【アルゼンチン共和国杯2022予想】注目の出世レースを徹底分析!《最終更新》大西直宏が注目する穴馬は?
アルゼンチン共和国杯2022予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・アルゼンチン共和国杯の過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
アルゼンチン共和国杯は現在ノーザンFが6連勝中。出世レースとしても知られ、なかなか攻略し甲斐のあるレースです。さっそく注目馬を見ていきましょう。
【アルゼンチン共和国杯2022予想】
最新更新11/4(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【10/30更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
【11/2更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
アルゼンチン共和国杯過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【11/3更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【11/4更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
アルゼンチン共和国杯2022予想
出走馬/枠順確定
<11/4(金)更新>
アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
11/6(日) 東京芝2500m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | キングオブドラゴン | 牡5 | 54 | 坂井瑠星 |
2 | プレシャスブルー | 牡8 | 54 | 津村明秀 |
3 | ユーキャンスマイル | 牡7 | 57 | 石橋脩 |
4 | コトブキテティス | 牝5 | 51 | 永野猛蔵 |
5 | テーオーロイヤル | 牡4 | 57.5 | 菱田裕二 |
6 | キラーアビリティ | 牡3 | 55 | C.デムーロ |
7 | ブレークアップ | 牡4 | 54 | 田辺裕信 |
8 | カントル | 牡6 | 54 | 岩田望来 |
9 | ディアマンミノル | 牡5 | 55 | 荻野極 |
10 | ダンディズム | セ6 | 54 | 富田暁 |
11 | ラストドラフト | 牡6 | 56 | 三浦皇成 |
12 | マイネルファンロン | 牡7 | 56 | M.デムーロ |
13 | レインカルナティオ | 牡5 | 54 | 菅原明良 |
14 | アフリカンゴールド | セ7 | 57 | 国分恭介 |
15 | レッドサイオン | セ6 | 53 | 石川裕紀 |
16 | ヒートオンビート | 牡5 | 57 | 戸崎圭太 |
17 | ハーツイストワール | 牡6 | 55 | 武豊 |
18 | ボスジラ | 牡6 | 56.5 | ルメール |
アルゼンチン共和国杯2022予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<10/30(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、アルゼンチン共和国杯2022に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:オールカマー5着
テーオーロイヤル

菱田騎手予定
戦績:5-0-2-4
中山初見参となったオールカマーは4番人気5着。道中は外目の3~4番手で流れに乗り、「勝つのはこの馬だろう」という絶好の手応えながら、最後の直線を向いて伸びを欠いてしまった。確かに勝負所は何頭分か外を回ったのはあるが、期待が大きい馬ゆえにあのくらいのロスを言い訳にするようでは困ってしまう。坂下までは姿勢も良く伸びかけていて、坂を上り始めてからスピードが上がらなかったことから、もしかしたらこの馬は急坂が得意ではない可能性はある。なだらかな坂では結果は出しているので、実績ある東京コースで改めて見直したい。
【WORLD分析班チェック】
来年の春天へ向けて賞金加算が必要
来春にリニューアルする京都競馬場。天皇賞春も京都で行われる。陣営はそこを最大目標に考えているが、現在の賞金はGⅢ1勝の4550万円。このままでは賞金ボーダーに不安があるため、どこかでもう一度賞金加算しておきたいところ。ここはその最大のチャンスだろう。
前走:日本ダービー6着
キラーアビリティ

Cデムーロ騎手予定
戦績:2-1-0-3
春は二冠に出走して⑬⑥着。2歳王者としては物足りない成績に終わったが、状態面が万全に戻っていなかったのも事実。この馬の真価が問われるのは秋以降だろう。始動が天皇賞秋ではなくこのレースから始動するのはノーザンFによる使い分けによるものだが、同馬に対してはGⅡ級という判断をされているということ。Cデムーロ確保してここを取りに来たという考え方も出来る。ダービーでも2分22秒台で走っていれば上々で、このメンバーだったら勝ち負けになっていい。
【WORLD分析班チェック】
放牧先からいい状態で帰厩
春当時は状態面が完調ではなく、皐月賞が4~5、ダービーは6~7くらいのデキで走っていた。それが今回は牧場からだいぶいい状態で戻ってきて、8~9くらいの状態で出走できそうとのこと。「付くべきところに肉も付いた。これなら」と厩舎も期待している。
前走:新潟記念2着
ユーキャンスマイル

石橋脩騎手予定
戦績:6-5-1-16
前走で久々に存在感を示して2着に好走。友道厩舎が新潟記念を4勝している理由が分かるかの走りで、同厩舎では勢いに勝るヒートオンビートが上に来るかと思いきや、7歳の古豪が久々に連対圏まで食い込んだ。この馬自身は2019年に新潟記念を勝って以来、その後はずっとGⅠ~GⅡを使っていて、久々のGⅢ戦。相手が格下げされたことで、この馬の地力の高さが発揮されることになった。これは厩舎の先輩であるマカヒキ(京都大賞典V)と同じパターンで、改めて友道厩舎恐るべしと言える。勢いを取り戻したとならばこの馬の地力は無視できない。
【WORLD分析班チェック】
鞍上は石橋脩のほうが合っている
前走の乗り方についても「新潟外回りはこう乗るんだ」というお手本のような騎乗で石橋脩騎手が完璧にエスコート。正直言って、藤岡佑介騎手の乗り方よりも石橋脩騎手の乗り方のほうが能力を引き出せるように思われる。引き続き、石橋脩が手綱を取るのはプラス要素と言えるだろう。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも一発の魅力を秘めた伏兵馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
アルゼンチン共和国杯2022予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<11/3(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
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- 日本の競馬を支えるアルゼンチン共和国
日本の競馬を支えているアルゼンチン共和国
(11月03日)
今週は一旦、GIはお休みだが世間的には大事故や事件、日本シリーズの決勝戦など様々な出来事が起こっている。やはり、スポーツ繋がりで見逃せないのはオリックスバッファローズが26年ぶりに日本一に輝いたこと。26年前はオリックスブルーウェーブとしてイチロー選手なども在籍して日本一に輝いたわけだ。その年が1996年で阪神淡路大震災の後で覚えている方も多いハズ。そして、その26年前のアルゼンチン共和国杯もオリックスの優勝を祝うような4-4の青枠ゾロ目決着。馬番では⑦⑧で決まった。偶然にしては出来すぎた決着だけに26年後も名前こそ替わったが4枠のゾロ目に限らず、ゾロ目での決まり目に注意したい。本来ならば横山姓の入った枠のゾロ目には要注意だが何故か偶然にも全員裏の「みやこS」に集結。アルゼンチンで使わない場合には裏の「みやこS」にてサインが発動する可能性もあるだけに枠順後に再チェックしてみたい。
(10月30日)
それでは簡単に天皇賞(秋)のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気ルメール騎乗の「イクイノックス」。スタートするとパンサラッサが行くのは分かるがまさかのノースブリッジがハナ争いに…。しかし、パンサラッサがハナを譲らないと分かると後続勢も無理には追わずにほぼ単騎逃げ状態をキープした。最終コーナーを回る辺りで、ようやく後続組が動く。しかし、逃げたパンサラッサのリードは十分過ぎるほど。ゴール寸前でイクイノックスが差し切ると2着に逃げたパンサラッサ、3着にはダノンベルーガだった。
サイン的に勝ったのは外国人騎手(ルメール)が騎乗した「イクイノックス」。2、3着は辛うじて3枠(赤)を引っ掛けたぐらい。そして、ようやく芝のGIレースで1番人気が勝利した。また1着に木村厩舎が来たことで『木』の法則は続く。
話を戻して今年で60回目の区切りを迎える「アルゼンチン共和国杯」。アルゼンチンは現在の日本競馬を裏で支える大事な国と言えるかもしれない。南半球にあたるため、日本とは季節が真逆。日本で冬を迎えると南では夏を迎えることに。競馬が盛んなオーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、インド、南アフリカ、そしてアルゼンチンやブラジルあたりが主だったところで日本とも親交が深い国も多い。中でも近年、アルゼンチン産の牝馬は社台系を中心に多く輸入されており、すでにGI馬も輩出している。
JRAでは年間を通して国の名前がレース名に反映されているものが数多くある。もちろん「アルゼンチン共和国杯」もその中の一つだが重賞レースに限定してみると面白い傾向が判った。今年の「アメリカJCC」、「ニュージーランドT」、「サウジアラビアロイヤルC」の3鞍。共通するのは「横山」姓騎手が馬券に絡んでいる点。ならば当レースでも「横山」姓が騎乗してきた際には人気に関係なく注意が必要だろう。
【以上から今年の気になる候補】
・国名が付いた重賞レースに出走してきた「横山」姓のジョッキーに注意。
・26年ぶりにオリックス日本一。26年前の日本一のときのアルゼンチン共和国杯もオリックスの優勝を祝うような4-4の青枠ゾロ目決着。馬番では⑦⑧で決まった。偶然にしては出来すぎた決着だけに26年後も名前こそ替わったがゾロ目での決まり目に注意したい。