【AJCC2023予想】昨年は超穴馬が激走してダブル万馬券的中!大西直宏の注目穴馬は?
AJCC2023予想
毎日3分読むだけで分かる!
- ・週の始めは有力馬の特徴や戦績をチェック
- ・意外なデータ満載の"サイン馬券"で浮かび上がる馬は?
- ・AJCCの過去データを洗う!
- ・中盤~週末は具体的な推奨馬を公開!

北野シズカ
皆さん、こんにちは!WORLD競馬WEBで社台グループの情報を専門にしている北野シズカです。
今週の中山は古馬の伝統の一戦AJCC。過去にはメジロブライト、スペシャルウィーク、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、ルーラーシップ、ブラストワンピースなどが勝ち上がったレースですが、先週も古馬中距離の日経新春杯が行われたため近年はそこまでメンバーが揃うことがありません。まずは有力馬の顔触れを確認していきましょう。
【AJCC2023予想】
最新更新1/20(金)
『僕ならこう乗る!』大西直宏の注目馬
【1/15更新】
知ってそうで知らなかったサイン馬券
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック⇒
(1/19最新更新)
【1/18更新】過去の傾向から好走馬をあぶり出す
AJCC過去のマル特データ&オススメ馬!詳細はコチラ⇒
【1/19更新】
その敗戦は実はワケアリだった?
前走時注目すべき情報があった馬をピックアップ!⇒
【1/20更新】
『僕ならこう乗る!』
大西直宏の注目馬はコチラ⇒
AJCC2023予想
出走馬/枠順確定
<1/20(金)更新>
AJCC(GⅡ)
1/22(日) 中山芝2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | レインカルナティオ | 牡6 | 57 | 石川裕紀人 |
2 | シャムロックヒル | 牝6 | 55 | 藤懸貴志 |
3 | ブラックマジック | 牡6 | 57 | 三浦皇成 |
4 | ノースブリッジ | 牡5 | 57 | 岩田康誠 |
5 | バビット | 牡6 | 57 | 横山典弘 |
6 | ユーバーレーベン | 牝5 | 55 | Mデムーロ |
7 | スタッドリー | 牡5 | 57 | 坂井瑠星 |
8 | オウケンムーン | 牡8 | 57 | 北村宏司 |
9 | エヒト | 牡6 | 57 | 田中勝春 |
10 | ガイアフォース | 牡4 | 57 | ルメール |
11 | エピファニー | 牡4 | 56 | 戸崎圭太 |
12 | レッドガラン | 牡8 | 57 | 田辺裕信 |
13 | アリストテレス | 牡6 | 57 | 横山和生 |
14 | ラーゴム | 牡5 | 57 | バシュロ |
AJCC2023予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1/15(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、AJCC2023に出走予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:菊花賞8着
ガイアフォース

ルメール騎手予定
戦績:3-2-0-1
菊花賞1番人気馬がここから始動する。その菊花賞は8着に敗れたが、これは力負けと言うよりは多分に乗り方に問題があった。大事に乗ろうという意識が強すぎて、1枠1番を活かせずに揉まれ続けて中途半端になってしまった。逃げていた馬が下がってきてブレーキを掛ける場面もあってとにかくチグハグなまま。タラレバになるが、積極的に出して行ってもう1列前で運んでいたら結果も違っていただろう。セントライト記念を勝った舞台で改めて見直したい。
【WORLD分析班チェック】
今回の鞍上はルメールへスイッチ
松山のGⅠでの勝負弱さもあってか今回はルメールに鞍上強化。おそらく春の天皇賞も見据えての交代だろう。「ルメール騎手に乗ってもらってガイアフォースがどういう走りをするのか見てみたいです」と指揮官は鞍上との相性を見定めるようだ。
前走:ジャパンC10着
ユーバーレーベン

Mデムーロ騎手予定
戦績:2-1-3-8
ジャパンカップ後は放牧に出されてここを目標にされてきた。同馬にとってこの条件は初めてになるが、舞台設定は悪くない。中山コースも連続開催の最終日となり、季節的なものもあって馬場が悪くなりがち。外差しにシフトしてくるようだとチャンスがあるだろう。過去に一度だけ中山コースは走っている(3歳時のフラワーカップ)が、内回りでもシッカリ脚を使ってコースの適性は証明済。オークス以来、勝利から久しく遠ざかっているが、近走ではもっとも勝つチャンスがありそうだ。
【WORLD分析班チェック】
昨年は兄マイネルファンロンが好走
昨年は同馬の兄マイネルファンロンが11番人気ながら2着に好走して穴を開けた(WORLDも穴推奨して馬連3万、3連複8万馬券的中)。兄マイネルファンロンはステイゴールド産駒で、妹ユーバーレーベンの父はステイゴールド産駒のゴールドシップで配合的にはほとんど似通っている。
前走:ノベンバーS1着
エピファニー

戸崎騎手予定
戦績:4-1-1-0
未勝利から一気の4連勝でOP入り。最大の上がり馬と言えばこの馬だろう。新馬は出負け、2戦目は直線で前が詰まって不完全燃焼。この2戦は運がなかったが、それ以外はほぼパーフェクトな走りを見せている。体質が弱いのがネックではあるが、もともとデビュー前から「重賞を狙える馬」と言われていただけに、ここまで駆け上がってくるのも既定路線と言える。5連勝で重賞Vなら今年は大きな飛躍の一年になる。
【WORLD分析班チェック】
3戦3勝の鞍上で初タイトル奪取だ
ルメールでもレーンでも暴走気味に走ってしまうが、戸崎だとなぜかしっかり折り合えるのはよっぽど手があっているのだろう。「あれだけ折り合えば確実に脚を使えるよね。今回も乗ってもらえて心強い」と厩舎サイド。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。ココで紹介した以外にも 魅力的な馬も多く、楽しみなメンバー構成になりそうです。水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!
AJCC2023予想
知ってそうで知らなかったサイン馬券
<1/19(木)更新>
今回もデータや時事ネタにまつわるサイン馬券をご紹介します。
競馬ファンなら、これまでにもレースが終わってみたら『実はそうだったのか!』と隠れたサインやジンクスに気付いた経験はあるのでは?
そのままマル乗りするかどうかは別にしても、こんなデータやジンクスも知っておいて損はないハズです。
ぜひ最後までご覧下さい!
信じるか信じないかはアナタ次第?
意外なデータ満載の"サイン馬券"をチェック!
- 貴方は「AJCC」が設立された意味を知っているか?
(1月19日)
前回、「ユーバーレーベン」を1頭目のサイン馬として取り上げたがココにはもう1頭の隠れたサイン馬が存在すると見ている。名前を明かせば『ラーゴム』。何故かをご説明しよう。まず近年、出走馬の前走レースをチェックすると「中山金杯」、「金鯱賞」の名前が目立つ。ローテーション的なものだと思うが、やたら『金』が気になる。このレース自体、社台系特にノーザンファームの活躍が目立つレースでもある。加えて「HERO IS COMING.」のCMで「ゴールドシップ」を取り上げたが父オルフェーヴルの父はステイゴールド。やたら『金』が気になって仕方ないのは「裏金杯」の影響か…。今回、前走絡みから3頭の該当馬が浮かび上がるもドンピシャは『ラーゴム』のみ。さらに後追いは騎乗するバシュロ騎手が先週の騎乗停止処分のため2週間お休みになる点。いろいろと追い掛けると益々『ラーゴム』が怪しい。よって2頭目のサイン馬に『ラーゴム』を指名し当日は両隣も警戒したい。
(1月15日)
それでは簡単に日経新春杯のサイン回顧をお話しよう。勝ったのは1番人気59キロを背負ったイーガン騎乗の「②ヴェルトライゼンデ」。2着には10番人気坂井瑠騎乗の「⑩キングオブドラゴン」。3着に4番人気松山騎乗の「⑫プラダリア」で決まった。さて、サイン馬3頭が全て外枠に追いやられたがサイン馬「⑪イクスプロージョン」の両隣が2、3着とキッチリ波乱を演出してくれた。そして、3着にご当地馬主が絡んだのも「中京競馬場70周年」を意識したものかもしれない。
そして、意外と頭数が揃わなかった「京成杯」を制したのは最終的に1番人気になった横山武騎乗の「④ソールオリエンス」が勝ち切ってくれた。馬主は唯一の「レース」名の絡んだ『社台レースホース』だった。やはり、京成杯は馬主に「レーシング」&「レース」の名は外せない。
さて、本題の「AJCC」に戻るが1960年当時、日米友好の一環として、ニューヨークジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受け創設されたのが始まりである。第1回目は「新年を飾る競走」として1月5日に芝2000mのハンデキャップ競走で行われたが翌年には当時1月中旬に行われていた「金杯(現・中山金杯)」と施行時期を入れ替え現在に至る。
ゆえに大昔、新年最初の重賞だったことがある。今年はココを『裏金杯』として、このレースに相応しい馬を一頭選択した『ユーバーレーベン』。父ゴールドシップ産駒であり、年明けのJRAのCMとも合致する。まずは『ユーバーレーベン』をサイン馬に指名し、当日は両隣にも注意したい。そして、このレースは別の角度からも狙いたいサイン馬が居るのでは詳細はメンバー確定後にお話しよう。(続く)
【以上から今年の気になる候補】
・このレースに相応しい馬を一頭選択した『ユーバーレーベン』。父ゴールドシップ産駒であり、年明けのJRAのCMとも合致する。まずは『ユーバーレーベン』をサイン馬に指名し、当日は両隣にも注意したい。
・様々な観点から3頭の該当馬が浮かび上がるもドンピシャは『ラーゴム』のみ。さらに後追いは騎乗するバシュロ騎手が先週の騎乗停止処分のため2週間お休みになる点。よって2頭目のサイン馬に指名し当日は両隣も警戒したい。