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菅原章友の常勝理論

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『先週の振り返り』東京4-1週目の分析

『先週の振り返り』東京4-1週目の分析

■毎日王冠の振り返り

開幕週東京のメインは毎日王冠。天皇賞の前哨戦である。GI馬は牝馬2冠のチェルヴィニアだけで、頭数的にも少し手薄な印象。1番人気は唯一の3歳馬サトノシャイニング。古馬勢の手薄感がこの点にも現れている。ダービー上位馬のその後の活躍からもっともと思えるが、その上位馬の活躍は全て同世代の中。古馬との対戦比較がないことに一抹の不安もあった。ダービー馬クロワデュノールがその夜の凱旋門賞で惨敗しており、世代レベルに疑問も生じている。ただ、今回のサトノの3着は見どころがあった。発馬が一息で少し気合いをつけたら掛り気味に。外枠もあって道中行きたがってしまう。最後の伸びを欠いたのは明らかにその影響。その割には最後まで食い下がっている。本番での巻き返しは望める。

勝ち馬レーベンスティールは陣営の評価の凄く高い馬。しかし気難しさがネックとなって、なかなか力を発揮し切れないでいた。今回は同馬としてはテンションが抑えられ気味。道中は危ない感じもないことはなかったものの、サトノシャイニングを壁にして、同馬としては折り合いがついていた。スムーズに外に出せての完璧な騎乗。力を発揮さえすれば、これくらい走れることを証明した。精神的な成長は窺えたが、使われたことでテンションが上がる可能性も。今後もレース前の気配が鍵。

2冠馬チェルヴィニアは+16kgとトライアル仕様。凡走した京都記念と同体重であった。その影響があったことも間違いないが、こちらも世代レベルに疑問を感じている。クラシックで常にライバルと目されていたステレンボッシュ、桜花賞、オークス3着のライトバックの近走があまりにも不甲斐ない。それだけに小山の大将感がないこともない。本番での上積みは間違いないが、過信もできない。

次走狙い馬としては4着ディマイザキッド。開幕週で先行、内有利の馬場にて唯一外からの追い込み。3着まで少し差はあったものの、上がり最速で評価できる内容だ。前走の函館記念も見せ場十分。かなり力を着けている印象。もし天皇賞に参戦が叶っても、展開次第では面白い。


東京の馬場状態について






東京開幕週は土曜の夕方に小雨が降ったものの、土、日曜を通して良馬場発表で競馬が行なわれた。芝状態は至って良好。ダートは雨の影響が微妙にあったようで、良馬場発表の中では含水率はやや高め。芝の時計はスローが多かったため、土曜は推定通りかやや遅め。その割には差し馬の台頭がそこそこあった。日曜は推定より少し速めの時計が多かった。土曜よりも先行、内有利の印象が強くなった。

ダートは土日共に水準より少し遅め。新潟、中山と比べると明らかに差し馬の活躍が目立っていた。  まだ芝に傷みはほとんど見られない。それだけに今週も先週の日曜に似た傾向と見る。時計が速く、先行、内有利と見て良さそう。ダートの時計は水準より少しかかって、差しが利きやすい。


4回東京開幕週からの次走狙い馬


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