【オールカマー】タイトルホルダーの反撃必至!?過去の傾向・注目データ&サイン馬券も要チェック《最終更新》大西直宏の注目穴馬
オールカマー2023予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・オールカマーの過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
秋の大舞台を見据えてどのレースをステップに選択するかは各陣営の分かれるところですが、オールカマーは次走への間隔が大きいことから重宝されやすい重賞です。今年も同じような意見を持つ陣営が多く、例年以上に豪華な顔触れが揃いましたね。
【オールカマー2023予想】
最新更新9/22(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【9/18更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(9/21最新更新)
【9/20更新】
過去の傾向から好走馬をあぶり出す
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【9/21更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
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【9/22更新】
『僕ならこう乗る!』
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オールカマー2023予想
出走馬/枠順確定
<9/22(金)更新>
オールカマー
(GⅡ)
9/24(日) 中山芝2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ロングラン | セ5 | 57 | 丹内祐次 |
2 | タイトルホルダー | 牡5 | 58 | 横山和生 |
3 | アサマノイタズラ | 牡5 | 57 | 嶋田純次 |
4 | マテンロウレオ | 牡4 | 57 | 横山典弘 |
5 | アラタ | 牡6 | 57 | 田辺裕信 |
6 | ジェラルディーナ | 牝5 | 56 | 団野大成 |
7 | ガイアフォース | 牡4 | 57 | 西村淳也 |
8 | ゼッフィーロ | 牡4 | 57 | 戸崎圭太 |
9 | チェスナットコート | 牡9 | 57 | 田中学 |
10 | エヒト | 牡6 | 57 | 菅原明良 |
11 | ノースブリッジ | 牡5 | 58 | 岩田康誠 |
12 | ハヤヤッコ | 牡7 | 57 | 浜中俊 |
13 | ローシャムパーク | 牡4 | 57 | ルメール |
14 | マリアエレーナ | 牝5 | 55 | 三浦皇成 |
15 | ウインマリリン | 牝6 | 57 | 松岡正海 |
オールカマー2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<9/18(月)更新>

北野シズカ
まず最初に、オールカマー2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:天皇賞(春) 中止
タイトルホルダー

横山和騎手予定
戦績:7-2-0-7
リニューアルした京都の天皇賞春で1倍台の支持を受けたが、まさかの競走中止。2F目のラップは「10秒8」で、これは計測できる中では最も速いラップ。3200m走るのに、短距離戦並みのダッシュで競られたらさすがのタイトルホルダーもリズムを崩しても仕方がない。
そもそも京都の外回りは4角で横並びになりやすく、ポジション優位性が取りにくいコース。この馬は追い比べの叩き合いで勝ち切ったことがなく、京都のキレ勝負だと分が悪かった。(当時のWORLDも押さえ評価に留めていた)
この馬は阪神と中山の専用機。小回りコースでポジションの優勢を活かせる舞台でこそ強さを発揮する。庭とも言える中山の中距離なら巻き返しは必至だろう。
【WORLD分析班チェック】
不安は人馬ともに怪我明け
馬もアクシデント明けだが、鞍上の横山和も落馬負傷明け。この秋の中山コースの芝の馬場が特殊(ラスト1Fが異様に速い傾向)な状況なだけに、馬場を熟知していない点は不安が残る。土曜にどれくらい試走ができるかをよく見ておきたい。
前走:函館記念1着
ローシャムパーク

ルメール騎手予定
戦績:5-2-1-1
前走の函館記念は前日までの雨で、求められたのは『重い洋芝への適性』。それを一発回答でクリア。3歳秋にもセントライト記念で3着に好走していた素質馬が、4歳になっていよいよ本格化ムードだ。そのセントライト記念の3着の際に負かした4着馬セイウンハーデスが七夕賞を勝ったこともこの馬の評価を高める。
ローシャムパークはセントライト記念で菊花賞切符を獲得するも無理して菊花賞に使わず、成長促進させたことが今の充実に繋がっている。フットワークが大きいので中山の外回りにコースが替わるのもプラスだろう。母系は日本を代表する牝系のエアグルーヴ系なので、これは秋、そして来年になってもかなり活躍が見込めそうだ。ここでもGⅠ馬相手にどこまで通用するか要注目。
【WORLD分析班チェック】
ルメールとのコンビなら信頼
これまでの競馬を見ていると、ルメール騎手とのコンビが非常に合う印象。他の騎手が乗った時に同じパフォーマンスを出せるかどうかは課題だが、今回もルメールとのコンビなら前走のパフォーマンスを信頼できる。
前走:宝塚記念4着
ジェラルディーナ

団野騎手予定
戦績:6-2-3-9
二転三転した春のグランプリ宝塚記念。そのなかで一番最初に後方から動いて見せ場を作ったのがこの馬だった。序盤から外枠の馬が予定通りにレースを引っ張り、前半5Fは58.9秒で流れ、馬群全体が集団となって進む形。上位に入線した顔触れはほとんどが道中後ろに居た馬で、ロングスパートの持続力が問われる競馬になった。
最初に動いたことで結果的には後ろの目標になってしまったが、勝負に行って差されたのならこれはもう仕方のないこと。大阪杯の時(この時は岩田望騎手)のように、後方から差を詰めただけの6着よりもだいぶ中身のある走りだった。それでも4着に踏ん張るのだから、GⅠ馬として能力は健在。
【WORLD分析班チェック】
鞍上は自厩舎の団野がテン乗り
当日は関西で神戸新聞杯があるためジョッキーは分散。それによって乗り替わりになるのは仕方ないが、テン乗りとなるのはやや心配。大外ブン回す雑な競馬ではなく、色々と策を練った騎乗を期待したい。理想は昨年の横山武が勝った時のオールカマーの騎乗だろう。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
オールカマー2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<9/21(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- レース当日のイベントに着目!
(9月21日)
今年の「オールカマー」はちょっと意味深な開催だと見ている。昔は地方競馬からも参戦し盛り上げた年もあったが近年は皆無。だが今年は2006年のコスモバルク以来の地方からの参戦「チェスナットコート」がいる。元は中央馬だが2020年に地方へ転厩し、久しぶりに中央の舞台を踏む。やはり、サイン党は無視できない。
この参戦に何らかの意味合いがあれば、レースに置けるカギを握っているだろう。ならば、「チェスナットコート」をもう一頭のサイン馬に指名。レースに出走した当日は両隣と、もうひとつ対角線上の馬番には要注意だ。また今週のオールカマーには次週の「スプリンターズS」のサインが潜んでいる可能性を示唆しておく。
(9月18日)
それでは簡単にセントライト記念のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは2番人気モレイラ騎乗の「④レーベンスティール」。2着は1番人気横山武騎乗の「⑭ソールオリエンス」。3着は3番人気岩田望騎乗の「⑥シャザーン」だった。久しぶりにガチガチの重賞決着に終わった。
さて、サイン的には勝ったのがサイン馬に指名した「レーベンスティール」。ココまでは良かったが相手にはスンナリ人気サイドに落ち着いた。馬番⑤番のリンクサインは途切れ、隣の⑥番を3着に引き入れた。ちょっと配当的に物足りないだけに次週に期待したい。
話を戻して今年で69回目を迎える「オールカマー」。毎年、中距離路線の実力馬が顔を揃えるが近年、1番人気馬が不振のレースと言え、波乱含みの様相だ。サイン的には昔から様々な角度から推察されてきたが大昔は地方馬も参戦してきてサイン的に使われたりしたが近年では他からの参戦もメッキリ少なくなっている。
そんな中、今年はレース当日のイベントに注目。表彰式のプレゼンターに俳優でタレントの『工藤阿須加』氏が来場予定。父は元福岡ソフトバンクホークスの監督「工藤公康」氏。近年、ドラマや映画に多数出演しているが今年、山梨で農業を始めている。今後は俳優と農業の二刀流生活となるらしい。元々、東京農業大学出身。農業と真剣に取り組み、新たな道を模索始めたのだろうか。
そこでキーワードは『農業』と考える。大地を耕し、作物を収穫する。そこから、出走予定馬の中で一頭意味を成す馬が見つかった。『ガイアフォース』。意味は《大地の意》ギリシャ神話で、最古の大地の女神。共通するのは『大地』が絡んでいる点。ならば当レースでも『ガイアフォース』をサイン馬に指名し参戦してきた際には両隣にも人気に関係なく注意が必要だろう。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・ならば、「チェスナットコート」もう一頭のサイン馬に指名。レースに出走した当日は両隣と、もうひとつ対角線上の馬番には要注意だ。
・共通するのは『大地』が絡んでいる点。ならば当レースでも『ガイアフォース』をサイン馬に指名し参戦してきた際には両隣にも人気に関係なく注意が必要だろう。