1/22(金)更新【アメリカジョッキークラブカップ2021予想】菊花賞2着アリストテレスは本物?徹底分析
アメリカJCC2021予想
菊花賞2着馬が登場
古馬相手に通用するか?
- ・データから浮かぶ好走馬の傾向は?
- ・波乱を演出する有力穴馬も紹介!

北野シズカ
皆さん、こんにちは。新春競馬も楽しんでいらっしゃいますか?
ダービージョッキー・大西直宏さんも所属するWORLD競馬WEBで、社台グループの情報を専門にしている北野シズカと申します。
今週末はアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)に注目。近年では実績馬の始動戦になることも多い重賞で、今年は菊花賞2着馬のアリストテレスが出走する点もポイント。的中に繋がる情報・データを探りましょう!
【アメリカJCC2021予想】
最新更新1/22(金)
前走最下位でも今回買える!?
最後に加えたい穴馬公開
GI実績馬も毎年のようにエントリーするレースですが、実はアメリカJCCは比較的『順当に決まらない』レース。過去10年で9度が3連単万馬券決着です。今年も穴を演出する馬は現れるのか、要チェック!
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アメリカジョッキークラブカップ2021予想
出走馬&枠順確定!
<1月22日(金)更新>
アメリカJCC(GⅢ)
1月24日(日) 中山芝2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | サトノフラッグ | 牡4 | 56 | 戸崎 |
2 | サンアップルトン | 牡5 | 56 | 柴田善 |
3 | ノーブルマーズ | 牡8 | 56 | 高倉 |
4 | ヴェルトライゼンデ | 牡4 | 55 | 池添 |
5 | ソッサスブレイ | 牡7 | 56 | 木幡巧 |
6 | ベストアプローチ | セ7 | 56 | 江田照 |
7 | タガノディアマンテ | 牡5 | 56 | 津村 |
8 | ラストドラフト | 牡5 | 56 | 三浦 |
9 | アリストテレス | 牡4 | 55 | ルメール |
10 | モズベッロ | 牡5 | 56 | 北村宏 |
11 | ナイママ | 牡5 | 56 | 柴田大 |
12 | ステイフーリッシュ | 牡6 | 56 | 石橋脩 |
13 | マイネルハニー | 牡8 | 56 | 宮崎北 |
14 | ランフォザローゼス | 牡5 | 56 | 杉原 |
15 | ウインマリリン | 牝4 | 53 | 横山武 |
16 | ジェネラーレウーノ | 牡6 | 56 | 武藤雅 |
17 | ジャコマル | 牡7 | 56 | 田中勝 |
【1月22日(金)枠順確定】
アメリカJCC2021予想
過去10年の【枠順別成績】
枠番 | 着度数 (1着-2着-3着-4着以下) |
勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0-1-2-11 | 0.0% | 7.1% | 21.4% |
2枠 | 1-0-2-11 | 7.1% | 7.1% | 21.4% |
3枠 | 2-1-0-11 | 14.3% | 21.4% | 21.4% |
4枠 | 1-2-2-9 | 7.1% | 21.4% | 35.7% |
5枠 | 1-2-1-12 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
6枠 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% |
7枠 | 1-2-2-15 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
8枠 | 1-0-1-20 | 4.5% | 4.5% | 9.1% |

北野シズカ
複勝率ベースで見ると1~7枠はほぼ横並びなのに対して、8枠だけガクッと成績が下がっていますね。

水谷
ただし、ひとつ気をつけたいのは過去10年のアメリカJCCで、8枠に入った馬の平均人気が著しく低いんです。
昨年は8枠のブラストワンピースが1番人気で勝ちましたが、それ以外の8枠の馬はすべて4番人気以下。2ケタ人気だった馬も多く、一概に大外枠=ダメとは決めつけないほうが良いと考えています。
アメリカジョッキークラブカップ2021予想
有力馬紹介&WORLD事前チェック
<1月17日(日)更新>

北野シズカ
まず最初に、アメリカJCC2021に出走する予定の馬の中から、上位人気に支持されそうな馬について詳しく見ていきましょう。
前走時に「イイ状態で出走して勝ったのか」「実は、良くない状態だったのか」「関係者は自信があったのか・なかったのか」など。スポーツ紙・専門紙ではあまり取り上げられませんが、大事なポイントになりますよ!
前走:菊花賞2着
アリストテレス

ルメール騎手予定
戦績:3-5-0-1
3歳春は勝ち切れないレースが続きクラシックには縁が無かったが、休養明けの新潟、中京で2連勝し夏の上がり馬として菊花賞に参戦。三冠が懸かるコントレイルを最後まで苦しめてクビ差2着と健闘した。
コントレイルがジャパンカップでアーモンドアイに敗れて無敗が途切れるまでは、最もコントレイルと接戦を演じたのがこの馬。菊花賞の2着でオープン入りしたが、勝ち星は未勝利戦と条件戦だけ。ここでタイトルが欲しい。
【WORLD分析班チェック】
近年のAJCCは4歳馬が惜敗続き
ルメール騎手が継続して手綱を執ることからも力が入っている様子。ただし気になるのは『アメリカJCCは4歳馬が惜敗に終わるケースが多い』という点。
水曜日のデータ特集でも取り上げますが、4歳馬は過去10年で(1-4-3-12)と、2018年のダンビュライトしか勝っていません。今年の4歳世代はどうか?
前走:菊花賞3着
サトノフラッグ

戸崎騎手予定
戦績:3-1-1-3
コチラもアリストテレスと同様の4歳馬。未勝利戦・1勝クラス・弥生賞を3連勝し、皐月賞ではサリオスを上回る2番人気に。春のクラシック本番は皐月賞5着、ダービー11着と結果が出なかったが、秋初戦のセントライト記念で2着と立て直しに成功すると菊花賞でも3着に好走した。
その菊花賞では2着アリストテレスとの差が3馬身半。舞台替わった今回は逆転を狙う。
【WORLD分析班チェック】
中山コースとは好相性!
中山では4戦して2勝・2着1回・5着1回。馬券にならなかったのは皐月賞の1回だけで、アメリカジョッキークラブCと同じ芝2200mのセントライト記念でも2着に好走しています。先ほども紹介したようにこのレース惜敗続きの4歳馬ですが、適性的にはピッタリかも?
前走:AR共和国杯2着
ラストドラフト

三浦騎手予定
戦績:2-2-1-5
桜花賞馬マルセリーナの産駒で父はノヴェリスト。2年前の1月に京成杯を勝ち、昨年のアメリカJCCでも3着と好走。4コーナーのアクシデントで大外に振られながらミッキースワロー(4着)に競り勝つ好内容だった。
成績にムラがあり勝ち星からも2年間遠ざかっているが、前走のアルゼンチン共和国杯でも2着に好走しており芝の中距離重賞で活躍できる力はある。
【WORLD分析班チェック】
気温が下がると走る『冬馬』
寒くなると体調が上がる馬のようで、デビューから馬券に絡んでいる5戦はいずれも【11月~1月】に行われたレース。典型的な冬馬と言えるでしょう。
もちろん、『1月の中山』も先述の通り京成杯・AJCCと実績十分で、一昨年、昨年に続く好走が期待されます。

北野シズカ
まずは1週前段階での注目馬3頭を紹介しました。菊花賞から2・3着馬が出走。コントレイルに次ぐ世代2番手争いにも注目ですね。
水曜日以降は過去のデータや、週中の情報に基づいた注目馬をピックアップしていきましょう!