同入しており、時計・動きをとっても評価すべきコンディションにある。

中7週というゆとりのあるローテとはいえ、週中と週末、1週につきCWで2本の追い切りを消化し、調教量も豊富。グランプリへ向けて抜かりのない仕上げが施された感だ。



調教マル特ホース②

ラッキーライラック

松永幹厩舎(栗東)
福永騎手予定
戦績:7-4-3-4

◯併せ馬ではないものの
1週前は自己ベスト級のハード調教

本来ならもう一頭は伏兵候補を取り上げたいところだが、今年の有馬記念は粒揃い。人気馬でも多少配当妙味が生まれやすいと考えればこの馬を取り上げたい。

もともと追い切りの動きは誰が見ても惚れ惚れとするようなダイナミックな動きで知られるが、この中間はウッドで6本の追い切りを消化。中でも1週前は6F78.9秒と自己ベストに迫る時計を単走でマークし、相変わらず豪快な動きを見せてている。

最終週はテン乗りの福永祐一騎手が手綱を執ったため、軽めの調整に終始した感だが、先週にしっかりやった分と輸送を控えているためだろう。激闘の疲れは感じさせず、むしろ充実している。




有馬記念2020予想
『前走ワケアリ敗戦で妙味倍増!』
ラストワン・注目穴馬

<12月25日(金)更新>


分析班
水谷

阪神JFは6番人気3着ユーバーレーベンを推奨
朝日杯FSは8番人気バスラットレオンを推奨しあわやの4着。穴馬候補に困ったら、この馬をぜひ付け加えてみていただきたい!


【“負け方”に大事なヒントあり】
一般的に、人気になりやすい馬は『直近で勝っている馬』『馬柱で良い着順が並ぶ馬』。裏を返せば、『前走で負けた馬・着順が悪い馬』はそれだけで人気の盲点になりやすいもの。

しかし、「負けに不思議の負け無し」という格言もあるように、全ての敗戦には必ず理由がある。中には、次のレースに繋がるような敗戦も……。ココでは、常日頃からレース映像を何度も見返し、次なるヒントを探し当てることに魂を燃やすレース分析班より“前走で負けた馬”から注目すべき情報馬をピックアップ!


前走敗戦組からの注目馬

バビット

浜田厩舎(栗東)
内田博騎手予定
戦績:4-2-0-1

【前走成績】
京都2歳S(6着/4番人気)

◯近年、好相性の3歳馬&菊花賞組から
◯輸送競馬に好走が集中。明確な理由あり

菊花賞で10着に敗れ、未勝利戦からの連勝が4でストップ。

とはいえ敗因は「キメラヴェリテがいてハナを切れなかったこと」「コントレイルが早めに来たことで直線入り口でリードを作れなかったこと」「そもそも距離が長かった」とハッキリしている。

今回もキセキの出方は気になるが、最内枠が当たった強みもあり、実績十分の小回りコースでハナを切れれば巻き返す可能性は十分にある。

3歳馬は過去10年間で延べ10頭が3着以内に好走しているが、そのうち7頭は菊花賞から中2か月での参戦。一昨年のブラストワンピース、2014年のトゥザワールドのように菊花賞は距離が合わずに負けた馬が巻き返してくるパターンもある。

今年の3歳馬の世代レベルがどうなのかという議論はさておき、セントライト記念圧勝の実績があれば、2キロ差を活かして古馬相手でも通用する可能性は秘めているだろう。検討の余地は十分だ。


なお、バビットは関西馬だが京都、阪神では勝ったことがなく、4連勝は福島→新潟→福島→中山と全て関東遠征でのもの。厩舎サイドも「この馬は1泊して精神的に落ち着けるので輸送競馬の方がいい」と考えているようだ。

調教過程も「前走はGⅠだからとコースに入れて負荷を掛けたら馬体が減って裏目に出た。今回は連勝中と同じ坂路主体の調教に戻している」とのこと。これらも含めて、菊花賞の10着という結果は度外視したいところ。






週末は、
コレさえ読めば新聞要らず!

WORLDでは12月25日(金)夜から
『重賞出走馬・直前情報』をサイト内で公開!

今週末は
『ホープフルステークス(GI)』
『阪神カップ(GⅡ)』
『有馬記念(GI)』


過去の傾向や好走データを分析した後は、今年の出走馬が『どのような過程で出走して』『関係者がどのような感触・本音を抱いているのか』が大事。スポーツ紙・専門紙とは一線を画する情報力を有するWORLDの真骨頂はココからです!

サイト内では、メンバー登録をしていただいている方限定で、レース前日夜から、有力馬の今回の裏話・中間の過程を網羅した『重賞有力馬事前情報』を、そして当日には『最終決断(推奨買い目)を、それぞれお送りしております。ぜひとも、馬券の参考になさってください!




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