
1ptプレゼント付
『先週の振り返り』東京4-4週目の分析
『先週の振り返り』東京4-4週目の分析
■菊花賞の振り返り
先週は、牡馬3冠の最終戦菊花賞が行なわれた。前日から雨が断続的に降っていた割には、馬場は思ったほどの悪化には至らず稍重。極端に能力を削がれた馬はいなかったもよう。逃げ候補のマイユニバースが出遅れたことで、ジーティーアダマンのマイペース。中盤のラップが遅くて全体的にはスローとなった。
勝ったエネルジコは遅めの流れで、持ち味である切れ味を最大限に生かせた。馬場が思ったほど悪くならなかったことが何よりであったが、最大の勝因は究極の仕上げ。前哨戦+12kgと成長を促しておいて、今回は−12kgとギリギリまで仕上げた。多少テンションは高めとなったものの、研ぎ澄まされたような馬体は目を引いた。ポテンシャルの高さは勿論であるが、この仕上げが抜群の瞬発力に繋がった。決して長い距離向きとは思わないが、距離の融通も示した。古馬との対戦が楽しみ。
2着エリキングも似たような臨戦過程。神戸新聞杯が余裕を持たせた仕上げ。今回は−2kg以上に締まって見えた。同馬も切れ味に特化した馬。遅めの流れが向いたと思われるが、勝ち馬と比べるとその長所は見劣った。ただ、馬っぷりの良さは同馬の方が上。今後の成長次第では逆転があるかも。
3着エキサイトバイオは緩めの流れに乗って、豊満なスタミナを最大限に生かした。それでも上位に2頭には切れ負け。惜しむらくは逃げ馬がもう少し粘ってくれれば、2着はあったかも。またはもっと速い流れに持ち込むか。長距離適性は世代上位であることは示した。
残念なのは4着ゲルチュタール。とにかくズブい馬で瞬時の反応は苦手。それだけにマイユニバースの出遅れが痛かった。ペースが遅くなってしまったし、動こうとしたところでそのマイユニバースに被されて動けなくなった。それで怯んだところをエネルジコにも交わされてしまう。それらをやり過ごしてからの仕掛けとなり、機動力のなさを露呈した。最後はじりじり伸びて来ていただけに、マイユニバースの動きがなければ2着はあったかも。思ったほど馬場が悪くならなかったことも同馬には残念だった。今回はあらゆる面で運がなかった。次走狙い馬はこの馬。
東京の馬場状態について

東京4週目は金曜から日曜まで小雨が断続的に降り続いた。土曜は芝が良、ダート稍重でのスタート。8Rからは芝も稍重に。芝のレースは午前中でさえ人気馬の不可解な凡走が続き、見た目以上に走りづらくなっていたもよう。時計も徐々にかかるようになり、後半戦は内を避けて通るようになっていた。日曜は推定より1秒ほどかかった印象。馬場の中から外の伸びが目立った。ダートは時間とともに時計が速くなり、後半戦は1秒半は速い印象。当然、先行有利であった。日曜は不良となったが、時計の出方は土曜より微妙に速くなった程度。土曜の後半とはほぼ同じ傾向と思えた。
今週より芝はBコース。傷んでいる部分の半分ちょっとは、覆われるものと思える。雨が降らなければ、内を避けるような進路取りはなさそう。どちらかというと先行有利に戻りそうだ。時計も推定より速くなりそう。ダートは雨次第。乾いていれば差しも十分に利く。
4回東京4週目からの次走狙い馬
このコンテンツの続きを
ご覧いただくには
無料会員登録が必要です。
下記のボタンをクリックして空メールをお送り下さい。すぐに【WORLD競馬WEB】から確認メールが届きます。
※既に会員登録がお済の方はログインして記事をご覧ください。
【!】確認メールが届かない場合は?
受信フォルダ以外にも[ごみ箱]などの別フォルダにメールが届いている可能性もありますので、もう一度確認下さい。
■Yahoo!メール、Gmail、その他フリーメールの方は
フリーメールをご利用の方は、確認メールが遅れて届く場合がございます。
また、受信フォルダ以外にも別フォルダ自動的に振り分けられて届く可能性もありますので、別フォルダもご確認下さい。
■ドコモ・au・Softbankのメールの方は
別フォルダにも届いていない場合は、ドメイン指定受信の設定(受信許可リスト設定)で[ wkeibaw.net ]を受信できるように設定し、再度空メール送信して下さい。
Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。すべての著作権はWorldに帰属します。